Kindle Oasys 2017(第9世代) ファーストインプレ(Voyageと比較)

本日ついにKindel Oasys 2017年モデル(第9世代)が発売になり、運良く夜中に開始された注文受け付けに乗れたので初日配送となりました。例によってキャンペーン情報無しのWi-Fiモデル。次は3Gモデルもありかなぁとか思ってたんですが、さすがに単価が高くiPhoneX、AppleWatch Series3などと時期的にもかぶるので自重。同じ理由で32GBも見送り。あとから価格差たいしたことないしやっぱ32GBでもいいかなぁーと思い直したものの、既に配送予定日が延びている上、キャンペーンのクーポンが取り消したら最後、別の注文に再利用できないリスクもあったので、そのまま8GB貫徹。

■ハード周り

6インチから7インチの差は想像よりインパクトあります。それでいて筐体の高さはさほど変わってないのが良い。逆に持ち手部分が大型化してホールド感もまずまず。ただやっぱり背面に保持ストラップはついてた方が安心。これほんとオススメ。昔は自作してましたが今はこれで十分用が足ります。

σ(^^)が買ったのはこれ↑でVoyageにも新Oasysにも問題なく使えてますが、一応Kindle用というのもあるみたい↓。レザー部分を曲げるとスタンドにもなるってことですかね。別にKindleを立てて使おうとは思わないから差額300円分の価値は感じないかな。

お気に入りのストラップ装着状態

とりあえず1つ目を追加発注。

2017.11.3追記:結局これを追加購入しました。

ベルト部分がやや太く、テンションも高めで安定感はこちらの方が良いようです(上のが経年劣化でダルってるという可能性もありますが…)。ただどちらにせよVoyageと違って電源ボタンが固定金具のところに来るので、だんだんズレていってボタンを押してしまいいきなりスリープに落ちる、ということが何度かありました。電源ボタンの位置はVoyageの背面が良かったですね。

サイズの話題に戻りますが、7インチというと文庫本の天地にかなり近づいています。厳密にはまだ少し足りないですがいい感じに「文庫本読んでる」感が高まりました。残念ながらコミックに関してはあまりメリットが感じられません。おそらく相変わらずのKindleサービスのファイルサイズ制限の為、配信データの解像度自体が上がっておらず、拡大表示をしてるんじゃないかと。文字などがボケておりせっかくのピクセル数アップが活かせてない印象です。発売前には「大型化=コミック派に最適!」って風潮がありましたが、ちょっと疑問符がつきます(そもそもKindleサービス自体がコミックに最適じゃない)。むしろ現時点では文庫本サイズが好きな小説はな人にオススメしたい気分です。

新Oasisと文庫本比較

 

Voyageと文庫本

ページめくりボタンはデフォルトでは上が進む、下が戻るです。Voyageと逆になりますが筐体サイズも重量バランスも違うので、これはこれで正しいと思います。どちらの手で持っても、いい位置に進むボタンがあります。

追記:仰向けに寝転がって使うにはしたボタンに親指を添えるくらいの下持ちの方がしっくり来ます。どうせ「戻る」なんて滅多に使わないので「両ボタンとも進む」設定が欲しいです。あとカチカチ音もやっぱり気になるりますね。ボタンの端っこを押してシーソーみたいに動かすと若干マシ。

あと細かいユーザビリティ観点ではmicroUSBポートのケースの穴形状と内部のコネクタ形状が一致して、遠めにみてもケーブルを挿す向きがわかりやすくなりました。Voyageはほんと慣れるまで逆挿ししかけてヒヤヒヤしたものです。

初代Oasisは一度も触らず終いですが、Voyageと比べてレスポンスが良くなってるのがわかります。例えば私はスリープ解除にパスコードをかけてますが、テンキーで数字を連続して打った時のレスポンスなどが良くなっています。

暗いところでまじまじとは見てないですが輝度ムラなども感じず、全体的に完成度は高いという印象です。お高いだけのことはある。

なお、ほぼ初期状態でストレージ残量は6GB弱でした。

■ソフト周り

感激したのは「ユーザ補助」という項目が増えており(Voyageを最新版にしてもない)、ついに白黒反転が実装された点です。σ(^^)は幸い弱視ではないですが、消灯後のベッドで本を読むのにいつもスマートフォンを白黒反転して使っていました。その美しさ(黒浮きのなさ)の為に有機EL機種を選んで買っていたほどです。ちょっと想定外利用なので設定ON/OFFを頻繁にするには階層が深いのが惜しいですが、今晩早速試して見たいと思います。結果的にiPhoneXも有機EL化しOasisより軽くなるので、結局どっちを使うかはわかりませんが…サイドライトの仕組み的にやっぱり黒浮きは避けられないでしょうし。写真でもそう真っ黒ってほどでもないのがおわかりいただけると思います。

