フルHDでAVCHD録画可能なHDR-SR12に買い換え

 SONYからもようやくフルHDでAVCHD録画ができるHDDハンディカムが発売されました。HDR-SR11/12です。

 今までは初代HDDモデルのDCR-SR100(ハイビジョン非対応モデル)を使ってました。というかたいして使ってなかったんですけどね(^^;)。一応個人でユーザテストを受託した時の機材として購入したものの、大抵は自前カメラは必要ない案件なので、普段は実家で妹が子供録るのに貸し出しています。

 ハイビジョン対応のSR1やSR7/8が出た時に買い換えも検討してたんですが、

  • フルHDではない
  • CX7などメモリースティックタイプも捨てがたい

と躊躇してました。

 メモステ録画タイプはそのままPS3に挿せば再生できるという手軽さが魅力でした。というか、HDDモデルもメモステスロットがあるのに、何故そっちに録画できないか納得いかずにいました。が、今回のSR11/12はメモステへのAVCHD録画に対応したので、そこも安心。

 60GBのSR11か120GBのSR12かはかなり悩みました。SD画質で録画すればSR11でもSR100(30GB)の倍。数名程度のユーザテストなら充分です。ただ、現状ではAVCHDの編集、再生環境は条件が厳しく、当面の間、特に実家ではカメラ本体で保存・再生するしか無さそうなので、HDDサイズには余裕を見ておくことにしました。

 というのは建前で、本体カラーがブラックでカッコ良かったから、というのが本音ですけどもw

 まぁ、今回は妹から差額分程度の出資を受けられましたし。

 ちなみに、Bluetoothマイクが使えるという理由で、SONY一択。他は全く検討しませんでした。

■AVCHDファイルの扱い

 本体の操作性などはSR100と概ね同じ印象なので割愛。最大の関心はAVCHD形式のファイルの取り回しです。

・再生

 次にPCですが、SR12の録画ファイルの拡張子は.mtsでした。このままではPowerDVD7 Ultraでも再生できませんでしたが、.m2tsに改名してやるとスンナリ再生。だったら最初から.mt2sで保存してくれれば良いのに、と思うワケですが、これってHDDやメモステがFATフォーマットだから、とかなんでしょうかね。そういえばVictorのEverioも.modという独自(?)の拡張子にしてたなぁ。

 CoreDuo T2400 + Radeon 2600なマシンでは楽勝。CPU占有率も10%程度のようです。ただしこれはPowerDVDの場合。付属のSONY製ユーティリティだと90~100%近くになります。ハードウェア支援に対応していないんでしょうね。画質もPowerDVDを使った方が遙かに綺麗です。

 Core2Duo U7500 + GM965 + SSDな2710pでは電源設定を高パフォーマンスにしてなんとか、という感じです。コマ落ちしてるかしてないか微妙な印象。

 Pentium4/3.4GHz + GeForce 7300GT(AGP)なマシンでは音声は出るものの画面が真っ暗だったり、挙げ句リセットかかったりとマトモに再生できませんでした。

・編集

 こちらも芳しく無いようです。TMPGEnc 4.0 ExpressではDirectShowフィルターで映像は出ましたが、音声が認識できず。これは5.1chだからでしょうかね(SONYの最近のカメラは本体内蔵マイクでは5.1chになってしまう)。TSDemuxで分離を試みたのですが、何故か映像ファイルも音声ファイルも生成されませんでした。

 また次に昨日レジストしたばかりのTMPGEnc MPEG Editor 3でも読めず。コンテナが.m2tsと言えど、中身はH264なのでダメなんでしょうね。

 うーむ。TMPGEnc系が一番使い慣れてて楽なのでこの辺で使えると良かったんですが。とりあえず4.0 Expressの方は音声だけなんとかすれば扱えそうなので、もう少し情報を集めてみたいと思います。

 もちろん、付属のツールでも簡単なカット編集くらいは出来るんでしょうけど。現状では、UleadのVideoStudio 11 Plus辺りを買うのが良さそうですね。

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