Sandy Bridgeマザー交換完了

1月に仕事&エンコ用メインマシンのCPU + マザーをSandy Bridge世代のものに交換した直後、H/P67チップセットにリコールがかかってしまいました。何年もかかって3GbpsのSATAポートが劣化していくという不具合なので、マザー交換の手間を考えると放置でもいいかと思ったんですが、GIGABYTE(の代理店のCFD)の交換ポリシーが4月22日までは交換品先送り、それ以降の受付分は手持ち分を先送りということで、後々交換する時は更に手間になりそうだということで、結局申し込みました。

一昨日交換品のB3ステップ品が到着し、昨日交換作業を実施。マザーボードの型番が変わっており、GA-H67MA-UD2HからGA-H67MA-UD2H-B3 (rev1.1)となりました。送付品には返品用の記入済み着払い伝票や封緘テープが同封されており、段ボールに旧製品を箱ごと入れてテープで封をして着払い伝票を貼るだけです(自分の住所を書く必要もありません)。後はクロネコに集荷依頼をするか営業所に持ち込めば完了。当初言われてた様に、宅急便受け取りと同時に旧製品引き取り、という形である必要はありません。小一時間かかったマザー交換作業自体を別にすれば最低限の手間とダウンタイムで交換してもらえるようになっています。ちなみにCPU、クーラーを取り付けなおすということで冷却グリスがオマケで添付されてました(安物っぽかったので手持ちのシルバーグリス使いましたけどw)。

Dual BIOS + Hybrid EFIに変更とのことで旧環境がそのままブートができるのか不安でしたが問題ないようです。最初は普通に起動し、プラグ&プレイによる周辺機器のドライバ再セットアップが粛々と進み再起動指示。その再起動の後にブートに失敗してエラー出ましたが、BIOSでブートドライブを再指定したところ無事起動できるようになりました。これはHDD->SSD以降の時にも似たようなことが起きたので、おそらくウチの環境起因だと思います。

CrystalDiskMarkによるベンチもとってみましたが誤差範囲っぽいので割愛。

LinkStation + Time Machineでエラー45になる時の覚え書き

一昨日購入したMacBook Pro 15’ Early 2011のセッティングがほぼ終了したので、Time Machineバックアップの設定。ウチは純正のTime CapsuleではなくBUFFALOのLinkStaionを使ってます。より容量のあるRAIDタイプのTeraStaionは少し方が古くTime Machine非対応なので、最近買った自宅<->実家移動用の小型モデルであるLS-WSXです。帰省中にもバックアップできます。

さて、(Time Capsuleは知りませんが)LinkStationをバックアップ先として登録する場合、事前にLinkStation側の管理画面で初期設定とマシン毎の登録作業が必要になります。初期設定(どの共有フォルダにバックアップを保存するか等)はMacBook Air導入時に済んでいて、今回はマシンの追加登録。登録項目はマシン名とMACアドレスです。ここでハマったのはAirMacアドレス(無線LAN側のMACアドレス)ではなく、Ethernet(有線LAN)側のものを登録しなければならないという点。そもそも有線LANポートがないMacBook Airでは発覚しなかったんですね(あとMac miniはバックアップとってなかった)。

設定時に無線LANでつないでたし主には無線LANで使うことになるからと、とりあえず無線側のMACアドレスを入力しておいたんですが、これだとTime Machine側で指定はできるものの、実際にバックアップを始めようとすると、ずっと「マウント中」となりしばらくして「エラー45」を吐いて終了してしまいます。TeraStationの管理画面から追加登録をしてから実際に保存用ボリュームファイルができるのに少し時間がかかるみたいなので少し時間を置いたりもしたんですが解決せず。結局エラー番号でググって答えを発見しました。またやはり設定後すぐはまだファイルが準備できておらず同じエラーになりましたが、少し間を置いたら無事バックアップが開始されました。

