AX10のHDD換装

 妹夫婦に譲ったNECのHDDレコーダーPK-AX10が起動しなくなったので、帰省時にHDDを回収。AX10はMontaVista Linuxで動いており、換装技術は解析されています(このページ残ってて助かった!)。譲る前にHDDをLinuxマシンにつないでddコマンドでディスクイメージをとってあったので、新しく買ってきた160GBのHDDに書き出し。空いているLinuxマシンでBigDriveに対応したものがなかったので、KNOPPIX5を使ってWindowsマシンを一時的にLinuxマシンとして利用しました。元の80GBと同一サイズでhda1~4が作られるので、データ領域であるhda4を解放し、残量全てを使って再確保。このパーティションに置くべき内容はhda2に圧縮保存されていますから、

tar -xzf /mnt/hda2/opt/MC/data/data.tar.gz -C /mnt/hda4

などとすれば展開されます(hdaのaの部分はHDDの環境によって変わりますのでご注意を)。今回は回収してきた元HDDから、設定データや録画番組を救出したかったので、そちらもmountしてcp -aで映しました。幸い壊れていたのはシステム領域だけだったようで、コピーは無事完了しました。どうやらこれでチャンネルや予約などの設定を引き継がれる様です。義弟だけでは初期設定をこなせそうにないことを考えると助かります。AX10本体が手元にないので動作確認はできてないですが、とりあえず発送。

 元は80GBだったので容量も倍増。まだしばらく現役で働いてくれるかな?やっぱ(意図したものでないとしても)オープンな設計だとこういう時に助かりますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)