DCモーター扇風機も安くなったもんだ。

Amazonのプライムセールで6千円くらいだったので、実家私室用に注文してみました。自宅をGreenFanPanasonicのDC機にして、不要になった旧SANYOの5枚羽根扇風機を実家にあげたら、「風が優しい!」と家族絶賛だったので、彼らにDC機を使わせたらどういう反応をするか興味もありw。

で、週末仕事のついでで実家に一泊したので、組み立てて一晩試用。まぁ、値段なりというか、あちこちプラスチック丸出しで質感はちょっとアレです。GreenFanも基本プラスチックですがシボの出し方なのか、たわみ具合なのか、とにかく次元が違う安っぽさ。前面パネルのつけはずしもちょっと力いれ損ねるとポキっと折れてしまいそうな不安がつきまといます。

動作音は最弱の時は控えめですが、それでも2,3万するようなクラスのDC機と比べると若干パラパラっと微音が聞こえます。まぁ、ウチの家族なら気にならないレベルでしょう。リモコンもついてます。まぁ、これで壊れなければコスパはそこそこ良いんじゃないかと。DC機の入門用、私室用にはうってつけだと思います。3~4千円の格安扇風機を買うくらいならちょっとだけ追加してこれをおすすめします。

実家エアコン交換メモ

仕事ついでで帰省時、実家のオトンの寝室エアコンが壊れて、さすがに96年モデルだし替え時だろってことで電気屋へ。実家最寄りのケーズは在庫は潤沢だが工事業者が手一杯で最短で8/13になるとのこと。さすがに2.5週間エアコン無しではオトンがキレるということでエディオンへ。こちらは最短2,3日と言われ、最終的には翌日工事可能となった。さすが地元出店歴が長く、地元工事業者とのつながりが強いのか、単に客足が少ないのか。

要求スペックとしては10畳用で、オトンはタイマーとか朝消すとかマメな操作が期待できない人なので、人感センサーでいい具合に制御してくれたり、(オカンの)スマフォに切り忘れ通知出して遠隔オフできたりがいいかなと思って物色。またこの部屋に限らずだけどフィルター掃除をしない人達なので、その辺も自動化できるならそれにこしたこたないなと。

結果的に選んだのは日立のPAM JTE3シリーズでRAS-JT28EE3WS。たぶんエディオン専売モデル。くらしカメラツインF(画像と赤外線)で人感センサーとしてヨサゲ(日立といえばEye Sightのメーカーですよ)なのと、内部がステンレス部品を多用していてホコリやカビに強い点。迷ったPanasonicに対するアドバンテージとしてそのステンレスなのと、スマフォ操作用のWi-Fiユニットを内蔵している点。Panasonic含む他メーカーは1万強くらいのアダプタが別途必要でしかも取り付け工事も設置時のみ。個人的な興味の範疇なのでσ(^^)が出してつけてもらってもいいかなと思ったけど、内蔵してるなら話が早い。それで1,2万のお得。また自動フィルター掃除は日立はダストボックスに貯め込むタイプ、Panasonicは配管を通じて外に捨てる真のメンテフリータイプという違いはあったのだけど、まぁどうせ帰省したらσ(^^)が家中のエアコンを掃除してまわるのには違いないしってことで。

残念ながら工事日までいられないので試用はとスマフォアプリ設定は次回帰省時。とりあえず型番のメモまで。

衣類乾燥機修理 東芝ED-60C

同居人が洗濯好きな上に花粉症で乾燥機まわしっぱなしの我が家で、その衣類乾燥機がガッタンバッコンという異音&振動がヒドくなって夜中に使うと近所からクレーム来そうなレベルに。背面パネルをネジ10本程度で外してみると、どうもファンの軸受け部分が摩耗してガタ付いていた模様。さらにこのパーツを前後ではさんでいる樹脂と金属のワッシャーも摩耗してペラペラで前後方向にも緩んでいる。

自分でバラせた部分なので部品さえあれば直せると踏んだんですが、東芝の修理問い合わせ窓口に部品売りはしてないと記載が…。仕方ないのでネットで補修部品販売してくれるショップを探して展開図を送ってもらい、摩耗が認められるファンの中心部のプーリーとワッシャーセットを取り寄せ。