まとめると、

  • LinkStationには有線LAN側のMACアドレスを登録するべし
  • 設定後、しばらく(10分くらい?)待ってからバックアップを始めるべし

ってとこでしょうか。

ちなみに実際にバックアップ用のボリュームをマウントしてみると、フォルダの中に「(マシン名)_(MACアドレス).sparsebundle」というファイルが作られてます。2番目はこれがあることを確認してから、と言い換えてもいいでしょう。

しかしこうしてマシン毎にイメージファイルが作られるってことは、Windows Home ServerみたいにOS部分などの共通ファイルを重複させずに保存してバックアップ容量を節約する、といった仕組みはないみたいですね。もともとバックアップ用とは別の用途で買ったNASなのでそのうち容量的を圧迫してきたら、AirMac Extremeに適当な外付けHDDをぶらさげてTime Capsule化することも検討します。

てへ、Sandy Bridge世代MacBook Pro 15’買っちゃった! 購入編

こんな折りですが、ストレス発散やら、先々の調達不安などからSandy Bridge世代のMacBook Pro(以下MBP) Eary 2011モデルの15インチ買っちゃいました。震災後AppleStoreの通販納期は「1~2週間」となっており、iPad2が日本製部品の供給不足で品薄になったり、新たな部材調達元を物色中と聞いて、MBPは大丈夫かいな、と。仮にこっそり部材調達先を変更して間に合わせるにしても、最初の設計段階で選ばれた調達元がベストじゃね?と(いや、MBPに関しては全然そんな話出てないんで想像ですけどね)。あとちょうどVAIO type Zを譲って欲しいという後輩がいたのでいいタイミングかもなとか。停電中にキーボードライトがついてるマシン欲しいなってのも。

■モデル選定

モバイラーとしては15, 17はデカすぎて敬遠してたんですが、13インチは液晶解像度がMacBook Air(以下MBA) 11’に劣る1280×800で、高解像度オプションも無しってことで、既にMBA11’を所持してる未としてはナイなと。17’をワークデスクに置いてメインに使い、帰省時なんかにもそのまま“オフィス”を持っていける環境にしてみるのも一興かなと思ったんですが、先日ワーク用デスクトップもSandy Bridgeにしたばっかりだしってことで、結局15’に。

液晶の高解像度化は必須だと思っていたので店頭モデルはハナから興味なし。できれば非光沢(アンチグレア)モデルがいいかなと思い、Apple Store渋谷で現物視認も済ませてありました。

CPUは最低の2.0GHzで充分。Radeonのパワーも必要な場面が浮かばない。メモリも4GBで。もし8GBにするにしても自分で交換した方が遙かに安上がり。SSDに関しては間違いなく選ぶつもりでしたが、レビューを見てるとCTOで装着されるのは東芝の3Gbpsタイプと判明。だったら自分で6Gbpsのに換装しようってことに。

で昨日気分的に盛り上がってきて、AppleStore渋谷に電話するも非光沢モデルは通常CPUが最上位の2.3GHzのしか在庫していないとの返事(これは銀座も同じらしい)。渋谷に在庫はあったもののさすがに価格差が大きすぎるので断念。次に普段から人気CTOモデルは在庫していることがあるというSofmapに望みを託して電話。横浜(ビックカメラになっちゃったけど)と町田は無し。あれ?CTO在庫してんのって秋葉だけ?ってことでMac Collectionに電話したらなんと1台だけあるとのこと。一旦電話を切って10分ほど悩んだ挙げ句、やっぱりと取り置きしてもらって特攻してきました。

■SSD

買うなら6Gbpsモデルで128GB位のだぞー、位は決めていったものの、買うならDSP版Windows7も一緒に買いたいしそうなると結構高くなるのでこれはまた後日でもいいかなぁ、とか思ってあまり下調べしていきませんでした。んで、Mac Collection(SofmapのMac館)で本体買うついでに、(前々から還元率低いからスルーしてた)ポイントカードを作成。7,000ポイントほど貯まったのでじゃぁこれ使って買おうってことになってSofmapの自作パーツを扱う店舗へ。

