自宅幹線Wi-Fiを強化

先日Wi-Fi親機を理論値1,734MbpsのRT-AC87Uに交換し、直接これにぶら下げてるスマフォやノートPC、AV機器は恩恵を得られたんですが、別部屋(以下オフィス)のサーバー群や仕事用PCなどは現状維持となっていました。そんな折り、同じASUSからルーターやサーバー機能を省いた子機専用モデルEA-AC87が登場。オフィスのこれを設定し、今の1,300Mbps世代AirMac Extremeを、AVラック裏でレコーダーやテレビ類のメディアコンバーターとしている300Mbps世代AMEとスライドリプレースしよう、ということに。

せっかくなのでベンチマークとってみました。利用した計測サイトは、

  • IIJのIPv6測定
  • フレッツ網内測定サイト(IPv6接続)
  • speedtest.net

の三箇所。LAN内の測定環境を整えるのが面倒だったので、PPPoEの200Mbps上限にかからないIPv6をメインに。通常のv4代表でspeedtest.netです。

測定環境は、WANにつながるルーターがYAMAHA NVR-500、その直下にRT-AC87U。対向側が廊下をはさんだオフィスに設置した各アクセスポイントと、そこからスイッチを経由したMacBook Pro 15 Retina。比較用に、MBPの内蔵Wi-Fiで直接RT-AC87Uに接続したのと、Thunderbolt-Ethernetアダプタで直接NVR500につなげた時のもとりました。ドアは開けたまま。時間は夕方だったと思います。

IIJ v6 フレッツ v6 speedtest.net v4
有線直結 58.3 441.3 182.5
内蔵Wi-Fi直結 44.9 82.6 12.6
AME (1300Mbps) 54.7 93.3 21.1
AME (300Mbps) 52.6 65.8 57.7
EA-AC87 (1734Mbps) 55.9 154.9 75.3 (188.1)

(単位:Mbps)

てな感じ。意外と内蔵WiFiは振るわないですね。有線でspeedtest.netが182Mbpsなので、フレッツハイスピードの200Mbpsの上限くらいまでIIJmioが頑張ってる様子。

またIIJのv6測定サイトがあまり差が出ないのはIIJの問題か、もしかするとウチの環境の問題かも知れません。

一番WANのボトルネックを受けないのがフレッツのv6測定で有線だと441Mbps出ています。そしてメディアコンバーターの世代差が順当に出ている感じですね。今回の買い換えで従来の1.5倍ほどになっていてひと安心。

現実的に一番影響しそうなのでv4ネットワークのspeedtestですが、なぜかAMEで11ac/1300Mbpsモデルより11n/300Mbpsの方が倍以上速いという珍妙な結果に。何度か再測定したんですが同じでした。そして期待のEA-AC87で大幅に高速化。でも残念ながら有線と同等ってことはまだないのかー、って感じ。

()内はこの記事を書いている日(土曜の19時台)に気まぐれで再測定した数値。なんと有線並の188Mbpsをマーク。サーバーが空いてるんでしょうかw。IIJ v6はやっぱり50Mbps台。うんこれv6はちょっとなにかおかしいな。IPoE使えるプランとトンネル使えるプランを同時契約してるんだけど、もしかしてトンネル扱いになってるとか?これはまた後日調査せねば。

 

ともあれ、廊下に有線ケーブルを通す許可が下りない中で、最新の規格への投資は一定の効果があったようで良かったです。

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