FreshReader正式版リリース!

RSSリーダー:フレッシュリーダー

サーバー型 RSS リーダー – フレッシュリーダー

 サーバー設置型RSSリーダーのFreshReaderの正式版がついにリリースされました。 ブログで紹介するとブロガーライセンスがもらえ無料で利用できるということなので、早速紹介記事をばw。

 まぁ、以前の記事にも書いたかも知れないですが、このRSSリーダーはサーバー設置型ということで、ブラウザを使って閲覧します。なにが便利かというと、複数台のマシンで同期の問題を気にしなくてよくなる点です。自宅とモバイル、会社など複数のマシンでネットを閲覧する場合、あるマシンに入れたRSSリーダーでは全て既読になってる記事が、別のマシンでは未読扱いで表示されてしまう、なんてことがありません。またフルブラウザ搭載のケータイやPDAからも利用できるので、電車などで暇つぶしにもってこいですね。

 β版からの変更点としては、検索機能やバックログ機能などがついたようです。あと、ユーザ間での関連サイト表示のような機能がついたようですね。ソーシャルブックマーク的に興味がわきますが、一人じゃ試せない(^^;)。何ライセンスもらえるんだろ?

 β版からの上書きアップグレードは非推奨だったのでデータ移行がちょっとメンドウだったけれど、基本的には今後は上書きでメンテナンスできそうで楽。そもそもインストールも展開して、dbフォルダにhttpdが書き込める権限を付与するだけなので敷居が低いのも良いですね。前に使っていたFeed on FeedsみたいにEUCがダメとか、日本語文字コード的な不安もなく。

 当面の一番の不満だった、Operaで秋葉ブログのFeedをみた時に画像が読み込まれない(一度記事を読んで戻ると入ってる)のは直ったかなぁ(そういや忙しくて報告してなかった…)。次のクローラー作動待ち。

 ブラウザのデフォルトURLに指定して、ネットにつないだらまずFreshReaderをチェック、という日課になってます。

 

P.S.

 現在、ブロガーライセンスを申請中です。実際に記事URLを送信して2~5営業日待って人手によるチェックを受けるようです。この手続きを始めたら「フレッシュリーダーを利用するには個人ライセンスを登録してください」と出てライセンスコードを入れないと使えなくなりました。「おいおい、このまま2~5日待つのかよっ!?」と思いましたが、一旦、ライセンス選択を解除すれば試用状態に戻るようです。参考までに。

サーバー証明書取得

 前エントリで「そろそろちゃんとしたサーバー証明書でもとるか」と書きましたが、本当に取ってみました。某企業サイトを見て、やっぱりオレオレ証明書はダサいなと。

 で、割と安価なCA(認証局)を発見。GeoTrust系列で1年たったの$31(普通は10倍しても不思議ではない)。暗号強度は128bitで、ブラウザ互換率(つまりルート証明書があらかじめインストールされてる率)99%(Netscape 4.5などが漏れるらしい)。とりあえずeコマースサイトを開くワケでもなく、身内利用がメインなので充分。「24時間発行保証」はどうした?って感じだったけど、とりあえず中一日程度でオンライン発行。admin宛のメールが受信できることをもってリアル認証。郵送手続きなどは無し。

 証明書はホスト名に対して出されるので、www.do-gugan.comとdo-gugan.comは別扱い。メールサーバーにも転用するので、do-gugan.comで取りました。https://www.do-gugan.com/にアクセスすると、ホスト名と証明書が食い違ってるから危険、という警告が出ると思います。というワケで、当サーバーのブログやWebメールをhttps://(SSL)で利用してる人で、証明書エラーが出る場合は、ブックマークをwww.無しに変更してみてください。 *.do-gugan.comに対するワイルドカード証明書というのもあるが高かったので断念。

 というワケで、気持ちいい暗号通信ライフが送れるぞ、と。

ALPSLAB clip!テスト

ALPSLAB clip!
 hkondo氏のブログ経由で知った、地図ソフトのアルプス社が実験的に提供している、ブログに簡単に地図を貼り付けられるサービス、ALPSLAB clip!のプラグインをインストールしてみました。
 ブログ記事中に、ここにある書式で、目的地の住所や緯度経度を書き込むと、構築時に自動的に地図になるようです。
 早速テスト、σ(^^)がよく行く回転寿司スシロー上鶴間店です。
[map:神奈川県相模原市上鶴間3-2-15]
 お、できたできた。実際にソースに書いているタグは、

[ map:神奈川県相模原市上鶴間3-2-15 ]

 こんな感じ(実際には[]の内側の半角スペースは不要)。縮尺変更やドラッグスクロールはできないのね。リンク先が全画面地図になっていて、そっちでやってくれと。で、そっちに他の人がその近辺に対してトラックバック付きでポストした記事や、多分広告なんかが出ると。
 お、市区町村別のRSSも配信してるんだ。
 当サーバー利用者で使ってみたい人は、テンプレートを一部書き換える必要があります。ここの「インストールの手順」→「MovableType」の項を参考にするか、σ(^^)に相談して下さい。

702NKII、iPodガワ装着&IMAP4

 vodafoneの702NKIIは、海外ではNokia 6680という型番で売られており、国内出荷台数とは比べものにならない数が出回っています。そのため、さまざまな社外パーツも販売されており、以下のiPod風ガワもそのひとつです。ヤフオクで\3,000くらいでゲット。

702nk2_ipod.jpg

 文字通り表がアクリルちっくな白、裏がメッキになっています。本当は白いキーパッドもついてきてたんですが、表記が中国語なのと、タッチもふにゃふにゃして使いにくそうだったので、純正のものを使いました。