でまぁIntelならそうそう悪くはないだろうと思って最近出た6Gbpsタイプの510/120GBをチョイス。24,800円でした。CTOでSSD 128GBにすると18,270円なのでまぁそんなもんだろと相場も調べず購入。後で調べるとランダムが同じコントローラーのPlextorなんかに比べるとちょっと落ちるみたいですね。ちょっと情弱だったかしら。まぁいいや。

■その他同時購入品

今ワークデスクで使っているMac miniのリプレイスで普段は外部モニタにつないで使うつもりなので、クラムシェル動作用にスタンドを物色。iPad用で利用実績のあるBookArcを購入。ただ立てかけておくだけのアイテムとしては高いんですが、シリコンパーツで安定感あるしまぁいいかなと。

あと、モニタがDVI入力しかないのでminiDisplayPort->DVIの変換アダプタ。別に純正じゃなくていいやと思ってMac Collection 2Fを物色してて見つけたGriffinのコレをゲット。純正並のお値段でHDMIにもDVIにも対応。HDMIでは音声出力にも対応とイイカンジ。合体はロマン。

まだ動作確認してませんが、Apple Storeでも扱ってるようなので大丈夫でしょう。

■SSD換装作業

現行のMacBook Proの分解には00番のプラスドライバーとT-6のトルクスドライバーが必要です。帰りの電車で後者を買い忘れたことに気付き焦りましたが、結論からいうとT-6なくても交換できました。裏蓋とHDD固定具の一部を外すのにプラスドライバー、HDDに直接ついているネジを外すのにT-6を使うワケですが、ネジの頭自体を固定具にひっかけて止める仕組みなので、頭が大きくラジオペンチでも回すことができました。基本的にはちゃんとT-6を使うことを推奨しますが、参考までに。

一応HDDで起動するところだけ確認して速攻で換装。基本的なソフトを色々入れてみた状態で、電源ボタン押下から壁紙が表示されるまで約19秒って感じです。MBA11’より速いんじゃないでしょうか。ベンチツールを使った正確なデータは別途、本体レビューと別エントリにて。

ベッドやソファで使えるマウスLogicool M515、到着!

以前発表があった時に興奮して記事を書いてしまったLogicoolのベッド、ソファ対応マウスM515ですが、昨日届いてとりあえず一晩使ってみました。

結果は上々です。通常のマウスはソファやベッドなど身体と一緒に柔らかい場所の上で使うと、身体の動きで勝手に動いてしまって使いづらい(例えば全画面で動画を見てると反応してコントローラーが出現してしまったり)ワケですが、本製品はサイド(?)にタッチセンサが搭載されていて、手で触れていない場合には光学センサが反応しないようになっているのです(ホイールやボタンは指一本で操作しても反応します)。

SDIM1049

サイズはモデルナンバー的に先代と思われるM505より一回り大きめ。M505はUnifyingレシーバー対応機の中ではエントリーモデル的位置づけだったので、価格でいうと現時点では倍違います。ボタンの数でいうとM515もエントリー系列になるのかも知れませんが、このベッド/ソファ対応という新しいキャラ付けで価値を高めてるワケですね。そういう意味ではマウスとしての基本機能はシンプル。ボタンは左右とホイールの左右、そしてホイールの手前にある「□」マークのボタンのみ。ホイールの押し込みはヌルヌル/コリコリ切換なのでソフト的な機能をアサインすることはできません。エントリー的モデルながらホイールは高速スクロール対応であるところは高く評価したいです。これは一度慣れると止められないです。高速ホイールについてはM705rのエントリをどうぞ。

左右クリックボタンの音は普通にカチカチいう感じ。特別耳障りでもないですがもう少し静かだとうれしいかな。シアターPC用に使う人も多いでしょうし。

光学センサーの感度もまぁ普通。写真のようなパイル地のベッドカバーの上で使って、こちらのゲームをプレイしても、トラックボールと似たようなスコアは出ます。たまにおかしな跳び方をしますが、まぁ許容範囲です。以前もっと毛足の長いボアシーツで試した時は、上位モデルのDARKFIELDやMicrosoftのBlueTrackセンサの機種ですらまともに使えなかったんですが、この機種だとどうなんだろ?センサ自体はさして特殊なものでもないようなのであんまり期待はできないかも知れません。

