PS Vita、とりあえず買っておきました。新タッチUIェ…

かなり悩んだPS Vitaですが、予約もなにも無しに発売日当日に仕事の行きがけにヤマダLABIに行ったら普通に在庫あったので一応買って見ました。SONYのゲーム機は「初期ファームで寝かせておくといいことあるかも」信仰もそろそろ廃れて来てる雰囲気ですし、PSPのUMDみたいなどうしても使用を回避したいメカデバイスがある訳でもないので、買うとしてもリトバスが出る頃かなー、と思ってたんですが。

3G/GPS付きに比べWi-Fi版の方が売れていて品薄感あると思ってたんですが、余裕で両方とも在庫有り。あんま外でネットができる必要はなかったんですが、GPSが後々役に立つかもという期待で3G版に。純正液晶フィルムがオマケでもらえました。メモリーカードは32GBが売り切れで16GBをゲット。

ソフトは今のところパッケージ版とダウンロード版併売が基本みたいで1,000円程度の価格差がついていますが、量販店やAmazonの実売価格が結局DL版よりも安い、というのが現状のようです。店頭の方が値落ちも早い、DL版保存に必要なメモリーカードが独自仕様で割高、しかも品薄、ということで、DL版の優位性はほとんどナサゲ(唯一品切れがない、というのがメリットのはずだったのに発売初日の昨日は課金トラブルで購入できないとかもう…)。

■あまり利用価値がなさそうなプリペイド

3Gの話が出たので先に触れておきましょう。3G版Vita向けにdocomoが提供しているプリペイドプランのSIMカード、980円/20時間(30日期限)と4,980円/100時間(180日期限)ですが、細かくみているとかなり使い勝手が悪いようです。まず更新期限が14日と短い。2週間切れたまま放置すると自動解約で、そのSIMは使えなくなるようです。再契約は事務手数料が2,100円かかるし、申し込みから郵送で届くまでに1週間程度かかるので、「今週末は旅行行くことになったからその時だけアクティベートして持っていこう」という柔軟な運用方法には向きません。しかも有害コンテンツブロックが初期状態でONなので、解除したければ毎度docomoショップに足を運ばなければならないとか(2chもブロック対象)。

でも親が一定額以上は課金されないように買い与えるのにいいんじゃないか?とも思ったんですが、例えば子供に毎月980円プリペプランを買い与えることにしたとして、20時間を最初の1ヶ月で使い切ってしまったとすると、翌月までには更新期限が切れてしまい、結局契約事務手数料が2,100円発生します。980円を一気に消費しないで均してちびちび使いなさいという教育意図も折り込んであるんでしょうかw?せめて更新期限が半年くらいあると良かったんですが。

たまには使うかも知れないなー程度で回線維持するなら1,000円スタートの定額データプランにしておくか、イオンやB-MOBILE等のMVNO業者から利用量にあったプランを探した方が良さそうです。docomoも来年春に専用プランを計画してるみたいですが。

■さてハードのレビュー

ではようやく製品の評価。PSP-3000やPSPgoからすると「デカっ!」って感じです。初代のPSP-1000に先祖返りして、なお一回り大きいかも。またフロント側のエッジが立ってるので手に持った時のゴツゴツ感も気になります。でもまぁエンターテイメントデバイスとして画面の大きさも重要なのでここはいたしかたないところでしょう。アナログスティックの飛び出し量が増えしかも左右2本になっているので、カバンの中とかで何かにひっかかっておかしな力が入って壊れやしないかと心配。

ユーザビリティ屋としてちょっと呆れるのは、充電/通信ケーブルのコネクタが裏返しでも刺さってしまう点です。いや裏返しでも使えるならむしろ絶賛するところですが、もちろんそういうことではなく、「使えないのに刺さる」んです。一度暗い寝室でやってしまいました。

さて電源を入れて有機ELディスプレイの評価ですが、これは圧巻の美しさです。有機ELデバイスはWALKMAN等でも使っていましたが、このサイズ&解像度のものは初めて。ポータブル機然としたジャギー感もないし、発色も色温度も不満無し。後述の致命的な操作感の悪さがなければ、動画視聴デバイスとしては極上だったんじゃないかと思います。とりあえず、アンチャーテッドのデモ動画が綺麗すぎて、購入決定。こないだPS3版の3をプレイして当分いいやと思ってたのに!

