ALPSLAB clip!テスト

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ALPSLAB clip!
 hkondo氏のブログ経由で知った、地図ソフトのアルプス社が実験的に提供している、ブログに簡単に地図を貼り付けられるサービス、ALPSLAB clip!のプラグインをインストールしてみました。
 ブログ記事中に、ここにある書式で、目的地の住所や緯度経度を書き込むと、構築時に自動的に地図になるようです。
 早速テスト、σ(^^)がよく行く回転寿司スシロー上鶴間店です。
[map:神奈川県相模原市上鶴間3-2-15]
 お、できたできた。実際にソースに書いているタグは、

[ map:神奈川県相模原市上鶴間3-2-15 ]

 こんな感じ(実際には[]の内側の半角スペースは不要)。縮尺変更やドラッグスクロールはできないのね。リンク先が全画面地図になっていて、そっちでやってくれと。で、そっちに他の人がその近辺に対してトラックバック付きでポストした記事や、多分広告なんかが出ると。
 お、市区町村別のRSSも配信してるんだ。
 当サーバー利用者で使ってみたい人は、テンプレートを一部書き換える必要があります。ここの「インストールの手順」→「MovableType」の項を参考にするか、σ(^^)に相談して下さい。

702NKII、iPodガワ装着&IMAP4

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 vodafoneの702NKIIは、海外ではNokia 6680という型番で売られており、国内出荷台数とは比べものにならない数が出回っています。そのため、さまざまな社外パーツも販売されており、以下のiPod風ガワもそのひとつです。ヤフオクで\3,000くらいでゲット。

702nk2_ipod.jpg

 文字通り表がアクリルちっくな白、裏がメッキになっています。本当は白いキーパッドもついてきてたんですが、表記が中国語なのと、タッチもふにゃふにゃして使いにくそうだったので、純正のものを使いました。

 裏面は指紋つきまくりなところまでiPod風(^^;)。普通にソリッドなカラーやラバー調のものなら\1,000も出せば手に入るので、飽きたら適当に着替えさせていきたいと思います。

 あと、自宅のサーバーのIMAP4サーバーをDovecotに入れ替えたので、試しに内蔵メーラーを使ってみました。今までのimapdだと、フォルダ一覧としてユーザのホームディレクトリを返していたので、何百というファイルがあるとケータイやPDAのIMAPクライアントだとフリーズしたようになって使いものになりませんでした(OSXのMailも)。Devcotだとちゃんと~/imap4/下のみを返すようにできるので、あっさり使えてます。これは(゜∀゜)イイ!。もちろん、M1000のようにフォルダに対応してない、なんてことはありません。ちゃんと購読フォルダを指定しておけば、新着もチェックしてくれさえしますからprocmail環境でもバッチリ。実は、ケータイ用のWebメールシステムであるx-Gateのフリー版を使ってたんですが、新サーバーではどうもTomcatのインストールが上手くいかずに困ってました。でも、これがあれば別にいらないかも。ちゃんとTLS/SSL/SMTP-Authにも対応してるし。ウチが自局認証なので毎回確認ダイアログ出るけど…

 (実用的な)IMAP4環境、MSNメッセ互換ソフト、Opera miniと急激に株が上がってきましたよ。>702NKII

 これで液晶がQVGAで、もう少し文字入力がしやすければ神機なんだけどなぁ。かなり下よりにキーパッドがあるので、ずっと打ってると親指の付け根が痛くなってくるんですよね。

 そして相変わらずテレビ電話の出番は無し…

Asterisk、更に更新

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 Asteriskの設定を更に煮詰めてみました。

■050番号へかける時だけプロバイダIP電話で発信させる

 現在、我が家は主番号045のNTTひかり電話回線と、050番号のプロバイダIP電話回線へ発信できるのですが、NTT提供のルーター&VoIPアダプタ環境だと、普通にダイヤルすると050で発信、頭に0000をつけるとNTTで発信となります。しかしNTT回線をひかり電話にすると、もはや050発信は同一基盤番号相手の無料通話しか価格メリットはないワケで、それ以外は一般的なNTT番号を通知して発信したいと思う訳です。つまり、デフォルトはひかり発信で、何かしらのプレフィクスをつけたら050発信、としたい。

 9発信すると050というのはすぐに設定できました。ただたいていの電話機には電話帳登録してある番号の先頭に特定の数字を付加、ということが簡単にはできないので不便です。どうせなら050番号相手に発信した時は自動的にIP電話で発信、くらいはやりたい。これが結構ハマりました。

 最初、ダイヤルプランを定義する、extension.confに

exten => _050.,1..(050発信処理)
exten => _0.,1….(NTT発信処理)

のようにしてみました。正規表現的に言えば、「_」は先頭にマッチ、「.」は任意の桁にマッチの意味です。しかし、どうしても上がスルーされて下にマッチしてしまいます。前回書いた本にも、日本語のWikiにも情報がなく、仕方ないのでもっともAsterisk情報が集まっていると言われる海外のWikiを読みあさって、こんなドキュメントを発見。どうも、extention.confに書いたパターンを内部的にソートしてから適用するらしく、記述順に関わらず_050.よりは_0.が先にマッチしてしますようです。CLIから

show dialplan [コンテクスト名]

で表示される順が、実際に適用される順のようです。

 で、解決法としては、

exten => _050.,1,…
include => ntttel

[ntttel]
exten => _0.,1,…

のように、後からマッチさせたい部分を別コンテクストに追い出して、メインコンテクストでincludeすれば、includeされた部分の適用順位は下がるとのことです(複数includeさせた場合はさせた順)。