SDIM1051こちらが裏側。公式の説明通り、センサー部に糸くずやゴミが入らない作りになっています。また外周部にシボ加工がしてあるのも滑りをよくする工夫でしょうかね?スイッチは上(奥)寄りについてて横スライド。頻繁に操作する用のデザインではないですね。タッチスイッチによる省電力モード移行で2年は保つらしいので、基本入れっぱなしでいいんでしょう。

Unifyingレシーバーは電池ブタの中に収納スペースがあります。電池は単三x2本。

 

ソファやベッドで使う人以外にはコストパフォーマンス的にメリットはないですが、使う人にとっては唯一絶対の選択肢になりそうです。もともと自宅のベッドサイドPC用にはTrackmanを使ってて、M515は実家用にと買ったんですが、今どちらを自宅用に残すか悩んでいます。

少し前まではマウスはMicrosoft派だったんですが、気付けばいつのまにかLogicoolが多数派になってました。特に高速ホイールはMacのヌルヌルスクロールに慣れるとWindowsでも近い感覚を求めて病みつきになります。前にもどっかに書きましたが、そろそろTrackmanも刷新して、Unifying化+高速ホイール搭載モデルを出してくれないですかねー。>Logicoolさん

Mac miniもSSD化

最近、iOS開発修行に使用率が高まったMac mini(MB138J/A)、さすがに2.5inch HDDのモッサリ感が気になり出したので、余っていたA-DATAのSSD、S596に換装してみました。このモデルのHDDは80GBですが、ほとんどXcode専用機なので使用量は30GBにも満たない状況で、当面64GBで充分だろうと。

S596はUSB mini-B端子がついていて普通にUSBドライブとしてマウントできるので、Mac miniにつないでデータ移行。Windowsで使ってたことがあるので必ずGUIDでフォーマットし直さないと起動ドライブに使えないので要注意とのことでした(OS標準のディスクユーティリティで処理できます)。次にデータコピー。TimeMachineを使わなくても、CARBON COPY CLONER(以下CCC)で直接クローニングできました。元のHDDより容量の少ないSSDへのコピーでも余裕でした。実を言うと1度エラーで失敗。どうもUSBかモニタの接続が切れるとダメみたいで、CCCでコピーしてKVM(モニタ切り替え器)でWindowsをしばらく使った後、Macに戻したら止まってましたorz。気を取り直して、Macの画面を出したまま再度挑戦したらスンナリ完走。SSD換装後も一発で起動しました。いつもMBRの書き換えやらなんやらで肝を冷やしたりあれこれ悩んだりするWindowsのクローニングとはエラい違いです。OSXがシンプルなのかCCCが優秀なのかはわかりませんが、とりあえずCCCに$10寄付しておきました。

バラシは他のサイトに散々写真入りで解説があるので割愛。すでに購入直後のメモリ増設時にキズがついてしまっていたので、あまり気にせずガシガシ作業敢行。

作業と、Kindleがエラー吐きました。一旦購入書籍とアカウント情報を削除し、再度Regist+ダウンロードしたらOKでした。

Macのベンチツールはあんま詳しくないので割愛。OS起動は爆速って感じではない(もしかしてこの問題?)ですが、XcodeのビルドからiPhoneシミュレーター起動までの時間は明らかに速くなりました。作業効率が上がりそうです。

■メモリ増設に関するメモ

このモデルは公式にはDDR2のSO-DIMM(200pin)が2スロットで最大2GBとなってますが、実際には3GBまで認識できる模様。デュアルチャンネルにこだわるなら2GB+2GBですがちともったいないですね。今1GB+1GBなので片方だけ2GBにしてみるのも手かなと。今メモリ安いですし。DDR2-800だけどこれが使えるんじゃないかな?(MB138J/AはDDR2-667だけど、800のコレの方が安い)執筆時点で2,680円。安っ!

でももう一度バラすのがメンドいので、しばらくメモリ使用量気にしながら使ってみて検討しようかと。