以前オカンが使っていたiPhone6、バッテリーがダメになってサードパーティ修理業者で交換したんですが改善せず。結局私が使っていたiPhone7Plusを譲って、とりあえずその6は引き取ってありました。売っても二束三文なので、保持しておいてたまにUTセミナーでモバイルサイトの評価端末として受講生に貸し出したりしてたんですが、確かに減りがヒドい。満充電からスリープのまま一切使わずに一晩放置すると空になってる感じ(写真上)。一度念のため都内の別の業者に持ち込んで再交換してもらったものの治らずでした。
で、気付いたんですがこの端末、リアカメラがおかしい。映らない。もしかしたらバックグラウンドでカメラエラーが出続けてバッテリーを異常消費してたりするのかしら?、、、と思いつつまた2年くらい放置してました。
今回ちょっとジャンク修理熱の高まりでカメラユニットの交換にチャレンジしてみようかな?と思い立ち、AliExpressで415円くらいで交換パーツを購入。交換してみました。
カメラはばっちり映るようになり、同様に画面スリープで一晩放置したところ、こんな感じでほぼバッテリーが減らなくなりました。
SafariでWebサイトが見られれば良いのでカメラが死んでても困ってなかったんですが、バッテリーに影響を及ぼしているとは意外でした。
■修理メモ
分解行程はiFixItで確認。
iPhone6sまでは防水ではなかったせいか、パネルが粘着テープで固定されておらず、Lightningポート両脇のネジ2つだけで、あとは吸盤などで持ち上げてやれば簡単にディスプレイアセンブリが開きます。ヒートガン(ドライヤー)などで熱して、スパッジャーねじこんで、、とかいう手間は一切なし。超楽チン。
またカメラ交換のみならバッテリーやメインボードを外す必要は無く、ディスプレイアセンブリからつながる4つのコネクタをカバーするシールドをネジ5本で外し、コネクタを外してディスプレイを取り外し、さらにその下のシールドを外せばカメラユニットはピンセットでつまんでひっぱれば外れます(これも粘着テープ固定なし)。
ここ最近の分解修理の中では楽な部類でした。ただしうっかりミスで最初に外したカメラを誤って再度取り違えて再装着してしまうというミスを犯し、「あれー、交換したのにカメラ映らないな?」とかやってたり、二度目にネジを紛失したりしてトータルでは小1時間くらいかかったかな?それがなければ20分くらい、道具があって慣れれば10分でできる作業ですね。
今回もシャオミの電動精密ドライバーは超活躍。iPhoneの超絶小型なネジ(外がトルクス、中はプラス)もきちんと対応ビットが含まれていました。あと一緒に買ったマグネットのネジホルダーもめっちゃ重宝。パネルをひらく吸盤ツールも便利でした。
全てAliExpressで買ってるので完全同一品ではないかもですが、同じっぽいののリンクを貼っておきます。