VistaでTeraStationにつながらない件の続き

[dgg]: VistaからTeraStation等のSambaファイルサーバーにアクセスできない時の覚書

 上の記事ですが、全然ダメでした。やはりSamba2.x系のサーバーの場合、現状ではVista側でNTMLv2を使わないようレジストリをいじる必要があるみたいです。

 Business以上の場合はGUIで、それ以外はregeditで弄るしかないみたいです。レジストリファイル作っておけば簡単そうですね。

M200もVista化。Areoも!

 RC2を入れていたM200ですが、こちらもどうせOffice2007を入れなおすならとついでにVista化してしまいました。メインに使うならDドライブは気持ち悪いなぁ、と思って、XPを削除してVista Business(DSP版)を新規インストールという暴挙に出てみました。

 ひろりんさんの記事を参考に、北米の東芝サイトからM400用の各種ドライバを入れてみたところ、ほぼXPの使い勝手に近いところまで整備できました。Fnキーで輝度調節や無線/BluetoothのON/OFFもできます(ただしウチのは無線LANが純正ではないので非対応。確かXPの時もなんかワザがあったなぁ)。画面をひっくり返したらちゃんと縦画面になります。モニタ横の4ボタンだけ使えないっぽいですが、もともと使ってなかったので良し。

 やや苦戦したのがグラフィック回り。標準で入るのでは1400×1050で32bitカラーが出ないしスコアも1.0。手動でVistaに入っているGeForceFX GO5200のドライバを無理やり入れるとフルカラー出るようになるものの、スリープ復帰で真っ黒に(休止状態はOK)。で、こちらもひろりんさんの記事を参考にLaptopVideo2Go.comから改造ドライバをゲット。最新のドライバのINFファイルをいじって、GeForceFXなどの古めのカードでも適用可能にしたものです。まずは最新版の97.54。これでスリープもバッチリ。しかもインストール直後はナントAeroまで有効に!しかし喜びも束の間、再起動したらオフになってしまいました。他のバージョンでも起動時はAeroになるものの、使っているうちに「あ、無理ぽ」と断念されて勝手にオフになってしまいます。で、tubletpcbuzzの掲示板などを見ていると、96.33が最も安定してAeroが継続利用できるということで導入。ただしそのままでは画面の回転ができず、改変INFファイルをさらにいじって、RottateFlagという行の値が4(あるいは0)になっているのを0x40にしてからインストール。

 これで、フルカラー、Aero、回転、スリープと実現できました。CPUは2GHz化済みで、メモリは1GBですが、Aeroでもそこそこ使える印象です。さすがにウインドウをぐりんぐりんドラッグするともたつく感はありますが、普段は気にならないレベルでしょう。3Dフリップももっさりですが、こっちはあんまり使わなそうだしw。それよりはタイトルバーが透けてデスクトップが広く見えるのと、Alt+TABやタスクバーポイントでサムネイルが出る方がメリットとしては大きいですね。ちなみにグラフィックのスコアは2.0と2.1。

 どうせAero使えないし、Home Basicでいいかとも一瞬考えたんですが、Businessにしといてよかった!

 が、しかし!

 実用上、かなり差支える問題が1点だけ。D-Sub出力が使えませんorz。RGBケーブルをさすと認識はするものの画面は真っ暗。ミラーリングも拡張デスクトップも外部のみもNG。RC2の時からそうでしたが、正式版でもダメでした。AeroがNGな当たらしめのバージョンでもダメだし、そもそも改造INFのドライバじゃなくてもダメ。つまり、今のところ試したドライバは全滅。うーむ、時々仕事でプロジェクターにつないだりするんだけど困ったな…

VistaからTeraStation等のSambaファイルサーバーにアクセスできない時の覚書

 VistaからTeraStationへの認証が通らず悩んだんですが、2ちゃんの寺駅すれで解決。

 ユーザ名を「ユーザー名\サーバー名」と記述すれば良い模様。NTMLv2という認証方式を使うようになったみたいですね。Sambaが3.x系なら大丈夫なのか、自作サーバーの方は普通にログインできました。

とりあえず1台Vista化

 メインの仕事用デスクトップ機(ASUS Terminator2-R, Pentium4/Northwood/3.4GHz)にVista Businessを入れました。いきなり仕事用メイン機というのも無謀ですが、もともとこのマシンのOSは3世代ほどマシンやHDDを乗り継いできており、いい加減不安定だったので、どうせDSP版でクリーンインストールするならこれしかない、と思った次第です。

 事前のツールによるチェックでは問題ナサゲだったんですが大ハマリ。まずPCIバスが認識できず。これはBIOSを1006に更新することで解決できました。で、グラボはDVI使いたさにRADEON9600を別途のせてあったんですが、これが認識できない。最新版のCatalyst7.1でもダメ。コード43というエラーです。ググるとどうもDualCoreのマザーで起きてるらしく、ATI側のせいではないにしろ、抜本的な解決も見つけられない。ACPIドライバを変更してDualCoreで動かなくしたら治った、というのがあったが試してもダメ(まぁ成功してもそれじゃぁねぇ)。しかもACPIドライバが戻せなくなったりorz。

 結局、今日都内に用事があったので帰りにアキバ寄ってグラボを購入。code 43はマザーはIntel用でもAMD用でも起きてるっぽい(AMDがほとんど?)が、グラボ側はRADEONばかり(9×00系もX1x00系も)なので、とりあえずGeForceにすりゃいいかと…

