USB-DAC兼ヘッドフォンアンプ nano/V

AV Watchのリリース記事を見て、速攻で買いました。

モノとしては、USB DDC/DAC、ヘッドフォンOUTおよびLINE OUTが取り出せるUSBオーディオデバイスですね。LINE OUT端子がINとしても使えてヘッドフォンアンプにもなります。駆動はUSBバスパワーのみでバッテリーは無し。iPhone等のDAPよりはノートPC等につけて高音質で音楽を楽しむためのもの、という感じですね。USBオーディオデバイスとしては24bit/96kHzまで対応しているので高音質ソースや対応ツールを使ってる人にはポイント高いんでしょう。

んで、個人的にはあんまノートPCにヘッドフォン挿して高音質で音楽を聴く、という場面はないのですが、なぜ買ったかというと、ヘッドフォンOUTとLINE OUTが同時出力でき、なおかつ音量調節ボタンがついてたから、というのが理由。

我が家の寝室マシンには枕元のアクティブスピーカーとだいぶ前に買ったPioneerの赤外線式コードレスサラウンドヘッドフォン(SPDI/F経由)がつながっていて切り替えて使っています。深夜などにヘッドフォンを使うワケです。で、複数オーディオデバイスを排他使用するようになってしまったVista機なのでこの切り替えがめんどくさい。コンパネから切り替えても目的のアプリを立ち上げ直すまで反映されないし(Windows7だと即時反映)、ゲームだと全画面モードにしてしまうとOSのボリューム調整も面倒。かといってさすがに内蔵のヘッドフォン端子は使う気にならないし、背面なので頻繁に抜き差しするのもこれまた面倒。

そこでこのnano/Vですよと。単にポータブル環境の音質改善ブームだったのもあるんですが、最悪上記の使い勝手が改善されるなら特攻してもいい値段じゃないかなと。ちなみPioneerのコードレスヘッドフォンのかわりに、先日買ったATH-AD900を活用する前提で。

AV Watchに出た直後にAmazonのマーケットプレイスに公式代理店のエントリが出来てたんですが品切れ状態。久しぶりにウィッシュリストを使って状態監視しつつ、注文可能状態になるのと同時にポチりました。

正直あんま音に関しては違いを感じていません。というか音質比較的な聴き方をまだなにもしてない。単に普通に便利に使ってる状態。ATH-AD900もPioneerのコードレスヘッドフォンのベースユニットにつないで使ってたんですが、これがそれなりにヘッドフォンアンプとしても素性が良かったのかも。

ドライバも必要なくプラグアンドプレイで使えてます。やや意外だったのは音量ボタンが内部的なものではなく、OS側の音量スライダーを動かすソフト的なものだった点。ちょっと調整シロが減ったような気がしてなんとなく悔しい。

24bit/96kHzってどんな使い方(使い道)があるんだろ?クラシックとかジャズならCD以上の音源もあるんだろうけど。アニオタ的には活用できる場面あるかな?BD?でも普段あんまPCで見ないしな。新幹線+VAIO type Zでなんて時にはいいかも。でも最近めっきり新幹線乗る機会なかったり。

自宅のメインWi-Fi環境をAirMac Extremeに

最近、というかiPhone4にしてからかも知れませんが、どうも自宅の無線LANにつながらなくなることが多発。PC等他のデバイスからは問題ないんですが、iPhone4だけがアウト。見えてるし設定も記憶済みなのにタップするとエラー。AirStationを再起動すると直る。でもまた数日すると再発、の繰り返し。しかも以前からある症状でウチのメインのAirStationであるWZR-AMPG300NHはWebインターフェイスから再起動すると途中でコケるというのがあり、いちいち物理的に電源ケーブルを抜き差ししにいかなければならない、という状態でした。

WZR-AMPG300NHは長いことBUFFALOで唯一の2.4GHzと5GHz同時使用可能なフラッグシップだったので使ってましたが、最近ようやく後継のWZR-HP-AG300Hが登場しました。まぁ、異常が出てるのはiPhone4だけなんですが当面自分ではどうしようもないってことで、じゃぁ買い換えてみるかと。が、しかし念のためググると、BUFFALOの他の機種でもiPhoneがつながらなくなる問題が発生しているのを発見。これはモデル特有ではなくBUFFALO一般の症状かも知れないという疑惑が浮かび上がります。せっかく買い換えても同じ症状が出たらアフォすぎます。

で、他に2.4GHz/5GHzの同時使用というとNECかApple位しか見当たらず、結局数千円高いながらも「同じApple製品ならよもや相性問題とかねぇだろ」的な思考でAirMac Extreme特攻しました。なんか品薄なとこが多くて、そろそろモデルチェンジ?という気配が漂いつつもあったんですが、まぁしゃぁないかと。

国産の最近の高級無線LANルーターと比べて、AirMac Extremeが違う点は、

  • 1.5倍くらい高い
  • Webインターフェイスで設定できない
  • 未使用ポートを切ったり時間で電源を落とすエコ系の機能がない
  • iフィルターなどのWebフィルタリングサービスやDDNSサービスなどの連携機能がない
  • PPTPサーバーがない

