各種ブラウザのサイドバーに統合できるオンラインブックマーカーSiteBar

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 σ(^^)はPC多数持ちだし、普段はOperaだけど、ちょっとDeveloper’s Tools使うのでFireFoxとか、上手く表示されないからIEで、とかブラウザを切り替えることも良くします。そういう時にオンラインブックマークで同期を気にしないで済むのは助かります。以前は、Bookmarkerというシステムを使っていたんですが、いい加減更新されなくなっていしまったので使用を控えていました。ただ、外部のASPサービスを利用するのは基本的に嫌いで、なんかOSS系で良いのがないかなぁ、と思っていました。

 Yahooブックマークのニュースを見て、久しぶりにググってみると、ちょいと良いオンラインブックマークシステムを発見しました。SiteBarというシステムで、各種ブラウザのサイドバー内(IEならエクスプローラーバー、Operaならホットパネル)に統合できるのが特徴で、Ajaxで作り込んであるので、ブラウザ内蔵感が高いです。UIも日本語化済みです。

 公式サイトでは有料ASPサービスとして提供していますが、システム一式がオープンソースで公開されているので、自サーバーに設置するなら無料で利用できます(でも気に入ったのでPayPalで10ユーロほど寄付してみました)。

■インストール

 大雑把にはこんな手順でした。

  1. MySQL上に、Apacheが読み書きできるデータベースを作っておく
  2. 解凍したフォルダをDocumentRoot下に配置し、ブラウザからアクセス
  3. DB設定画面で1.で作ったDBの情報を入力(ApacheにDB作成権限があれば1.をスキップしてここで作成可)
  4. 設定が検証されると、config.ini.phpというファイルが生成される
  5. Apacheに書き込み権があれば、CGIが直接保存してくれるが、そうでない場合、一旦ローカルにダウンロードして、インストールディレクトリ直下のincディレクトリに配置する
  6. 再読み込みすると初期設定画面になるので管理者アカウントを作成する

■ブラウザ側の設定

 ブラウザからアクセスしログイン後、「統合方法のページを開く」リンクをクリックし、自分の使っているブラウザを選択すると、それぞれへのインストール用のリンクが表示されます。またブックマーク用のブックマークレットも表示されるので、ブラウザのショートカットバーなどに登録すると良いでしょう。Operaの場合はスタートバー辺りがオススメ。

 

 ユーザテストなんかで見てると、エクスプローラーバーにお気に入りを出して使ってる人って結構いるんですよね。ウチの妹もそっち派。自分はプルダウンメニュー派なんですが、どのマシン&ブラウザでも同じブックマークが参照できるなら転向してみても良いかもという気になってきました。

 マルチユーザな作りになっているので、周りで使ってみたい人がいれば声かけて下さい。

PHP/PEARのマニュアルをミラー

 最近、オンラインのPHP、PEARマニュアルにお世話になることが多いので、いっそ自分とこにもミラーしたらどうか、と思って調べてみました。

 それぞれ、PHPの公式サイトからパッケージを取得できました。PHPはここから、PEARはここから

 面白いのは、Windowsのオンラインヘルプ形式であるchmフォーマットでも配布されてる点です。これだと単一のファイルでローカルHDD上に置いておけるし、検索などのUI面のメリットもあります。ただ、ちょっと字が小さかったりPEARの方は目次の作りがイマイチでHTML版の方が使いやすいかなぁ、という印象。一応、ノートPCには入れておいてモバイルでパケ代かけずに見る用にしてもいいかも。でもまぁ、PHPの開発をオフラインでそもそもしないしなぁw。

 

MaxLine III発注

 公開サーバーの/home領域が残量5%を切ったので、交換用を物色。(検査体制が違うだけでモノはDiamondMaxと同じとも聞くけど)やはりブランドイメージでいくとMaxstorのMaxLine系かなと単純に思ってたけど、MaxLineIIIはもう終息してしまったらしい(考えてみればもう2年前くらいだし、Maxstor自体あんなことになってるし)。IDEで見かけるのはMaxLinePro500ばかり。さすがに500GBはいらないしなぁ。

