TOYOTA純正DOPナビにバックカメラをつける

 実家のカローラフィールダーにバックカメラをつけられないか調査。ナビはディーラーオプションのNDCN-W54で、市販のRCAプラグで映像端子が出ているバックカメラは直接はつかず、トヨタ/ダイハツ仕様の4ピンのカプラでないとダメ。純正カメラを補修パーツとして取り寄せたり、ヤフオクなどで変換コネクタを買う手もありましたが、どちらも日数がかかるので正月の帰省中には手配不能。

 しかし、こちらの記事によると、イクリプス(富士通テン)のナビとカメラは同じ規格のカプラで接続するようになっており、イクリプス用のカメラはトヨタ純正(DOP)ナビに直結可能とのこと。なるほど、ECLIPSEだけ電源ボックスが別になっているのはそういうことか。トヨタナビのOEM元だからそっちの仕様にあわせて自社ブランド機種も作ってたですね。早速三が日から営業しているイエローハットに行ってゲット。通販より3千円ほど高いけど仕方なし。現行モデルはBEC107というヤツですが、基本的に106、105、104あたりでも大丈夫らしいので、在庫やアウトレットで安く手に入るならそっちでも大丈夫っぽい(カメラの性能が違う?)。

 写真でわかる通り、一般的なRCA出力のバックカメラと違い、途中に電源ボックスがついてない。よくよく調べると、4ピンカプラの中にACC線とアースが出ている模様。文字通りカプラーオンでカメラがつけられる仕組みになってるんですね。ちょっと感心。設定的にも特に何も必要なく、カプラを接続しただけで普通にナビが認識し、バックギアで表示されるようになりました。そういえばトヨタ車はオプションコネクタで車速やサイドブレーキと一緒にバック信号も取ってますもんね。なので後は物理的に線をどう通すかだけ。純正カメラ取付位置はやや左寄りなのと後付ではアクセスが大変そうだったので普通に外側ど真ん中に取付け。

 ちなみにDOPナビは「画質・消」ボタンを押したままスモールライトを3回ON/OFFするとメンテナンスモードに入れ、カメラ調整もできたりするらしいんですが、NDCN-W54にはその項目はありませんでした(メンテモードには入れた)。もしかして補助線表示できたりするかなぁと思ったんですが…


CyberNavi(AVIC-VH009)を2007年版(Vol.2)に更新

 サイバーナビの2007年版バージョンアップを実施しました。

VH009画面写真

 機能的には2007年モデルに追いついたというだけなので最新モデルをお使いの方には目新しさのないことでしょうが、ざっと気付いた点をレビューします。

■スクロールの引っかかりが減った

 従来、タッチパネルでスクロールする時に、ちょっといっては止まり、指を離して触り直さないと進まなくなったりしてたんですが、更新後はかなりスムーズに動くようになりました。実用面では一番嬉しい改善かも知れません。

■次の案内地のETAを表示

 写真の赤矢印の部分に、次の案内地(曲がる場所)を通過する予想時刻が出るようになりました。今まで、「あと3km先を右折」と言われてもイマイチぴんと来なかったんですが、時間だとイメージしやすいです。どちらかと言えば、時刻より時間(およそ三分後、など)表示の方が良かったような気はします。

■全体の行程グラフを表示

 写真の青矢印のところに、設定ルートの何割を走破したかを示すグラフが出るようになりました。他社では割と昔からあった表示ですが、なんとなしに参考になりますね。

■スマートループ渋滞表示

 写真の黄矢印の点線がスマートループ情報を元にした混雑/渋滞表示です。スマートループとは、各CyberNaviが蓄積した走行履歴を専用サーバーで集計し、VICSインフラのない道に関しても渋滞情報を表示するための仕組みです。2006年モデルではリビングキットからアップロードをするのみでしたが、2007年モデルでようやく利用が可能になりました。しかも携帯電話で走行中にリアルタイムでアップロード&ダウンロードでき、ITSで言われる車-車間通信インフラ的に利用できるようになったワケです。とりあえずお試しで定期的に自動更新するようにしてみました。パケ代は気になりますが、それに見合う効果があれば良しでしょう。

 とりあえず、今日新宿に用事があったので、(普段は都内に車は乗り入れない主義ですが)試走してきました。さすがに都内に入るとスマートループによる点線表示もかなり増えます。偶然かも知れませんが、結果的に出発時に表示された予想到着時刻から数分以内の誤差で到着しました(走行時間約1時間)。さて、横浜ではどの程度役に立ってくれますかね…

■そろそろ通話用と通信用に別回線を使い分けたい

 こうなってくると、通話用と通信用で別の携帯端末を使い分けたいですね。例えば通信用には定額のEM-ONEが使えたりするとパケ代気にせずに済みます。Bluetoothの場合、プロファイルが違うので同時リンクはできそうなもんですが…

デリカD5 2WD試乗

 保険更新の相談をしにディーラーにいったので、ついでにこないだ出たD5の2WDに試乗させてもらいました。100%買わないことがわかってるのに試乗させてもらった義理としてレビュー記事を書いてみます。

 ↑の事情だからといって、決して提灯記事を書くつもりはないんですが、意外に普通に乗れてビックリしました。「普通に」というのは、ミニバン感があまりなく、COLTなどの感覚に近いという意味です。ただしσ(^^)の中のミニバン像って、学生時代に実家にあったエスティマ・ルシーダ(しかもディーゼル)と、今現在実家にあるステップワゴン(先代?興味ないのでわからん)位なので、含み置き下さいませ。

