車の取得手続きや確定申告をオンラインでするため、電子証明書付きの住基カードを取得してきました。申請書を横浜市の公式サイトからPDFでダウンロードして記入していったので、手続き自体は30分ほどで完了。電子証明書をつける場合は顔写真付きの住基カードが必要になるので、駅に寄ってスピード写真撮ったりはしましたが。役所の人の対応も手慣れた感じで、割とサックリ取れました。
ちなみに住基カード発行に\500(証紙)と電子証明書発行手数料\500(現金)がかかりました。前者は10年有効で後者は3年。公的電子証明書としては破格ですね。現在は住基カードにしか入れられませんが、PCでもっと手軽に使えるようになれば便利なのになぁ。てか、もうこの住基カードでなんでもやれるようにしたい。運転免許も保険証も一元化してくれと。むしろビデオレンタルとかもこれで。そういや、SoftEtherがクライアント認証に使えるようになったとか言って、いいのかそれ?って騒がれてたみたいですが、どうなったんでしょうね?
当初、住基カードの4桁の暗証番号だけだと思っていたら、電子証明書の方は英数字16文字までのパスワードを求められて悩みました。しかも大文字のみでスペースが使えないから、パスフレーズにできない(しにくい)。窓口とは別に専用の鍵ペア発行機があり、タッチパネル操作で入力する形でした。これから発行する人は心に決めていきましょう。
しかし、σ(^^)のようなPKIフェチやセキュリティ技術に詳しい人ならともかく、普通の人はなんのことやらサッパリでしょうね。普及するのかなぁ。ちなみに、現在、公的電子認証を利用できる行政手続きにはこんなのがあります。都道府県によって違いますが、主立ったとこでは、年金、医療保険関係の手続きや確定申告(e-Tax)、そして自動車関係では自動車保有関係手続きのワンストップサービスがあります。岡山県ではパスポート申請などにも使えるようですね。これは早く展開すれば良いキラーアプリになるかも。
残念ながら、今回の車の買い方だと自分ではワンストップサービスは利用できず、こないだ買ったカードリーダーの出番はナサゲ。ディーラー店頭でカードを通してパスワードを打つだけになりそうです。リーダーのセットアップやアプリのインストールは次の確定申告の時でいいかな…
ついでにe-Taxの利用開始申請もしてみた。これインタラクティブフォーム入りのPDFファイルに記入して送信ボタンを押すだけで申請できる仕組みになってます。やるなぁ。
最初、OperaでPDFをローカルにダウンロードしたら記入できなくて悩んだ。IE上でプラグインで開かないとダメなのね。
くそ…追いつかれたw > e-Tax利用開始申請…まだ納税は一度もしたこと無し
ワシは無線局の開局申請 VS 古田君は自動車登録
しかし役所ものは何でJREのバージョンにも厳しいし、ソフトはCD-ROM手渡しなのかと…。まぁ広くばら撒きたくないってのは判らなくも無いけど、その気のある奴だったら一発な訳で。
PDF申請はむかーーし、Adobeのセミナーで「こういう事が可能になります」って言ってた奴が、Reader換算でVer4つ分進んだ今に実現(つーか直接触れられた、かな)訳で、感慨深かったですよ。
これ体験しちゃうと、PDFをプリントアウトして書いてもってこい、なんてフォームは馬鹿馬鹿しいよね。
(しかも、Acrobatで全部フォームを埋めたら、自筆のみ受け付けるとか言われて突っ返されたことある未としては…私企業の証券会社でソレだもん、呆れたよ)
↑
当然署名と捺印欄は自筆に押印したんだけどね。
電子証明書で署名するなんてのはいつの時代のことやら。
Javaなのは、建前上プラットフォーム特化させたくないから?でもMacだと住基カードリーダーがない罠。まぁ、でもそれはハード屋のせいにできるしね。
Acrobatのフォーム機能は仕事に役立ちそうだってんで、わざわざProfessionalにしたのに、一度も使ってない…