Pixel3XL、半月使ってのセカンドレビュー

Pixel3XLを購入して半月ほど経ちました。Felica不良も交換で解決し、夜景モード(Night Sight)もリリースされ大変満足度が高い状態なので改めてレビュー。

■ハード周り

クラスの割には薄いしディスプレイの解像度523ppiとiPhone XS Max(458ppi)より高くて読書端末として非常に重宝しています。小説のフォントは大変美しい。コミックも見開きを諦めればイケる。壁紙に設定した猫の写真のモフモフ感もリアル。唯一惜しいのはページめくりに使う音量ボタンがカチカチうるさい点。

バッテリーの保ちも充分。iPhone併用ですが一日の途中で切れたことはほぼなく、寝る時にスタンドに置くだけで不安なく使えます。一応性格的に付属充電器と同じ18Wが出せるUSB Power-Deliverly対応のモバイルバッテリーとしてこちらを購入したものの出番はあまりなさそう。

■Android Pie

ソフト的にもPieはとてもよくできてます。仮想ホームボタンを左スワイプしてアプリ切り替えやタスクキルができるのは超絶便利。スクショなどもハードボタン2つ押しなどの無理なく電源ボタン長押しからのGUIボタンでできるのもいい。ASUSだかGalaxyだかの通知領域のボタンよりも楽。ランチャーも今までの機種ではことごとくNovaに切り替えてたんですが今のところPixel標準のもので満足。画面サイドからスワイプして出すミニランチャー(アプリ名失念)とかも入れてない。完成度、安定感が高いのでことさらカスタマイズの必要性がないという感じ。互換性的にはFeedlyがノッチ付き表示に対応してなくてレイアウトが崩れてるくらいで、それ以外は問題なし。

■カメラ周り

・ポートレートモード

2眼系iPhoneの同モードよりも寄れるしボカし境界の精度も高く実用性は上です。iPhoneのはもともと人物用なのでテーブルフォトに無理に使おうとすると距離を取るためにのけぞるような姿勢になる必要があるんですが、本機種ならそういうこともなくスマートに撮れます。またシャッター音もシャッター音然としてなくて耳目を集めにくいのも店内使用にはいいです。Googleフォトアプリで後からボケ量やピント箇所を変更可能。標準カメラでもRAW保存できる点もアドバンテージ。やっぱ128GBにしといて良かった。

Googleフォトのカラー補正は「自動」がいい感じ。やや派手過ぎる気もしますがSNS映えは良い。見慣れてしまうとiPhoneの写真がやや暗くどんよりして見えてきます。

Pixel3XLiPhone XS Max

とにかく寄れる(かつボケる)のが強いです。準マクロ的に使えるのでテーブルフォトが捗ります。ボケ境界も変えられるので、例えばiPhoneだと丼の「天下一品」ロゴはボケてしまっていますが、Pixel3はそこをタッチすることでボカさない範囲に属させることができます(撮影時のピント位置固定とは別)。解像度感もPixel3XLの方が上ですね。チャーハンのご飯粒やスポンジケーキの質感がよく出ています。色味はまぁ調整でどうにでもなるんですが、Pixel3というかGoogleフォトアプリは色温度が変えられないのが惜しい。撮影時にホワイトバランスを調整し忘れると撮り直しかLightroomなどで直すしかなくなります。逆にiPhoneは撮影時にはマニュアルWBがないので一長一短ですが。

・夜景モード

ざっくり言うと「HDR合成を数秒でしてくれる」とう感じです。昨今のディスプレイ規格の方のHDRではなく、以前からある露出の異なる写真をいいとこどりしてダイナミックレンジを広げる方のHDRです。昔なら三脚固定で露出ブラケット撮影してPCでPhotomatixとかPhotoshopを使って合成して、とやっていたことが、手持ちでスマホ単体でわずか数秒で撮れるという感じ。暗さに応じて数枚撮影するのでシャッタースピードが遅い写真を撮る時のように手ぶれに気をつけて保持している必要はありますが効果は絶大です。ただその効果ぷりは調整できないので、3枚目のようにHDR感アリアリ、色濃すぎになることもしばしば。これ目視では普通に「夜っ」って暗さなのに街灯の明るさをこれだけ増幅して色も再現してるわけです。夜景モードというより暗視モードという方が近いかも。

