2023年買ってよかったもの(カテゴリ別)

前記事、ノンジャンル編からの続き…

クルマ部門

今年一番大きな買い物といえばクルマです。TOYOTAのクラウン・クロースオーバーに乗り換えました。契約は昨年10月だったんですが半年ほど待って4月に納車されました。

クルマとしてカローラスポーツは非常に満足度も高く、特にタイヤを替えてからは楽しく走れてたんですが、仕事柄トヨタの22年型の純正ナビを使っておきたくなり、同じカローラスポーツのマイナーチェンジモデルに乗り換えたいと提案したら同居人にダメ出しされ、クラウンなら許す、と言われたという経緯。

デカくて燃費や取り回しにはしんどさを感じつつも、パノラミックビューモニターなどに助けれてなんとか乗れています。また進化したADAS周りで高速巡航などはめっちゃ楽になりました。Xで他のオーナーさん達と交流してオフ会に参加して、といったSERAぶりのクル活も再開した年でもあります。

クラウンに絡むガジェットとして買って良かった製品としては、先のノンジャンル編であげたモバイルルーターFS050-Wの他には以下のようなものがあります。

■AIBox Ottcast Picasou 2 Pro

今クルマにダメージを与えるのかどうかと話題の製品ですw。

正直これを使ってるとナビが不安定になる(純正ナビ画面に戻れなくなる、メーター内地図が固まる等)の不具合は起きていて、全くの無害だとは思えませんが、ちょっと不便なバグ程度の認識で、恒久的なダメージを与えるかというと疑問、というスタンスです。そして切り分けのために別メーカーのAIBoxも買ってみましたが、同じ場所で同じ現象が起きたりもしていて、Picasou2 Proのせいというよりは、CarPlayのクローン端末+TOYOTAナビ全般で起きる不具合なのかなと思っています。近々TOYOTA側でパッチが出るという噂も聞いたのでそれを楽しみにしています。

本騒動で、なにかOttcastは本当に不具合がおきたら弁償したるわい!と抗弁しており、今後の展開を見守っていきたいと思います。

■スーパーキャパシター型スターター

時代の進歩を感じた製品はこちら。バッテリー上がりの時に使うスターターですが、従来の鉛蓄電池やリチウムイオン電池を使ったものではなく、スーパーキャパシターという短時間充電、短時間放電の特性をもつ電子部品を使ったもの。詳しい説明、メリットは記事をご覧ください。

クラウンにしてから既に3回ほど使っていますが、とても重宝しています(そんなにバッテリー上げるなよという話はさておき)。既に上がったバッテリーから更に搾り取るようにして充電をするので、車載バッテリー側の負担は気になりますが、「いざ使おうと思ったら充電できてなかった」ということがないのでとにかく年単位で保険として積んで置くには良いデバイスだと思います。

各種洗車グッズ

クラウンを屋根とボンネットが黒いバイトーンカラーにしたので、汚れがかなり目立つようになり手洗い洗車に目覚め、純水器、ケルヒャー他、各種洗車道具にかなり投資しました。クラウンを綺麗に保つのが目的で、洗車自体の手間は最低限に抑えたいので、拭き取りがいらない純水を高圧でぶっかけるスタイル。これを書いてる今は真冬でちょっとモチベーションが下がってご無沙汰気味ですが、まぁ30分くらいでそれなりに綺麗に仕上げられる体制になっています。ベースとしてEXキーパーがかけてあるのも効いていると思います。

カメラ部門

SIGMA 85mm F1.4 DGDN

今年買って大正解だったレンズはSIGMAの85mm F1.4 DGDNです。

SIGMA 望遠 単焦点 85mm F1.4 DGDN Art Eマウント用

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望遠でクルマを撮ると広角で気になりがちな歪みがなく綺麗なシェイプがとれ、背景もしっかりボケるので今年はこれでクラウン撮りまくり、SNSでもそこそこ評価してもらいました。個人的神レンズ認定。

去年買った135mmでも同じ傾向でしたが、さすがにクルマから距離を稼ぐのが大変すぎて、もう1歩焦点距離を短くと思って85mmにしたんですが、これが大当たり。重量も軽くなって現在最も好きな焦点距離です。

SONY FE 50mm F1.4 GM

その後で、さらに汎用性を高めようと50mmではSONY純正のGMレンズを買ってみました。こちらの方がお高いレンズになりますし、85mmよりもコンパクトなので普段はこのレンズをα7IVにつけていることが多いのですが、正直撮れ高としては85mmの方が「ウホッ!」ってなるのが多いですね。クルマという被写体にマッチしないということかも知れませんが。αにつけた時の佇まいが好きなのもあるw。

あとちゃんとマニュアル読んで調べてないだけで解決法がありそうなもんですが、何故か絞りが本体ダイヤルで調節できず、レンズ側のリングでしか変えられずにいます。これはこれで使いやすいんですが、他のレンズと操作方法が違うと咄嗟の時にワチャワチャしがち。設定が変えられたとしても今度は元々使えてたレンズで操作できなくなりゃしないかとか。

