M200再強化

 M200をVista化したのを機にスペック強化を行いました。

■バッテリー追加購入

 前に書いた気もしますが、かなり体感の使用可能時間が落ちてきたので、買えるうちに純正バッテリーを購入。二週間位入荷を待たされましたが無事ゲット。

■メモリを1.5GB化

 純正の512MBに追加で512MB足して1GBで使ってたんですが、余ったらTC1100で使えるし、ということで、片方を1GBに交換しました。問題なく動いてますが、特に体感に変化も無し。HYNIXチップ搭載で\11,340。送料入れて\12,425。まぁ、自己満足的には悪くない値段かなと。

補足:いや、普通にググって探しましたw。>502

■無線LAN miniPCIカード交換

 純正の11bのカードを、もともとVAIO TR1用に並行輸入したEM-500AGというメーカーもよくわからないカードに差し替えて使っていたんですが、Vistaではどうも挙動がぁゃιぃ。最初Vistaにした直後は対応ドライバがないとエラーが出てたのがいつのまにか動いてたり(ネットワーク更新?)。あと、スリープ復帰時に画面がブラックアウトしたり復活したりを繰り返す(その度にデバイス接続、切断のビボツ、ボビッという音が鳴る)という症状が発生。当初グラフィックドライバー周りかと思ったけど、この状態でデバイスマネージャーを開くと、ネットワークデバイスのツリーが開いたり閉じたり。どうもやっぱりコイツが犯人なんじゃないかと。

 で、安くなったIntelの2915ABGを購入(右のリンクはLenovoブランドなので高い)。Intelチップなので起動画面でCentrinoロゴ復活(笑)。ただし相変わらずFn+F8でのON/OFFはできない。またINFファイルをいじらないとダメかな。M400用のボタンユーティリティなせいかも。

 肝心の挙動が安定したかどうかはもう少し使って様子見です。 →補足:ダメですたorz。

補足の補足:AGPドライバをネットワーク更新かけてみたら新しいのが入った。なんか安定したっぽいが、どうかな…

 という訳で、(スリープが安定してくれれば)まだまだ現役で行けそうです。こないだもPowerPoint2007で作業したんですが、十分快適。Office2007はリボンUIが場所をとるので、SXGA+くらいないと辛いですね。

 あぁ、でもセカンドモニタに出力できないんだった…

■今後の予定

 M200強化はとりあえず一段落。

 P8210はLet’sNote用の172pin MicroDIMM仕様でやたらメモリが高いんですが、Vista化も見越して1GBメモリを発注。ヨドバシとかだと4万超えなんですが、なんとか2.3万くらいの店をハッケソ。ちゃんと動くかなぁw。純正ドライバは揃ってるので、追々Vista化の予定。ただ、915GMなのでAeroは無理ぽい。

 VAIO type UXもそろそろVistaドライバが公開になるので考えたいところだけど、こっちは標準の512MBから増やす手段がないので思案中。現行UXは割とAeroがサクサク動いているのと、やっぱゼロスピは軽いなぁ、ってことで青モデルに食指が動くけれど、E61導入でめっきり出番自体が減ってるから考え物。メール閲覧とWebくらいならUXとりだす気にならない。長文メール書く気にならないのはUXも同じだしw。いっそある程度値がつくうちに処分するかも検討?

 TC1100はM200から外した512MBを移植すれが1GBに。でもVista化は微妙。

 基本的にVistaは気に入っているので、移行は進めていきたいんだけど、まだたまに互換性検証とかでXPやOffice2003を動かしたい場面があるので、全部いっきにというのは不安。どれをどうするかは要検討。

 そして自宅にFDDドライブがたまっていくと(謎)。

E61をBluetoothモデムとして使う時の覚え書き

Nokia E61通信設定

 E61(SoftBank USIM)をWindowsからBluetoothモデムとしてダイアルアップ接続にするのに苦戦したので覚え書きしておきます。

 普通にSoftBank公式にある設定をダイアルアップ指定すればつながるもんだと思ってたんですがそうではないようです。

 ポイントは、

  • E61側で通常のアクセスポイントとは別に「パケット接続」画面でアクセスポイントに「vodafone」を入力しておく。
  • Windows側のモデムのプロパティで追加初期化ATコマンドとして、「+CGDCONT=1,”IP”,”vodafone”」を入力

の2点が必要でした。ATコマンドなんて何年ぶりにいじりました(^^;)。

 というか、カーナビの方はATコマンドなんて指定できたかなぁ…

寝室のゲームマシンもVista化

 Vista導入3台目です。

 今回は寝室のゲーム用マシン。ゲームがたくさん入ってるので、こちらもクリーンインストールをする気になれず、マザーを何枚も乗り継いできた不安定システム。サスペンドも休止も効かず毎回シャットダウンして使ってました。現在のマザーはAsusのA7V8X。CPUはAthlonXP 2500+でメモリは1GBです。RADEON 9600をDVIで720pのプロジェクタにつないで使ってました。

