Kanonのブルーレイボックスがようやく届きました!
長かった。2007年に「AIRで実績あんだからいつかはBD出るやろ」と思いつつも結局いくつかの理由でDVDを買ってしまっていたわけですが、ついに今年8月に正式発表。そこからまた4ヶ月近くも待たされたわけです。やれやれ…
CLANNADシリーズはもう少し加速させてほしいな。
ちなみに、DVDを買った時の言い訳の一つとして当時のエントリに、
- DVD初回版のみ特典の声優陣オーディオコメンタリーがBD版やレンタル版には入らない可能性がある
と書いてますが、本当に入ってないでやんのorz。CLANNADのそれほど面白くはなかったとはいえ、DVD版を手放す踏ん切りがつかないじゃないか…
ともあれさっそく1枚目を見終えたのでファーストインプレッション。
■画質
キャラクターがジャギーでまくりだったAIRに比べると、さすがに安心して見ていられます。ただ、目が慣れてしまったのか、目を見張るほどの解像度感って感じはしないですね。普通に綺麗でノイズ等の破綻はまったくないですが。
むしろ作画面での粗さ(微妙な作画崩れとか、小さく映ったキャラの手抜きっぷりとか)が目立つ印象。作画崩壊が少ない京アニといっても高画質、大画面で見ると色々気づいちゃうもんですね。
背景美術は綺麗です。特にCGの川の水面とか噴水とか。魔物退治編とか楽しみです。あとは商店街とかの看板やメニューの書き込みの細かさなんかはあります。「こんなとこまで書き込んでたんかい!」みたいな。
リアル24pのせいか、スクロール等も滑らかな気がします。
■音質
AIR同様の5.1chサラウンド化もBD版の目玉。テレビ版、DVD版からの大きな強化ポイントです。
が、こっちもAIRの時ほどのインパクトはイマンところないです。あゆあゆの夢の中のモノローグが響く感じだったりする位。AIRの時は冒頭の「我が子よ!」の声とか海辺のシーンの波の音とかスゴかったんですけどね。結局、AIRの時に携わったテッド・ジャンセン氏がやったとはどこにも書いてないので、今回は別の人がサウンドデザインをやったんですかね?
DTS-HD Master Audio 5.1chはネイティブ環境がないので試してないですが。PS3のリニアPCM変換経由でも試す価値あるんだろうか。いや試せばいいんだよな。ボタン数回押すだけなんだからw。2枚目以降で試してみますわ。2chでのネイティブ対応環境な人の書き込みではかなり違いがあるみたいです。
とまぁ、失禁するほどのインパクトには欠ける印象なので、AIR当時のように「とりあえず作品しらなくても5.1 Linearサラウンドを味わうために買っとけ」みたいなノリではおすすめしにくいですね。話数が多いので値段もずいぶんお高いですし。とりあえず信者向けって感じです。