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乾燥機の背面パネルを外すとすぐに見えるファン。中心部分が外れるようになっていて、この裏側にゴムベルトをひっかけるプーリーが。上に載っているのが古いパーツ。最初、ファンまるごと交換かと思ったんですが、中心だけ外れる構造でした。普通の(大きめの)プラスドライバーで簡単に脱着できます。

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アップ。金属の軸が通る穴が明らかに歪みつつ広がっている。この隙間の分だけファンが想定外の揺れ方をしてケースなどを叩いていたんですね。新品の方は叩かないと入っていかないほどピッタリでした。念のためカーボンスプレーを吹いてみた。

ヘビーにつかってるとはいえ、2年立たずにこれは…

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今回調達した部品。展開図Eの510と507で、それぞれ790円と2,188円。それにショップからの送料が756円でしめて4,000円程度。東芝サービスに来てもらったら1万円では収まらない予感。今後も一年おき程度で摩耗するならそれなりの節約ですね。セルフ修理を推奨するわけではありませんがご参考までに。あちこち摩耗して出た微細な粉塵がヒドいのでケースをあけるときはマスクした方がいいかも知れません。

2023.1.27追記:

コメントで軸側が摩耗してしまったので型番わかりませんか?というお問い合わせをいただきました。残念ながらわかりません。当時ショップの方が送ってくださった該当部分の資料をまるごと転載すると著作権的に問題があるかもなので部分的な引用に留めます。

E. ケーシング組立(抜粋)

本記事で使用したのは510と507のパーツになります。もし軸側ということだと512の部分でしょうか?ただこれは部品の品番そのものではありません。当時、私は数ページか送っていただいたものから「Eのケーシング組立の図の510と507番をください」のように注文しました。なので、この資料をもっているショップでないと、ここから部品番号を照会して注文することはできないと思います。

当方がもっている情報はここまでとなります。ご参考になれば幸いです。

2023.5.1追記:

9年後、ドナドナ先で同じ現象が出たので再修理しました。工程の写真を撮っておいたのでご参考に。

最近の買い物ログ

ここ最近の買い物履歴とごく簡単なレビューなど。

■Aterm MR03LN

WAN側にWi-Fiが使える3G/LTEルーター。802.11acにも対応。屋内限定ながら5GHzが使えるので、都心の込んでる店とかでなかなかテザリングできなくてイライラするのから脱却できるかと購入。SIMはIIJmioに。IIJmioはIPv6にも対応していて、このモデルの前のMR02LNは公式対応済み。当然後継機も、、と期待するもこちらは未対応。一応予定はあるみたい。

ただ5GHzはどうもWi-Fiブリッジの時は使えないのかなかなか使えず。なんだかんだでこれも一発で気持ち良くつながらないことが多い印象。ただまぁスリープにしておいても専用アプリからリモート起動できたり、Bluetoothテザリングに対応していたり素性は悪くないかと。はやくIPv6対応してくれないかな。自宅への接続が速くなるか楽しみ。


■IHホームベーカリー KBH-V100-R

ホームベーカリーでは初のIHモデルということでチョイス。今までなかったのが意外。いまや数千円から買える商品もありますが、高級商品の差別化ポイントは、

  • ナッツなどの具材を自動投入
  • ドライイーストを自動投入
  • 室温センサーで季節によらず均一な焼き上がりを実現

といったところのようです。イーストは別にミックスの山の上においてもいいみたいですが。もちとかうどんとかパン以外への応用メニューの多さはあまり値段とは関係ないみたい。

イーストとミックス(具材)のケースが若干付け外しや開け閉めしづらいですが、焼き上がりには概ね満足。というか比較対象ないしw。


■電動ブレッドナイフ EK700

焼いたパンが上手く切れなかったので。信頼のBLACK & DECKER製。たしか発売当時トレたまとかでも紹介されてたような。単に刃を振動させてるかと思ったんですが、実際には2枚の刃が互い違いに動いていて、柔らかい生地をひっぱる感じで切るわけですね。切れ味には満足ですが、スイッチの安全装置が使いづらい(小さなぼっちを抑えながら出ないとグリップスイッチが握れない)のと、収納性が微妙。ブレード部分が抜けるのでフットプリントとしては半分になるんですが、できればバラけないように一体化できる仕組みがあるといいなと。