 

いずれのモードにしても不可解なのは、Facebookにアップした時にiPhoneの方が画像劣化がヒドいという点。実際iPhoneの方が拡大表示した時の絵の具感はヒドいとは言え、Facebook上では露骨にその差が開きます。元々Facebookは強制的に画質を落とすんですがiPhoneにだけそれが強くかかる感じ。たまたまiPhoneの方が劣化を発動させる閾値を超えるサイズでアップしようとするせいなのか、内部的にHEIFで保存すているのをJPEGに再変換する(iOSがやってるのかFacebookがやっているのか不明)時のアルゴリズムがイケてないのかわかりませんが、結果的にFacebook映えという意味でもPixel3圧勝、ということに。ちょっとフェアじゃないんですが。Facebookはタイムラインはまだしも拡大表示した時の画質はもう少しなんとかしてほしいものです。せめて直リンが欲しい。

Pixel3の不満は強いて言えばこれらのモードはアプリを抜けるとすぐOFFになってしまうので、気付かず標準モードで撮ってしまうことがしばしば。逆にずっとモード固定でも同様にモードエラーを起こすかも知れないですが、頻度でいえば圧倒的にポートレートモードなのでラストワン保持でもいい気がします。あとはGoogleフォトアプリで編集した写真の保存は別書き出し扱いになるので、一覧画面で無駄に写真数が増えて検索性が落ちるのも不満。iOSの方は「上書きしてる風かつ内部的には元写真を保持していて戻れる」という作りなので同じ様な写真が並ぶということを避けられます。

 

そんなこんなでスマフォとしてもカメラとしても非常に満足度が高い機種です。正直iPhone3Gから毎年最新iPhoneを買ってメイン機にしてきたσ(^^)でも乗り換えてもいいかなと思える完成度。少なくとも「乗り換えても困らないだろうな」という気がします。今は手間を考えると積極的に乗り換える必要性までは感じないですが、今後日本でも通話代行系(電話とって用件聞いてテキスト化、レストラン予約など)が利用可能になったらメイン電話番号はPixel3に移行してもいいかなと。

今の悩みは両方Max系で二台持ちになってしまったので、胸ポケットで持ち歩いているPixel3XLをいつかな落としそうな点。当初Zenfone AR後継として寝室電子書籍用端末にと思ってましたが、これだけカメラが「使える」と常時携帯せざるを得ない。XSより先に出てたらこっちをXLにしてiPhoneは無印XS(あるいはXのまま)でも良かったなと思います。なんか二台持ち(もはや二”枚”持ち)のいい方法を考えないと。

海外に行く機会音痴家族の現地SIMを極力国内で準備する

妹と小学生の姪が年末年始アメリカに旅行に行くことに。現地での通信費を抑えたいという相談を受ける。街中のWi-Fiにすら自分でつなげたことがない妹が調べて挙げて来たのはグローバルWi-Fiのようなルーターレンタル方のもの。まぁ費用面では悪くないんですが、それならこっちで現地SIMを手配して余ってるMR04LNにつっこんで渡してやれば更に安く付くのでは?と考えました。実家のWi-Fiと同じSSIDと暗号鍵に揃えておけば、もうWi-Fiの設定すらいりません。出発日までに実家に帰れるか微妙なので完全遠隔で設定を済ますにはよさげ。しかしルーター方式は色々考えると、

  • (レンタルの場合)Wi-Fiの設定できるの?(空港受け取りならやってもらえる?)
  • バッテリー管理をする機器が増える
    • バッテリー節約しようと待機モードを使うと着信が受けづらくなる
  • 万一子供とはぐれた時にルーターをもっていない方は通信手段がなくなる

などが不安になってきました。結局色々調べた結果、AT&TのMVNOであるH2O Wirelessのが姪のiPhoneも含め2回線契約してもさほど高くないと思い、姪が心配で仕方ない母の安心料としても各iPhoneが通信できるようにすることに。

アメリカSIM KDDIxh2o 標準SIM+MicroSIM+ナノSIM全対応

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501円(11/17 21:32時点)
Amazonの情報を掲載しています

