遅ればせながらDropBox導入

少し前から仲間内のTwitterでDropBoxが盛り上がってたんですが、いまいちモチベーションがあがらずにいました。でも結局遅れて導入。いいっすね、これ。

簡単に紹介すると、

  1. 2GBまで無料で使えるオンラインストレージ(有料で追加可能)
  2. PCにクライアントソフトをインストールすると、Explorer統合感覚でUp/Down可能(←これ重要)
  3. 上記ツールを使い、おいたファイルを右クリック→コピーするだけで公開URLを取得できる
  4. iPhone版クライアントで各種ファイルも閲覧可能

といった特徴があります。感覚的にはFolderShareに近いですが、あれはP2P方式で、同時に双方のマシンがオンラインにならないと同期が実行されないという難点がありました。DropBoxは容量制限こそできてしまうものの、サーバーがそれを仲介してくれるので使い勝手が向上しています。

■ちょっと人にファイルを見せる&渡す

個人のマシン間のやりとりだけなら、ウチには各種サーバーがあって困ることはあまりなかったんですが、2番目、3番目の特徴により、誰かにファイルを渡すのが劇的に簡単になる点がσ(^^)的な利用価値ですかね。たとえば、チャットしてたりしてちょっと手元の写真を見せようなんて時に重宝します。別にTwitpicでもGyazoでもいいんでしょうけどね。まぁ、一瞬見せたら消すって使い方ならDropBoxの方が向いてる気がします。画像以外にも使えますし。

今回改めて興味をもったのは、3つめの点が、家族が仕事で誰かに大きなファイルを渡したいという時にやりやすそうだったからというのがあります。今まで、SkyDriveを使ってもらってたんですが、やっはり使い勝手が悪いらしく、何度も「どうやるんだっけ?」と電話がかかってきてました。DropBoxならpublicフォルダに入れて右クリックからURLをコピーするだけなので、いいかと。publicフォルダへのショートカットをデスクトップに作り「大きなファイルを渡す用」などと名前をつけておきましたw。

■共同編集する

他のユーザとの共有フォルダも作ることができ、かつExplorer統合スタイルなので、例えばWordファイルを共同執筆する時なんかはGoogle Documentsなどを経由するよりずっとシームレス。Office Liveよりもレスポンスが良いですし。もちろん履歴管理機能もついていますから、機能としても遜色ないです。

また両サービスと比べて新規IDの取得がずっと簡単なので、相手に利用をお願いしやすい、というメリットもあります。

■課題というか要望

残念なのはUIが英語しかない点ですね。家族に使わせるには微妙です。追々、日本語化されることを期待しましょう。

やや惜しいのは、フォルダのハンドリングです。例えば写真がたくさん入ったフォルダをpublicフォルダに置いても、そのフォルダ自体をURLとして取得することはできないっぽいです。Webインターフェイスからだとそれができて、リンクにアクセスするとフォルダを圧縮したZIPファイルが落ちてくる寸法です。これがローカルでできていけない理由はなさそうですよね。周りのマンセー度合いを見ていても、これから伸びるソフトだと思うので、そういった細かい使い勝手が1.0に向けて完成度を高められていくでしょう。とても楽しみです。

あと、iPhone版アプリは内蔵カメラで写真をとってDropBoxに投げられるのですが、残念ながら必ず横向きになってしまうっぽいのと、iPhone上からはフォルダ移動ができないので、アップした写真をpublicに移せないことでしょうか。これも今後のバージョンアップに期待したいところです。

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