BlogWrite II

BlogWrite – Blog投稿クライアント by Witha System Ltd.

 MobavleTypeなどのフロントエンドとして使えるブログ投稿用ツールで良いものを見つけました。

 ブラウザでブログを書くことの短所は、

  • うっかりウインドウを閉ようとしても確認が出ない(タブブラウザでは特にやりがち)
  • HTMLをひたすら手書きしなければならない
  • プレビューなどもサーバーと通信するので遅い(サーバーに負荷もかける)
  • 出先などオフライン環境で書けない

などが挙げられますが、フロントエンド・アプリケーションであれば、普通にWordなどで文章を書く感覚で記事を書くことができます。

 WYSIWYGな「デザインモード」と、生HTMLがいじれる「HTMLソース」をタブで行き来しながら書けるので、この手のツールの吐くHTMLが信用ならん、って人でも安心。気に入らないところだけちょこっとHTMLをいじる、ということができますし、IEエンジンでプレビューすることもできます(さすがにサイトのCSSまでは反映してくれないけど)。CSSでfloatを多用するσ(^^)としては、これがWYSIWYGで編集できるのは大変重宝します。箇条書きにULとLIを一括で入れられるのも便利だ。

 プラグインで機能拡張も可能で、Amazonアフェリエイト用やWMPやiTunesから再生中の曲名を貼るものなどがあるようです。

■Amazonアフェリエイトの例

硝子の靡風 (初回)
硝子の靡風 (初回)

posted with amazlet at 05.07.17
KOTOKO 高瀬一矢 中沢伴行 I’ve C.G mix
ジェネオン エンタテインメント (2005/06/08)
売り上げランキング: 289
おすすめ度の平均: 4.46

4 KOTOKOさん好きには是非!
5 期待が大きいです♪
4 羽 -hane-から硝子の靡風へ

■今聞いてる曲を貼る

今聴いている曲:ラクス・クライン(田中理恵) – 「Fields of hope」 (機動戦士ガンダムSEED DESTINY ORIGINAL SOUNDTRACK I)

 

 \3,000のシェアウェアで、1行だけ宣伝が入る無料版もありますが、これは\3,000の価値はアリだと思いますね。試用期限切れを待たずに2、3本書いて購入ケテーイ。

 対応ブログツールをお使いの方は、是非試用をオススメします。

 

CardBus CFアダプタ、スゲェー

 先のエントリでEverio GZ-MC500を購入したと書きました。明日早いので詳細なレビューはまたにしますが、一緒に買ったCardbusタイプのCFアダプタを比較したので数値を忘れないうちに書いておきます。
 EverioはCFサイズのHDD、MicroDriveにMPEG2形式で記録するビデオカメラですが、そのMPEG2をPCに吸い出す時間が問題になります。もちろん、DVカメラをキャプチャするのに比べれば遙かに早いんですが、DVと違ってメディア代が高く予備をたくさん持ち歩くことはできません。1時間ほど撮ったらPCに吸い出してまた撮る、というスタイルが主になるでしょう。例えばユーザテストなら1セッション終わったら休憩時間中にノートPCなりにコピーして次ぎのセッションに備えなければならず、そのスピードは非常に重要です。
 まずUSBは論外。例えUSB2.0でも実用には程遠いでしょうし、コピー中にもカメラのパワーを消費してしまう点も×。そこでEverioからMicroDriveを取り出して、PCカードスロットでマウントしてコピーするわけですが、この時に使うCF->PCカードのアダプタに種類があるのです。


 PCカードスロットには32bitバスでデータをやりとりできるCardBusという規格があります。最近のノートPCはまず対応していると考えて良いでしょう。そして、CFアダプタにもCardBus対応のものがあり、それらを組み合わせると通常よりずっと速い速度でコピーができ、しかもCPU負荷が低いというのです。CardBus対応のPCカードは写真の様に端子部分に金色のパーツが使われているのが外見的特長なので店頭などでもすぐに見分けられます。
 Everioを使う上で転送スピードは重要だということで、このCardBus対応のアダプタを購入してきた訳です。写真の飛鳥製のものは4,000円位ということで、それぐらいの出費を覚悟してたんですが、BUFFALOのRCF-CBAが\2,900で買えてラッキー。どうせ中身はOEMな可能性大。
 で、計測。マシンはPentiumM/1.4GHzのM200です。RCF-CBAのドライバは添付のv1.0より高速化したv1.1が公式サイトにあがっていたので当然そちらを利用。Everioで撮影した15.5min/700MBのファイルで比較しました。
 なんと、非CardBusタイプ(昔のIBMブランドの340MBのMicroDriveに添付のもの)で9分33秒かかっていたものが、RCF-CBAではたったの1分41秒で終わりましたっ!
 スゲェー。\2,900の価値はあるな。CFスロット搭載のマシンな方も内部的にCardBus接続じゃなければこちらを使うべきなんじゃないですかね。いや、買ってよかった。
 ちなみにデスクトップ機にUSBのPCカードリーダーをつけてる方には全く意味がないのでご注意を。