 小型ベアボーンなのであんまりパワフルなのは電源容量が心配だったんですが、それでも

  • Aeroはブイブイ言わせたい
  • 将来的に30インチクラスのモニタも見越して、DualLink-DVI
  • ファンレス

という辺りで、玄人志向のGeForce7300GT搭載カードをゲット。\13,800也。Vistaのライセンスあと何本いるんだ?って時期に痛い臨時出費でしたが、これでようやくフルでWUXGAで稼動。Aeroも機能。ヤター。

■Vistaファーストインプレ

 RC2は触っていたので、ファーストってこともないですが一応。

 パッケージソフトはほとんど入れてないですが、今のところオンラインソフト系は割りと順調に動作。唯一愛用ランチャーのOrchisが初期設定でコケる。これは結構痛い。

 ただスタートメニューのプログラムショートカットをインクリメンタルサーチできるようになったのは玄人受けしそう。Winキーを短押しした状態で検索欄にキャレットが載ってるので、おもむろにアプリ名をタイプすれば絞込み完了。リターンで起動。これは良いです。しばらくランチャー無しでいってみるか?

 あと、ATOK2007が来週にもDL販売が始まるので、最初くらいはとIME2007で使ってるんですが、これは全く使えネー。変換アフォすぎ。早々に我慢できなくなってATOK2006を入れてしまう予感。

 Aeroの3D表示は今んとこカッコ良い以外にメリットは感じないですね。キーアサインがWin + Tabなんですが、指は従来のAlt + Tabの方が押しやすいし、こっちもサムネイル表示に改善されてるのでこっちで充分。

 ハイブリッドサスペンドは普通に使えてます。当たり前ですがオフにした後のHDDガリガリは長い。画面はすぐ消えるので、心配だけど放置するしかないんでしょうね。復帰は爆速。従来のスタンバイよりも速い印象。感覚的にはモニタの省電力復帰くらいの時間。

 キーボードレイアウトを入れ替えるレジストリファイルは従来のものがそのまま利用可能でした。

 あと、やっぱりClearTypeって好きになれないかも。

 DSP版を買うのに1GBのメモリを購入、(2スロットしかないので1本差し替えで)1.5GBにはしましたが、体感速度などは特に変化なし。ウインドウがふよんと出たり消えたりする分もっさり感がなくはないですが、まぁ慣れれば平気でしょう。上記のサーチ効率やサスペンド面などユーザビリティ面の向上による体感速度向上の方が大きいと思われます。

 当分、過渡期には互換性の問題が起きるのは仕方ないにしでも、OS自体はXP同様完成度の高いOSだという印象です。このまま問題がなければ月1台くらいのペースで順次アップグレードしていきたいなぁ。

 

 

Wireless Notebook Presenter Mouse 8000

我が家のBluetoothマウス3台

  発売日前日に楽天で一番安い店に注文したら、やたら待たされてしまいましたが、ようやく到着しました。>Wireless Notebook Presenter Mouse 8000(写真中央)

 Microsoft初、というか存在自体が希少なモバイル用Bluetoothマウスです。モバイル用マウスとしてはやや大振りですが、背面にPowerPointを制御できるボタンがついており、またレーザーポインターも内蔵しているというややキワモノっぽい製品です。とはいえ、さすがMicrosoft製です。マウスとしての出来は良いカンジ。人間工学的に練りまくったかのような手への馴染みの良さも健在。持ち運ぶのにやや大振りなことを除けば使いやすいです。ただホイールのクリック感がないのも最近のMS流で、これだけはまだ慣れないですね。ちなみにそれが理由で避けていたのでチルトホイール搭載マウスは初めてです。

■左右クリックがとても静か

 モバイルマウスの性質上、人のいるところで使うのであまりカチカチっとクリック音が耳障りなのは問題で、写真に写っている他の2機種もその点は不満に思ってましたが、Wireless Notebook Presenter Mouse 8000はほとんど音がしません。これは素晴らしい!

■電池フタにロックスイッチ

 これも他2マウスで不満だったことですが、鞄の中で勝手にフタが外れて電池が散らばったり、ということがよく起きます。Wireless Notebook Presenter Mouse 8000の場合、写真のMicrosoftロゴの上のボタンがロックスイッチになっていて、これを押さなければフタが外れないようになっています。まぁ、押せば開くので、逆に鞄の中でなにかが当たれば同じことなんですが。実際にどうかはしばらく使ってみての評価になりますね。

■純正アダプタ以外では一部特殊機能は動作せず?

 ITmediaの記事で互換性の問題が指摘されていてやや不安だったんですが、やはりというか、東芝のBluetoothスタックでは左右の追加ボタンが機能しませんでした。通常の左右クリック、ホイール(チルト含む)、背面のスライドページめくりボタンなどは大丈夫なんですが、インスタントビューやデジタルインク、拡大鏡などは割り当てても動作する気配がありません。HID標準マウスとして認識されてるせいだと思うんですが、手動で割り当てようにもリストに出てこないのでどうしようもない感じ。

■その他の不満点

 ブリスターのパッケージがやたら開けにくかったです。海外製品ってこういうブリスター多いですよね。ミシン目が入ってたので、まだカッターを探さないで良い点はマシだったんですが、やはり開けて中身を取り出すときに手をケガしてしまいそうだったのは問題です(逆にミシン目跡が糸ノコ状態でかなりデンジャー)。

 ハードケースが付属するのも目新しいんですが、付属のUSB-Bluetoothアダプタを一緒に収納できるサイズなので、内蔵Bluetoothで使うには無駄。むしろ布製のポーチなどの方がありがたいですね。

 というワケで、マウスとしての完成度には満足。レーザーポインターやPowerPointのページめくり機能もそのうち役に立ちそうな気がします。あとはドライバをゴニョゴニョしたり、Vista化する頃には他の機能も使えるようになると良いなぁ。