正直、この2つの使用感があらかじめわかっていたら、85mmのGMレンズを買ったらもっとスゴかったのかなぁーと思わなくはないです。

ちなみに今はオフ会とかでクルマを何台も並べて撮る時にもうちょっと画角が欲しいなということがあり、だいぶ前に買った35mm近辺のレンズをもう少しアップグレードしたいなとか思っています。

マグネティックフィルター

クルマの撮影ではガラスの反射光を抑えるのにC-PLフィルターなどを多用したりします。最近はブラックミストフィルターも試したり。一方であまりじっくり時間をかけて撮ってられないこともしばしば。そんな時、ネジ式のフィルターの脱着時間がもどかしいので、マグネットでパチっと脱着できるフィルターを導入してみました。これはもうネジ式に戻れないくらい快適です。一般的にネジ式よりも厚みも薄くて携帯性も優れている点も〇。使用後のキャップも含めてサクサクと扱えます。選択肢が狭まるのが悩みですが、今後国産メーカーも含めて参入してきてくれるといいなと思います。

PC&ネットワーク部門

Ryzen 5900X + RTX4090

元から使っていたRyzen 3900X + RTX3070のメインデスクトップPCを順次アップグレードしました。5900Xはともかく、RTX4090はその後の品薄、値上がり傾向などをみて買っておいて良かったなと思います。思えば3070も「高っけぇな」と思いながら86,444円で買ってたので、つくづく半導体不足騒動はどう転ぶかわからないなと思います。「待ってれば下がる」という時代ではなくなってますね。2024年はどうなるんでしょう。AM4環境ではもはや打ち止めで、次はAM5マザーやDDR5メモリに大幅刷新するしか手がありません。あんまりAM5末期に刷新してもまた先が短くなるし、AM6?やDDR7?最初期もたぶん高いので、本当は今がAM5+DDR5が美味しい時期なんでしょうけど、まぁ現時点ではさほど困ってないからいっかな。RTXがPCIe Gen5対応してきたらちょっと悩ましいです。

YAMAHA RTX1300 + 10Gbps光回線

年初に買うだけ買っていたRTX1300で、春頃に10Gbps化しました。仕事で動画ファイルのやりとりをするのが爆速になりましたし、同居人もネトゲにハマったりしていて変えて良かったなと思っています。光ファイバーが来ている2Fの自室と、1Fリビング間、同居人ゲーム部屋などもきっちり有線化、10Gbpsハブ化をできて満足。来年ネットワーク周りでいうとこれを書いている今日国内認可のニュースが出ているWi-Fi7でしょうか。まぁでも6E化までは果たしているし、対応端末もどうせiPhoneは来年でものるか微妙なとこでしょうからまだいいかな?

業務機材部門

続いてお仕事でUT中継などに使う機材。これらは表ブログの方にレビューしてたりするので、こちらのブログを読んでくださってる方には初お目見えかも知れません。

OBSBot Tail Air/Tiny2

小型のPTZカメラを精力的にリリースしているOBSBot製のカメラを2台導入。どちらもクラファンでちょっとお得に先行購入しました。PTZ(パン-チルト-ズームをリモート操作できる)カメラはUTやインタビュー中にささっと画角調整ができて重宝するのですが、業務用は何十万円もするので、このメーカーの製品はとても有り難い立ち位置で応援しています。

Tiny2はUSB Webカメラタイプの最新型で高画質化、USB3.0非圧縮転送などに進化し、ちょびっと小型化しました。

そして11月末に届いたばかりのがTail Air。こちらはスタンドアローン型というか、HDMI出力、NDI出力、USB出力ができる汎用製の高いモデルで、HDMIでATEM Miniに送ることもできるし、ネットワークケーブルやWi-Fi経由でNDIでOBS Studioに直接映像を入れられたりします。

ちょっと惜しいのは画角が広角すぎる点。UTなどで手元にズームして操作内容を見るという用途だとデジタルズームx4は画質的にも画角的にも物足りなかったです。市販の後付けテレスコープレンズをとりつけできるようレンズアダプタとカウンターバランスアダプタを3Dプリンターで試作してみたりしてるんですが、やはり総重量増加に駆動モーターが耐えられなそうで芳しくありません。

Wireless Pro/Lark Max

UT/インタビュー会場でマスクは必須でなくなってきている感はありますが、やはりワイヤレスマイクを使える現場では使うに越したことはないかなと思っています。

Wireless Go/Go2、DJI Micと来て今年新たに買ったのはHollyland Lark MaxとRODE Wireless Proです。Go2は充電ケースがなく充電管理が面倒な点、DJI Micはそのケースにいれていても充電できてないケースがありちょっと信頼性に難を感じた点で買い換え。

Hollyland Lark Maxはこれらの機能を受け継ぎつつ、ノイズキャンセル機能が内蔵されており周りの騒音を抑えてクリアな音声が送れるのがポイント。親機でのゲイン調整などがちょっと独特なダイヤル形式で慣れるのに多少かかりますが、動作に不安定なところもなくコスパも考えると現在イチオシのワイヤレスマイクです。

