Vistaをリモートから電源を落とす方法の覚え書き

 Windowsでリモートデスクトップ接続している時、おそらくフェイルセーフなんでしょうが普通にスタートメニューからは電源が落とせません。XPの場合はタスクバーを右クリックしてタスクマネージャーからシャットダウンできたんですが、Vistaのタスクマネージャーは再起動や電源を切るといったメニューが無くなってるっぽいです。

 ショートカットを作るような技やらスクリプトやらの話を聞いた覚えがあったので検索。こちらの記事にコマンドを発見しました。Vistaの場合、スタートメニューのサーチ欄にそのままコマンドを入力できるので、これを打ち込むのが早そう。

シャットダウン shutdown -s -f -t 0
再起動 shutdown -r -f -t 0

 オプションがLinuxなどのshutdown -h nowよりもちと覚えにくいですね。-sがshutdown、-rはreboot。-fはforce(保存してないファイルがあっても無視)、-t 0が「すぐやれ」の意味のようです。

 というか、shutdown -iでGUIが起動しました。LAN内の他のマシンも操作できたりするみたいですね。

PS3向けにDLNAサーバー物色

 PS3がDLNAクライアントになったことだし、寝室にはルームリンクがあるしで、DLNAサーバーを物色してみました。

 我が家的なニーズとしては、

  • DivXをMPEG2トランスコードして送信できる(PS3/ルームリンクがDivX非対応なので)
  • ネットワークファイルを配信できる

あたりです。TeraStationもDLNAサーバーモデルがありますが、トランスコードができないので、やはり常時電源ONのWindowsマシンで動いて、リアルタイムトランスコードをする、という方法をとらざるを得ないようです(PS3などがDivXに対応してくれるのが一番手っ取り早いんですが…)。

■Windows Media Player 11、Windows Media Connect

 トランスコードができないので華麗にスルー

TVersity

 フリーの実装。ウチではトランスコードがうまく動きませんでした。真っ黒な画面になり、PS3が操作不能に。サーバー側を停止したらPS3もXMBに復帰。2chをみてると、やたら重いだけって可能性もあるようですが、どのみち実用にはならない印象。

 またトランスコードしてないMPEG2でも早送りができない模様。

 ただフォルダ階層の作りは良い感じでした。例えば、作品名->VIDEO_TSという階層構造でDVDイメージがたくさんあるフォルダを共有した場合、他の作品だと、すべてVIDEO_TSというフォルダ下にズラーっと並んでしまい実用になりません。しかしこのソフトではちゃんとフォルダ階層に沿ってツリーが展開されます。

 サーバー本体はサービスとして起動するので、ネットワークファイルにアクセスさせたい場合は、管理ツールのサービス設定で実行権限を自分に変更してやる必要がありました。

PS3用パッチに関する追記:

 PS3向けのパッチが出た模様。やばい。いい感じです。デフォルトでは解像度を落として400×300にされてしまうので、640×480に変更したところ画質は上々に。音飛びもナサゲ。しかも1.5倍速再生まで!>DivX

Nero MediaHome

 CD/DVDライティングで有名なNeroの1機能です。体験版を入れてみました。トランスコードは安定。出画はもっとも早かった気がします。Nero Scoutというインデックスツールでメディアファイルをインデックス登録した後で、サーバーにも登録、といういささか煩雑な操作手順。トランスコードの品質は後述のUltimate CSよりも劣る印象。

 MPEG2の早送りもOK。

Ultimate CS

 しばらく販売休止になっていたんですが、PS3を気に再会したのかも知れません。BHAのオンラインショップで限定\1,980だったので買ってみました。

 MPEG2も早送り可能。ただしVIDEO_TSフォルダにすべて並んでしまう実装はNeroと同じ。

 ネットワークフォルダは登録できないですが、ドライブレターを割り当ててやればごまかせるようです。設定としては一番簡単だった気がします。

 DivXのトランスコード画質もNeroより微妙に良いような気がする。ただし、その分レートが高いのか、トランスコードが追いつかないのか、時々音声が飛ぶ感じ。日本語の会話でひらがな1文字抜けるってレベル。残念。これさえなければコストパフォーマンス的にも最善な気がするんですが。