追記:やっぱり暗闇に近い状態で使うと相当黒浮きしてますね。わざわざ有機ELパネル機を選ぶσ(^^)にとっては微妙かなぁ。あともしかしたら従来モデルも5.9系ファームが来たら対応するかもなので、この反転機能の為にOasisを買うのは早計かも知れません。

Oasisに追加された「ユーザ補助」設定
白黒反転設定現る!
白黒反転状態

 

Voyageでは最新ファームウェア5.8.11でも同項目はなし

 

あとマニュアルにファミリープロファイルの説明がありますが、その通りメニューを辿っても項目がないので、あいかわらず日本は非対応なのかな?日本でやってないサービスは日本語マニュアルに書かないで欲しいものです。期待しちゃったっての。別アカウントで本を買ってる同居人とハードは共有できるよう、はやく日本でも対応してほしいものです。

■総評

良いものなのは間違いないですが、誰しも気になるのはコスパでしょう。特に個人的にiPhoneXやGoogle Home、同mini、Apple Watch Series3と今秋はガジェット豊作すぎて金策ヤバい中、本機のコスパ判定は難しいところですが、初回クーポンで31,800円ならまずまずかなと。キャンペーンモデルなら3万切りですしね。できればその4,000円クーポン適用価格が定価となってたらオススメ度かなりアップというところです。もちろん無印やPaperWhiteで満足な層や初Kindleな人に手放しで進めるものではありませんが、Voyageとどっちか迷うならOasisを推したい。特に文庫本のサイズ感が好きな方。逆にコミック派には依然としてタブレットをオススメしたい。むしろKindleではなくebookjapanとかKinoppyとかで買った方が幸せになれると思います。画質的な意味でも蔵書管理、新刊通知的な機能面です。

Google Home + IFTTTでAndroid BRAVIAを操作するWebhookの準備

Google HomeとIFTTTで家電を操作する場合、HTTPでどこかのURLを叩く受け口(Webhook)を用意するのが早道、というか必要です。前回、PioneerのAVアンプはネットワーク操作可能なもののtelnetの受け口しかなかったのでPHPスクリプトを使って橋渡しをしました。BRAVIAの場合はHTTPでXML形式のファイルを送りつけてやるといけるという記事が散見されるのですが、その記事で紹介されているcurl(テキストWebクライアント)を使った方法では成功しませんでした。

結局上手く言ったのは、こちらの記事を参考に、GitHubにあるalanreid氏のNode.jsプロジェクトを使った方法でした。

Node.jsは不慣れなのでいつものmacOS Server機ではなくCentOS仮想サーバーを使用。ちょっと昔すぎて手順は憶えてないですがNode.jsなどはyum installでサクっと入ると思います。

まずAndroid BRAVIA側でIP操作を受け付ける許可とPSK(暗証番号)の設定をします。

  • ホーム -> 通信設定 -> ホームネットワーク-> モバイル機器/レンダラー機能を「入」に
  • ホーム -> 通信設定 -> ホームネットワーク-> IP コントロール -> 認証 を「Normal and Pre-Shared Key」に
  • ホーム -> 通信設定 -> ホームネットワーク-> IP コントロール -> Pre-Shared Keyで4桁の暗証番号を設定
  • ホーム -> 通信設定 -> ホームネットワーク-> IP コントロール -> 簡易IPコントロール を「入」に

またルーターもしくはBRAVIA自体の設定を変更し、固定IPアドレスになるようにしておくと良いでしょう。

次に適当なフォルダにalanreid氏のプロジェクトをクローンします。

そのフォルダに、demo.jsやhttp-bravia-echo.jsなどがあると思います。

demo.jsで動作チェック

???をBARVIAのIPアドレスに変更。xxxxをBRAVIA上で設定した暗証番号に変更します。

これでコマンドラインから、

とすると、画面には利用できるコマンド一覧が表示され(condole.log(list);の結果)、続いてテレビの電源が入ってNetflix画面になる(cluent.exex(‘Netflix’);の結果)はずです。demo.jsはこの2つのコマンドを連続で実行する、まさしくデモ用のファイルです。コマンドライン用の実行ファイルを作るのであれば、これをコピーし、前半のList available commandsのセクションを削除し、Netflixコマンドを他のものに書き換えるだけで良いでしょう。