RODE Wireless Proは名前通りかなり業務レベルの利用を意識した仕様で32bit float録音やタイムコード同期などが搭載されています。後で動画と音声をマッチングさせてマスタリングして動画を仕上げる、なんて時にはめちゃくちゃ重宝しますが、単にリアルタイムで手軽にマシな音声を中継し、後編集もしない、とかならLark Maxでいいかなと。来年はeラーニングコンテンツとかも作る可能性があり、Wireless Proはそういう動画素材の収録とかで活躍してくれるんじゃないかと期待しています。

ラッピングクロス

ドリキン氏の動画で知った、カメラ等の機材を包んで運搬するための布シートです。リンクは一例で似たような商品はいくつかの会社から色々なデザインやサイズで売られています。

ベルクロ(マジックテープ)ともちょっと違うんですが、とにかく全面で裏面と表面がペタっとくっつく仕組みで、カメラのような立体物でも、ノートPCのような平たいものでも保護できます。衝撃吸収性はそこそこですが、機材同士がガチャガチャぶつかって傷付け合ったりするのを防げるのが精神衛生上とてもGood。4枚くらい買ってますし、まだ増やしたいくらい。機材を持ち運んだり宅急便などで送る機会がある人にはオススメしたいです。

■まとめ

ノンジャンル編、カテゴリ別編と2記事に渡ってしまいました。今年も買ったなぁ。ちっともお金が貯まらないよ…

それでもQOLや業務クオリティには貢献していると思うので満足ではあります。

来年は3Dプリンターにしろドローンにしろ扱う自分のスキルも向上させていきたいなと思います。

LEGION GOのコントローラーをプロコン風に合体させるアダプタを印刷→失敗

一昨日購入したLEGION GOの話。

本機はNintendo Switchのように左右のコントローラーモジュールを分離して使用することができます。そして当のSwitchには左右のJoy-Conを左右分離したままではなく、1つのゲームパッドとして合体させて使うパーツが存在します。

【任天堂純正品】Joy-Con充電グリップ

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LEGION GOでもできたらいいなーと思って探したところ、こちらの商品が見付かりました。

早速注文しようと思ったんですが、ふと思い立ってググってみたところ、案の定3Dプリンターで自作している海外ニキが既に複数人存在しました

Amazonで買えるものは付属キャリングケースの右コンドック収納スペースに収まるのがメリットですが、まずは使い心地を試してからにしようと、3Dプリンターで印刷してみたのがこちら。

なかなかいい感じに合体できました。

コントローラーのジョイント部分が入る溝の部分は結構入り組んでいて、Curaで標準サポートをつけたら除去がめっちゃ大変で廃棄。続けてブリッジサポートに変更したところ割と綺麗に除去できました。

アングルがついているのも手首は楽そうだけど方向に矛盾が出ないか不安でしたが、まぁ大丈夫そう。

しかし実際にゲームをプレイするには至りませんでした。この写真を撮ったあと、強度を確認しようと少し力をいれたら「メキッ」と異音が…

こちらの赤丸の部分がもげていましたorz。ちなみに素材はPLAです。

出力効率を考えて平置きでプリントしたんですが、そうなると積層方向的に剥がれやすくなってしまうのです。強度を出したければ写真のように縦向きに出来上がるようプリントしないとダメっぽいです。しかしそれはそれでサポート材の付き方も複雑になって除去が大変だったり除去面が綺麗にならなかったりといった問題も出そう。うーむ。

まぁもう1回だけやってみるべかと、こんな向きにして再挑戦。

そしたらこんどはこっち向きに割れましたorz

うーん、これは別の人のモデルを使っても同じことになりそう。素材とPETGとかカーボン入りにしたら多少はマシになるかなぁ。

まぁ、キャリングケースに入れて持ち運べることを考えると、素直にAmazonのを買った方がいいかもですね。あれも明らかに3Dプリント品で、材質は書いてないので強度は不明ですが…更に中国発送ぽいので日数かかりますが、やっぱニコイチグリップほしいなと思ったら注文してしまうかも知れません。

Lenovo LEGION GO衝動買い

横浜西口にEDIONの大型店舗ができたというので行って来ました。「一部製品を除きEDIONポイント15%+d/R/Tポイント5%」で特に上限もなさそうで、なにか年末のやんちゃ買いでもするかと。でもまぁAppleとかMicrosoft、DJI、ゲーム関連商品などヨドバシとかで普段から1%しかつかないようなものは当然の如く対象外。特になんもないかなぁと思いつつ、ちょうど販売が始まって、かつこの店舗がまだ少ない実機展示対象店舗だったSteamDeskのOLED版なんかも座ってじっくり試せる試遊台になってて、しばらくいじくり倒す。OLEDで90Hzになったりして気にはなってたんですよね。Windows 11化すれば色々使い道も広がりそうだし。あと、この手の小型Windows機はOneMix3 ProとかAyaneo Airをもっていますが、やはりWindowsとして使うならポインティングデバイスが重要で、このトラックパッドが結構便利なんじゃないかなとか。とはいえ性能的には決して高い方ではないので、Windows機として快適に使えるのか一抹の不安も。とはいえROG Allyはいまいち魅力を感じないなとか。

