寝室マシンのHDD換装

寝室ゲームマシンのHDDが残量わずかになってきたので、WD10EACSを買って来てお引っ越し。

Windows Home Serverからリストアで移行するのが簡単そうだと思ったんですが、320GBほぼ一杯だとネットワーク転送で時間かかりそうだと思って、少し前に買ってあったHD革命/Copy Driveを試してみることに。

結論から言って成功したんですが、この製品を買うなら、Pro版にしておくことをお勧めします。Pro版にはHD革命/Partition Lite Ver.1がセットでついてくるんですが、これがないとパーティションサイズが変更できません。Copy Drive単体は非常にシンプルだし、Windows上でコピーが実行できるEWF方式も手軽で良いんですが、逆に設定項目はほとんどなく、C、Dドライブとも元のサイズのままコピーすることしかできませんでした。基本、同容量HDDへの引っ越しやバックアップ用ですね。で、移行完了後に、Partition Liteを使って、Dドライブを残量一杯まで拡張することはできたんですが、最初から単一のソフトにしといてくれりゃいいのに、とういう気はします。インストールもシリアル番号入力も二度手間です。

その点さえ除けば、価格も安いし、Vista対応も謳っているのでまぁ、良いんじゃないでしょうか。

あと、Copy Drive実行完了後、再起動を促されるんですが、最初ここで再起動をせず、シャットダウンしてHDD付け替えをしてみたところ新ドライブでWindowsが起動しませんでした。どうも、システムファイルのコピーを再起動時にするみたいです。必ず一度元ドライブで再起動しておく必要があるみたいです。

で仕方なくもう一度コピーすることにしたんですが、Dドライブは除外とかもできなくて、とにかく全パーティションをフルコピーするという割り切り仕様なんですね。

■WD10EACS

WD10EACSは2台目なんですが、前のは物置のサーバーに入れたのであまり騒音とか気にしてなかったんですが、今回デスクトップ機で使ってみてあきらかに元のHITACHI製より静かになりました。HITACHIはカリカリ音が大きく、アルミケースの中で反響しまくってる感じだったんですが、それがかなり抑えられました(モーター音はどちらもほとんど気になりません)。WD10EACSは回転数制御もしているせいもあるかも知れません。ベンチはとってないですが、少なくとも体感で遅くはなってないと思います。

コミック電子化試行 第二弾

コミック電子化の取り組み、第二弾です。

結局、右の裁断機を購入してしまいました。少し前に調べた時の\16,800よりも少し値段が下がっていたので、つい…

で、今日到着して、2冊目に挑戦。結論から言うと、かなり時間短縮できました。今回の手順はこんな感じ。

■分解

背表紙を確保したかった為、いきなり裁断せず表紙~背表紙~裏表紙は今回もアイロンで分離しました。

■裁断

この裁断機、「ここで切れるよ」という目安になる線が表示されていないので、加減が難しいです。切れ味自体は悪くないです。

■一括処理

前回、原稿向き認識を自動で行ってたのを無効にしました。意外とちゃんと認識するんですが、それでも1割弱は誤判定して、それをいちいち直すのが手間だったからです。自動認識をオフにし、最初に「藤 -Resizer-」に放り込んだ時に一括で回転します。ただ、このやり方は裏面と表面で回転方向を変えなければいけません。そこで、簡単なバッチを書いて、偶数ページのファイルを別フォルダに振り分けるようにしました。スキャン画像が溜まるフォルダを「d:\temp\Comic」として、こんなカンジ。

mkdir d:\temp\Comic\even

move d:\temp\Comic\??0.jpg even\
move d:\temp\Comic\??2.jpg even\
move d:\temp\Comic\??4.jpg even\
move d:\temp\Comic\??6.jpg even\
move d:\temp\Comic\??8.jpg even\

これを「偶数振り分け.bat」とでもして保存しておけば、実行一発で偶数ページ目がevenフォルダに入ります。あとはそれぞれ設定を変えて「藤 -Resizer-」で一括処理するだけです。また、「こみこんぶ」による補正作業も偶数ページだけ、奇数ページだけでやった方が効率が良い気がしました(ゴミのつきやすい側が一方に寄るため)。

■手動補正

残念ながら、左右分けても傾き補正は一括処理では修正できませんでした。ただ、裁断機で糊を綺麗にとったせいか、前回よりは修正しなければ気になるページが減った気がします。ページ端のゴミ、汚れもです。まぁ、ただ基準が甘くなっただけかも知れませんが…

 

そんなこんなで、かなり時間短縮になった気がします。うっかりしていて時間を計り忘れたんですが、試行錯誤分を除けば以後、1時間程度でできそうな気がしてきました。

ちなみにできあがったzipファイルは50MB~60MB程度です。

コミック電子化試行

本棚から溢れるマンガ本を電子化したいと思ってる訳ですが、本棚を整理していたら、「ToHeart2 -colorful note-」の3巻が何故か2冊あるのを発見(何故か、って間違えて買ったに決まってますが…)。分解、スキャンにチャレンジしてみました。