THUNDERBIRDで電子署名&暗号化

適当メモ – maple4estry – >> Mozilla Thunderbird で S/MIME を使った電子署名と暗号化をしてみる
 仕事柄、メールのセキュリティには気を配らなければならず、(今のところないけど)クライアントからS/MIMEやPGPによる暗号化、電子署名付きメールのやりとりを求められたときに、即座に答えられるようにしなければと常々思っていました。
 ただ、練習しようにもなかなか相手がおらず、またちゃんとしたメール用電子証明書を取得するとお金もかかるのでなかなか手が出ないでいました。
 例えばJustSystemは1年\2,520でVeriSignの電子証明書を個人向けに再販していますが、しつこいくらいに「一太郎とShurikenPro専用」と謳っているので、いまいち手が出ません。当たり前ですが郵送手続きが必要になるのも煩雑。その他にVeriSignのパートナーを調べても、プロバイダが自ドメインのメールアドレスにたいして認証を行うサービスばかり。
 できれば書類のやりとり抜きでオンラインで手軽に取得できる安価なものがないかなぁ、と思っていました。それって信用面ではどうよ、って気もしますが、Webサイトを自己証明扱いでSSL化するのと同様、主目的は暗号化なので、PGP系のソリューションならタダなんですが、THUNDERBIRDにしろOutlookにしろプラグインのインストールや署名・暗号化操作が面倒なイメージがあり、できればS/MIMEが使いたいところ。あと、最低でもTHUNDERBIRD(自分用)とOutlookくらいにはルート証明書がデフォルトで入っているような認証局のものを条件に設定。
 で、ついにたどり着いたのがこちらメール用の電子証明書なら無料で取得できます。手続きを薦めると、まずIEを経由して証明書が取り込まれます(連絡メール内のURLをクリックする場合、デフォルトのブラウザがIEでない人は注意)。THUNDERBIRDで利用するには、IEのインターネット設定から一旦ファイルに書き出し、それを取り込むという手順が必要になります。こちらが参考になると思います。
 公開用の鍵ファイルを作成する時は、「秘密キーのエクスポート」の画面で「いいえ」を選び、DER Encoded Binaryで書き出します(拡張子.cer)。秘密キーもろとも書き出した.pfxファイルは絶対に他人に漏らしてはいけません。
 という訳で、σ(^^)のS/MIME用電子署名ファイル(公開鍵)を貼っときます。内密のご用件がある方はご利用下さい。

参考

 メールへの電子署名、暗号化は非対称鍵暗号[IT用語辞典]という仕組みを用いており、ユーザは秘密鍵と公開鍵という2つのファイルを使い分けます。自分が間違いなく差出人であり、途中で改竄もされていないことを証明する電子署名は本人の秘密鍵を使って行いますが、暗号化は相手の公開鍵を必要とします(その相手の秘密鍵でのみ開ける)。
 これはとてもよく考えられた仕組みですが、いまいち普通の「鍵」メタファーでは捉えきれない為か、なかなか広く普及はしていません(メール以外の部分で知らずに使っていることはありますが)。以前紹介した「暗号化バッグ」などは鍵メタファーを使わずに比較的わかりやすい表現で実装していると思います。