 テーマとしては、当初AGPではないと思われていたRadeon X1x00系のGPUの導入と、クリーンインストールによるサスペンドの実現、そしてリモートデスクトップ接続対応(別の部屋からゲームがプレイできるように)です。ゲーム用なので、むしろVista DSP版導入で使わなくなったXP Proを入れるという手もあったんですが、やはりVistaに慣れると戻れなくなるものですw。

■GPU選定

 当初はX1600でHDMI搭載したものに目がいってたんですが、HDMI(というかHDCP)が必要になるBlu-rayやHD DVDの再生にはどうせCPUが追いつかない。本当に寝室マシンでHDMIが必要になる時はマザー、CPUごと交換だろう、ということで取りやめ。結局、Radeon X1x50ナンバーはX1x00ナンバーに比べかなりパフォーマンスが良いらしい、というのを店頭でE61で調べ、玄人志向のRX1650XT-A256HWをチョイスしました。ファンレスではないですが、まぁ最近あんまり静音がマイブームではないしw。で、あわせてVista BusinessのDSP版をゲット。

 導入してみて困ったのは、このGPU、DVI接続だとBIOS画面が映らない。未だにあるんだね、こんなの…。Dual DVI-Iなので、BIOSいじるにはD-Subアダプタつけてつなぎ替えないとダメっぽいです。というかこれに気づくまでにかなり時間食いましたorz。

■ゲームデータの移行

 ゲーム類はもともとDドライブに入れてあったので、Cドライブをクリーンインストールしてもインストールディレクトリは残ります。セーブデータも最近のものはほとんどインストールディレクトリに保存されているので問題なし。ただ一部(というか多く)のソフトはインストールディレクトリのパスをレジストリに置いており、それがないと.exeファイルを実行しても「インストールされていません。」などと怒られます。そこで、regeditを使って、HKEY_CURRENT_USER\Software、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software、HKEY_USERS\(ユーザID)\Softwareをエクスポートしておきました。それぞれ30MBくらいに肥大化しており、おのままVistaに再登録するとヤバゲ。そこでRegistory Script Importerというツールを使って、関係ありそうなレジストリだけを選択して取り込みました。このツール、慣れると便利ですが、やや動作が重いのと、単一階層の一覧しか表示できないので、まず一番上の階層を示す行(1行目)を削除してやらないと中身のリストが表示できないし、逆にそれより下の階層を確認しながら取捨することもできません。結局、meadowでも下位項目を調べながら選択することになりました。最初からmeadowだけで不要部分をガシガシ削除しても同じだったかも…

 結果としてほぼ成功したように思われます。Orchisというランチャーもデータごと移行したんですが、ほとんどのタイトルはそのまま動きました。一部、DirextX9の特定ビルドのライブラリを要求されましたが、それを別途入れたらOKでした。もちろんスタートメニューや「プログラムの追加と削除(Vistaでは「プログラムと機能」)」には表示されないので、通常の方法ではアンインストールできないですが、最近のWindowsは多少レジストリに無駄なエントリが残ってるくらいではたいしてパフォーマンスが落ちないので、いらなくなったらフォルダ削除で良いかなと。

■Vista化とパフォーマンス

 気になるパフォーマンスですが、エクスペリエンスインデックスでは、

  • プロセッサ:3.2
  • メモリ:4.1
  • グラフィックス:1.0
  • ゲーム用フラフィックス:1.0
  • ハードディスク:5.2

となりました。ちなみにVistaを快適に使用するには4以上が必要とされています。というか、せっかく買い換えたGPU周りがサイテーの1.0とはどういうことやねん、と。ちゃんとAeroも動いているし、Catalyst Control Centerの表示でもAGP x8となっています。3Dのゲームも軽くなった気すらします。ただ、動画再生が重め。最初サウンドカードとIRQがぶつかっていたので、それを解消したら実用レベルまで回復した気がしますが、インデックスは依然1.0のまま。なんなんだろ?

 CPUはさすがに厳しいですね。XPでOCしてたのをいったん定格に戻しているので、もう一度OCしてなんとか4.0を目指したい所存です。HDDはS-ATAなのでさすがに現役レベル。

 このS-ATAはちょっとクセモノでした。A7V8XのS-ATAはオンボードのFastTrak製RAIDコントローラー経由なんですが、Vistaのインストーラーでは認識されず、ディスクが見えません。そこでXP用のドライバをフロッピーに入れておいて、インストーラー起動後に追加で読み込ませてやる必要がありました。ドライバはASUS公式から落としたものでも、どっかのサイトで拾った少しバージョンのあがったものでも大丈夫でした。

 あとVIAのチップセットドライバは、昔4in1ドライバと呼ばれていたものがHyperionと改名されており、ASUSにはなかったですがVIA公式サイトからVista対応のものを落とせました。

 GbEは自動では認識されないものの、手動で無理矢理Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernetドライバを指定したらイケました。再起動後、「このドライバじゃダメ」とエラーが出ましたが、その後は普通に使えてるようです。

