USB-Cでお手軽HDMIキャプチャー AverMedia BU110

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先日、とある小規模なシンポジウムのお手伝いをしていて、ちょうど当日が豪雨にぶちあたり来られなくなった人のためにライブ配信することになり、手持ちのLiveShell Proで720p配信をしました。カメラには春に導入しておいたHXR-NX80。配信が720pなので4Kカメラを使う意味はないですが、XLRマイク入力でバウンダリーマイクを演台まで通してクリアな声を収録できたので意義はあったと思います。

しかし今後もちょいちょいこういう機会があるならもう少し機材を充実させたいなと。今回は会場のWi-FiがWeb認証型でLiveShell Proを直接つなぐことができず、WiMAXルーターを経由したので上り帯域に不安がありました。また質疑応答でフロアの話者を追いきれず、マイクやカメラを複数切り替えたかったなとか。

で後継機種のLiveShellXの買い換え欲がムクムクと。1080pがいけるとか、H.265エンコードが使えてネットワーク帯域半分でアップロードできるとか。

Cerevo ライブ配信 LiveShell X フルHD H.265 SD録画 CDP-LS04A

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しかしどうも現状H.265で受信してくれるライブ配信サービスは皆無っぽい。うーん、それだとあんまし意味ないな。またマイク入力が廃止され、ライン入力だけになるのも若干不安。

また複数のHDMI入力をiPadでミキシングしながら配信できるLiveWedgeも検討しましたが、今のProと同じ720p止まりな割に割高感ある。またどちらかというと音声チャンネルを増やしたい気がするも、コイツはHDMIが5系統+ライン1という校正。

この2つを組み合わせることができれば相当良いスペックで配信可能ですが、さすがに使用頻度を考えると両方買い揃えるのはちと過剰投資すぎる。

結論として、常設、無人、連続運用をするわけではないので、配信の自由度を優先してノートPCでOBS Studio(無償で使える配信コンソールソフト)とかを使った方がいいんじゃないかと発想転換。

てことで、探したらUSB-Cで小さくて電源いらずでAndroidですら使えるHDMIキャプチャボックスAverMedia BU110を発見。

AVerMedia UVCキャプチャーデバイス BU110 DV456

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こいつのスゴイところは、

  1. 小さい
  2. 電源がいらない(USB給電で稼働)
  3. WebカメラのUVCドライバーで動く
  4. Androidでも使える

という点。多くのキャプチャーユニットはHDMIパスルルーといって映像出力デバイス(ゲーム機など)と表示デバイス(テレビ)の間にはさんで利用する為、HDMIポートが2つあったりして筐体も大きくなりがち。本機はパススルーがない代わりにHDMIポートが1つとUSB-Cポートが1つどいう最低限のインターフェイスしかない為、写真のようにキャラメル箱大に収まっています。電源アダプタも不要なので、これとケーブルだけで済んでしまうのです(もちろんカメラとPCは必要ですが)。

同じサイズ感のものを探した結果…

3) のUVCドライバーというのはWebカメラの汎用規格で、Macなどでも標準で入っていて専用ドライバーが不要とで使えるということを意味します。専用ドライバーがいらないということは、導入の手間が少ないというだけでなく、macOSアップグレード後にドライバーが非対応で動かずメーカー対応待ちになったり、最悪そのまま対応が終息して使えなくなるという可能性がほぼないという点でも大きなメリットです。AV関係の機材はこれがとても多いので、UVCカメラ互換にしてくれるということはとても有意義な判断だと思います。OBS Studioのような配信ツールはもちろん、SkypeやHangoutといったテレビ会議ソフトのソースとしてHDMIデバイスを使えるわけです。ナリの割には少し高い気もしますが利便性を考えるとアリかなということで特攻しました。

MacBook Pro + OBS Studioで映像も音声もあっさり認識。ただし解像度とfpsを手動で指定してやる必要がありました。今回はNX80にあわせて1920×1080/60fpsで。使うカメラ(HDMIデバイス)やその設定次第だと思います。ともあれ一旦OBSのソースとして使えてしまえば、あとは他のカメラ映像とPinP合成したりもできますし、音声は音声でソースの1つとして扱えるので、他のマイクとバランスとってミキシングすることができます。

Mac版のSkypeでもHangout(Chrome)でも映りました。Hangoutではプレビュー画が胸像になってましたが、おそらく相手方にはちゃんと正像で届くと思われます(試してはない)。

Androdiではまだ試してないですが、USB経由のカメラ入力を使える配信ソフトなどがあるようです。USBポートをふさぐので同時充電ができず長時間の配信には向かないかも知れませんが、機材セットをコンパクトにできるかも知れないですね。

MacのHDMIキャプチャーというとThunderboltでMac専用で割高なものを買わなくちゃ!という強迫観念がありましたが、USB-C(3.0ぽい)でようやくそこそこの性能で汎用性も高いものが使えるようになってきて嬉しいです。

しいて不満をあげるならアルミケースの角が立っていて少し痛いという点でしょうか。肌に強く当ててひいたらケガするレベルです。他の機材と一緒に持ち運ぶにもやや不安ですね。なにかで包むと放熱の不安があるので少なくとも使用時は裸で使う方が良いでしょう。となるとヤスリで削って角を丸めるとかしたいところですが、保証が受けられなくなるかなぁ…

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