NASと相性ヨサゲなイメージ系バックアップソフト

 最近、知人が「HDDが逝った~」と嘆くのをよく聞くので、σ(^^)も少しバックアップについて考えてみた。もちろんメールや業務関係など重要ファイルはファイルサーバーに集約し、更に小型NASであるLinkStationに毎晩rsyncでバックアップしている。ただ、個々のクライアントマシンのシステム領域などはほとんど何もしてないと言って良い。たいていディスクの寿命よりも前に容量問題などで新品交換してしまうので、それで問題になったこともない。引っ越しユーティリティを使うので、Windowsのクリーンインストールなど、自分のよりも知人のマシンに施した数の方が多いくらいであろう。
 しかし、例えばウィルスなどにやられる可能性や、ぁゃιぃツールのインストールでシステムが不安定になる可能性もあるので、できればシステムのイメージ・コピーは取っておきたいと常々思っていた。
 ただ、ディスクイメージ系のバックアップツールは、Windows稼働中だとスナップできないという先入観と、バックアップ先の問題があった。丸ごとシステムをミラーしておけるスペースが今までなかったのだ。だた、それについてはTeraStationの導入で目処がついた。あとはTeraStationのようなNASをバックアップ先に指定できる製品を探すだけだ。

 というワケでたどり着いたのがコレ。他社製品だとドライブレターを割り振らないとダメだったり、リカバリーはネットワーク経由じゃダメ、などと制約がある中、このSymantec LiveState Recovery Desktop 3.0は、
・Windows稼働中でもバックグラウンドでバックアップOK
・増殖する差分ファイルを元イメージファイルに統合化
・ネットワークストレージに直接バックアップ可能
・しかも製品CD-ROMで起動し、ネットワークストレージからリカバリも可能!
などの特長をもつ。特に最後のはTeraStation使いにはソソる機能だ。
 Norton Internet Securityのイメージがあってw、シマンテック製品は久しく買ってなかったけど、
 早速、M200に入れて初期イメージ作成中。イメージに128bitから256bitのAES暗号化も施せるようだ。
 具合がよければ父上にも導入を進言しよう。ディスククラッシュした時に、リカバリーさせられるのはσ(^^)だからな…
 他社競合製品や、ノートンなどシマンテック製品を使っている人は優待版をどうぞ。

NIC交換

 メインの仕事マシンのWindows Media Player 10から、TeraStation上の動画ファイルを再生し、シークバーを弄ると「リソース不足」エラーが出て再生が止まってしまうという症状に悩んでた。LinkStationや他のSambaサーバー上の動画では起きないので、TeraStationの問題かと思いきや、他のPCからTeraStation上の動画再生は問題ない。ウチのTeraStationは黒シールロット(熱を持ちやすいHDDを搭載)なので不具合かなぁ、とも疑うが、できれば今更交換にはしたくない。
 メインマシンは内蔵NIC(LANカード)を切って、別途ギガビット(GbE)のものを挿している。試しに内蔵を復活させてみると、出ることは出るものの頻度が下がった。>リソース不足


 これならNIC交換で解消するかもとカード選び。GbEも量販店で買えるようなBuffalo、corega、Planexあたりだと千数百円で手に入るようになったけど、これらで使っているRealtekのチップ(いわゆる蟹)は発熱が激しいので、省スペースPCでは避けたい。CPU占有率も高そうだし。仕事用だし、できればIntelや3comを奢りたいところ。ただ、こういう数千円クラスのNICは近所の量販店では置いてなく、秋葉原まで出向くか通販を利用しないと手に入らないので、2,3ヶ月放置してあった。ところが川崎ICの近くにドスパラ東名川崎店なる店舗を発見。頑張れば自転車で行ける距離だ。しかも、Webの在庫リストで3Com 3C2000-TとINTEL PRO/1000MT Desktop Adapter(PWLA8390MT)を置いてあることを確認(更新日古かったけど)。週末エクササイズをサボっていたので、せめてと自転車で。途中バッテリが切れてペダルがエラい重くなったけど、なんとか3C2000-Tをゲット。1000MTより二千円ほど高かったけど、Virtual Cable Testerなるユーティリティがついていて、ケーブルの品質チェックが行えるのが面白そうなので3Comにしてみた。なんでも断線箇所などをメートル単位で見つけられるらしい。
 で、交換。最初は多少エラー出ていたものの、ケーブルを抜き差ししているウチに直ってしまったw。なんだか気持ち悪いけど、とりあえず実際に症状が消えたのだから良し。良NICが刺さってると気分も良いしね。
 で、楽しげなVirtual Cable Testerだけど、使い方がイマイチわからない。ネットワークがリンクアップしていると診断を開始できないし、かといって反対側のケーブルをハブから抜いてしまうと全線オープンの判定になる(当たり前)。Windows上でインターフェイスを無効にしたらVCT側で「無効になってるからテストできない」と言われる。はて、いったいどういう状態にしてテストすりゃいいの?ヘルプ読んでもわからん。誰か教えて。