我が家は現在フェレット、ネズミ、ハリネズミ、レミング、クワガタなどがいます。クワガタとハリネズミ以外はかなり激しく動くので写真を撮るのが大変です。そこで興味を持ったのがSONYの一部カメラに搭載されはじめた動物瞳AF。元々人物の瞳を画像解析で認識し、そこにフォーカスを合わせる技術だったのが、「犬猫とそれに似た顔立ちの動物」にも対応しました。フルサイズ機はさすがに対象外として、当初α6400を検討しました。
ソニー SONY ミラーレス一眼 α6400 パワーズームレンズキット E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ブラック 幅 120m...
昨年RX100M6を買ったものの、直後にPixel3XLも買い、普段のテーブルフォトなどはそれで事足りるようになってしまい、RX100M6の活用の機会は激減していました。「だったらここ一番の外出、旅行に使うだけならもう一回り大きいフォーサーズのα6×00系でもいいかな?」と店頭で買う直前まで行きました。しかし直前にカタログを見て気付いたんですが「動物瞳AFは動画に対応してない!」。うーん、せっかく4K撮れるのにそれは微妙だ。次世代機を待つかと保留。
そういうしているうちに発表されたのがRX100M7。
M6から動物瞳AFを含むAF関係の高性能、高速化が施されつつ、それ以外はあまり代わり映えしない(インターバル撮影はちょっと嬉しい)。値段もα6400のキットレンズセットとそんなに変わらない。うーん、元々コンパクトガジェット好きでRX100をずっと使って来たけど、上記の状況だと、それなりにレンズをアップデートできるフォーサーズにしてみるのもアリかなぁと思ってたのでまた悩む。そしてこれも結局動画には動物瞳AFは使えない(人物はOKな分、α6400より進歩)。
そして予約に踏み切れないまま発売日直前に。なんと早くもαの新型6600が発表になりました。「よっしゃこれだー!」と思ったのも束の間。なんとこいつも動物は動画非対応orz。なかなか難しい技術なんですねー。ボディ内手ぶれ補正もついてるし値段もそう大きくはかわらないので6400買うなら6600だな。でも11月かーとか。
センサーサイズ | 動物瞳AF | ボディ内手ぶれ補正 | |
---|---|---|---|
α6500 | APS-C | × | ○ |
α6400 | APS-C | 静止画 | × |
RX100M7 | 1インチ | 静止画 | - |
α6600 | APS-C | 静止画 | ○ |
でまぁタイトルで出落ちしてますが、結局RX100M7をチョイス。M6は処分。M2もまぁここ1年使う機会なかったり一緒に処分すれば乗り換え費用は最低限に抑えられるかなとか。α6400もファームアップで動物瞳AFに対応したし、新しめのRX100M7やα6600ももしかして後日動画対応しないかなとか期待しつつ、やっぱりいいレンズ買ったりしても元が取れるほど使えないかなってことで。
歴代装着していた純正グリップはやっぱないと持ちにくいので装着。ただしM6から移植w。
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ちなみにRX100M7には予備バッテリー、シューティンググリップ、ブラケットがセットになったRX100M7GというSKUがあります。
価格的にはお得感あるし、ブラケット(カメラの隣にマイクなどを固定する器具)は非売品なのでプライスレスですが、残念ながら発売直後の時点でどこも在庫無し。まぁサードパーティ品のブラケットもいくつかあるし、必要になったら考えようということで単品で妥協しました。
■早速動物瞳AFで撮りまくってみた
さて、さっそく自宅にる動物達でテストです。公式には「犬か猫かそれに近い顔立ちの種」ということになっているので、ドキドキ。
結果からいうとそれなりに認識してくれました。もちろんアングルや距離によるので100%とはいきませんが、少なくとも認識した状態を観察できた、という意味ではまずまずです。
まずはハリネズミ。顔の周りが黒っぽいですがきちんと認識。
次はレミングというネズミの一種。樹脂製のケージ越しだったので反射によっては厳しかったです。
そしてフェレット。猫様亡き今、我が家で最大の動物。そして放牧中はすばしっこいのでこういう被写体こそ動物瞳AFが使えると便利かなと思った対象です。
おとなしく食事中のみですが顔としては認識できました。ちなみにこの写真は新機能のワンショットで撮影しました。電子シャッターで7枚の写真を高速連写し、ライブラリ上は1まとまりとして管理できる機能です。あとからその中からベストな1枚を抜き出すことができます。舌が高速にペロペロ舐めてる中からチョイスしました。
ただしこうしたケージ越しはやはりNG。こういう時は従来のAFだと基本的に手間のケージにピントが合ってしまいます。この作例は偶然、というかケージとフェレットが近かったので上手く撮れたという感じ。正規のカタログじゃなくお店のポップだったかに「動物園で金網越しでも撮れる」みたいなことが書いてあって、ならばと期待したのですが、太さのせいか全く瞳を認識できず。ここは残念。
ケージは残念でしたが、動物の種類としては犬猫以外でも割とイケるなというのが第一印象です(さすがにクワガタは試してもないw)。まぁでもペットショップで犬猫で試した時よりは確実に認識率は引き気がします。あとは感覚ですがワイド端よりテレ端の方が認識しづらい印象です。
あとは次期モデル、というかできればファームウェア更新で動画撮影時にも使えるようになるといいなぁ…動き回るフェレットをコンティニュアスAFで追い続けて動画で撮れたら最高ッス。
One thought to “RX100M7を買ったので動物瞳AFを犬猫以外で試す”