充電器は1,500mAhのUSB 5V出力タイプ。PSPgo用を始め同等以上の出力の充電器が普通に使えてるので、付属品は箱の中に残留決定。

アナログスティックが左右につきましたが押し込みには非対応。PS3タイトルをリモートプレイやエミュレートしたりする場合でも、操作系の完全再現は無理ですね(そもそもL2/R2もないですが)。

■そして新UIェ…

一頃で言うと、「今流行ってるiOS/Android風のタッチUIにしてみました。ハードボタン?あっ…」って感じです。ホーム画面や標準アプリ(動画プレーヤー、ブラウザ、etc.)ではこんなにたくさんついてる左右のハードボタンの一切が効きません。アホですかと。確かにiOS/Androidのタッチやスワイプを駆使したUIはタッチパネルデバイスを操るのにはよく練られているお作法です。でもだからといってついてるハードボタンをガン無視していいほど究極に優れたものでもないですよね。例えば、ホーム画面を左右スワイプでページめくりして起動中のアプリを切り替えるんですが、ここなんかは普通にL/Rボタンでいいじゃん、と。動画プレーヤーでは画面上に操作パレットが出てきて、そこからしか一切の操作を受け付けません(しかもそれが自動で消えるまでの時間が長い!)。コンテンツを“汚さ”ずに操作できるボタンがあるのに何故使わないんだと…

Nintendo 3DSみたいなライト層向けのUIなら混乱を防ぐためにあえて操作デバイスを限定するという考え方も有りだと思いますが、PS Vitaはコアゲーマー層向けだとはっきり明言している製品なんだから、合理性、サクサク操作に思い切り振って良かったんじゃないでしょうか。

■動画プレーヤーとしては?

出画デバイスとして、有機ELの実力は先に触れた通りですが、トータルでポータブル動画プレーヤーとしての評価はどうでしょう?

まず残念なことに噂されていたDLNA対応は初期仕様では見送られました。最近のBD/HDDレコーダーではDLNAサーバー機能のついたものも増えてきてるし、ここは是非期待したいところです。個人的にはDTCP-IPは後回しでもいいので、とりあえずmp4だけでも…

DLNAがダメだとして、PS3のようにブラウザから直接動画ファイルを叩いてストリーミング再生はできるのか?これも現状は否です。ただしmp4で試した限りでは、ダウンロードはできるみたい。しかもバックグラウンドで。なのでサーバーに貯めてあるライブラリをPC等の母艦を経由しないで視聴することは一応可能。拙作のiOSアプリ「おやゆびでお」向けに配布しているPHPスクリプトもバッチリ表示できます(PS VitaのブラウザはiOSと同じWebKitベース)。

ダウンロードすると自動的に動画プレーヤーアプリ内のファイルリストに並びますが、機能としては最低限。番組名などのメタタグを参照して階層表示してくれるどころか、自分でフォルダ分けもできないようです。ひたすらフラットにファイルが並びます(ファイル名順か日付順)。まぁ、メモリカードの容量もあるのでそう何十本も保持する前提ではないのでしょう。

レジュームはファイル毎に記憶されるようです。あと音声トラックの切換にも対応。

前述の通りハードボタンでの早送り、巻き戻し操作などは一切できず、写真のような操作パレット上でスライダー操作をするか、フラッシュボタン(?)で15秒程度のジャンプが可能。あとPS3でお馴染みのシーンサーチ(一定間隔のサムネイルがズラーっと並ぶアレ)。あとこのパレット自体を移動することはできません。