H2Oの特徴として、

  • AT&TのMVNOであり、auのiPhoneならSIMロック解除していない端末でも利用できる(無保証)
  • SIMはAmazonで179円で購入でき、日本にいながらWeb経由で開通手続きが済ませられる
  • KDDI系列で日本語サイトがある(しかしまぁauに比べれば日本語やリンクが怪しかったりで正直わかりづらい)
  • 継続プランの他に都度チャージプランでもそこそこ安い(プランはこちら
  • 追加チャージもWebで日本からできる
  • アメリカ国内通話が無料
  • 日本の固定電話も無料(携帯への通話は不明)
  • SIMカードは標準、マイクロ、ナノの3サイズ好きなサイズで切り取れる(写真。これは便利。日本でも流行るといいのに)

などなど。惜しいのはアメリカ専用なので、今回の乗り換え地の上海では使えません。そこはauの世界データ定額(1日980円)でしのいでもらうこととしました。

auのSIMロック端末でも使える、というこが今回大きかったです。ちなみに姪の端末はSoftbankのiPhone5cだったんですが、ちょうどガラス割れでセルフ交換したタッチパネル不具合が出ていたので、妹が以前使っていたiPhone6(こちらもauロック)に機種交換しました(国内SIMもU-mobile SからUQ mobileに変更、ほぼ同じ月額料金で1GB->3GBとアップグレード)。

実際の手順はこんな感じ。

  1. AmazonでSIMを購入
  2. (H2O本家ではなく)KDDI Mobile x H20 Wirelessの日本語サイトでユーザー登録
  3. SIMに記載されているコードを使ってアクティベート(アメリカの好きな市外局番で電話番号が取得できる
  4. 都度チャージプランを選択してクレジットカードで課金(もちろん日本国内のクレカでOK)
  5. 国内MVNOの場合はAPN設定プロファイルを削除(auの場合は不要)
  6. SIMを刺し替える
  7. H2OのAPN設定プロファイルをインストール
  8. 現地で通信
  9. 帰国後、H2Oのプロファイルを削除し、SIMを入れ替えMVNOの場合は再度APN設定をインストール

という流れになります。小学生の姪はもちろん妹ですら「SIMカードって何?」と自分で見たことも触ったことないレベルだったので、動画で手順を録ってあらかじめ2人のiMessageに送っておきました。また手順書もオリジナルで作成しPDFで送っておきました。これらはキャッシュされているので現地でオフラインなままでも閲覧可能となります。

問題はステップ7.のAPNプロファイルです。通常は現地でSIMをさして電波を掴むと、SMSが送られて来て、そこにダウンロードURLが書かれているのでタップしてインストールします。この時点でインターネット接続が必要なので、ニワトリとタマゴ状態になります。空港のフリーWi-Fiや現地スタバやマックにかけこんでつなげられれば問題ないんですが、そのスキルを100%信頼できないからこんな苦労をしているわけです(笑)。最終的にどうしたかというと、まずこちらのサイトにPC/Macからアクセスし、署名付きのAPNプロファイルをダウンロードします。非公式サイトのようですが署名付きなので警告が出ないのは良いです。Macをお使いの方はApple Configurator 2で自作してもいいでしょう。APN設定は公式サイトを探せば書いてあります。アクセスポイントだけの簡単な内容です。これをiMessageで2人の端末に送ります。以前はiMessage上でプロファイルが認識されて、添付ファイル表示をタップすればインストールに進めたはずなんですが、最近はそれができず。テキストファイルとして表示されてしまいます。そこでそれを左下の共有ボタンから「ファイルに保存」->iCloud Driveとして「ファイル」アプリ(iOS11以上)に保存させておきます。H2Oの場合は「Prodata」という名称がつきました。こうしておけばオフラインで利用可能な状態で保存され、かつ「ファイル」アプリのトップ画面からタップ一発でインストール画面に進ませることができます。つまり妹達に指示した手順としては、

  1. 「設定」アプリでプロファイルを消去(MVNOな姪端末のみ)
  2. 電源を切ってSIMを交換する(動画で解説、SIMピンも一緒に送った)
  3. 再度電源を入れたら「ファイル」アプリを開いて「Prodata」タップしインストール

てな感じです。これらをスクショを交えたPDFにしたためて送っておきました。

結果として昨日現地から開通報告が届きました。妹の場合、海外データ定額を上海で使うことを視野に入れてデータローミングをONにさせといたんですが、職場の知人に「ローミングONだと大変な請求が来る」と言われてまたOFFに戻していったせいでもたついたようです。しかし自力でそこをいじったことを思い出してONにしたらつながった、とのことです。正直、現地SIMを現地で使う分にはローミング設定関係ない気もしますが、まぁ設定をかえたことで再接続が発生したとかそんなことかも知れません。もしくは空港でAT&Tの電波が悪くローミングで他社につながった?