などがありますが、生活サイクルがデタラメで24時間いつ利用するかわからない我が家では省電力系機能はあまり役に立たないし、他のサービスは他で代替してるから必要なし。気になったのは値段が高いことと、PCに設定アプリをインストールしてないと設定ができないという点でしたが、まぁ安定接続には替えられまいと。そもそも安定すれば設定画面なんてそうそう触ることないし。

てことで交換してまだ二日目ですが今のところは安定しています。速度は測ってませんが、接続のネゴシエーションがスパッといくようになった感じ。まぁ気のせいかも知れないですが。エアコンつけてるせいか、噂ほど天板がアチチってことはないです。暖かくはありますが。インジゲーターは1つだけで、AirMac Expressと同様、正常ならグリーンに点灯してるのみ。あまり情報量はありません。

購入前に製品情報サイトをみていてゲストネットワークを作る機能がヨサゲだなと思ってたんですが、残念ながらブリッジ(アクセスポイント)モードでは使えませんでした。まぁそりゃそうか。どうせゲストなんて滅多に来ないからいいや…(;_;)。

アンテナ内蔵していてスッキリしてるのはいいですが、平置き専用なので場所とるのが難点ですね。天板は放熱に重要そうなので下手にもの置けないですし。

WALKMAN A845とiPhone4を接続

右のケーブルは外部音源をWALKMANで録音するための入力ケーブルです。A840シリーズではWALKMANをノイズキャンセラーとして使って外部音源を聴くのにも使えます。

例えば電車で音楽をA845で聴いてて、たまにiPhoneで動画でも観ようと思った場合、残念ながらA845の専用イヤホンはノイズキャンセルマイクの信号ピンの関係でiPhoneのヘッドフォンジャックに指すと片側しか音が出ません。かといって、iPhone用にもうひとつイヤフォンを常時持ち歩くのも邪魔だし、下手にそんなこと考えたらまた病気が出て高額な出費につながりかねません(^^;)。そこでこの1,500円程度のケーブルです。1本線なのでイヤホンよりも持ち歩きも楽ですし、なによりせっかくのA845の優れたデジタルノイズキャンセリング、デジタルアンプも活用できます。

■せっかくなのでiPhone側はDockコネクタで使いたい


audio-technica AT-PHA30i
[|]

ただこのケーブルはもともと外部音源からLINEアウト経由でつないで録音するためのものなので、イヤホン端子から音をとるとややゲインが小さく、A845側でかなりボリュームを上げないと聴けません。音楽に戻した時に爆音になりがちw。

また歴代iPhoneやiPodはイヤホン端子の音があまりよろしくないのが定説になっています。ドックコネクタ側からLINE出力でとった方が音質面で有利ということで、AT-PHA30i等のヘッドフォンアンプも何種類か発売されています(実は先日これも買ってみたりしたんですが、結果的にあまり使わなくなってしまいました。レビューはまたエントリを改めて)。

さて、そこれ欲しくなるのが、ドックコネクタ大で直接ピンジャックがついてるようなアダプタ。ケーブルが出てるタイプはよく見かけますが、今回は相手が決まっているのでミニジャックが理想。ググるとアキバでコネクタ部品を買って来て自作してる人が結構いますね。一瞬、今度アキバ行った時に買って来て自分も挑戦しようかとも持ったんですが、なんとか既製品を見つけました。海外製品のようですが、K’s AMPさんというポタアン専門店で取り扱っていました。>iBasso NEW iPod ラインアウトドック Line Out Dock

(自作するのに比べると相対的に)高いのが気になりましたが、iPhone4に合わせて黒い筐体なのもいいなとか(パーツは白が多い)。

SDIM0227

実際につなぐとこんな感じです。

実際に電車で使い比べてきました。やはり内蔵ヘッドフォン端子だと音が小さく、A845で音量を上げても音質的にはライン経由に比べたらS/N比が低い感じです。アダプタをつけてしまうとケースなどには入らないですが、もともと動画用に手にもって使うこと前提なので無問題。イイカンジです。

残念ながらiPhoneではお約束の「このアクセサリは…」メッセージが出ます。

WI-100HC妊娠

SDIM0183

SDIM0192
左が新品、右が妊娠した電池

4年ほど前に買ったひかりコードレスホンWI-100HCの電池がいつのまにか妊娠して電池ブタがエラいことになっていました。内側から押し上げられて変形してます。

この手のリチウムイオン電池を使った製品は充電と放電を同時にすると異常に発熱してケースが変形を起こすことがよくあります。特に携帯電話に充電器をつないだまま通話したりするとなりやすいのは有名です。

ただσ(^^)は電話嫌いなのでそう長電話しないs、そもそもこの電話機や写真を見てわかるように充電台の載せて充電する方式なので、そもそも通話しながら充電するようなことはありません(というかできません)。

実際にNTTに問い合わせた人が「この機種での発生はありえないので異常です。使用を中止して点検にだしてください」と言われた、という報告もあるようです。掲示板の書き込みで、その後の経過がなかったので結果はわかりませんが。