SDIM0013

σ(^^)はこの手のポータブル動画プレーヤーは片手で保持して片手で操作も完結できるのが結構大事だと思っていて、iOS向けにアプリまで自作しています。その観点でいくと、PS Vitaは片手保持するにはやや大きいし、うっかり触れてしまいそうなボタンも多いです。それでもせめて折角両側についたアナログスティック倒している間、方向に早送りくらいできたら格段に便利になるような気がします。いちいち指紋が付くので、またそれを拭き取ってとかも煩わしいですね。

 

なんなんでしょうねこの「見た目以外が残念すぎる超絶美人」みたいながっかり感。まぁ、SONYのゲーム機はファームウェアで機能アップや操作性改善していくのもファン的な楽しみの1つです。これから1つ1つブラッシュアップされていくのを一緒に見守って行く所存であります。

古いプロジェクターを実家に天吊りでインストール

自宅リビングにフルHD 3Dプロジェクター VPL-HW30ESを導入し、今までリビングにあったXV-Z3000を寝室へ。すると寝室で使っていたTH-AE500が余りました。売っても2,3万にしかならないようだったので、だったらと実家で活用することに。当初リビングに設置しようかとも思ったんですが、あれこれ機材が増えてゴチャゴチャしてもリテラシーが低い某家族がキレそうなので悩んだ挙げ句自室に。設置場所の関係で初めて天吊り設置に挑戦してみました。

P1030096

使用したのはシアターハウスの汎用金具spider 2。2万円程度。プロジェクターを使ったことがない人には「高っ!」と思われるかも知れませんが、通常メーカー純正の専用天吊り金具は数万程度します。それに比べると、数百機種に対応できてこのお値段は破格です。本体を買い換えても使い続けられるメリットは価格だけでなく取り付け工事の手間も軽減できて二度美味しいです。ちなみにシャフト部分が黒いモデルもあります。

シャフトの長さ違いで3タイプから選べ、天井吊りと壁付けも選べ汎用性は抜群です。天井に固定するネジだけは別売りなので天井の材質にあわせて自分で調達します。今回は市販のなべタッピングネジを使用しました。太さは6mmのもの。天井が中空の場合も考えて石膏ボード専用の特殊ネジも調達しておいたものの、タッピングネジで充分ガッチリついちゃいました。写真で見えてる銀色の線は万一シャフトの根元が落ちた時でも落下を防ぐワイヤーです。ちょっとブサイクですがあえて少し離した位置に固定してみました。

また電源とHDMIケーブルは黒くて白い天井を這わせるには目立ちすぎだったので、白いモールをとりつけてみました。なかなか綺麗にまとまったと自己満足。

スクリーンは節約して紙製のものをチョイス。サイズは80インチ。取り付け位置が入り口ドアや押し入れ扉にかぶるので、頻繁にあげさげできるようチェーン巻き取りタイプにしてみました。実はこれも初導入。思ったより安っぽいですw。巻き上げ/下げ時にビロビロと音がするので「あー紙だなー」と感じます。またタペストリータイプに比べて動くので紙の強度的な弱さが出ないかどうかは若干不安です。いきなりドアあけられたりしたら一発アウトかも知れませんw。紙のメリットとして軽量な点があります。3点の金具で固定するのですが、重要自体は真ん中の1点だけでも楽勝でした。まぁ綺麗に巻き上げするにはロールがたわまわないことが重要なのできっちり3点で保持するようにしましたが。

2011.11.22追記:

2,3日使ってみてですが、スクリーンの両端が軽くカールしているのが気になりだしました(下の写真でもわかりますね)。画面が横スクロールした時に、本来真っ直ぐな横線がここにかかるとクニャっと曲がって見えてしまいます。これは同じ紙スクリーンでも左右に固いフレームが入るタペストリータイプには無かった欠点です。これはちょっといただけないです。