ブラウザからの操作を受け付ける

本来Node.jsは.jsスクリプトをサーバーとして待ち受けさせて、ブラウザからアクセスがあった時に所定の動作を行わせるためのものです。その為の基本動作を組み込んだのがhttp-bravia-echo.jsです。こちらも自分の環境にあわせてちょっとだけ修正します。

portはブラウザからアクセスする時に必要になります。Webサーバーといえば80番が標準的ですが、セキュリティの問題とか色々あるので避けた方が無難です。特に他とぶつかったりしてなければ標準の5006で良いでしょう。いくつにしたかだけ憶えておきます。???とxxxxは先ほどと同じ、BRAVIAのIPアドレスと暗証番号です。

します。最後に「&」をつけておくことで、ユーザがコンソールからログアウトしても裏で動き続けるようになります。動作テストの間はつけない方が良いかも知れません。またOSを再起動すると止まってしまいまた同じ様に起動する必要があります。OS起動時に自動起動する方法は別途ググってください。

さて、エラーもなく正常に起動したら、ブラウザから呼んでみます。

のようにします。ここでは暗証番号は使わないので注意してください。WakeUpがコマンドになります。電源オンはPowerOnではなくWakeUpでいけるようです。成功するとWebページとしては「OK」とだけ出ます。注意したいのはその操作(ボタン)を受け付ける状態になっていないとOKが返った場合でもなにも起きないということです。例えば「Num1」はテンキーの1ボタンですが、ホーム画面やNetflixアプリを起動している状態ではなにも置きます。先に「Tv」にしておいてから「Num1」にするとチャンネルが切り替わる、という具合です。「OK Google、NHKを映して」みたいなことをしたい場合、IFTTT側ではマクロ操作できないので、スクリプト側でWakeUp->Tv->Num1のように連続的にコマンドを送る必要がありそうです。音量についても1回に1目盛り上げ下げしても仕方ないので、数回繰り返すような処理が必要でしょう。JavaScriptが得意な人はこのhttp-bravia-echo.jpを直接改造すると良いと思います。σ(^^)はPHPの方が得意なので、別にApacheサーバーでホストしたスクリプトから連続で呼び出すようにしようかと思案中です。

IFTTT(インターネットから)呼び出す

IFTTTのサーバーは当然ながら自宅のイントラネット(LAN)の外にあります。なので、IFTTTアプリのWebhookアドレスとして上記の「192.168.x.x」といったアドレスを入力しても到達できません。ルーターのポート開放設定が必要だったり、利便性として固定IPアドレスやダイナミックDNSアドレスなども欲しくなるでしょう。

Google Home miniも追加購入。無印との違いは?

Google Home便利すぎて、仕事部屋にも欲しくなったminiを予約。本日届きました。チャコールです。

電源ポートがmicroUSBなので良いです。付属のACアダプタではなくデスクのAnkerの10ポートハブから電源がとれてスッキリ。出張や帰省などで一時的に持って出る時も電源の心配をせずに本体だけさっと持っていけるのがいいですね。

ちなみに付属の充電器はこんな丸くてかわいらしいものですが出力は5V/1.8Aとなかなかのものでした。スマホ付属の充電器(iPhoneだと1.0A)やコンビニや百均の乾電池式充電器(0.5Aくらいのもある)だと電力不足で動かないかも知れないですね。付属以外で選ぶ時は2.0A級のものにしておいた方がいいかも知れません。

音楽はデフォルトスピーカーを指定できるので、既設のSRS-HG1を指定。「OK Google, ○○を再生」とするだけで出力先は指定せずともそちらから鳴ってくれます。ただしSRS-HG1がスリープだと鳴り始めるまでにちょっと待たされるのと、再生中に「OK Google」した時にミュートがかからないのが惜しい。ただミュートかからないで音楽鳴ってる状態でも認識率はさほど定価しない気もします。

