Surface Pro Xのキーボード(タイプカバー)が突然死

2020年に購入したSurface Pro X。Windows Arm64という特殊な派生版を搭載するタブレットPCです。

あれから4年経ってもほとんど搭載機が増えず、Windows11になって64bitアプリもエミュレーション対応したものの、Arm最適化アプリをリリースするソフト会社も増えず、消滅寸前なラインです。

そんなArm版Windowsのほぼ唯一の選択肢であるSurface Pro Xですが、ブラウザだけは先日のChrome対応でついにFireFox、Edge、Chromeを主要ブラウザが対応しました。ちなみにChromeが対応した関係かElectronでも簡単にビルドできるようになり、拙作の動画眼3でもArm64版をリリースラインナップに加えてみました。元から自分しか使ってないようなツールで更にArm64版とは自己満足以外のなにものでもないですね。

■タイプカバーが突然死

で本題ですが、それでも薄くてバッテリー保ちも良いので最近はジムのデスク付エアロバイクでブログ書いたりするのにちょうどよいということで利用頻度があがってきていたんですが、ある日いつものようにジムで開いたらキー入力をまったく受け付けなくなっていました。トラックパッドもダメ。本体のタッチパネルとペンは普通に動く。マグネットでタイプカバーをくっつけてもタスクバーのアイコンがタブレットモードの大きいままで、タイプカバー自体を認識してなさそう。再起動してもダメ。

帰って対策をググると、公式含め

  • 接点を掃除する
  • 音量+と電源を20秒長押ししてBIOS画面を出してから再起動
  • 電源を抜いて放電するまで放置

など挙げられてましたがどれも効果無し。

さてどうしたものか。本体かタイプカバーのどちらの損傷/不具合かすらわかりません。店頭にいってこっそり展示品にガチャっとつけてみればいいかもですが、そもそも最近Surface Pro X2ですら展示してたっけ?というレベル(後で知ったけどPro 8/9とタイプカバーは共通っぽい)。

■いちかばちかタイプカバーを買い直し

購入から4年経ってるし延長保証的なのものにも入ってないと思うし、MicrosoftはSurfaceブランドの修理を行っておらずリファービッシュ品との交換のみ。保証が効かないと割高な上に中古品みたいなの返ってきてもなー。それにデータの入ったPCはなるべくなら送りたくない。

ということで、いちかばちかタイプカバーの損傷である可能性にかけて買い直してみました。最初ヨドバシで調べて3万くらいしてウゲ、、と思ったんですが、よくよく調べるとペン無しモデルがあり、しかもAmazonのサードパーティ販売者だと更に安い。

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ペン無しモデルでもちゃんとペンの充電スロットはあるので、そのまま流用可能。適当なBluetoothキーボードを買うことを思えばだいぶ高いけど、やはりSurfaceはタイプカバーで使ってこそ、ということで断腸の想いで注文。せめて気分をかえて違う色にしようかとも思ったんですが、ブラックの本体にプラチナはイマイチかなと思ったし、レッドもちょっと目に刺さりそう、ということで結局色も同じ。

新品の方はあっさり認識して今まで通り使えるようになりました。大復活。

■まとめ

タイプカバーはバッテリーも搭載しておらず、まさか物理的な摩耗やへし折れたみたいな外的損傷以外でダメになるとは思いませんでした、、、でもまぁ本体側の不具合でなくて良かったです。

正直ATOKがいまだに対応してないのでゴリゴリの文章作成マシンとしては微妙に辛いんですが、ブラウザ作業中心なら画面も充分綺麗でまだまだ活用できると思うので、大事に使っていきたいと思います。

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