P1030099

またスピーカーシステムは以前妹夫婦に贈った1万円前後の5.1chスピーカーセットが全く使われていないので回収して再利用。BDプレーヤーも余っていたBDP-S350を使用するなどして、お安く構築しました。小さい子供がいてなかなか映画もいけない妹や母親がたまに楽しめれば良いかと。

■どうもこの機種はApple製品と相性が悪いらしい…

TH-AE500ですが、今までPCしかつないでなかったので気付かなかったのですが、けっこう相性問題があるみたいです。まぁ、HDMIもついておらず、DVI接続なので仕方ないですが。一応HDCPには対応してるのでHDMI->DVIケーブルでAppleTVをついないでみたところ、起動時のリンゴマークから先へ進まず。Appleのサポート掲示板にも同じ症状が報告されてたので相性なんでしょう。AppleTVはウチのHDMI付きWEGAでもHDCP未対応表示がでたりと相性厳しめな気がします。AppleTVが使えると家族的には便利だったんですが残念。

次にMacBook ProとAirをつないでみるも、1280×720解像度がモニタ設定に出てこず、ドットバイドット表示にならず…。ゲームや自宅の動画ライブラリを視聴する目論見が。デスクトップのWindows機はTV録画サーバーも含め2台あるんですが、どちらもDVI/HDMIが1系統しかないので通常のモニタと排他になってしまうんですよねー。ビデオカードを増設しようかしら。

まぁ、あとHW30やZ3000に慣れた目で久しぶりにAE500を見るとさすがに暗いなぁという印象。その黒は浮くし。寝室で使ってたスクリーンよりも紙スクリーンの方がゲインが低いのかも。HW30ESやZ3000+紙スクリーンは全然不満ないんですが。

お手頃容量のUSB出力付きモバイルバッテリー SONY CP-ELSVP

iPhone4S、というかiOS5にしてからバッテリーの消費が激しくなりました。どうやらバグが原因で5.0.1で修正されるみたいですが、iPhone以外にもおサイフケータイ用のサブ端末F-04Bも知らず知らずのうちにバッテリーが切れてる、なんてことが多いので、やはり充電式モバイルバッテリーを買おうと。

当初はeneloop mobile boosterの非接触充電規格Qi(チーと読むらしい)対応モデルにしようと思ってたんですが、どう考えても我が家にはチャージパッドを置くスペースがない(^^;)。どうすっかなー、と思ってたところでヨドバシ店頭でSONYのCP-ELSVPを見つけました。特徴は、

  • 容量は2,000mAh
  • 出力は1.0A
  • 入力はmicroUSB
  • スティック型
  • カラーは白と黒
  • microUSBケーブル付属タイプと、さらにmicroUSB->Apple Dock変換コネクタもついたパッケージも有り
  • 実売2,000円程度とお手頃価格

という感じ。

基本的には日帰りの外出中でバッテリーが心許なくなった時用で、フル充電までできなくても帰宅までなんとか持たせたい、という場面用なので、容量としてはこれで充分(もっと小さくても良かった位)。ちなみにmobile boosterの小さい方が2,700mAhです。もっと容量が小さいものはDockコネクタ直付けタイプとかではあるんですが、docomoでも使いたいし、直付けタイプはiPhoneがケースに入ってると刺さらなかったりするので除外。となるとこれが最小クラスなんじゃないかと。

出力は1.5Aあれば充電速かったのになぁと思いますが、まぁモバブー小とは同じなので負けてはいません。Dockコネクタケーブルは既にどの鞄にも入ってるのでmicroUSBケーブルのみ付属の安い方をチョイス。

