クラウンクロスオーバー使用上の注意まとめ

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まもなくクラウンクロスオーバーRS(5AA-TZSH35、以下クラウン)納車なので改めてマニュアルに目を通して、個人的に注意しないとと思った事項をまとめてみました。ハイブリッド車、4WD車、ターボ車であることで気をつけないといけないことがいくつかあります。それぞれが初めてというわけではないですが、最新事情なども踏まえ。またワイパーなども知らないギミックだったので知らないとうっかり壊してしまいそうなポイントだったりします。

■バッテリー上がり時の救援端子位置

クラウンの補機バッテリーは30プリウスのように後部トランクの右側に格納しています。内装カバーがパカッと外れるのでアクセスは簡単ですが、駐車場状況などによっては救援車を後部にアプローチさせられないこともあるでしょう。その際、一般的な車のようにボンネット内からも救援できるようなターミナルがあるようです。取説を引用するとこちら。

現車が来たらまた確認しようと思いますが、プラス端子の[A]が一般的なトヨタ車のバッテリー位置。マイナス端子の代わりに使うアースポイントが[D]ですね。

自分は電装品をたくさんつけがちでどの車も割とちょくちょくバッテリーを上げて来ているので、ここはしっかり覚えておきたい、というかサクっと参照できるようこの記事に書いて置きたいと思います。

■レッカー牽引は4輪とも積載すること

たしか(同じ4WDの)LEVORGもそうだった気がしますが、牽引を2輪だけで行うとぶっ壊れる可能性大。クラウンの後輪は独立したモーターによる駆動なので、通常の機械式四駆のようにデフとかが壊れるとかなさそうなイメージですが、むしろ「モーターが回転することにより発電され」るなんてリスクがあるんですねぇ。

まぁここはまともなレッカー業者さんならおまかせしても大丈夫そうですが、「クラウンならFRやろ」くらいの知識の人がいたらヤバいかもなので、自分でも覚えておきたいところ。

■エアバッグ位置

エアバッグが展開する位置にモノを置いておくと、いざという時にそれがバッグに押されて乗員に向かってふっとんできて殺傷兵器になる場合があります。運転席側はハンドルからなのでそう滅多にものが配置されることはないですが、助手席とかはうっかりものを置かないよう注意が必要です。説明書にわかりやすい図がありました。

助手席のダッシュボード上はやっぱりなにも置けないですね。また足元の傘もうっかりやりそう。昭和の時代にあったドアにつけるタイプのカップホルダーもサイドエアバッグと干渉するので危険というわけですね(だから絶滅したのかな?)。

■アフターアイドリングは必要?

昔のターボ車は高速走行後にいきなりエンジンを切るとタービンが焼き付くので、数分くらいアイドリングしてから止めるのが常識でした。ターボタイマーみたいな一定時間経過後にエンジンを切るようなオプション品もありましたね。しかし昨今の車は性能が上がっていて気にしなくても平気と言われるようになって久しい気がします。さてクラウンは、、

なるほど一応マニュアルにはアイドリングしてから切るように指示がありました。「高負荷走行直後」ってのがどれくらいを指すかですね。高速道路巡航くらいならむしろさほど負荷は高くないので、数千回転を越えるようなサーキット走行でもしない限り気にしなくて良さそうな気もします。PA/SAに入った時も数分くらいは駐車スペース探して徐行しますし。まぁでも昭和生まれのオッサン(免許とったのは平成)としては高速からPA/SAとかなら停車して1,2分くらいはアイドリングしちゃうかもなー。一般道なら全然気にしないでよさそう。

■ワイパー格納状態で立てない

これは知らないとハマりそう。というか立てられなそう。クラウンは通常時、ワイパーが一段下に下がって格納されるようです。空気抵抗とかを少しでも減らすためということなんでしょうか。いままで乗ってきた庶民カーではそういうのなかったです。

じゃぁどうしたらいいかということですが、こちらの動画がわかりやすいと思います。

エンジン(ハイブリッドシステム)がオフの状態でワイパーレバーを上に長押し、ということぽい。練習しとこ。

■アドバンストパークのリモート機能はスマホ単体では使えず…

RSのアドバンストパーク(駐車支援)で、車から降りてスマホアプリでリモコン操作するリモート機能は、なんと電子キーを所持してないと使えないぽい。スマホのデジタルキーさえあれば電子キー(スマートキー)を持ち歩かなくて済むんじゃね、という夢は潰えましたorz。

アドバンストパークやリモート機能がどれくらい普段使うくらい実用になるか未知数ですが、まぁどのみち津波などの災害時に車両を路上に放置して逃げる場合、後で来た警察や消防の人達が車両を移動できるように鍵を置いていくことが推奨されています。そんな機会が訪れるかどうかわかりませんし、火事場泥棒みたいな人に盗まれることを考えると勇気がいる行為ですが、万一を考えるとやっぱり持ち歩かないわけにはいかないかなという感じですね。自分が放置していった車両が動かせないために救助活動が妨げられた、とかになったらイヤですし。

■タイヤチェーンがつけられない

あとこれも意外というかマジで?ってなるんですがこの車のタイヤ(225/45R21)にはタイヤチェーンがつけられません。タイヤを大きくした関係でクリアランス(隙間)が狭すぎるようです。

雪国の人はスタッドレスに履き替える。それ以外で臨時にチェーン規制がある道を走らなければならない時はオートソックみたいな布チェーンを使うしかナサゲ。ただ現時点でオートソックはこのタイヤに適合するモデルがなさそうなんですよね…。年に1,2回しか雪が積もらない関東民が非常用としてお守り的に持っておく/積んでおくには軽くて場所もとらずにいいんですけどね。LEVORGでもカロスポでも買ってもってました(一度も使ってない)。今回も発売され次第買いたいと思います。

■まとめ

あくまで個人的に知らなかった、へぇと感じたポイントだけのまとめです。他にも色々重要注意事項はあるので是非マニュアルをご覧ください。

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