そんな時に展示が目に付いたのが出たばかりのLenovo LEGION GOです。何日か前にYoutubeで試用している動画をみてちょっと気にはなっていました。

主な仕様は、

  • iPad miniより大きい8.8inch液晶、WQXGA(2560×1600の16:10)液晶で最大144Hz対応
  • Gorilla ガラス5
  • AMD Ryzen™ Z1 Extreme プロセッサー
  • Windows 11 Home 64bit
  • 16GBメモリ
  • 512GB SSD(NVMe)
  • AMD Radeon™ グラフィックス
  • 左右のゲームコントローラーは脱着可能で、右側は底面に光学センサがあり卓上でマウス的に使用可能
  • 背面にキックスタンド搭載でNintendo Switchのように卓上に立てて置ける
  • 右側のみトラックパッド搭載
  • 側面、背面にカスタムボタン多め
  • 総重量854g、タブレット部のみなら639g(参考:iPad mini 5thが約300g)
  • 付属充電器はUSB-C 65W
  • キャリングケース付属

といった感じ。

Nintendo Switchスタイルのハンドヘルド機としてはやや大きめで、寝モバするには厳しめですが、ミニWindows機としてWQXGAで16:10ってのは貴重で、ゲーム以外の実用度も高そう。Parsecなどで自宅デスクトップをリモート操作したり、ImmersedやXREAL Airの母艦にしたり。

AMD Ryzen™ Z1 ExtremeはROG Allyの上位モデルのものと同じだとすると、8C16T。ストレージもSSDなので、通常Windows利用もかなり快適なんじゃないかと期待できます。仕事で配信する時のOBS Studioマシンとしても使えるんじゃないかとの目論み。OBS StudioやATEM Mini Extremeで画面を作ってZoom配信とかする時に、いつもはメインPCにモバイルディスプレイをつけてモニターしたりしてますが、こっちに分離して、モニター&配信をまかせられればスッキリしそうとか。

あとここのところ買ったOneMix 3 ProにせよAYANEO Airにしろ、若干挙動があやしいというか、充電しても電源がなかなか入らなかったりして「壊れたか?修理か?」みたいなドキドキを抱えながら触ってる気がして、実際OneMix 3 Proは一度修理に出したりもしているわけですが、もうちょっと信頼性が欲しいなと思っていました。しかも中華系PCだと修理とかなって本国送りで何ヶ月、みたいなこともあり得るし。その意味でも、Lenovoだったらもうちょっとマシなサポート体制とか、そもそもの作りもしっかりしてそう、という期待。

そんなこんなで店頭で割と衝動買いに近い形で特攻してしまいました。ちなみにその時点でヨドバシは全店在庫無し、ビックでは検索してもヒットしないという状態で、EDION開店初日に在庫があったのも縁だったのかなと。残念ながら15%還元は対象外でdポイント5%だけつきました。ヨドバシでも1%還元商品だったのでまぁお得だったかなと。

余談ですがLegionってアクセルワールドみてると「レギオン」って読みがちですが、海外動画みてると「リージョン」みたいですね。そもそもAWのレギオンがLegion(軍団)なのかRegion(地域)なのか微妙ですが。

■ハード周り

画面は精細感あって綺麗です。試遊台でいじってきたSteamDeck OLEDも720pながらそれなりに綺麗だと感じましたが、やはり二回りくらい大きいので解像度もWQXGAくらいある方がドットも見えずにいいかなと。静音性やバッテリー優先でゲームする時は結局解像度を落とすのかも知れませんが…

左右のジョイスティックのキノコは凹型で一般的なコントローラーと比べると小さめ。がちめにFPSとかやろうとすると気になりそう。ボタンは右肩のRBとM1がつながってて実質1つのボタンっぽい。カスタマイズがセットでしかできない。右サイド上寄りのM1ボタンが本体両手で保持してる時に意図せず押してしまい結果としてRB入力が発生してしまいストレス。これハード的に独立でアサインかえたり無効化したりできないなら結構な悲劇。

右側のタッチパッドは良いです。画面上の絶対位置をポイントするトラックパッドというより方向入力に使うスライドパッドと呼ぶのが正しいかもですが、それでもReWASDとか使って無理矢理ジョイスティックでマウスカーソルを動かすよりはずっと快適です。

右コントローラーを使ったマウス動作(FPSモード)はほぼほぼ意図通りにカーソルを操れるかなという気がしますが、これもガチのFPSにはどうかなーというところ。合体時はサイド側にくる上下のボタンが左右クリックボタンになります。上(人差し指)が右クリックでした(中指)が左クリック。底面をピッタリ卓上に当てるのが難しいと思ってましたが、そこで登場するのが付属の樹脂製の円盤状のパーツです。これがドックになってて右コンを挿して使えば良いということっぽいです。逆に使わないと右コン底面がすり減ってしまうかも知れません。一応ソールみたいなのは貼ってあるっぽいですが。

