MovableTypeに新たなコメントスパム対策導入

MT-Keystrokesプラグイン Movable Typeコメントスパム対策 – WEBデザイン BLOG

 昨日、サーバーが一切のレスポンスを返さなくなったので何事かと調べてみると、どうもブログへの迷惑コメント、トラックバックが大量に届いて過負荷状態に陥っていた模様。ディスククラッシュとかでなくて良かったけれど、これはそろそろキチンと対策せねばと。

 で、今回は上記の紹介されているMT-Keystrokesというプラグインを導入してみました。JavaScriptでフォーム上でキー入力があったかどうかを検知してチェックするようです。自動スパム送信ツールだとフォームを経由しないのでキー入力のフラグがたたない訳です。以前、似たような仕組みで、フォームにhiddenを埋め込む方法を採っていたんですが、それよりも厳重だし、プラグインなのでMTをバージョンアップするたびにソースを書き換えなくても良い点がメリットです。

 テンプレートは各コメント欄部分ごとに3カ所ずつ。個別アーカイブだけでなく、システムテンプレートのコメント一覧、コメントエラー、コメント確認の方も適用しないといけない点がポイントですね。個別アーカイブだけだと、確認画面経由の時に正しく投稿されないので要注意です。ただ、元テンプレートのバージョンによって、システムテンプレートにはフォームがないものもありました。

 これで迷惑コメントが減ってくれるといいなぁ…

SquirrelMailでログインできなくなった時の覚え書き

SquirrelMail 微調整: linux(vine)と猫とラーメンと
 そういえば、先週帰省していた時に、久しぶりにSquirrelMailを使おうと思ったら「このページにアクセスするにはアカウントが必要です。」と言われてログインできませんでした。
 上記のブログエントリで解決策を発見。/var/lib/php/sessionのオーナーをWebサーバーにしたら解決しました。ありがとうございました。

dovecot +mbox環境でInvalid messageseと出てメールが読めない時の覚え書き

 風邪かインフルエンザかとにかく体調が悪いというのに、いきなりメールが読めなくなりました。

 Spoolにはちゃんと新着がためっているんですが、THUNDERBIRDでアクセスすると「コマンドは成功しませんでした Invalid messageset : -2147483648」みたいなエラーが返ってきます(日本語部分はうろ覚え。数字は毎回異なります)。ググっても日本語でめぼしい情報がなく、英語で手がかりを得られたので、覚え書きとして記しておきます。

 見つけた情報はこちら。dovecot(imap4サーバー)をmbox環境で利用する場合に起きるトラブルで、メールサーバーがメールボックス管理に使うX-UIDというヘッダの数字が大きすぎると発生する模様。(問題が発生しているアカウントをhogeだとして)試しに、

 tail /var/spool/mail/hoge -n 5000 | grep X-UID

などとしてみると、

X-UID: 1731077
X-UID: 1731078
X-UID: 1731079
X-UID: 1731080
X-UID: 1731081
X-UID: 3356154939
X-UID: 3356154940
X-UID: 3356154941

といきなりケタ数がはね上がっていました。とりあえずhogeを編集して10ケタのX-UIDを行ごと削除します(spoolが大きすぎてemacsで開けず、慣れないviで苦労しました)。

 次にdovecotがメールボックスのヘッダ情報をキャッシュしているらしいファイルを削除します。我が家の環境では、

rm ~hoge/imap4/.imap/INBOX/.imap.index*

でイケました。で、dovecotを再起動します。するとあろうことか、またもや10ケタの数字でX-UIDが振られてしまいました。これはどこかに最後の番号を記憶してるだろうと思い、探してみたところ、spoolの頭にメールに見せかけたデータがあり、赤字の部分がX-UIDの最終番号のようでしたので、7ケタの最後の番号に1を足した1731082に書き換えたところ、上手くいきました。

From MAILER-DAEMON Fri Feb  3 04:02:46 2006
Date: 03 Feb 2006 04:02:46 +0900
From: Mail System Internal Data <MAILER-DAEMON@hoge.com>
Subject: DON’T DELETE THIS MESSAGE — FOLDER INTERNAL DATA
Message-ID: <1138906966@hoge.com>
X-IMAP: 0935368447 0000060250 NotJunk Junk JunkRecorded NonJunk $Forwarded $MDNS
ent $Label5 $Label1 $Label2 $Label3 $Label4
Status: RO
X-IMAPbase: 1138911336 1731088 Junk NonJunk $Label1 $Label2 $Label3 $Label4 $Lab
el5 $Forwarded $MDNSent

  発生原因は不明のままですが、とりあえず対処できたので、これでようやく寝られそうです。

PacketiX Home Edition

 公衆無線LAN経由時など、帯域が細めの時にどうもOpenVPNは不安定なので、やっぱりお金だしてPacketiX買ってきました。店頭パッケージで買える同時接続数1のHome Editon。

 で、買ってきて唖然。これWindows専用版ジャン…

 なんでさっ!接続制限数違えてビルドするだけだろうに…。>Linux版サーバー

 せめてノンサポートでいいからID通らないかなぁ、と思ってLinux版に入力してみたけどダメorz。

 まぁ、SoftEther時代はWindowsマシンで動かしてたからいいんだけどね。でも知ってたら倍だして接続数3のSOHO Editionにしてたのになぁ…

 だがしかし、さすがに動作は安定。現在、MobilePoint対応マックから通信中。さすがに11b無線じゃ動画ファイルはレスポンス悪いけど、リモートデスクトップくらいでエンコ設定くらいはできるカンジ。

 OpenVPNもオフィスや実家など有線環境だと問題ないんだけどなぁ。まぁ、安定第一。当分こっち(PacketiX)使います。

OpenVPN導入

 PacketiXの無料ライセンスがなんだかぁゃιぃ理由付けで廃止されましたね。\9,800のSOHOエディションでも用は足りるので、それくらいなら出しても良いと思ったんだけど、関連情報を見ていると、あちこちで代替案としてOpenVPNが話題になっていたので、試してみました。

 結果としてはいいカンジ。SSL/TLS VPNで、サーバー、クライアント双方に証明書も使えるのでパスワード認証のSoftEther1.0よりは安全な感じ。クライアント(Windows)側のUIもタスクトレイからConnect/Disconnectできるので悪くないです。SoftEtherと違ってツールが常駐して7MBほど食うのは、たまにしか使わない場合はやや不経済な気もしますが。

 ユーザモードで動くのでパフォーマンスがイマイチと指摘しているページもありましたが、とりあえず光<->光ならLAN内のSMBサーバー(TeraStation)上のDivXファイルを再生するくらいは平気みたいです。PacketiX 2.0は外からVPNサーバー自身が見えないとうヘンな現象が出てましたがそれも無し。

 しばらくこれで行ってみようかと。