■分解

一般には裁断機を用いると思ってたんですが、最近知ったやり方だとアイロンでも良いとのこと。むしろマンガの場合、左右見開きの絵が切れにくいアイロンの方が向いているんだとか。

まずアイロンを熱し、背表紙に押し当てます。使われている接着剤は熱で溶けるものなので、表紙~背表紙~裏表紙と一続きの厚紙が分離します。次に背表紙の代わりにペーパータオルをあてて再度熱します。柔らかくなった接着剤がペーパータオル側に染みこんでいきます。ある程度接着剤を取り除いたら、自然にバラけてきます。ある程度バラバラにしたら、順番を狂わせないように、固まりごとに再度アイロン+ペーパータオルで熱していきながら、1枚毎にむしる様にバラしていきます。充分に熱してあれば、割と簡単にバラけてくれます。時々接着剤の固まりがあるので、丁寧に溶かしてペーパータオルに吸わせて取り除きます。

おおむね40分位かかりました。慣れれば30分切れるかなというところです。

■スキャン

ウチのScan Snap S300はADFが10枚までしか扱えませんが、少しずつ上乗せしていけばOKです。途中補充が間に合わなくなっても、ダイアログがでて継続にすることができるので大丈夫です。

どのみち後処理で変換するので、ここではカラーで最低圧縮(最高画質)で取り込んでおきます(形式はJPEGにしました)。1枚1MB以上になります。

表紙を別にして179ページあり、10分ほどかかりました。ジャムは1回だけ。ただし後行程でスキャンに失敗してるページを1枚見つけやり直しました。

■変換(サイズ縮小)

リサイズとグレースケール化にはこの筋の人達に定評の「藤 -Resizer-」を利用。当面閲覧に使いそうな最大解像度であるWUXGA(1920×1200)からもう一声ってことで縦を1400に指定。「白色化」と「白黒化」効果をオンにして、JPEG画質を85に設定。ウインドウ上にJPEG画像群をドロップすると一括処理してくれます。

 

一応、ここまでで読めるものはできあがります。zipで無圧縮アーカイブして65Mb程度。マンガミーヤあたりでサクサク読めます。ただ、品質面では2点ほど気になります。1つは傾き、もう1つは欄外のゴミです。背表紙側の端は真っ直ぐではなくギザギザになっています(ズレ防止?)。マンガミーヤで見開き表示にした時に真ん中に目立つ筋として残ってしまうのです。

■補正

こみこんぶ」というツールを使ってみました。その名の通り、この手の作業に特化したツールで、1枚ずつ補正操作をして「次へ」ボタンで保存と次ページの読み込みが行われます。ゴミ取り(白ペイント)では、矩形指定の他に、指定した点よりも左(あるいは上、右、下)を塗るモードもありなかなか便利です。傾き補正は直線ツールでコマ割線に沿わせるように垂直(または水平)線を描けば自動で補正してくれます。ツール選択にキーボードショートカットがないなど、操作性面でやや難がありますが、Photoshopあたりでやることを思えばかなり楽でしょう。

ただ、この作業が一番時間がかかりました。測り忘れましたが2時間位かかった気がします。毎回これをやると思うとちと気が萎えます。もう少し自動化したいところです。

ゴミ取りの方は「藤 -Resizer-」側で「白色化」(指定値より明るい部分を真っ白にする)のパラメーター調整でいけそうな気もしますが、絵柄の部分まで変換されては困るので、諸刃の剣です。トリミングでページ端から一定部分を落とすこともできそうですが、その場合、ファイルを偶数ページと奇数ページに仕分ける必要がありそうです。

傾き補正もおそらく機械的に一定値だけ回せばおおむね良好な範囲に収まる気がしますが、これも偶数奇数で回転方向が違うので、仕分け方法を考えないとです。正規表現でリネームできるツール(Flexible Renamerなど)でL001、R002、L003、R004みたいに改名して、一括選択、とかかな?まぁ、桁数も固定なので、コマンドプロンプトでワイルドカードを使うのが手っ取り早い?

 

ともあれ、とっとと電子ファイルで販売してほしいものです。

Mac mini再購入

先週のことになりますが、iPhoneの開発をしたくてIntel + LeopardなMacが欲しいなぁ、と思っていた矢先、帰省先のGOODWILL豊橋店で、Mac miniのアウトレットを発見。現行のMB138J/A(Core2Duo/1.83GHz)の未開封品が\62,800でした。ポップにはOSX10.5と書かれており、店員さんにも「現行のモデルと同じものですよね?」と確認し、後先考えずカードで衝動買い。iPhoneの開発をするだけならそんなにパワーもいらないだろうし、Mac miniかMacBookの下位モデルが筆頭候補だったので、まさにタイムリー。G4時代に一度購入し、既に売却済みなので、2代目のお迎えです。