わざわざマウスを持ち歩かなくても使えるのは有り難いですが、別パーツを持ち歩くことまで考えると、普通にモバイルマウスを持ち歩けばいいかな、という気がしてしまいます。操作性でも快適だし。また普通にコントローラーとして左右ペアで使う場合、Nintendo SwitchのJoy-Con充電グリップみたいに合体して1つのコントローラーになるようなアタッチメントが欲しいかも。そのうち誰か3Dプリンターでモデル作ってくれるかもですね。

と思ったら既にいくつかありましたw。

https://www.yeggi.com/q/lenovo+legion+go/

Amazonでも売ってますね。

2023.12.18追記:作ってみましたが失敗しました…

ちなみにキー入力が多いセットアップ作業にはHHKB StudioをUSB-Cでつないで行いめっちゃ捗りました。とはいえいらない時はいらないので、タブレット型として使えるのは良いです。

USBポートはCポートが上下に2つ。キックスタンドで卓上に置くことも考慮すると両方上でも良かった気がしますが、色々なスタイルで使えるからいいのかな。

上面に排気口があるので、縦持ちして電子書籍閲覧とかって場合には持ち方には注意が必要そう(電子書籍読むくらいでファンは回らないかもですが)。

液晶パネルのネイティブオリエンテーションが横向きではなく縦向きで、ソフト的に回転させているので、Windowsの古いAPIを使ったゲームを全画面にすると表示が崩れたりする問題が指摘されてます。これたしかAYANEO Airもそうだったと思うんですが、いまんとこそこまで古いタイトルを使う予定がないので、現時点ではあまり気になっていません。でも確かにWindowsの起動中画面が縦長モードになったりちょいちょいおかしいなと感じる場面はあります。

ゴリラガラス使用でキャリングケースも付属しているので、液晶保護フィルムは貼らなくてもいいかも。たぶん抜き身で持ち歩くことはなさそう。

日本向けには512GBモデルのみとなったSSDは割と簡単に換装できるっぽいですね。困ったら挑戦するかも。

■ソフト周り

デフォルトではハンドヘルドゲームPCでありがちなランチャーというかシェルアプリが全画面起動します。正直あんまり必要性、利便性を感じないので速攻でオフ。ただ動作ワット数の切り替えだけは右コンのLegion Rボタンでサクっと呼びだせるので、常駐は必須です。その他、画面の解像度やフレームレートなども変更できて便利そう。

■ベンチマーク

いつもの3DMarkでTimeSpy実行。「パフォーマンス」モード、ファン最大で画面はWQXGA/144Hzのまま、USB-Cポートで給電中の状態で計測。

こちらはバッテリー動作時。

思ったより振るわないですね。フレームレートがGraphics test 1で18.57fps、test 2で16.24fpsしか出てないです。Estimage game performanceで1080pにしても60+~65+くらいの診断結果にしかなりません。GTA Vの1080pだと150+だそうです。カスタム設定で最高の30Wプロファイルを作ればもうちょっとだけ伸びるかもですが、WQXGAでは144Hzは宝の持ち腐れになりそうですね。

ストレージはCrystalDisk Markで。

シーケンシャルは読み書きとも充分速いですね。Gen4レベル。アプリ起動やローディングなどはサクサク感が期待できます。換装するにも2242でGen4って現状見当たらないのでもうちょっと待ちかな。動画の人のは明らかにベンチ落ちてたし。

■ゲームプレイ

CPU/GPU性能はそこそこですがディスプレイが優秀ということでRTX4090のデスクトップ機からストリーミングプレイをしてみましたが結構綺麗で快適に遊べました。ようはPlayStation Portalのような使い方にはヨサゲです。実際、せっかくハイパワー機があるのでなんでもそっちにインストールしてストリーイングするのがセーブ同期とかも考えずに済んで楽そう。自宅ではそういう使い方が増えそうな予感。ただちょっとジョイスティックの感度がクイック過ぎるのでカスタマイズは詰める必要がありそう。

またローカルでThe Division2をプレイしてみましたが、普通に遊べますね。グラフィックを高にしても特にラグは感じません。ただAfterburnerでみてみるとフレームレートはそんなに出てない感じ。WQXGAだと40fpsとか。FHDで50fps、720pまで落としても60fpsって感じ。個人的には40fpsくらいでも画面が小さいせいかガタガタ感はそこまで気にならないので画質(解像度感)優先でWQXGAかFHDかな。8.8インチで720pは明らかに劣化が気になります。Radeonの補完機能であるRSRはあんまり差を感じない。ゲームが最適化されてない?