 裏面は指紋つきまくりなところまでiPod風(^^;)。普通にソリッドなカラーやラバー調のものなら\1,000も出せば手に入るので、飽きたら適当に着替えさせていきたいと思います。

 あと、自宅のサーバーのIMAP4サーバーをDovecotに入れ替えたので、試しに内蔵メーラーを使ってみました。今までのimapdだと、フォルダ一覧としてユーザのホームディレクトリを返していたので、何百というファイルがあるとケータイやPDAのIMAPクライアントだとフリーズしたようになって使いものになりませんでした(OSXのMailも)。Devcotだとちゃんと~/imap4/下のみを返すようにできるので、あっさり使えてます。これは(゜∀゜)イイ!。もちろん、M1000のようにフォルダに対応してない、なんてことはありません。ちゃんと購読フォルダを指定しておけば、新着もチェックしてくれさえしますからprocmail環境でもバッチリ。実は、ケータイ用のWebメールシステムであるx-Gateのフリー版を使ってたんですが、新サーバーではどうもTomcatのインストールが上手くいかずに困ってました。でも、これがあれば別にいらないかも。ちゃんとTLS/SSL/SMTP-Authにも対応してるし。ウチが自局認証なので毎回確認ダイアログ出るけど…

 (実用的な)IMAP4環境、MSNメッセ互換ソフト、Opera miniと急激に株が上がってきましたよ。>702NKII

 これで液晶がQVGAで、もう少し文字入力がしやすければ神機なんだけどなぁ。かなり下よりにキーパッドがあるので、ずっと打ってると親指の付け根が痛くなってくるんですよね。

 そして相変わらずテレビ電話の出番は無し…

Asterisk、更に更新

 Asteriskの設定を更に煮詰めてみました。

■050番号へかける時だけプロバイダIP電話で発信させる

 現在、我が家は主番号045のNTTひかり電話回線と、050番号のプロバイダIP電話回線へ発信できるのですが、NTT提供のルーター&VoIPアダプタ環境だと、普通にダイヤルすると050で発信、頭に0000をつけるとNTTで発信となります。しかしNTT回線をひかり電話にすると、もはや050発信は同一基盤番号相手の無料通話しか価格メリットはないワケで、それ以外は一般的なNTT番号を通知して発信したいと思う訳です。つまり、デフォルトはひかり発信で、何かしらのプレフィクスをつけたら050発信、としたい。

 9発信すると050というのはすぐに設定できました。ただたいていの電話機には電話帳登録してある番号の先頭に特定の数字を付加、ということが簡単にはできないので不便です。どうせなら050番号相手に発信した時は自動的にIP電話で発信、くらいはやりたい。これが結構ハマりました。

 最初、ダイヤルプランを定義する、extension.confに

exten => _050.,1..(050発信処理)
exten => _0.,1….(NTT発信処理)

のようにしてみました。正規表現的に言えば、「_」は先頭にマッチ、「.」は任意の桁にマッチの意味です。しかし、どうしても上がスルーされて下にマッチしてしまいます。前回書いた本にも、日本語のWikiにも情報がなく、仕方ないのでもっともAsterisk情報が集まっていると言われる海外のWikiを読みあさって、こんなドキュメントを発見。どうも、extention.confに書いたパターンを内部的にソートしてから適用するらしく、記述順に関わらず_050.よりは_0.が先にマッチしてしますようです。CLIから

show dialplan [コンテクスト名]

で表示される順が、実際に適用される順のようです。

 で、解決法としては、

exten => _050.,1,…
include => ntttel

[ntttel]
exten => _0.,1,…

のように、後からマッチさせたい部分を別コンテクストに追い出して、メインコンテクストでincludeすれば、includeされた部分の適用順位は下がるとのことです(複数includeさせた場合はさせた順)。

 実際、これで上手くいきました。本当は、050番号の中でも、ウチのプロバイダと無料通話提携しているところへ発信する場合だけ、といった分岐をしたいのですが、適用範囲を全部定義するとextensions.confがやたら長くなって管理が大変そうなので断念。

■VoIPアダプタをATAとして利用する

 プロバイダIP電話サービスをAsteriskで待ち受けることに成功したので、NTT東日本からレンタルしているVoIPアダプタ(\380/月)は返却できそう、と思ったんですが、ふと思い立って実験。あっさり、Asterisk配下にREGIST成功しました(^^)/。管理画面から、普通にサーバー情報を手動設定し、UPnPをオフにしただけです。つまり、VoIPアダプタに接続したアナログ電話をAsteriskの内線端末として利用できるワケです。今まではAsteriskより上(ひかり電話側)にあるRT-200KI配下だったので、050着信した場合には鳴らなかったんですが、これでバッチリです。こういう働きをするアダプタをATAと呼ぶのですが、日本語で扱えて入手もしやすい製品として、このNTTのVoIPアダプタは狙い目かも知れません。レンタル継続決定w。

■留守番電話機能

  留守番電話機能も順調。応答時に特定のナンバーをプッシュするとメッセージ再生フローに分岐するといった、市販の留守電と遜色ない動作も成功。ただし、Asteriskで電話をとってしまうと、FAXやエアコンの遠隔操作デバイスが機能しなくなるので、これは後日専用番号を取得してから利用することに。

 機能としては、吹き込まれた音声ファイルをメールに添付して送信したりとかもできるのでまた色々遊べそう。

 そういえば、普通の電話機と違って、HDD容量はタンマリあるので、通話は無条件に録音しとくなんてライフログ的な試みもできたりするワケだなぁと思ってみたり。