 その他のオンボードデバイスは使ってません。サウンドカードはAudigy 2 Valueですが、こちらはCreative北米公式サイトからVista用β版ドライバを入れました。動画が重いのはこっちのせいかも知れません。正式版を期待。

■ただし相変わらずサスペンドも休止もできない

 これは当初の目的だっただけに残念です。紆余曲折の後2回クリーンインストールしましたがダメでした。ファンが止まらなかったり、再起動かかっちゃったり。まだ一部βなドライバもあったりしますが、どちらかというとマザーや電源自体の問題のような気がしてきました。

 まぁ、この寝室マシンはプロジェクターが暖まって出画するまでに立ち上がっていれば良いので、当面はこのまま使おうと思います。

■Vistaはそんなに重くない気がする

 という感じでなんとか安定動作にこぎつけました。エクスペリエンスインデックス的にはVista Readyなカンジじゃないですが、とりあえず充分快適に動いています。体感はXPと変わりないです。これまで3台に導入した感じ、ドライバの不備などで影響が出ることを除けば、OS自体の負荷はXPと大差ない気がします。前にも書きましたがUIの改良によって検索が早くなったりすることで、むしろ体感速度は上がってるんじゃないかと思えるくらい。

 ただし、今までの3台は比較的メモりが潤沢なマシンばかり。この後残るは512MのVAIO UXとFMV-P8210。P8210はともかく、VAIO Uはメモリの追加ができない上にHDDも1.8inchで遅め。さて、どうなることやら…

 

 

VistaでTeraStationにつながらない件の続き

[dgg]: VistaからTeraStation等のSambaファイルサーバーにアクセスできない時の覚書

 上の記事ですが、全然ダメでした。やはりSamba2.x系のサーバーの場合、現状ではVista側でNTMLv2を使わないようレジストリをいじる必要があるみたいです。

 Business以上の場合はGUIで、それ以外はregeditで弄るしかないみたいです。レジストリファイル作っておけば簡単そうですね。

M200もVista化。Areoも!

 RC2を入れていたM200ですが、こちらもどうせOffice2007を入れなおすならとついでにVista化してしまいました。メインに使うならDドライブは気持ち悪いなぁ、と思って、XPを削除してVista Business(DSP版)を新規インストールという暴挙に出てみました。

 ひろりんさんの記事を参考に、北米の東芝サイトからM400用の各種ドライバを入れてみたところ、ほぼXPの使い勝手に近いところまで整備できました。Fnキーで輝度調節や無線/BluetoothのON/OFFもできます(ただしウチのは無線LANが純正ではないので非対応。確かXPの時もなんかワザがあったなぁ)。画面をひっくり返したらちゃんと縦画面になります。モニタ横の4ボタンだけ使えないっぽいですが、もともと使ってなかったので良し。

 やや苦戦したのがグラフィック回り。標準で入るのでは1400×1050で32bitカラーが出ないしスコアも1.0。手動でVistaに入っているGeForceFX GO5200のドライバを無理やり入れるとフルカラー出るようになるものの、スリープ復帰で真っ黒に(休止状態はOK)。で、こちらもひろりんさんの記事を参考にLaptopVideo2Go.comから改造ドライバをゲット。最新のドライバのINFファイルをいじって、GeForceFXなどの古めのカードでも適用可能にしたものです。まずは最新版の97.54。これでスリープもバッチリ。しかもインストール直後はナントAeroまで有効に!しかし喜びも束の間、再起動したらオフになってしまいました。他のバージョンでも起動時はAeroになるものの、使っているうちに「あ、無理ぽ」と断念されて勝手にオフになってしまいます。で、tubletpcbuzzの掲示板などを見ていると、96.33が最も安定してAeroが継続利用できるということで導入。ただしそのままでは画面の回転ができず、改変INFファイルをさらにいじって、RottateFlagという行の値が4(あるいは0)になっているのを0x40にしてからインストール。

 これで、フルカラー、Aero、回転、スリープと実現できました。CPUは2GHz化済みで、メモリは1GBですが、Aeroでもそこそこ使える印象です。さすがにウインドウをぐりんぐりんドラッグするともたつく感はありますが、普段は気にならないレベルでしょう。3Dフリップももっさりですが、こっちはあんまり使わなそうだしw。それよりはタイトルバーが透けてデスクトップが広く見えるのと、Alt+TABやタスクバーポイントでサムネイルが出る方がメリットとしては大きいですね。ちなみにグラフィックのスコアは2.0と2.1。

 どうせAero使えないし、Home Basicでいいかとも一瞬考えたんですが、Businessにしといてよかった!

 が、しかし!

 実用上、かなり差支える問題が1点だけ。D-Sub出力が使えませんorz。RGBケーブルをさすと認識はするものの画面は真っ暗。ミラーリングも拡張デスクトップも外部のみもNG。RC2の時からそうでしたが、正式版でもダメでした。AeroがNGな当たらしめのバージョンでもダメだし、そもそも改造INFのドライバじゃなくてもダメ。つまり、今のところ試したドライバは全滅。うーむ、時々仕事でプロジェクターにつないだりするんだけど困ったな…