Starlink MiniはUSB PD 100Wでも動作します。そのために標準の5521 DCプラグ↔USB Type-Cケーブルが純正および社外品で発売されています。
自分はモバイルバッテリーと組み合わせてコンパクトなセットを組みたかったので、まずはこちらの変換アダプタを注文してみました。DCプラグの反対側がType-Cジャックになっていて、手持ちの(PD100Wに対応した)USB Type-Cケーブルを使えるというシロモノです。Amazonで買えるものの海外発送のため、本体よりだいぶ送れての到着となりました。二個入りです。
有線LANポートのフタであるStarlinkプラグとの比較はこんな感じ。
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動作は問題なかったですが、ぶっちゃけ結構長いです。差し込むとこんな感じで、飛び出し量は20.5mmほど。制御基板まではいかないかもですがeMarkerチップなど色々内蔵する必要があるのでしょう。
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それでも一見問題なさそうに見えますが実は罠があります。スタンドとギリ干渉します。
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当たってないように見えますが、スタンドが完全には閉じなくなります。
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たぶん微妙に削ればなんとかなりそうですが、問題は「スタンドが閉じない」だけではありません。USBケーブルのコネクタを差し込むと結局干渉します。L字コネクタやL字アダプタを使って右にケーブルを逃がしてもそこからもどして下に通せるだけの隙間がないので詰みます。
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結論として、2枚目の写真のようにスタンドを外して使う専用ということになりそう。
ちょっと不便なので、アリエクでショートケーブルタイプのものを追加注文しました。こちらもUSBジャック側は長いですが、DCプラグ側が短いので、取り回しは良さそう。
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本当は30cmくらいのDC-USBケーブルがあればいいんですが。これケーブル内はDCの2極なんだとしたら長いの買って自分でカットして半田付けしなおせばショートケーブルが自作できそうではあるんですがどうなんでしょうね。
最終的に付属のスタンドを使わず、3Dプリンターでモバイルバッテリーをマウントできるスタンドをフルスクラッチする予定です。以前貼ったこのモバイルバッテリーがセールで5,000円台になっていた(黒のみ)ので、注文済みです。
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またお見せできるものができたら投稿します。