録画PC用にUPS導入

電力状況が不安定ということでUPS(無停電電源装置)が重宝してます。メインのサーバーに関しては元々導入済みだったんですが、もう1台録画用などで24時間稼働しているWindows機用にも導入してみました。もちろん節電的な意味合いで昼間の明らかに録る番組がない時間帯は手動でスリープにしてたりもするんですが、もともとキッチンと回路が同じでよくブレーカーが落ちて、しかもそういう落ち方をした時にしばらく復帰不能になる現象が出てたりもしたので、この機会に導入を決意。対象PCはActivePFC電源を搭載しているので、(本当に必要か議論は別れてますが念のため)正弦波出力で一番安いオムロンのBY35S。以前から買うならコレ一択だなと思ってたので。

といっても入手には苦労しました。計画停電に関する発表があって割とすぐに注文したんですが、Amazon本家は売り切れ。マーケットプレイスでも「在庫有り」ながら注文後に「メーカー倉庫が被災して発送不能」という返事が2件。更に価格.comで見つけた3件目にも同じ返事が来てキャンセルしたんですが、翌日に「22日に当店に入荷すると連絡が入ったので、よかったら買ってくれないか?」とメールが来て、ようやく入手ができたという次第。今はAmazonはエントリ自体出なくなってるっぽいですね。この値段で正弦波出力は珍しいのでさもありなん。

メインサーバー用には三菱のFREQSHIP-Fを2台続けて10年ほど使い続けてて、この機種は同社ではエントリモデルで、WindowsにもLinuxにも対応しているものの基本的にシリアルポート経由のシャットダウンができるだけの簡易ユーティリティが使えるのみ(上位モデルは有料の管理ソフトにも対応)。対して本製品はUSB経由で様々な設定や状況把握ができるユーティリティが添付されています。以下画面例(クリックで原寸表示)。

BY35S

ホストにApacheがインストールされて(IISも選択可能)、Webアプリとして機能するので、別マシンから監視、制御することも可能です。接続容量も見られるのは嬉しいですね。余裕ありそうなら隣にあるBD&HDDレコーダーもつないでみようかと思います(もちろん連動シャットダウンはできませんが、ブレーカー落ちには対応できるので)。

また出力コンセントがABC三系統あり、例えば本体と周辺機器のシャットダウンに時間差をつけるといったことも可能。スケジュール機能もあるので実際の計画停電よりもマージンとって運用するのにも重宝します。Windows側の動作としてはシャットダウンだけでなく休止状態も選べたりと至れり尽くせり。TeraStationなどのNASの連動シャットダウンも対応してるみたいですが、このモデルは法人モデルにしか対応してないみたいですね。少し上のモデルだと結構広く対応してるっぽいですが。ただ終了時に特定コマンドを実行することはできるので、なにか上手いバッチが作れればいけるのかも知れません。

これだけ高機能だとメインサーバー用のも買い換えたくなってきますね。FREQSHIP-Fを最初に買ったのが2000年、そのバッテリーが逝って交換したのが2005年みたいなのでどのみちそろそろ交換時期かも知れません(まだインジゲーターはフルのようですが)。今の品薄が一段落したら検討しようかと思います。

ウソでした。更に2010年10月に3台目を買っていたようです…>FREQSHIP-F

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