スティック型ですが、eneloopの単3×2本で使うstick boosterよりは太いです。重さはそんなにズッシリとは来ない、見た目通りな感じ。

SONY製品なので(?)、自然放電がどれくらいなのかが心配ですね。いざ使おうと思ったら空だった、なんてことがなければ完璧です。そちらは追々評価していくとしましょう。

iPhone4S無事ゲット

また今年もサーバートラブルで大変だったiPhone4Sですがなんとか入手できました。ヨドバシの朝イチ枠(8:00~9:00AM)で入店し、カウンターに1組目で座ったものの機種変更登録のサーバーが輻輳でダウン。結局予約と一緒にペーパーベースの処理に切換。機種変更なので端末は渡してもらえ、microSIMの差し替えとアクティベーションをすれば普通に使える形。機種変更登録はおそらく端末盗難時の管理用にユーザにシリアルを紐づけておきたいとかいう運用面のニーズでやってることなんでしょうね。そっちはサーバーが復帰次第お店がやっといてくれるという感じで。microSIMじゃない人(つまりiPhone4からの機種変以外の人)はSIMの切換ができないので、持ち帰っても電話としては使えなかったみたいです。

結局受け取って店を出たのは10時。カウンターに座れたので店員さんと雑談したりして時間をつぶしてました。

■ハード面

外観はマナースイッチの位置が若干かわった以外違いはなし。お気に入りのパワーサポートのAirジャケットは4S対応版待ちですが、無理矢理入れれば一応入りました。若干膨らむもののスイッチ切換も可能。

当然フィルムは4用がそのまま使えます。2chで話題になっていたマイクロソリューションの「漆黒」を買ってみたんですが、ボケがパワサポよりもひどい印象で速攻処分。結局4用で買ったパワサポアンチグレアが2枚組で1枚余ってたので利用。

レスポンスは明らかにサクサク感が増しています。特にiOS5になってフリック入力の遅延が顕著になっていたのが解消した感じ。あとiPhone4で最大の不満だったカメラ起動の遅さが改善。iPad2並になりました。

通信速度は下り14.4Mbpsに対応しても今のところ体感では違いを認識できないですね。対応エリアにいかないと。

最大の不満は液晶です。明らかに黄色い(色温度が低い)です。iPhone4もホワイトモデルが出た頃からこの色味のパーツに変わってしまっていたので嫌な予感がしてたんですが、やはりか…という感じ。見慣れれば気にならなくなるのかなぁ。(可能かどうかわかりませんが)4のものと交換してしまいたい衝動に駆られますw。

■ソフト面

iPhone4Sならではってところはあまりないです。強いて言えばSiri位ですか。日本語は来年に対応予定だそうです。キーボードにマイクボタンがついてて、一般的な文字入力欄にディクテーション入力ができちゃいます。

■カメラ画質

IMG_20111014_162720

まだ近所で適当に数枚撮っただけですが、レンズの明るさは実感できます。室内で撮った時に顕著です。部屋が汚いんでサンプルは屋外のものでw。タイルの質感とかイイカンジです。ちなみにLED、HDRはオフです。

ただ等倍でみるとちょっとノイジーかなーという印象。TwitterやInstagramに上げる分には、レスポンス向上も相まって実用度はアップしてますね。コンデジの出番はますます減りそう。

欲を言えばそろそろRAW保存できるようになってくれないかなと。


 

液晶の黄色さには凹みますが、総じて乗り換えて良かったと思っています。割賦残金が免除される3G/3GSな人はもちろん、カメラや3Dゲームを多用するなら4からも乗り換える価値が充分にあるんじゃないでしょうか。

WALKMAN買い換え A865へ

ちょうど2年使ったWALKMANのA845の2世代後のモデル(先代はマイナーチェンジだったけど)、A865をポイントでゲットしてみました。

このシリーズのデジタルノイズキャンセル(以下NC)は逸品で、電車乗る時や賑やかなカフェ、ファミレス等で作業する時の必需品でした。A865ではその特徴を受け継ぎつつ、