 実際、これで上手くいきました。本当は、050番号の中でも、ウチのプロバイダと無料通話提携しているところへ発信する場合だけ、といった分岐をしたいのですが、適用範囲を全部定義するとextensions.confがやたら長くなって管理が大変そうなので断念。

■VoIPアダプタをATAとして利用する

 プロバイダIP電話サービスをAsteriskで待ち受けることに成功したので、NTT東日本からレンタルしているVoIPアダプタ(\380/月)は返却できそう、と思ったんですが、ふと思い立って実験。あっさり、Asterisk配下にREGIST成功しました(^^)/。管理画面から、普通にサーバー情報を手動設定し、UPnPをオフにしただけです。つまり、VoIPアダプタに接続したアナログ電話をAsteriskの内線端末として利用できるワケです。今まではAsteriskより上(ひかり電話側)にあるRT-200KI配下だったので、050着信した場合には鳴らなかったんですが、これでバッチリです。こういう働きをするアダプタをATAと呼ぶのですが、日本語で扱えて入手もしやすい製品として、このNTTのVoIPアダプタは狙い目かも知れません。レンタル継続決定w。

■留守番電話機能

  留守番電話機能も順調。応答時に特定のナンバーをプッシュするとメッセージ再生フローに分岐するといった、市販の留守電と遜色ない動作も成功。ただし、Asteriskで電話をとってしまうと、FAXやエアコンの遠隔操作デバイスが機能しなくなるので、これは後日専用番号を取得してから利用することに。

 機能としては、吹き込まれた音声ファイルをメールに添付して送信したりとかもできるのでまた色々遊べそう。

 そういえば、普通の電話機と違って、HDD容量はタンマリあるので、通話は無条件に録音しとくなんてライフログ的な試みもできたりするワケだなぁと思ってみたり。

 

 

 

 

 

FreshReaderイケてる

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 少し前のエントリで紹介したFreshReaderをインストールしてみました。バックエンドにSQLサーバーなどを利用しないので、PHP環境なら基本的にディレクトリ展開だけでOKな手軽さでした。

 ベータ版なせいか、普通に複数アカウントも作成できるようです。同じRSS feedをみてる人が何人いる、なんての表示も出たりで、ソーシャルブックマークっぽくもありますね。

 準備中の仮サーバーに設置してあるので、近日中にURLが変更になる可能性がありますが、とりあえず使ってみたい人は、アカウント作りますので連絡ください。>身内

 RSSアグリゲーター(リーダー)でWebをウォッチしてるけど、マシンが複数あって同期に困ってる、でもBloglinesみたいな英語サービスはどうも、なんて方にはオススメです。

IP-PBX Asterisk導入

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 自宅の電話環境のIP化(ひかり電話&050IP電話)に絡んで、色々遊べそうだったので、オープンソースのIP-PBXシステムAsterisk(アスタリスク)を導入してみました。

 現在、新サーバーとして準備中のCentOSマシンに導入。yumリポジトリにはなかったので、ソースから構築。右の本には大変お世話になりました。Asterisk本としては現在日本唯一で、非常にわかりやすかったです。一部、バージョンやOSの違いからか、説明通りにいかなかった部分もありますが、なにやらいじってるウチに動いてしまったカンジ(^^;)。

 構成としては、ひかり電話ルーターであるRT-200RIがNTT東日本のSIPサーバーにクライアントとしてぶら下がっており、主回線の045番号を待ち受けています。Asteriskはアナログ電話機やフレッツフォンVP1000と同様にRT-200KIの内線子機としてぶら下がる形になります。更に、Asteriskには先日購入したWI-100HCと各PC上のソフトSIPフォンがレジストされています。更にプロバイダ提供の050IP電話もAsteriskで待ち受けに成功。Asterisk配下のWI-100HCやソフトフォン群なら045番号と050番号を両面待ち受けできています。WI-100HCをRT-200KI直下ではなく、Asteriskにレジストしたのは、前にも書いたとおり、WAN経由レジストの目論見があったのと、050番号を待ち受けられるのがPC上のソフトフォンだけでは不便そうだから、という理由です。

 AsteriskはSIPプロキシ以外にも様々な機能があり、保留や転送はもちろん、留守番電話なども実装されています。吹き込まれたメッセージはWAVやGSM形式のファイルとして保存され、そのままメールに添付して通知、なんてことも楽勝。保留音を自分の好きなMP3ファイルにするなんてこともできちゃいます。

 デフォルトの音声ファイルは、上記書籍の著書である高橋さんが日本語版を作って配布してくださっているんですが、なんとその声は声優の竹田えりさん。ミリア・ファリーナ・ジーナスですな。

 しかし、これはスゴいソフトですね。IPさえ届けば、遠隔の拠点間をつなぐ本格的な内線システムも簡単に作れてしまいます。設定ファイルをいじるだけで、あらゆる設定が瞬時に反映されます。どの番号にかかってきたらどの内線端末が鳴動するか、それで出なければ次は誰のを鳴らして、etc.本当に自由度が高いです。某オフィスで、PHSベースの内線システムの設定を変えるのにわざわざ業者を呼んで作業してもらわなければいけないのがバカらしく思えてきますな。しかも、内線番号ごとに伝言ボックスも設置できるし、メール通知もできるし、三人以上で電話会議をする仮想会議室なんてのも。今のあのオフィスの電話システムが毎月どれくらい払ってるか知らないですが、このAsteriskを含めて、IPセントレックスの技術・サービスは電話業界に相当なインパクトを与えるよな、と今更ながらに感心することしきりです。