■まとめ

日本向けにストレージ容量の選択肢が減ってるとか色がブラックだけどか値段が高いとかで評価を落としているLegion Goですが、とりあえず買ってしまったら割とアリかなと思っています。ALLYやSteamDeckもってないから比較もできないですが、Ayaneo Airよりは明らかにサクサクだし画面も大きくて快適。あちらはFHDながらOLEDで軽いので、やるゲームの種類によって棲み分けかなと。一方画面サイズが近いOneMix 3 Proは手放しでもいいかなという気になっています。キーボードがついてるとはいえ、配列が変則的で気持ち良く文章を殴り書きできるものではないし。

ただ売り物の144Hzのリフレッシュレートは解像度やCPU/GPUパワーが追いついていないのか、現状活躍する気配がないのが残念。デスクトップのマウスの動きが滑らかになるくらい?だったら省電力優先で60Hzで割りきって使うのもアリかも。

iPhone15でも使える格安CF Express Aリーダー

現在メインで使っているミラーレスのα7IVとFX30はどちらもSDカードに加えより高速なCF Express type Aカードを使用します。普段使う分にはSDXCカードでも足りることが多いですが、静止画の連射などでもアドバンテージがあるだろうということでCF Expressカードをメインストレージに使っています。

またこのせっかくの高速ストレージをPCに快適に読み込むために、SONY純正のCF Expreessカードリーダーを使用しています。α7IVもFX30もUSB Type-C端子は10Gbps対応ではあるんですが、なんかやっぱり専用カードリーダーを使った方が安心感あるというか。

速くて快適なのは確かですが、難点として、

  • 大きい
  • 高い

というのがあります。もうひとつメジャーなところでは、ProGradeのものがあります。

SONYのより若干小さく、若干安い。いずれにせよ仕事や撮影旅行に持ってくのに嵩張るし、デスク用と持ち出し用兼用だと、さぁ使おうって思ったらカバンの中だったぁ!なんてこともちょいちょい。とはいえもう一個買ってもっておくにはちと値が張ると思って諦めていました。

そんな折り、iPhoneが15シリーズでついにUSB Type-C化。しかもProはUSB 3(明記はしてないけど3.1 Gen2らしい)対応。大量にRAW写真をコピーするならWi-Fiよりもカードリーダーかなということで、改めて調べてみたところ、いつのまにか中華メーカーの格安品がかなり増えていました。2,3千円ならカバンに入れっぱなし用に常備しといてもいいかもと思って、こちらを購入。この値段で10Gbps対応とのこと。

あっさりiPhone15 Pro Maxで利用でき、α7IVで撮った写真を「写真」アプリで読み込めました。もちろんPC/Macでも使えると思うので、撮影旅行先で何十枚とまとまったRAW写真をLightroomに取り込んで選別/現像するのにも使えそう。

CF Express type Aリーダーライターは高い、という先入感があっさり崩れました。これでまたミラーレスデジカメでSDXCカードに固執する理由が減ったかなと思います。まぁ肝心のメディア単価はまだまだ開きがありますが…

話題のHHKB Studioを手に入れたゾ!タッチは極上だが墨字が辛い、、互換キートップも思いのほか少ない

エンジニアが愛してやまないPFUのHappy Hacking Keyboard(以下HHKB)に新顔が登場しました。私は古くは大学院生自体に同室のH氏が愛用しており存在は知っていました。OSをまたいで使えることに魅力か感じるものの、テンキーがないなどの点でそこまでブッ刺さりはしないで30年くらいスルーしていました。静電容量無接点スイッチのタッチ自体は好きで、同スイッチ採用でフルサイズのRealForceは結構愛用してきてました。そしてここ何年かはMacBookに始まる浅ストローク系にハマってデスクトップではLogicoolのMasterシリーズなどを使用。

まずは左上にダイヤルデバイスがついたCRAFTを購入。

正直この位置に1つだけダイヤルあってもそこまで活用できないんだよなーと思う中、ちょっとだけストロークが増したMX Mechanicalに転向したんのが半年前くらいだったと思います。

こちらはキースイッチが3種類から選べて、比較的静かなリニア(赤軸)をチョイス。

そんな折り、HHKB Studioが発表になりました。ちょうど出張でバタバタしていてあまりニュースを精査することなく、あのHHKBがついに

  • 静電容量無接点スイッチをやめてMX互換のメカニカルに転向した!
  • ThinkPad伝統のスティックポインターがついた!

くらいの理解で「( ´_ゝ`)フーン」って感じでした。しかし出張から帰って落ち着いてネットを散策していると、FacebookでフレンドになっているPFUアンバサダー勢やスタパ氏のレビュー記事が目に入り、なんと左右と手前側面に4つのスライダー型ジェスチャーインターフェイス「ジェスチャーパッド」がついているということを発見。動画編集用に前述のCRAFTや、LoupedeckやSpeed Editorなどのアナログ系補助デバイスを色々試してきた身としてはかなりそそりました。本モデルは家電量販店などの販売/展示はなく、公式サイトとAmazon、楽天、Yahooの各公式ショップの販売のみ。試し打ちができる体験スポットは全国で片手ほどしかなく、キーボードは試して買いたい派の自分としては不安もありましたが、最悪キースイッチやキートップはMX互換品に交換できるからいいやということで割と反射的に注文。とはいえ初回ロットは既に売り切れ。10/31日に二次受付があるということで待ち伏せ。なんとか注文できてラッキーと思っていたものの、「システムの不具合で注文受け付けちゃったけどあんたの分は三次発送になるわメンゴメンゴ(要約)」ってメールが来て落胆。数日遅れで発送されてようやく届きました。