  • 更なる高音質か(デジタルアンプがS-Master MXへアップグレード)
  • 全面フルタッチUIに
  • Bluetooth対応
  • 有機ELから液晶に変更(ダウン?)
  • 若干大型化

という変化を遂げました。Bluetooth好きなσ(^^)ですが、本機に限ってはNCを活用してナンボなのであまり興味なし。使用頻度も月に数回もない程度なので見送るつもりだったんですが、現物を触ったらうっかり…

■ハード面

若干短くなり、横幅がそれなりに増えてる感じ。厚みも増してるかな?感覚としては一回り大きい印象です。ただネックストラップをつけて胸ポケットに入れて使うのが主なσ(^^)の利用スタイルではそう致命的な差ではないかなと思います。

液晶は大型化していてジャケット絵も大きく見えるのは良いです(ただiTunesから移した曲の場合、表示できない場合があるのも相変わらずなのでガッカリ感も大きいorz)。若干色温度が高いというか少し黄色っぽいのが残念。

タッチパネル化してもサイドにしっかり音量+/-、次曲、再生/ポーズ、前曲の5ボタンが用意されてあるあたりはさすがSONY。ブラインドでも操作しやすいです。

HOLDボタンはタッチとサイドキーの両方を無効化するか、タッチのみにするか設定で選べます。サイドボタンはさして誤反応のリスクはないので後者の方が便利な気がします。タッチはやはり誤反応があって、胸ポケットの中で何度か勝手に曲が遷移したりしたので、ホールド状態にしておくのが吉かなぁ。ただスイッチ自体はさほどON/OFFしやすくないです(かなり小さなスライドスイッチ)。HOMEボタンの2連続クリックで解除とかもう少し簡単にON/OFFできると良かったかなと。というか画面スリープみたいなことができないのがいけない気がしますね。HOMEのアイコンに一発スリープボタンがあって、それで画面消してる間はHOMEボタン以外は藩王しない、くらいで良かった気がします。

A845の時に後から発売になったショートケーブル+延長ケーブルのイヤフォンも結局標準添付はされず、付属は長いものです。ネックストラップ派は追加出費を覚悟しておいた方がいいかも知れません(旧機種用がそのまま使えます)。確かに接点が増えると音質には悪い影響しか出ないですが、そもそもそのレベルで音質云々言う人は標準添付のイヤフォンなんか使わないと思うんですよね…

■ソフト面

前面にはHOMEボタンがあり、第一階層はアイコン、その下はリストをスワイプでスクロールして選択という、まぁざっくりいうとiPod touchっぽい操作体系になりましたw。レスポンスはかなりサクサクです。ただスクロールのつもりが指を離す時に選択までされてしまうことがたまにあります。もう少しチューニングの余地がある感じ。

操作性で最も不満だった、NCのモード設定(電車とか飛行機とか)がなぜかホーム画面のNCアイコンを選んだところから変更できず、初期設定の中から、というちぐはぐな点も修正されていました。NCの設定がすべて一画面で網羅されています。

■音質

例によってたいした耳ではないので参考程度ですが、「びっくりする程ではないけど、でも良くなってる気がする」という感じでしょうか。高音の解像感もあがってる気がするし、低音も嫌みのないでもしっかりとした安定化のある鳴り方をしてる気がします。「BOSEっぽい」というと怒られるかも知れないですがw、丸い感じの低音です。女性ボーカルもしっとりしてる気がします。まー、A845に具体的な不満があった訳じゃないので、劣化してなきゃOKってとこです。

ただ、おースゲーって感激する曲とそうでもないなってのがあります。ソース音源の音質差なんでしょうかね。ちなみに基本256kbpsのAAC(iTunesで変換)です。ロスレスはiTunesとx-アプリで互換性がないので使ってないです。

ネットではホワイトノイズが格段に減ったという評価が多いみたいですね。σ(^^)はもともとそんなに気になってなかったのでわかりません。