激重iTunes7

 iTunes7、確かにアルバムアートのビューとかは楽しげでいいんですが、ちょっと耐えられない重さですね。CoreDuo T2400/1GB/SATA-IIのマシンで、

  • リッピング中の再生がブツブツ途切れる
  • 起動までやたら待たされる
  • 終了後も「iTunesライブラリ保存中」のダイアログがしばらく表示される

という状況です。次期バージョンアップで改善されなかったら6に戻そうかな…。iTunesのインストーラーのファイル名にはバージョンが入っておらず、上書きしてしまうところだったけど、念のため6の最終版(?)は別名にして保管しておいてよかった。

 PentiumIIIやPentiumMといった古めのマシンで使ってる方は特に必要がない限り6のままにした方が良いかも知れません。

 

 と、思ったら7.0.1.8がひっそり公開されているようですね。早速インストール。うーん、ちょっとマシになった?でも終了時のダイアログは相変わらずですね。

JPEG圧縮ノイズを目視しながら圧縮保存できるツールiJPEGComp

IGA’s workshop – iJPEGComp
 やっと見つけた(というか今まで真面目に探してなくて、ちょっと探したらすぐ見つかったんですが)JPEG圧縮保存時に、荒れをプレビューで確認しながら最適値を探れるツールです。
 古くからAdobeのImageReadyがこの機能をもっており、最近のPhotoshopでは内蔵されてて大変重宝しているんですが、そういったツールをもっていない人にも手軽に紹介できるフリーのものがないかなと思っていたんです。
 このiJPEGCompは、マウスカーソル連動のルーペ機能もついており、細部までノイズが出ていないかチェックできますね。
 ブログなどに写真を掲載する人、メールに写真を添付して送ろうという人は、こういったツールで、ファイルサイズを(画質を犠牲にせずに)より小さくする余地がないかどうかチェックしてみてはいかがでしょう?

iTunes7で0x666D743Fエラーが出る時の覚え書き

Blinded By Tech ? Error: An unknown error occurred (0×666D743F). [iTunes]
 WindowsXP環境でiTunesを7にアップグレードしたところ、起動時に「iTunesアプリケーションを開くことができませんでした。不明なエラーが発生しました(0x666D743F)。」と表示されて起動できなくなりました。リリース当初はググっても情報がなかったんですが、今日あらためて検索してみると、上記の解決策を見つけました。
 原因はリモートデスクトップ接続時に音声をクライアント(ローカル)側にリダイレクトしようとするのが原因だそうです。一応、日本語版に置き換えて解決法を書いておきます。
 リモートデスクトップ接続のメニュー画面で、「ローカルリソース」タブを開き「リモートコンピュータのサウンド(P)」の設定を「リモートコンピュータで再生する」に変更すれば解決します。当然、全てのサウンドはリモートコンピュータ(接続される側)で鳴るようになってしまいますが。
 まぁ、レアなケースなんでしょうね。ウチはメディアサーバーとして使っているマシンは常時稼働でリビングTVの側にあるので、仕事用デスクでBGMを鳴らしたいと思ったら、リモートデスクトップ接続でiTunesを起動してから、ローカルのiTunesでRendezvous接続、といったことをよくやります。
 いつか誰かのお役に立つことを願って書いておきます。

WindowsXPで終了にやたら時間がかかる時の覚え書き

 以前のエントリで父親のLet’s NoteのHDD交換をしたと書いたんですが、ダンマリは治ってないとのこと。よくよく聞いてみると、WindowsXPをシャットダウンする時に数分かかったりする、ということでした。

 一般にはレジストリが肥大化してるといった可能性が考えられますが、父親のソフトウェアインストール量ではナサゲ。色々ググって、ソフトの作りが悪くてOSのシャットダウンシグナルに反応しないヤツがいるとそうなる。で、そういうソフトを監視してシステムログに書き出すサービスがMSから配布されているのを発見(すみません、URL紛失)。それを入れてみました。で、それのせいかどうか不明なんですが、再起動後にシステムログを見てみると、Windows Updateに関するサービスがエラーを吐いてました。試しに手動でWindows Updateを起動してみると、「不明のエラー」。どうも更新データベースが壊れている模様。