あと、妹は$40で高速通信8GBのプラン、姪は$30で4GBのプランにしておきましたが、こちらで高速通信残量をチェックして不足しそうなら追加チャージしてやろうと目論んだものの、開通後にMy Pageにアクセスしてみたところデータ使用量欄は「Unlimited」とだけ書かれてました。確かに低速では無制限だけども!くそぅ、本人達から「遅くなった」という報せが来たらチャージ、ということになりそうです。

まとめると、ポイントは必要な情報(APN設定、解説書、解説動画)をオフラインで参照できるよう端末内にキャッシュさせておくことですね。SIMの交換手順はきっとYoutubeとかにもあるんでしょうけど、それだと先にネットがつながっていなければ見られません。解説書は実家のプリンターに遠隔出力もしておきましたがもっていったかどうかは定かではありません。一応代表的なフリーWi-Fi(空港、スタバ、マクロナルド)のSSID情報なども載せておきました。

ちなみに、現地から接続の報せが来てから時計のことを思い出す。現地SIMで本体時計は現地にあうはずですが、「世界時計」に東京を設定するくら、機種交換で預かった時にやっといてやれば良かったと思って、仕方なく後からLINEで姪に手順をメッセージしたんですが、「それは出発前にやった」ですって。今時の小学生スゲーな!あとGoogle翻訳は入れといてやりました。

最悪、世界データ定額のアクティベートボタン押して980円払って連絡しろ、と言っておいたんですが、まぁともあれH2Oでつながったようでなによりでした。

あー、自分もたまには海外旅行とかいって現地SIMとか使ってみたいわー(そっちが主目的?)。

背面にストラップがありQi充電もできるiPhoneXケース

iPhoneXのケースが壊れたので買い換え。iPhone 7 Plusを使ってた頃のように背面に指を入れるストラップがついたものが良かったのですが、iPhoneX入手当時には見付かりませんでした。以前使っていたsimplism製のものもX対応版は出す気配がなく。

しかし今回は何製品か見つけ、結局これにしました。


カラフルで良いデザインだと思います。また非接触充電も、効率とかまでは比較してないですが、ちゃんとできているようです。バンカーリング的な金属のリングがついたものはたくさんあるのですが非接触充電ができなかったリングが発熱するなどあって手を出せずにいました。またど真ん中固定のリングは実際使い勝手もあまりよくありません。

それに対し、今回のケースは縦位置をある程度変えられますし、ストラップの材質がゴムバンドなので伸縮性もなかなか。またLightningポート部分も広めで、前のケースで干渉していたコネクタ(実はApple純正のディスプレイアダプタ)も大丈夫そう。

こちらのベルトケースにいれる際、ストラップ部分が多少引っかかるのが惜しいけどまぁ仕方なし。

安いし予備でもうひとつ位買っておいてもいいかも。

今回見つけた他の候補も挙げておきます。

色の選択肢も様々なレザー製ケース。ストラップをピンと伸ばした時にボトム側が全長を超えそうだったり、全体に厚みが出そうで、ベルトケースと相性が悪そうで見送りました。

明確にQi充電対応を謳っているのが良かったです。ストラップを出すのに2アクション必要そうなんですが実際に使ってみないと使い心地がわからないですね。

 

こちらは楽天。機能は上のものと似ていますが、ストラップに加えスタンドも展開するというギミックです。ただ厚みが出そうなのと、お届け日数が長めだったので見送りました。

AppleSIM搭載のiPad Proでau LTEデータプリペイドがE-U3130エラーでチャージできない時の対処法

仕事に持ち出すことを考えわざわざCellularモデルに買い換えたiPad Pro 12.7 2017モデル(SIMフリー版)ですが、初回にチャージした後しばらく家で使って追加チャージはせず、期限が切れて半月くらいしてから再チャージしようとしたら最後の段階で写真のようなエラーが出てチャージを完了できません。時間を置けというので一ヶ月くらいに渡ってちょいちょいやってみてもダメ。支払い方法や暗証番号など操作可能な要素を色々変えてみてもダメ。