が、帰宅して起動してみると、起動画面に「Tiger」…orz。Tiger版もLeopard版も同じMB138J/Aなんですね。早速電話してみるとその時の店員さんは不在で、別の人が対応。ポップには確かに10.5と書かれているので店側の不手際として返品を受け付けるとのこと。まぁ、素直にそうしても良かったんですが、せっかくのお迎え気分をリセットするのもなぁ、ということで、「Leopardのパッケージを割り引き販売してくれませんか?」と交渉。本体との合計が価格.comの最安に限りなく近い\70,000になるように割引してもらいました(^^)v。まぁ、価格.comで\69,800になってるのもLeopardだという保障はないワケですがw。

だいぶ前に買ったDELLの24インチモニタはDVIが1つのみで仕事マシンが占有しているので、アナログRGB接続にしたんですが、解像度が高いせいか、割と綺麗に映りました。アナログRGBのモニタでないて二度と作業するもんか、と思ってたんですが、これなら高価なDVI型のKVMを導入しなくても良さそうです。

てことで、次はマウスとキーボード。マウスはApple製のボールが速攻手垢で動かなくなるアレは当然却下。とりあえず余ってたMicrosoftマウスに。キーボードは悩んだ挙げ句、結局純正のBluetoothタイプのものを買って来ました。BUFFALOがMac用に打っ

てるものも値段の割にタッチもそこそこだったんですが、サブマシンなのでテンキーレスで場所をとらないこと重視で。

で、肝心のiPhone開発用にSDKを入れてみたんですが、言語のObjectiveCはσ(^^)にはちと難易度高いです。今はマダ日本語も英語も書籍が出ておらず、OSX(Cocoa)用の書籍で言語仕様などを眺めている段階。SDKのドキュメンテーション関係はかなり良くできてるんですが、いかんせん英語。慣れないプログラミング言語な上に英語という二重苦だとちと厳しいので、はやく書籍が出ないかなぁ、というところです。

iPhone 3G、取り急ぎのトラブルシューティング

レビューとして書きたいことも色々ありますが、とりあえずPIM周りを使い物になるレベルにするために色々問題があるので、まとめておきます。

■iTunes 7.7のバグ(AppleMobileDeviceHelperクラッシュ問題)

「iTunes」v7.7に一部環境でエラーダイアログが表示され続ける問題

 

うちもこの問題に直面しています。Vistaの32bit機で再現。64bit機では問題ないようです。とりあえずアクチべーション(ロック解除)は64bit機で終わらせました。ただ、iTunesライブラリの入ってるマシンは32bitなので困ります。

記事によると、当該サービスの.exeサービスを改名すると起動できなくなるので、エラーも出なくなる、とあります。ただ、それをすると、「情報」タブで予定表アプリや連絡先アプリ(Windowsアドレス帳、Outlookなど)が選べなくなります。どうもこのサービスはiTunesとそれらの連携アプリのAPIを司るものみたいですね。このサービスを管理者権限で起動するようにしたら解決した、という声も聞かれますが、下記の回避策をとったのでまだ試していません。

■「連絡先」の同期

気付きにくいですが、iTunes7.7をインストールするとコントロールパネルに「MobileMe設定」が追加されます。そちらで同期設定をすれば、iTunesを介さずにPC<->MobileMeの同期ができるので、そこからMobileMe<->iPhoneを同期できます。ので、iTunesマシンから前エントリで作成したWindowsアドレス帳データを64bit機に移し、そこからMobileMeにもってきました。

この手順をとると、iPhone上で読み仮名がおかしくなります。名字のふりがな欄に名前のふりがなが入り、名前のふりがな欄が空になります。つまり、「鈴木太郎」が「た」行に入ってしまいます(ソート設定の問題ではなく、データ自体がおかしい)。これは、新しいテンキーボードの練習と思って120件ほど手作業で直しました。MobileMeがまともに動き出せば、そっちで作業する方が早いと思います。

ちなみに、これでもMobileMe上の表記はおかしいですが、これは明らかにバグでしょう。「鈴木 太郎」のふりがなた「たろう すずき」になるという(^^;)。あと、インデックスが「鈴」とか漢字毎にできるのもアホっぽい。これは日本語あんまりわかってない人が作ってない人の設計仕様で、UNICODE的に動作したって漢字ですかね。これも改修が期待されます。

■「カレンダー」の同期

期待を裏切って、MobileMeにiCal形式のインポート機能がありませんでした。MacならiCalにとりこんでもってけるんですが…

仕方なく、Outlook 2007を再インストールして同期してみました。大ざっぱに、

  1. Googleカレンダーから、iCal形式(.ics)でローカル保存
  2. Outlook2007でインポート(カレンダー毎に「新しい予定表として開く」を選択しないと混ざるので注意)
  3. MobileMe設定でOutlookとの同期を実行

という手順です。

なお、懸念していた、分刻みの予定入力ですが、MobileMe側ではできそうです。

■OperaでMobileMeが使えないorz

OperaのAGENT偽装機能を使っても騙されてくれませんでした。SafariかFireFoxを使うしかないみたいです。