■コードレスクリーナー  PD1800LI

dysonのソフトブラシツールでテレビ台、AVラック周りのほこりを掃除するのが具合が良かったので、そんな感じでかつ小回りの利く掃除機が欲しくて。もちろん真っ先にdysonのコードレス機を検討したけど、ノズルが直付けだとテレビの下の隙間の奥の方とか届かなくて不便そうだったので、上記ナイフと同じBLACK & DECKERのPD1800LIに。既に後継機が出てますがデザインがカッチョよかったのでPD1800LIに。まぁサイズなりの吸引力で、床の掃除には厳しいですが、コードレス故のハンディさであちこちの家具の上の埃を吸うにはなかなかお手頃。ヘッドはいまいちなので、dysonのソフトブラシツールをつけたいところだけど径があわず。市販の口径変換アダプタでもダメだったorz。見栄え気にしなければ養生テープで無理矢理とめられなくはないけど、そのうちホムセンでなにかDIYしよう。


■電池式クリーナー YDC-643

キーボード周りに猫の毛がたまりがちなので、席を立たずにさっと掃除できるよう卓上クリーナーを探してて、これを買いました。USB電源のものとかもあったけどレビューをみると微妙そうで。コイツは一応コインくらいは持ち上がるとあったので決めたんですが、単三x4本でまぁ猫の毛を吸うという当初の目的は果たせたかなという感じ。静電気でモニターにくついてるのなんかもさっと吸ってくれます。もう少し小さいと卓上でかさばらないんだけどな。


■5ポートUSB充電器 Anker AK-71AN7105-W5JA

増え続けるUSB 5V充電デバイスを一挙に充電する大容量充電器。最大8Aの出力を誇るだけでなく、ありがちな「iPadも充電できる2Aはこのポートだけ」みたいな制限がなく、全ポートがPowerIQテクノロジーという電流最適化機能で必要なだけ電流を流す仕組み。なので、LightningケーブルやmicroUSBケーブルをここから複数本生やした時に、「iPadはこっちにつながないとダメ」とか気にする必要がない!これは結構画期的。しかも安い!リビングとワークデスク用に2台買ってしまいました。いちど設置してしまうと透明化してしまう類のガジェットですが、地味に満足しています。

前に使っていたBUFFALOの4ポート充電器だと、iPhone5sとSH-04Fを同時につないだら充電の開始と停止を延々繰り返すような症状が出たので買い増ししたんですが、こちらでは全く問題なし。

吸引力が変わらない?Dyson初試用

カーペットにからみつくペット(主に猫)の毛がとれる掃除機に買い換えたい、という知人の相談に乗りはじめてDysonの掃除機を使う機会があったのでレビュー。

購入した機種はDC48のモーターヘッド付属版[製品情報]。3月が超忙しくてなかなか書けずにいる間に後継のDC63が発表になっちゃいましたがキニシナイ!

ダイソンの掃除機にはモーターヘッドというヘッドに電動回転ブラシがついているものとそうでないものがあり、今回の用途ではやはりあった方がいいだろうということでDC48MHをチョイス。上記新型が控えていたせいか既に近隣家電店には欲しかったピンク(アイアン/サテンフューシャ)がなく紫(アイアン/サテンパープル)を購入。

■いきなりクリアビンの初期不良にあたる…

開封して組み立ててる時点でクリアビン(ゴミタンク)の絞まりがユルユルなことに気付きました。クリアビンの底がパカっと開いて手を汚さずゴミを捨てられるようになってるのですが、ここが本体から外した弾みや単に持ち歩いているだけで勝手に開いて、せっかく集めたゴミをぶちまけてしまう仕様。色々締め方を変えてみたり、ゴミパッキンをドライヤーで温めて変形を試みたりして数日使ってみたもののやはりダメ。結局Webでユーザ登録し、問い合わせフォームからサポートに連絡したところ、週末を挟んですぐに返信が来て、「ユーザ登録住所に交換品を送るから試してみてくれ。不良分は返却不要でそのまま処分してOK。」とのなかなかの対応。そして交換品はばっちりフタが固定される良品でした。初期不良だったのは残念ですが、サポート体制はなかなか好感のもてるものでした。