あと無印Google Homeは天面がタッチスイッチになっていて、音声を止めたりクルクルジェスチャーでボリューム調整できたりするんですが、miniではそういうことが一切できないので、音量調節から音声でする必要があります。

仕事机に設置して椅子に座った状態でしか使ってないのでマイク精度の違いは比較できませんが、少なくとも口から1mもない距離では全く問題ないと言えます。

できることと比して考えるとコスパは非常に高いんじゃないでしょうか。特に音楽は別のスピーカーで聴くからいいやって人はこちらのminiがオススメです。たくさん買って存在感なく家中に偏在させたい感じです。音楽も無印Homeは低音が出すぎという評価もありますし、別途Chromecast内蔵スピーカーやChromecast Audioをお使いの方は割りきってこちらにするのもアリですね。

Google Home + IFTTTでPioneerのAVアンプを操作する(赤外線不使用)

Google Home、快適です。Android BRAVIAを制御できないので悔しくて、対応も待ちきれず結局Chromecast Ultraも買っちゃいました。で、BRAVIAのHDMI入力が足りなくなり、AVアンプと配線を見直し。ウチのAVアンプPioneerのVSA-1124はHDMI1,2とBDが4K/60pの4:4:4に対応、あとは4:2:2対応です。

というかHDRに対応したHDMI2.0aではないので、AVアンプを経由するとせっかくのChromecast Ultraのメリットが一部活かされません。ということでUltraをBRAVIAに直結し、4K関係ないNintendo SwitchをAVアンプ経由に。

しかしこの組み合わせで問題なのは、HDMI-CECによる自動入力切替がイマイチちゃんと働かないという点。Switchを起動しても自動で映ってくれません。仕方ないのでこれもGoogle Home + IFTT + Nature Remoで制御しようと思い、(普段iPhoneアプリから操作してるので)使ってなかった赤外線リモコンを発掘してみると、なんとHDMI選択が順送りボタンのみで、ダイレクトに特定のHDMI番号を指定できませんでした…
これででは例えばHDMI1のSwitchに切り換えたいとしても今が何番かによってボタン押下回数が違ってくるので、Nature Remoからの単純な赤外線信号では一発変更できないことになります。というか事実上無理。

なんか手はないかなぁと思って、iPhoneアプリから操作できるんだからなにかしらのTCP/IPプロトコルによる制御、あわよくばWebhookで叩けるんじゃね?ってことで検索。もともと80番ポートは空いてて、ブラウザから設定画面を呼び出せるんですが、残念ながら操作関係は不可能。なんとtelnetで制御しているということがわかりました

以下のような感じで、telnetし、認証もプロンプトもありませんが、「?P」と打つと今の電源状態(ONならPWR0など)が返ってきます。「?V」なら音量がわかるし、HDMI1に切り替えたい時は「19FN」という感じです。なんと親切なことに米Pioneerが仕様書PDFまで公開してくれてます

残念ながらIFTTTでtelnet制御ができるレシピはありませんし、(IFTTTから到達可能なように)外向けにtelnetポートを空けたくもありません。自宅内WebサーバーにPHPスクリプトを置き、そこからAVアンプにtelnetしてHDMIポート変更コマンドを送りつけてみることにしました。

PHP用のtelnetライブラリですが、ざっと探して最初に見つけたのは使えず、こちらで成功しました。Installの項目にあるようにcomposerでインストールを済ませた後、こんなコードで切換に成功しました。

自分に必要な機能しか実装してません。$commandsの中でPOSTでcmd変数にセットされるコマンドと実際の制御コードの対応付けを定義しています。これで「OK Google, アンプの電源を入れる」といったGoogle Assistantサービスの「Say a simple phrase」を使った固定コマンドなら、そこからWebhookでこんな感じにすれば動きます。Body欄の=の右辺が指定したいコマンドです。

少し応用的な使い方として音声コマンド中の文字列をコマンドとして渡す「Say a phrase with a text ingredient」も試してみました。HDMIの入力毎にアプレットを作るのが面倒なので、1つで済まそうという狙いです。「アンプを(入力名)に切り換え」みたいにすると、PHPスクリプトに入力名の部分が渡されるので、それを使ってswitch文のところでコマンドに置き換えています。「What do you want to say?」欄で「avアンプを $ に切換」のようにします。$の両側には半角スペースを空けます。avを小文字にしたのは、スマホのGoogle Homeアプリで実際にしゃべってみた時に出る認識文がそうなっているので合わせました。

