2月はまる2週間ちかく実査が続き、風邪やインフルで倒れたらヤバいことになるスケジュール。そこで少しでもリスクを抑えようと仕事部屋にも加湿空気清浄機を設置しようと決めました。
ちなみに現在はリビングにジアイーノとBluair Classic、玄関入ってすぐの廊下に防疫用にDyson Pure Coolという我ながらなかなかの高級空気清浄機ラインナップ。寝室には同居人が買ったダイキンのものまであります。重度の花粉症持ちやペットがいる上、σ(^^)自身も最近ハウスダストに目覚めて鼻水がとまらない生活なので致し方なし。
さて仕事部屋ですが、前は安いヒーター式の加湿器をおいてましたがこういうのは切り忘れると湿度があがりつづけPCやNASなど電子機器満載の仕事部屋としては不安なので、きちんとセンサー制御されているものにしたいなとは思っていました。部屋の湿度は低すぎてもウィルスが活動するし、高すぎてもカビが湧きやすくなるので、インフルもハウスダストも防ぐのであれば適切な自動管理が欠かせません。ついでに半信半疑ながらウイルスを不活性化させるイオン系の機能はまぁあればあったで、というくらい。あとやはり意識したのはIoT機能、つまりスマホなどから遠隔制御したりモニタしたりできるといった部分。
てことでSHARPのAI+IoT=AIoT家電シリーズのKI-JS50をチョイス。COCORO AIRアプリでモニタリング、遠隔操作とクラウドAIによる最適化などが利用できます。一ヶ月ほど悩んでたんですが、たまたまノジマで10% OFFセールをやっていて、ヨドバシ/ビックより1万円ほど安く、Amazon最安値と同等レベルだったのでその場で決断。
サイズ(適用畳数)的には5.5畳の仕事部屋にはかなりオーバースペックでしたが、IoT機能がついた最小モデルがこれだったので仕方なし。とはいえフットプリントは抑えめで、手狭で散らかった仕事部屋にも余裕で設置できました。水タンクは右サイドから取り出す形だったのも我が家的には好都合でした。吸気口は背面で時々使い捨てのPET樹脂フィルター(換気扇のフィルターと同じ材質)を交換するか、フィルターを貼らない場合は掃除機で掃除してやる必要がありますが、キャスターがついてて向きが簡単に変えられるので狭いところでもそこそこメンテナンスはしやすそうです。
なお、本機は加湿機能は補助的というか、自分で湿度を指定して加湿することはできません。あくまで室温などを加味して「いい感じにする」という形です。表示部には現在の湿度が出ますが、設定湿度ではないので注意。「うるおい」とかってマニュアルで湿度高めにするようなことはできません。夏などに加湿機能を無効化することはできます。あとは空気清浄機能とセットで「静音」などにはできます。ユーザがいじれるのは「する/しない」の二択ということですね。またヒーター式ではないので結露などのリスクは低いでしょう。目に見える水蒸気がモクモクと出るタイプではないです。その変わりこのタイプは適度にメンテナンスしないと水回りに雑菌がわいたりしやすいですね。それがフィルターやご自慢のプラズマクラスターでどの程度除菌されるのかですが、まぁ昔の製品ほどは気にしなくてもいいんじゃないかなと思っています。最悪でもジアイーノに定期的に排水、清掃しろって言われるのに慣れてきたので、こちらもきちんと衛生的に管理して使うのはそう苦ではないだろうと判断。
効果の程はまだ二日目なのでなんとも。しばらく運転させておいた部屋に入った瞬間にちょっと清涼感的なものは感じはしました。「おまかせ」モードでは比較的パワフルにぶん回し続けている印象。仕事をしたり寝る時にはわざわざ「おやすみ」モードや「静音」モードに切り替えないと気になる風量/音量かも知れません。まぁそこらへんもAIoTでだんだん学習して自動化してくれるようですが、寝室はともかくσ(^^)の仕事部屋の使い方は非常に不定期なので適用も難しかろうなという感じ。上位モデルなら人感センサーもついているようですが、JS50は連携アプリの入ったスマホのGPSで外出判定するのみです。家族ユーザも登録した場合、きちんと全員が外出であることを判断してくれるんでしょうかね?
■スマホアプリで機器登録ができない時のヒント(iOS / Android共通)
まずハマったのが、スマホへの登録。ステップは大きく3つあります。
- COCORO ID取得
- Wi-Fi接続
- アプリに機種登録(端末ごと)
2については最近では割と一般的な方式で、本体を設定モードにして、アプリからWi-Fi設定を流し込むタイプ。設定用一時SSIDにつなぎかえるのがアプリ内で完結する分、iOSよりAndroidの方がちょっと楽ですね。両方ある人はAndroid端末からやるといいでしょう。Wi-FiルーターがWPSに対応してる場合としてない場合で手順は違いますが、ここまではスムーズに進みました。
ところが3.ができない。同じWi-Fiネットワークにつながった状態で、アプリで機器登録をします。これはアカウント毎ではなく端末毎です。複数台のスマホで使う時は都度行わなければなりません。また台数制限もあるようです。で、これがとりあえず未設定機器として候補に登録はされ、名称やよみ、部屋などを入力して設定実行すると、本体もピっと反応し、そこで「パワフルショット」ボタンを3秒押せとアプリに指示が出るのですが、押しても登録に失敗。iOSでもAndroidでも何回やってもダメでハマりました。答えとしては「3秒で離すな、アプリで完了表示が出るまで押し続けろ」です。3秒くらいで本体がピピっとなるのでついボタンを離してしまうのですが、その状態では何度やっても成功しません。ピピっと言われようが我慢して押し続けるのがポイントです。なんでこんなわかりづらい仕様と説明文にしてるんでしょうね。上手くいかない方は是非参考にしてください。案の定、アプリのレビューでは機器登録できないとして低評価の嵐です。SHARP側でもこの不整合を認識してないんですかね。開発環境では3秒でピピっと鳴るよりはやく登録が完了するんでしょうか。とりあえずApp StoreとGoogle Playには書き込みしておきました。