システムエラーが発生しました。しばらくお待ちの上、再度アクセスをお願いします。[E-U3130]
こんなエラーが何度やっても出る…
有り難いことにE-U3130というエラー番号を出してくれているので、同じ現象の人を特定しやすいと思いググってもまったくヒットせず。

諦めてauのサポートに電話。通常の問い合わせ窓口ではだめでau iPhoneテクニカルサポートという専門部署で聞いてくれと言われました。そこからまた時間がとれなくて半月くらい放置したあと、やっぱり同じ現象が続くので当該部署に電話。即答はもらえず調べて今日か明日に電話しますとのこと。で翌日また別の人からかかってきて詳細を最初から説明させられ、しばらく待たされた後、わからないので調べてわかり次第お伝えします、とのこと。向こうでもこのエラー番号でさくっと事例が見付からない様子。

結局そこからまた1,2日でまた別の人から電話がかかってきて、「このエラーになった場合はSafariからチャージしてくれ」とのこと。なるほどその発想はなかった。しかしせっかくの専用フローが使えないのはめんどくさいな。「それをすることでエラーが解決して、次からは設定アプリからチャージできるようになるんですか?」と聞き返すもなんだかはっきりしない。とりあえずチャージ成功までの手順を説明して一緒に完遂まで付き合う風だったけど、その時手が離せなかったので「じゃぁあとでやってみます」といって電話を切る。

そして後からSafariでやったら一発で成功。うーむ。こっちだとau IDでログインとか色々手間が増えるんだよね。まさかスマホ主回線のau IDと紐付けちゃうとこのパターンになるとかじゃないよね?(だったらもっと話題になってそう)。

結果は一ヶ月後に期限が切れて、その後でチャージする気になった時点w。

AppleSIMのLTEデータプリペイド回線をデータシェア登録する覚え書き

iPadをセルラー版に買い換えて、Apple SIMのデータ契約をauの主回線とデータシェアにしようとしたんですが、ちょっとややこしかったのでメモ。

Apple SIMで契約できるのはLTEデータプリペイドというプランなんですが、auのデータシェアのページにある。「条件・対象機種/プラン」の表には載ってなくて焦ります。しかし欄外に小さく「※LTEデータプリペイド機種もデータシェアをご利用いただけます。」とあるのでまずは安心。

手続きとしては、

  1. LTEデータプリペイドのau IDを登録
  2. 主回線のau IDに、データプリペイドのau IDを統合
  3. データシェアの設定画面で、2つの回線にチェックを入れて登録

という感じ。もちろん主番号は既にau IDがあってMy auにログインできる前提です。

まず1.ですが、iPad上で開通手続きを済ませます。この時電話番号が振られるのでそれをメモしておきます。そしてau IDの新規発行操作ですが、iPad自身の内蔵ブラウザからWi-Fiを切って行う必要があります。つまりその時点で初期チャージをしてLTE通信ができる必要があります。なので、「1500円チャージしないでいきなりデータシェアでギガを持って来て使う」ということはできなそうですね。ともあれ新規発行画面で、発番された電話番号と設定したパスワードを入力しIDを作成します。au IDを電話番号ではなく任意の英数字にもできますが、どうせ統合してしまうのでここで悩む意味はないです。デフォルトの電話番号のままで進めましょう。

次に2.の統合作業。主番号でau IDポータルにログインします(My auではないので注意)。で、右サイドバーにある「au ID統合」を選び、暗証番号を入れて進みます。おそらくLTEデータプリペイド回線のau ID発行直後はここに候補としては出てこないので、手入力で先ほどの番号とパスワード(暗証番号に非ず)を入れます。

最後に、My auにログインして、データシェア手続きを行います。前提として主回線がデータチャージに申し込み済みである必要があるっぽいです。この画面でシェアしたい2回線にチェックを入れて、重要説明事項に「承諾する」して進めます。ただし、注意しないとならないのは、au IDの統合(または発行)手続きをした当日にはこの画面に選択肢として表示されないということです。σ(^^)の場合、当日や深夜日付かわった直後にみた限りでは出ませんでした。おそらく翌朝8時とかをまたがないと出現できないようです。ややじれったいですが一晩寝かせておきましょう。