■前進巡航

 まずアイポイントがあまり高い気がしない。4WDが出た時にはハナから興味なかったので実際に運転してみたりはしなかったんですが、若干車高が下がっている2WDは「そういえばちょっと高いかな?」程度に感じました。

 そしてハンドリングが良い、っていうのかな?まずパワステが軽い。下手すると重めと言われるCOLTよりも楽(^^;)。そして追従が良い気がします。なので狭い目で蛇行した道を通ったんですが、いいかんじにスルスルと抜けられました。車幅がCOLTと比べて10cm広がってるはずなんですが、あまり不安はないのもこのせいだったかも知れません。

 加えて加速も良い。これまたコンパクトカーに比べて重さを感じることなく、スルっと走りますので、

 これらがあいまってか、ミニバンって交差点曲がる時に、ふーん↓と減速して、よっこらせ、っと曲がって、うぉーん↑と加速するってイメージがあったんですが、D5の場合は後ろを見なければ長い車体を引きずってる感がないですね。

 もちろん、世田谷あたりの住宅街とか物理的な絶対幅が狭いところでは難儀するんでしょうけど、ウチのまわりで街乗りする分には、あんまりブルーにならなそうです。

■車庫入れ

 D5の特徴として、ドアミラー下部のカメラでサイドなども確認できる全方位のマルチアラウンドモニターがあります。インターフェイス屋としてこれを評価しないわけにはいかないということで、通常の試走路に加えて白線付きの駐車場での車庫入れをリクエスト。

 結論から言うと普通に入れられますね。全長の長さなども全く意識すること無し。ただ、これは(知る限り)どこのメーカーでもそうなんですが、車庫入れの切り返しでちょっと前進する時に、ギアをバック以外のレンジに戻すと即ナビ表示に戻ってしまうのはいただけないですね。特にこの車のようにサイドの幅寄せにも使える場合もったいない気がします。

 せっかくノーズビューカメラ(ブラインドコーナーカメラ)は車速に応じて自動切り替えできるようになってるんですから、バックカメラモードも、例えばバック→前進に戻してから20km/hを超えないとナビに戻らない、みたいな作りになってても良い気がします。

■ミニバンに乗らざるを得ない状況になったコレ買います

 99%が一人乗車というσ(^^)にとっては、無駄にデカくて無駄に燃費くって無駄にもっさり感の高いミニバンはまったく眼中にないワケですが、もし今急に家族が3人くらいできたら(笑)、たぶんこれ買います。デザイン的にも好みですしね。インテリアも今回はじめてブラックを見たんですが、かなりガジェット好きのツボをついてる出来だと思います。

 結局、提灯記事っぽくなってしまいましたが(笑)。

UK版COLTのアルミがテラホシス

Mitsubishi Colt Black Hawk Special Edition (UK)

 イギリスで発売されている3ドアのCOLTにBlack Hawk Editionという特別仕様車があるらしいんですが、コイツのアルミがめっさイカス。16インチ4穴だけどPCDはいくつだろう。Ver.Rのは日本では変態的な114.3なので、マッチしそうな予感。
 なんとかして日本から買えないかなぁ…

追記:

 UK三菱からカタログPDFをダウンロードしたところ、冒頭リンクの写真はBlackHawk Editionの中でもCZT(スポーツ仕様)のもので17インチでした(PCDは依然不明)。非CZTのBlackHawkは普通のUK COLTと同じものっぽい。こっちもダブルスポークで日本のよりは遙かに格好良いんですけどね。

追記2:

 単品販売してるとこ発見。海外発送してくれるか問い合わせメールを送ってみました。

ND-BC20取り付け完了

 前のエントリで書いたハイアングルモード搭載のバックカメラ、ND-BC20が届いたので早速取り付けました。

 結局、あのデカい純正のカメラハウジング、デカいデカいと思ってた割に、微妙にND-BC20は入りきらず。諦めてリアワイパーと三菱ロゴの間くらいにとりつけました。ハウジングと純正カメラユニットを取り外した後は3つの穴が残ってます。今はとりあえずビニールテープで塞いでありますが、いずれなにか考えないと。

topview1.jpg

topview2.jpg

 さて、 肝心の映りですが、右の写真がハイアングルモードにPinPでノーマルビューを表示した状態です。本当にカメラが目標スペースの真上にあるわけでなく、あくまでPinPの方が実際の映像で、ハイアングルモードの映像はそれをもとに画像処理で合成しているわけです。なので、先(画面で上)へ行けば行くほど実際の解像度は落ちていき、映りも荒くなっていきます。写真ではわかりにくいですが、MPEGのブロックノイズが激しく載っているような状態です。実用上は問題ないんですが、ちょっと気にはなります。

 実は以前に某所でこの種のプロトタイプを見たことがあって、それはとある別の方法を使ってこの荒さを補完していたんですが、アレはアレで別の問題があるので、まだ実用化は難しいのかも知れません。

 更に気になるのは2枚目の写真。これは最終ポジションまで近づいた状態です。 後ろの車がヒドいことになってます(^^;)。PinP側の画像を見ればわかる通り、実際に映ってない分は映ってる分を引き延ばしてごまかすしかないんですね。どちらかといえば、アスペクトを保持して、左右下端のように黒くマスクしてしまう方が自然だったんじゃないか、という気もしますが…

 とりあえず、純正のカメラよりは圧倒的に使いやすくなりましたが、それはカメラを真ん中に移設したり、カメラ自体の性能があがったことによるところが大きく、別にハイアングルモードでなくてもいいかなぁ、という感触。今のところハイアングルモードの方が良い点というのはあんまり思い当たりません。もう少し使ってみますが、最終的にはノーマルモードにハイアングルモードをPinPというスタイルに落ち着くような気がしています。