 ここの解決方法2を参考にキャッシュを再構築したところ、ここ1,2週間ほどで減少は出ていないようです。メーカーに送ってHDD不良と診断されたワケですが、単にデータが壊れてただけなんですね。結果としてメーカーの言う通りHDDを交換し、OSをクリーンにしていれば減少は収まっていたでしょうが、無駄に数万払わされた上にデータも全て失われていたワケです。もうちょっとマシな診断をしてほしいですね。

 ただメーカーも一件一件この手の調査をしてられないという実情はわかります。しかも手間暇かけて上記の作業で完治してしまったら部品代は徴収できないので赤字なんでしょう。これはユーザの側でも技術料に対してそれなりの対価を払うというコンセンサスができてないとお互い納得するのは難しいでしょうね(今回の件で言えば、ユーザからすればなにも間違った使い方をしてないワケですし)。

 っていうか、OSメーカー、ソフトウェアメーカーに言いたい。

 エラーメッセージやエラーコードを表示する際には、それを検索エンジンで調べるリンクを貼ってくれと!

 開発段階で全てのエラーに対して親切なエラーダイアログを組み込むことは難しいにしても、その後、徐々にインターネットに徐々にヘルプ情報が蓄積されてくワケですよ。それを活用しない手はないと思うんです。Microsoftなんかは自社サイトに強力なサポートシステムがあるんだから、なんでそこに誘導しないかな、と思いますよね。

 そういう意味では、「画面上のあらゆるテキストを選択して右クリック->Googleで検索」なんてことができるユーティリティが究極のサポートツールだったりして。誰か作りませんか?あとはOSバージョンとか機種名を自動で付加してくれるとかさ。

THUDERBIRDでメールが消失した時の覚え書き

Mozilla-gumi Forum [One Topic All View / Re[2]: メールが消える / Page: 0]
 父親からTHUDERBIRDの受信トレイの中身が突然空っぽになった、とレスキュー依頼。ググると、メールボックスのインデックスファイル(要約ファイル)が壊れた時の減少に似ている。上記掲示板のやりとりを参考に、THUDERBIRDを終了し、要約ファイルを削除しました。でTHUDERBIRDを再起動すると、「要約ファイルを作成しています」とか待たされて無事復活。
 要約ファイルの見つけ方ですが、プロファイルフォルダ(通常はC:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Thunderbird\Profiles\(適当な文字列).default\Mail)を開き、更にメールアカウント名(通常はLocal Folders)のフォルダを開けます。
 で、その中にTHUDERBIRD上で作ったメールフォルダがファイルとして存在するはずです。受信トレイの場合はInboxになります。おそらく2つあります。削除するのは拡張子が.msfとなった方です(拡張子がない方はメールの実体ファイルなので絶対に消してはいけません)。拡張子を非表示にしてある人は、マウスカーソルでファイルを指し(クリックしない)じっと待ってみて下さい。吹き出しが出て「種類:MSFファイル」と表示される方が当たりです。いきなり削除せず、とりあえずデスクトップなどに待避するのも良いでしょう。
 要約ファイルとは、メール一覧を素早く表示するためにタイトルや受信日などの情報だけをまとめたキャッシュ(一時)ファイルです。実際のメール自体はもう片方のファイルに残っていますので、もし要約ファイルが無くなっていたらTHUDERBIRDが本体ファイルから自動的に再構成してくれる訳です。逆に要約ファイルが壊れていると一覧が正しく表示されず、メールが消えてしまったかのように見えてしまうという訳です。

■再発防止策

 さて要約ファイルの破損は時として起きてしまうわけですが、その可能性を低くするためにはメールボックスのサイズを小さくするのが有効なようです。特に受信トレイは書き換えが頻繁なので、ここが大きいとエラーを起こしやすくなりますし、時間も無駄にかかります。父の場合、2004年からのメールがすべて受信トレイに貯められていたので、2005年以前のフォルダを作成し古いメールをごっそりと移動しました。こうすると2005年以前の分はファイルとしては変化しなくなるので、更新日付をチェックしてバックアップするような体制の場合に、バックアップコピーするファイルを減らす(小さくする)ことができるという副次効果も期待できます。
 ご参考までに。