■HHKB Studioの特徴

改めて従来モデルのものも含め、HHKB Studioはこんなキーボードです。

  • テンキーレスのコンパクト
  • USB-C給電または乾電池(単3×4本)駆動。
  • USBに加え4台までのBluetoothペアリング(切り替えは特定のキー操作で行う)。
  • Windows、Mac、Linuxやもちろん、iOS、iPadOS、AndroidのようなモバイルOSにも対応。
  • キーのリマップは4パターンまでキーボード内のメモリに保存可能(つまりPCでカスタマイズしておけばiPhoneでも適用される)。
  • リマップだけでなくキーコンビネーションを割り付けることも可能
  • 伝統の静電容量無接点スイッチからメカニカルスイッチに移行。標準はKailhの赤軸ベースの特注スイッチ(45g)。
  • Cherry MX互換のスイッチやキートップに交換が可能。
  • ブラックのみ。キートップは墨字、LED照明は無し。
  • 英語配列モデルと日本語配列モデル。
  • ThindPadのトラックポイントのようなポインティングデバイス搭載でマウス代わりにもなる。
  • 4箇所のスライド型デバイス、ジェスチャーパッド搭載。

といった特徴があります。究極のタッチを備えたコンパクトキーボードということで、出先でノートPCにつないでまで使用するという方もいて、ノートのキーボードの上に設置する為のアクリルカバー(気ボードブリッジ)まで販売されています。

バード電子 キーボードブリッジ (スモークブラック) BRG-BM

バード電子 キーボードブリッジ (スモークブラック) BRG-BM

5,280円(12/18 05:34時点)
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(ちなみにバード電子さんはPFUのHHKBやScanSnap向けの様々なアクセサリを販売していて面白いです)

■使ってみてのファーストインプレ

タッチは極上

自分もHHKBは始めてなものの、RealForceは使っていたので、静電容量無接点スイッチの良さはよく知っています。正直メカニカルになったことに残念さ、不安は感じていました。ただ届いた製品を触ってみて、その気持ちは霧散しました。とにかく静かでガタツキがない上品な打ち心地です。底を打った時の感触がフェルト材かカーペットでも敷かれているかという感じのふかっとした心地で例えようがない上質感があります。またRealForceにすらあったキートップに軽く触れて左右に揺らした時のカタカタいう音がほぼありません。僅かに動きはしてるのですが音がしない。通常のデスクトップキーボードって、そろばんやピアノのグリッサンド奏法みたいに指を左右にずらぁっと滑らせると、カラカラって音がすると思いますが、本製品はそれが全くといっていいほどしないんです。めちゃくちゃ良いです。

正直、浅いストロークに慣れていたので「いずれキースイッチとキートップを薄型モデルに全交換したろ」と思っていたんですが、ちょっと躊躇われるというかもったいないなと思うようになってしまいました。

ポインティングスティックは普通

ポインティングスティクの使い心地はまぁ普通ですかね。パームレスト(?)部分に3つボタンがあり、左右クリックに加え、真ん中はスクロールボタン(押しながらポインティングスティック上下でスクロールホイール動作)になっています。カーソルの動きもショートカットで簡単にスピード調整ができるのが良いです。

正直デスクトップ環境ならマウスやMagic TrackPad2を使った方が効率的な気がしますが、iPadなどでノマドするときに本品単体でキーボードとマウスとして使えるのは重宝します。狭いデスクスペースでも作業できます。

ジェスチャーパッド

正直までこれを使って動画編集作業などはしてないので実力は測りきれていません。

デバイスとして左右サイドと左右手前面の4つスライダーが搭載されていて、それぞれにキーボードショートかとのペアを登録し、スライド操作でそれらが連続入力される仕組みです。標準では、

  • 右サイド:スクロールホイール
  • 右手前:アプリケーションスイッチ(Alt+Tab)
  • 左サイド:カーソル上下
  • 左手前:カーソル左右

がアサインされています。よく練られたプリセットだと思います。強いて言えばスクロールホイールは上述のポインティングスティック+中央ボタンでもできるので、右サイドは別のものに割り当て直してもいいかなと思います。オフィス、Web用とではズームとか?

通常のキータイプをしていて誤反応するような害もないようです

キーカスタマイズ

ツールはシンプルでわかりやすいですが、現状ではPC/MacでUSB接続しないと使えません。出先でBluetooth接続だったりスマートフォン、タブレットで使用中だと「ちょっと便利な設定思いついたからやってみよ」と思ってもすぐ実行できないのが残念。

またモバイルOSでは難しいでしょうが、入力中のアプリを判別してプリファイルを自動切り替えとかできると活用の幅が広がるのにな、とは思います。なまじジェスチャーパッドの汎用性が広そうなため、アプリケーション毎に最適化してみたくなります。プロファイル4つでは足りないし手動切り替えも煩雑です。WindowsならReWASDなど使えばできるかも?

