またまたMONOQLO病ですw。前号で比較テストされていたポット型浄水器(浄水ポット)に興味がわいてしまい購入。
もともとあんまりミネラルウォーター飲まないというか違いがわからない舌なので、ペットボトルで水なんて買ったことがないし、エコ的に考えれば外国から水運んで売るなんて、、、と思う派です。クラスターとかバナジウムに至ってはハァ?な人です。ただ蛇口に取り付けるタイプの浄水器はずっと使っていて飲料用や料理用には浄水を使っています。お茶は粉末タイプのものしか煎れず、あとはカルピス飲むくらい、というなんか水にこだわってもしょうがなくね?という生活スタイル。なんで主観評価のところはあまり信用しないで下さい。
そんなσ(^^)ですが、まぁ夏にむけてカルピスがより美味しく飲める(気分になれる)なら試してみてもいいかなと思い至った次第。まぁ、ぶっちゃけKindleDXとiPhone 3GSが届くまで気を紛らわしたかっただけって説もw。
さて、まず前提としたのは冷蔵庫の占有スペースを考えて取ってのないスリムタイプにするということ。どうせひとり暮らしで容量はそんなにいらないですしね。これでBRITAなどの多くのブランドはあっさり脱落。事実上右の二製品に絞られましたが、そこからが悩みどころでした。
この2製品は見た目やサイズ、価格帯こそ近いですが、結構特長が分かれます。
PT302は通常の活性炭をベースにした濾過方式で濾過スピードが速いのが特長(MONOQLO記事によると2分/リットル)。またテイスティングのプロによる味覚評価では、香りの強弱、香りの優劣、味わい、印象の4項目全てで満点(5段階評価)を出し90点、総合でもAランクでした。
一方TK-PA10P(ちなみにやや安いTK-PA10はNationalブランドの同等品)の特長は、カートリッジからミネラル(Ca, Mg)を溶け出させて硬度を高める機能を持っている点。硬度を高めるといっても日本の名水レベルで、別にヨーロッパレベルの硬水に生まれ変わるというような劇的なものではありません。また、ユーザビリティ的に秀逸なのは、上蓋に開閉窓がついており、蓋を取り外さなくてもさっと水を補充できる点です。欠点は蛇口取り付け型で一般的な中空糸膜フィルタによる濾過を行うせいで濾過が16分/リットルと絶望的に遅い点。蛇口取り付け時と違い水圧がないので、余分に時間がかかってしまうようです。これだと「あ、作り置きがないや」と思った時にリアルタイムでは用意できないレベルですね。味覚評価は4項目5段階のチャートでは香りの優劣、香りの強弱は劣るものの、得点は93点と最高点をマーク(チャートでは負けてるのによくわからん…)。ただ記事で取り上げたのは取っ手付きの大きなタイプだったおで収納性などがマイナス評価で総合はCランク。
まとめると濾過が最速でトータルバランスが良いPT302か、濾過速度を犠牲にしつつミネラルを加えるという特長と蓋の使い勝手が好印象なTK-PA10Pかという勝負ですね。デザインは個人的にはPT302の方が綺麗で好みでした。
■PT302を購入
悩みまくって、結局近所の店の在庫と価格で決めてしまったようなものですが、結局東レにしました。
MONOQLO記事でほぼ唯一の減点対象だった、「△裏をみないと設定日が開始か終了か忘れそう」という点ですが、実際には以下のようになっています。
左が裏側。「START」と書いてあるところに6月3週目をあわせたところです。すると表面(写真右)には二ヶ月後の「8/20」という表示になります。うーん、これを「忘れそう」と言うのはどうよって感じです。他に減点するとこがなかったので無理矢理指摘したって気がしますね。ただ、ウチみたいな独居世帯はメーカー想定より使用量が少ないはずなので、こうして2ヶ月固定にされるとなんだか悔しいですw。劣化具合を見つつ3ヶ月を目標にしてみようかなぁ。
ちなみに2週間使わなかったら捨てて新しいカートリッジ買え、とのことです。濾過後の水も24時間が消費期限で、割と運用に気を遣うんだなぁという印象です。
さて、肝心のお味ですが、今までの(これまた東レの)水道蛇口取り付け式の浄水器の水と冷蔵庫で冷やしたものを飲み比べてみましたが、「んー、PT302の方が微妙に真水!って感じが強いかな?」という印象。匂いも味もなくただ純粋に冷たい液体という感じ。今までの浄水器の方がそれに比べるとわずかながら何か別の匂いか味がします。好悪がつけられるほどの違いではないんですが。原水とはまだ比較してません。冷やしてまで飲みたい気があんましなくて(^^;)。
まー、とりあえずそんな感じで違いを識別できた気がするからいっかー、みたいな。