 UltimateCSの音飛びがなければ一番良い気がします。NeroはDLNAサーバーだけのために買うにはちょっと高い印象。どのみちどの製品もレジュームもできなくて、まだまだ実用段階じゃない印象。特に早送りのできないトランスコーディングでレジュームもできない、というのは致命的ですね。うっかり再生を停止させようものならまた最初から延々観るしかないワケで。

 TVersity最高です。UltimateCS買うのもう少し待てばよかった…

USBでもアクセスできるNASキット、玄人志向GW3.5MM-U2/LAN

 ありそうで無かった、ずっと探していた商品を見つけました。「USBでもアクセスできるNAS」を実現するキットです。一般には、安い、Mac miniっぽいという辺りが評価されてるみたいですが、σ(^^)は地味にUSBデバイス機能に注目。

 高いのも安いのも多くのNASはUSBといえばホスト機能しかついてません。USB外付けドライブとして使えるものはありそうで無かったんです。

 なんでそんなもんが欲しいか、というと、PS3用の動画置き場として使うためです。PS3は現状ではNASへアクセスする機能がなく、USBドライブでしかファイルを渡せないのですが、PCとの間でデータ交換する度にケーブルを抜き差ししたり場所を移動したりするのはスマートではないからやりたくないなと。

 この商品ならネットワーク経由でPCから置いたファイルを、PS3からシームレスにアクセスできるのではないかと。手持ちのDVDをアレしてISOイメージでどっさり置いておけば、映像ジュークボックスにできるわけです。

 残念ながらどこも品切れ。Amazonに注文しました。さて、HDDを物色しよう。

エンコ時間比較

 某師に某アニメを布教するため、PS3で再生可能なH.264形式のファイルを準備中です。今日の夕方までに全話エンコードできるか?

 ってことでエンコ専用マシン以外も総動員してエンコ中。せっかくなのでパフォーマンスを比較してみました。

 すべてTMPGEnc 4.0 XPressを使用。ソースはDivX+MP3で、出力は640×352のH.264+AACです。1pass固定品質。指標は同ソフトが表示する1ファイル(1話24分)あたりの予想時間(なので実際には違ってくると思います。たぶん縮む方向)。

■エンコ専用マシン

 CoreDuo/T2400@2.2GHz/XP

 25分。

■寝室ゲーム用マシン

 Core2Duo/E6400@定格(2.13GHz)/Vista

 20分弱。

■仕事用マシン

 Pentium4/3.4GHz/Vista

 1時間20分。

 やはりDualCore強しですね。クロックでは遙かに劣ってるのに。MPEG系エンコードみたいなタスクは特に影響が大きいんですね。SSE3の力も大きいんでしょう。CoreDuoとCore2Duoもクロックとは逆転してます。ホント、今はクロックはあくまで同一プラットフォーム内での比較の意味しかもたないですね。

 仕事用マシンもOfficeとか使ってる分にはまったく不満ないんですが、エンコ用としてはほとんど使う意味がないようです。

nmozmapi32.dllなんちゃらでTHUNDERBIRDがインストールできない時の覚え書き

\r\n\r\nmozmapi32.dll\r\n\r\nが云々言われてTHUNDERBIEDが上書きインストールできなくなったアナタ。アナタはLogicoolのWebCamを使っていませんか?こいつのソフトが悪さしてるようです。

タスクマネージャーでQcam.exeを終了させたらインストールを続行できました。

前にもLogicoolのQcamドライバには煮え湯を飲まれたこともあったりで、どうもここのドライバはイケてないですね。同社のトラックボールで使ってるSetPointもVistaでいまいち不安定だったり(SetPointが入ってるVistaマシンだけで動かない動画ソフトがある)。

ハードは良いものが多いのに残念。がんばってほしいですね。