THEN側はこんな感じにBody欄に入れます。<<<>>>で囲った部分がURLエンコードされます。TextFieldというプレースホルダは「Add ingredient」ボタンを使って挿入できます。PHPスクリプトのswitch文の中の対応付けも、Google Homeアプリでしゃべってみてどうテキストになるかを参考にします。基本的には英単語は半角小文字になるようです。「スイッチ」のようなカタカナ語はそのまんま。「ぴーえすふぉー」だと「ps 4」のように半角スペースが入りますが、入ったり入らなかったりで揺れると面倒なので、スクリプト側で半角スペースを除去しています。結果として「apple tv」は「appletv」になります。時にカタカナで「アップル tv」と認識されることもあったので両方ともhdmi4に対応付けています。このあたりはスマホのGoogle Homeアプリで色々しゃべってみて結果を反映させましょう。

これで一応設定は完了なんですが、Google Homeで認識させると全く同じ「avアンプをスイッチに切り替え」となるのに、IFTTTコマンドとして認識される時と、Web検索になってしまう(ハードのGoole Homeだと「すみません(ry」)ことがあり、成功率が低いです。コマンドを長くしてみてもあまりかわりません。IFTTTで設定してから反映されるまでに若干タイムラグがあるような感じもします。

結局どうやっても必ずIFTTTコマンドとして認識されるようにはできなかったので、Google Homeのショートカットで「スイッチに切り替え」や「スイッチを表示」を「avアンプをスイッチに切り替え」に置き換わるようにしてみたところ、成功率が上がりました。ショートカットに色々書くなら最初から「Say a phrase with a text ingredient」で入力別にアプレットを作っても一緒じゃないか、って気もしますが、IFTTTのGoogle Assistantは言い換えが3種類までなのに対し、ショートカットならもっとバリエーションを持たせられるとか、修正フローが若干楽とかで、メンテナンス性は良い気がするので良しとします。

繰り返しになりますが、上手くいかない時は、

  • スマホアプリ版Google Homeでどうテキスト化されるか調べる
  • テキストとしては通ってるのに音声コマンドとして認識されない時はショートカットで定義する

などを試して見るといいでしょう。またPHPスクリプトが上手く動かない時は、一旦MethodをGETにして(URL欄に「スクリプト名?cmd=<<<TextField>>>」とし、スクリプトもfilter_inputの部分をPOSTからGETにする)、ブラウザから叩いてみるといいかも知れません。GETのままでもいいんですが、日本語コマンド名が長いと255文字(だっけ)超えるかもなと思ってPOSTにしています。

予想外に苦労しましたがなんとかなりました。Google HomeとPioneerアンプというレアな(?)組み合わせの話であまり参考にできる人はいないかもですが覚え書き(telnetでなにかしたい時にはいいかも?)。

Google Homeから家庭内「iPhoneを探す」

自宅内でiPhoneが見当たらない時、「iPhoneを探す」は重宝しますよね。ただしPC起動してブラウザから呼び出すか、他のiOS端末が必要でちょいめんどくさいです。アメリカだと標準で電話を鳴らす機能があるっぽいんですが、電話が基本都度課金される日本ではなかなか難しいのかも知れません。IFTTTでも電話発信はUS Onlyとなっています。通知を鳴らしたりメールを送信することはできますが、1度鳴るだけだと部屋中探索には向きません。

しかしちゃんと使えるアプレットがありました。「VoIP Calls」です。名前からすると外部サービスのアカウント(050番号?)登録が必要なのか?と一瞬思ってしまいますが、実際にはIFTTアプリのビルトイン機能らしく、iPhone上のIFTTTアプリが入っていればすぐ着信が受けられます。iOS10辺りで導入された標準電話着信画面のAPIを使ってるみたいです(LINE無料通話とかMessenger通話で出るアレ)。本当にVoIPで着信してるのか、アプリで疑似的に着信画面だけ出して出た後はアプリがテキストを音声合成してるのか不明ですが、ともあれ見かけ上は電話がかかってきて、指定したテキストを読み上げてくれます。

これを「iPhoneを探す」的に使うんだったら、こんな感じのレシピを作ればよさそうです。

以下は実際の着信の様子。