一旦UT-VPNでお茶を濁してみるなど

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広域イーサネクストが期待通りの速度が出ない上に、DHCPパケットが双方のネットワークにカオスを招くということで、一旦利用を断念し、PacketiXのオープンソース版であるUT-VPNを導入しました。PacketiXは2.0までは買ってたんですが、3.0で拠点間接続ができる企業向けバージョンは手の届かない値段だし、リモートアクセスならPPTPやL2TPなど手軽な方法が充実してきて、すこし必要性が下がってきた感じでスルーしていました。しかしオープンソース版であるUT-VPNでも拠点間接続ができるし、広域イーサネクストと違ってDHCPv4/v6/RAパケットの遮断機能がついているのでむしろ当面はこっちの方が有用なんじゃないかと。もちろん仮想L2スイッチエミュレーションであることは同じなので、Bonjour系サービスも利用できます。広域イーサネクストのようにフレッツ網内折り返し通信に特化はしてないですが、どのみちNTT東西をまたぐ場合はインターネットを経由するっぽいし、IPoE同士の環境ではIPv6アドレスで接続できています。

■セットアップメモ

OSX版は機能制限が多かったのでWindows版をチョイス。自宅のWindows7機には簡単に入りましたが、実家のWindows8機だと仮想NICの作成ができませんでした。Windows8はPacketiX4.0から正式対応ということなので仕方ないいのかも。てことで、rsyncによるバックアックサーバー兼PPTPサーバーとなっているCentOS仮想機にLinux版をインストール。バイナリ配布はされてませんが、必要なパッケージさえ揃っていれば、configure & makeであっさりビルドできました。ひっかかったのは、UT-VPNの場合、Bridge用バージョンが用意されておらず、双方Server版をインストールし、クライアント側から仮想Hubをカスケード接続する形で接続する方式になる点。つまり、双方で仮想Hubと物理NICをローカルブリッジ設定した上で、双方の仮想Hub同士をつなぐって感じですね。

■それでもやっぱり出ない速度orz

一旦つながってしまえばちゃんとBonjourもWindowsファイル共有もできてます。自宅iTunesの共有ライブラリを実家のiTunesから開いて、自宅のAirMac ExpressにAirPlay再生とか余裕です。Windowsの「ネットワーク」に反対側の共有マシンもちゃんと出てきます。広域イーサネクストのようにちょくちょく切断したりもしません(もしくはしらない内に自動再接続してるか)。ただ、速度は広域イーサネクストと似たり寄ったり。Windows8のExplorerコピーでもFTPで、せいぜい1MB/s前後。UT-VPNに添付されているスループット測定ツールでも2.5Mbps~8Mbps位(方向で差がある)なので、プロトコルのロスというよりはどこかに回線速度的なボトルネックがありそうな感じ。仮想機のホストが非力なAtom 330ですが、タスクマネージャーで見る限りCPUが100%に張り付いてるようなことはないんですけどねぇ。

 

結局、この速度だとファイル移動やTimeMachineバックアップには実用に耐えない感じ。自宅のiTunesライブラリから直接再生できるぜー位の満足度しかありません。そろそろ自宅からリモートで実験できる手は品切れになりつつあるので、来月また時間が出来たら帰省してあれこれ試そうかと思っています。

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