■騒音

ダイソンと言えば「よく吸うけどうるさい!」というイメージが強いと思いますが、このDC48からは劇的に静かになっており、国産機種と変わらないレベル、とレビュー等でも書かれていて、実際気になるほどうるさいという印象はないです。特別静かだという感じもしないですが。

■取り回し

Ballテクノロジーと言うらしいんですが、球体部分に主要パーツが入っていて低重心での取り回しが良い、なんてスポーティカーみたいな宣伝文句。実際あちこち歩き回って掃除した場合でも割とちゃんと付いてきてくれる感じです。本体そのものが小柄でひっかかりずらい形状をしているのもポイントでしょう。まぁたまに横転もしますが丸いのでそれでもついてきます(本体や床に傷がつくかも知れないけどw)。掃除機といえば両サイドの車輪を大きくすることで転がりにくく進化してきた経緯があるのに対し、このデザイン発想は興味深いです。

あとは電源コードがやや太いんですが、その分絡みにくい感じがしました。巻き取りボタンによる巻き取りもスムーズ。

■そして吸引力は?!

σ(^^)はあんまりマメに掃除をしないので比較が難しいですが、購入した当人は非常に満足のようです。毛足の長いカーペットでモーターブラシを回転させた時など、カーペットごと吸い込んでヘッドを動かせなくなるレベルです。カーペットの反対側に誰かが乗って、そこから逆方向に引っ張る感じで掃除していく感じがやりやすい。ヘッドを押す方向でかけるのは不可能といえるでしょう。モーターブラシをOFFにすればもう少し動かしやすくなりますが、せっかくの吸引力を活かすならそうしたかけかたがいいのかなとか。

モーターブラシは床面を傷つける場合があるので、基本カーペット用です。では固い床はどうかというと、まぁ不足は感じません。ただペレット状の固形ペットフードなど少し大粒なゴミをあまり吸ってくれないなという印象。その上にヘッドを乗せてしばらく前後に動かしてみても、ヘッドを持ち上げたらまだ残ってる、って感じ。粉ものの吸い取りは得意だけど固形ゴミは苦手なんでしょうかね。同じものを国産掃除機で吸ってみてないからなんともですが。

■交換ヘッドパーツ

モーターヘッドブラシ以外の付属の先端ツールは4種類。詳細は家電Watchの記事に写真入りで載っているのでそちらをご覧下さい。個人的にはソフトブラシツールがいいなと思いました。やわらかめの毛で撫でるようにほこりを掃いて吸い込むツールです。テレビなどの家電や棚の上などをハタキのかわりに掃除する用途です。試してないですがフィギュアのようなものにも使えるんじゃないかと(うっかり倒さないようにだけはしないとですが)。ふとんツールもいいですエチケットブラシ的なものがついていて、布の表面についた糸くずなどが綺麗にとれます。

逆に微妙なのはフレキシブル隙間ツール。柔らかくて曲がるのは「おっ?」っと思いましたが、実際使ってみるととにかく先端に綿埃が詰まって据えなくなる。いくら本体の吸引力が落ちなくてもノズルが詰まったらダメじゃん、みたいな。

 

「ペットの毛をさくさく掃除したい」という購入者の目的は見事に達成できたので薦めた側としてもひと安心ですが、上述のように固形ゴミがあまり綺麗に据えないのが若干気になります。埃や粉ものの吸引は抜群です。掃除機として全体的な取扱のしやすさやサポート体制も国産と比べても引けを取らないレベルだし、弱点と言われていた騒音も並んだといっていい程度に抑えられていて、価格を除けば悪くない選択肢なんじゃないかなという評価です。