とにかく墨字刻印が辛い

現状一番残念というか不便に感じているんがキートップの墨色の文字刻印です。黒いキートップに黒い印字なのはデザイン的な意図だと思いますが、コントラストが低くとにかく見辛いでづ。暗い場所でもだめだし明るすぎてキートップが光ってしまうような場所でも厳しいです。自分は基本的にブラインドタッチができている方だと思いますが、それでも数字列+SHIFTの記号や、かなキーと変換キーの押し間違えなどは乱発します。単にHHKBレイアウトに慣れていないせいかもしれませんが、かなり作業効率が落ちます。自分のデスクトップ環境では、猫がキーボードの上に載ってくるので、こういうガラステーブルの下で打鍵しています。上に猫やものが載ってくるとキーボードの上がかなり暗くなるので余計に厳しいです。

心理学の実験で、ブラインドタッチできると思っている人でも実際にはかなり視覚や体感覚に頼っていて紙とペンを渡してキー配置を書き出させると思いの外書き出せない、というのがあったりしますが、やっぱり完全なブライドタッチって結構難しいんじゃないでしょうか。HHKBの墨や雪、無刻印モデルを好んで買う人は本当に微塵も困ってないんでしょうかね、、

少なくとも自分はもし将来LEDで刻印が光るモデルが出たら速攻で買い替えたいです。RGBでなくてもMacBookのような白単色でいいのでついてくれるといいなと思います。

交換キートップが絶望的に少ない(今後に期待)

LEDはともかく、刻印が気に入らないなら交換すればいいジャナイ!ということで遊舎工房などで物色。しかしいくつかの条件が重なり本製品にマッチするものは基本的に純正の交換用キートップセットしかありませんでした(もちろん墨刻印だから今回の場合意味がない)

Cherry MX互換ならやまほどあるはずやんけ、と思ったのですが、使えない理由としては、

  • ポインティングスティックの窪みがあるG/H/Bキーが合わない
  • JIS配列刻印の選択肢が極端に少ない
  • HHKB特有のシリンドリカルステップスカルプチャ形状に合わない

という三重苦になります。G/H/Bが合わない、JIS配列がないので諦めてモディファイアキーなどだけでも交換しようと思うと、三番目が問題になります。HHKBは横から眺めた時になだらかに円筒で削ったような形状をしています。人間工学的に配慮された設計なのですが、汎用キートップを一部だけ交換するとキーの高さや面が隣と合わない結果になってしまいます。

私は実際にモディファイアキー(CtrlやTabなどの制御キー)だけでもなんとかしたいと思ってこちらの特殊キーセットのNon-StandardとNoveltiesを購入したんですが、良いキーがあったと思っても高さのツラが揃わずに難儀しました。

あれやこれや試行錯誤して落ち着いたのはこちら。

  • カーソルキーを明確にする
  • 変換&無変換キーを明確にする
  • 全/半、Win(Command)、Alt(Option)の3つを間違えにくくする
  • 数字列をズレて押さないようにする(5と0とマイナスキーを交換)

などがこだわりポイントです。その他、せめてホームポジションで人差し指をおくFとJ(ポッチがあるキー)を目立たせたかったんですが、適当なキーがありませんでした。いずれここだけでも英語キートップセットを買って交換するかも知れません。ただモディファイアキーは結果として高さが違うことで触覚的にも区別がついてアリかなと思いますが、文字キーでどれかのキーだけ窪んだりでっぱったりしてたら気持ち悪いんじゃないかなと二の足を踏んでしまいます。やるなら英字全てのでしょうが、そうするとポインティングスティックを囲むG/B/Hがつかなくなくなる、JIS配列固有の右寄りの記号キーもない、などが障壁となってきます。ぐぬぬ、、

PFUは2024年3月にキーキャップの3Dモデルデータを公開する予定らしいので、それを受けてさまざまなサードパーティ品が登場してくるのを期待したいものです。

ちなみに中の人にとりあえずの回避策としてキートップに貼るシールを教えてもらいました。刻印が剥がれたキーボードを安価に治す商品のようです。

悪くないんだけどかな表記は要らないんですよねー。本当に純正の刻印内容で色だけきちんとコントラストがついてくれれば理想なんですが、、、

◾️まとめ

極上タッチのコンパクトキーボードを入手できましたが、

  • 墨字刻印の視認性が衰えたおっさんの視力には辛い

という点においてまだ個人的には理想とは言えない状態です。カスタマイズ性は高いので来年互換キートップが増えることに期待かなと思います。PFU公式で白文字刻印のキーキャップセットも是非販売して欲しいものです。

またキースイッチもロープロファイルで純正同等の上質な打鍵感を実現できるものがあるなら変えてみたいなと思います。

いずれにせよジェスチャーパッドを動画編集、写真編集などで使ってみて上手く活用できそうなら、そういった投資もやぶさかではないかなといったところです。