 横浜ビックでSATA版ならIIIの250GB、300GBが残ってるぽかった。ただせっかく信頼性を基準にするのに、ここでSATA->IDEアダプタをかますのもどうかと…

 そんな中でAmazon.co.jpで在庫無しながらIDE版のMaxLineIIIの注文を受け付けているのを発見。ダメもとで注文してみました。結果は乞うご期待。

続・dovecot mbox環境でInvalid messageseと出てメールが読めない時の覚え書き

[dgg]: dovecot mbox環境でInvalid messageseと出てメールが読めない時の覚え書き

■再発、おさらい

 またまた再現しました。あらためてググってみてもめぼしい情報無し。海外のブログでもわざわざウチの上記エントリを翻訳したものにリンクしてるほど情報が乏しいようです。

 わかっているのは、

  • X-UIDはmbox環境のimapサーバー(dovocot以外も)がキャッシュ用につけるヘッダで、1ずつ増える
  • dovecotの0.99.14以前はこの値が一定以上になるとオーバーフローして負の数に解釈されるためエラーになる
  • 最後の番号は最後のメールではなく、メールボックスの先頭のメールのX-IMAPbaseヘッダの2番目の数値
  • 同時に~(ユーザ名)/imap4/.imap/INBOX/.imap.index*にもキャッシュデータがあるので消すべし

ということ。dovecotの1.0は未だ正式リリースされず。

■番号を振り直す

 で、今回はそもそもの数字がもう何年分も積算して(振り分け前の迷惑メールでもカウントアップするし)かなり大きい数字になるので、1から振り直すことにチャレンジ。

 上記の海外のエントリによりスマートな方法が載っていました。まず、作業中にメールアクセスが発生しないようdovecotとpostfixを停止し、クライアントも念のため終了しておきます。

cd /var/spool/mail
grep -v ‘^X-UID: ‘ hoge > hoge2
grep -v “^X-IMAPbase: ” hoge2 > hoge

で、hogeのスプールからX-UIDとX-IMAPbaseで始まる行をすべて除去します。

 次に前回同様、dovecotがメールボックスのヘッダ情報をキャッシュしているらしいファイルを削除します。

rm ~hoge/imap4/.imap/INBOX/.imap.index*

 上記ブログではこれで大丈夫だったようですが、ウチではきっちり元の番号で振り直されてしまいました。どうも、X-IMAPbaseの最初の引数がメールボックスを特定するためのIDのようなので、この数字をエディタで適当にいじってみたところ上手くいきました。

 Thunderbirdを立ち上げると、受信箱内の一覧を全て再読込しました。モバイルでも使う人は、パケット代節約のため、自宅LANにつながっている時にいちどつなげておいた方がよいかも知れません。

■番号スキップの犯人を発見

 で、前回も不明だった番号が突如ハネあがるトリガなんですが、どうも通販ショップuWorksからの広告メールが原因らしいということをつきとめました。何度か現象が起きている中で、毎回共通して境界にいるのがここのメーリングリストからのメールだったのです。どうも、最初からX-UIDヘッダが大きな数字でついたまま送られてくるらしく、以降のメールのX-UIDがすべて大きく跳ね上がってしまいます。ここのショップのメルマガはお値打ち情報があって重宝してるんですが、とりあえず解除しておきました。

 

 

PostgreSQLでテーブルに列を追加する

 超私的なメモです。

 たぶん、出来るだろうなぁ、と思いつつ、ちゃんと調べたことがなかったPostgreSQLの既存テーブルに後から列を追加するコマンド。

alter table (テーブル名) add (カラム名) (形式);

であっさり成功。うん、これは便利だ。たぶん次使う時には忘れているのでここの書いておこう。

 ついでにカラム名の変更方法。

alter table (テーブル名) rename (変更前) to (変更後);

 ただしカラムを削除したり形式変更したりはテーブルを作り直すしかない模様。