ただ、この電話機、ちと動作保証外的な使い方をしてる部分もあります。そう、本来ひかり電話ルーターに直接レジストして使うべき製品をAsteriskで構築したPBX配下に登録してあるんです。経由している無線LANアクセスポイントも当然社外品。元々異常にバッテリーの保ちが悪いのも気にはなってたんですよね。待ち受けでも1日はもたない感じ。カタログ上はなんと約55時間。無線LANアクセスポイントとの相性や電波状況が悪くて、待ち受け中でも異常に電力を消費してる可能性があります。その上充電台起きっぱなしで充電もされてるので、冒頭の状況に近いことが起きてるのではないかと。

でまぁ4年はもったし、正当な使い方とも言えない後ろ暗さもあったりで、とりあえず自腹でバッテリーパックを買ってみました。本体の販売はとっくに終わってますが、NTT東日本のネットショップから普通に買えました。お値段は高めで4,200円。注文してから中一日くらいで届きました。この辺はさすがNTTですね。

とりあえずこれでカタログ値に近い待ち受け時間まで復活するかとか、使用する無線LANアクセスポイント変えてみたりして様子みてみようと思います。

ちなみに、古い電池は「NTT窓口に持ち込むか買った店に返却しろと書いてありますが、窓口ってどこだろ…

P.S.

本エントリの写真は先日買ったDP2s+EF-530 DG STの練習がてら撮ってみました。ちょっと白とんじゃいましたが、なかなか綺麗だったのであえて使ってみた。

結局DP2s用にストロボも購入

結局純正のストロボも買ってしまいました。ヒカル小町みたいなスレーブ発光のものも検討したんですがやはり光量があまりない点や、本体の内蔵ストロボに赤外線フィルタ等を貼って可視光が出ないようにするとかセッティングがめんどくさそうだったので。あとガイドナンバー40、50クラスの光量でどんだけ綺麗に撮れるかって興味も大きかったり(今まで使っていたSUNPAC RD2000はGN20)。

今月出費が嵩んだので少し待ってからという考えもよぎったんですが、結局DP2sが普段のブツ撮りにどれくらい実用性があるか見極めないとPowershot G10を処分できるかどうかも決まらないし、など(言い訳)。

さてこのEF-530 DGシリーズにはSTとSUPERの2種類があります。STは発光レベルが2段階なのに対し、SUPERは多段階。またSUPERの方は光センサがついててスレーブ発光もできるみたいです。実売で1万円近く違うので今回はケチってSTにしました。

マイナーなシグマ用なので、DP2sを手放すときはおそらく一緒でしょう(DPの後継機を買うなら別ですが)。こういうストロボってシューの部分とコントローラーだけ交換して複数メーカーに対応させてるんだから、そこをモジュール化して後からキャノンモデルやニコンモデルに転身できるようにしといて欲しいですね。

実際使ってみると、2段階は結構不便です。モードスイッチはTTL、MH、ML(後ろ2つはManual Hi/Low)があります。Hiだと明るすぎて露出をめいっぱいさげISO50に固定してやっとまともに撮れる感じ。逆にLowだと暗くて、真逆の設定にしないと暗くなってしまう。TTLは一応光りますがDP2sでは制御が効かないらしいです。光方としてはMLに近い印象。いまのところHiで色々絞って撮るのが綺麗かなぁ。ブレにくいですしね。

部屋を真っ暗にしてHiで撮ってみると普通に昼間撮ったように写ります。単一光源なので色味もイイカンジ。ただし消灯前にフォーカスあわせとかないとAF効きませんけどw。

eneloopでも普通に使えてます。

作例は今回はなし。なぜなら、本体のバッテリーが切れたから!

■DP2sその後のインプレ

いやぁ、DP2sはスタミナ弱いですね…室内三脚撮りメインならACアダプターを買っておいた方が良さそうです。

あと液晶はほんと画角の確認くらいしか使えません。明るさもボケ具合も撮ってみると大きくかけはなれたものになります。そういえばデジタル一眼でもライブビューの機種ってちゃんと使ったことがないんだけど、こんなもんなんでしょうか?三脚ブツ撮りではまず画角を決め、絞りのボケ具合を何枚か撮って決め、最後に露出をまた何枚か撮って決め、って感じ。旅行もっていて集合写真で「はい、チーズ」とか一発で撮れるようになるにはフィルム一眼並の腕がいるかも。まぁそういう使途のカメラではないし、それはそれで楽しいって人向けですよね。

個人的には相当なピーカン屋外でないと手持ちで使いこなす自信はないかも。DP好きには軟弱者とそしられるでしょうが、やはりFovion X3素子を使った、普通にズームやマクロや手ぶれ補正のついたモデルが欲しいです。Cybershot TXクラスのコンパクトさには期待しません。Powershot Gクラスや高倍率ズーム機並でもOK。どんなに高画質でもσ(^^)的にはもうデジイチサイズのカメラには手を出す気があんまりしないんですよね。ミラーレスクラスでも微妙。デザインや動画機能がすごく優秀なら買うかもって位。

DP2sはこのサイズでAPS-Cサイズのセンサってとこが他に類を見ない特徴ですが、なんとかこれを活かしつつ使い勝手の良いモデルが出るといいなぁ。