BDZ-AX1000導入

2008年3月から使っていたBD/HDDレコーダーSONY BDZ-X90をついに買い換え。最近はPT1環境中心になっているので、BDレコーダーはバックアップ用ということであまり重視していなかったんですが、主に再生用途面のニーズで。

(例によって前半は購入意図、経緯をダラダラ書いてますので興味無い方はザクっととばして下さい。)

■実は秋にDMP-BDT900を導入していたんだけど…

去年3D対応のプロジェクターVPL-HW30ESを導入したんですが、AVアンプが3Dパススルー非対応。プロジェクターからは音が出せないので、普通はプレーヤー->AVアンプ->プロジェクターとつなぐんですが、AVアンプが3D非対応だとプレーヤー側も3Dが出せる相手がいると思ってくれない訳です。そこで昨年秋にAVアンプを買い換えるのではなく、高級プレーヤーのDMP-BDT900を購入しました。HDMI出力が2系統ある最上位モデルで、AVアンプとプロジェクターにそれぞれつなぐことで、3D非対応アンプでも使うことができます。どちらかといえば音質よりも画質(というかノイズ)にうるさい派なので、その方がメリットも大きいだろうという判断です。BDT900はプレーヤー、つまり録画機能をもっていないクセに当時9万位しました。ただ発売時期の関係で同社のBDレコーダーに載っているアニメモードは積まれていない。悩んだんですが、同社のAV機器の専門店AVACの店員さん曰く、それでもBDT900の方が絶対画質良い、と太鼓判を押すので決定しました。

でもぶっちゃけあんま違いわかんなかったorz。あと、DLNA経由で何割かの生tsファイルが再生不可ファイル扱いになったり、全体にレスポンスがトロかったりして、普段使いのDLNAクライアント機としてPS3に圧倒的に負けていた。操作メニューがタイムアウトしないで出っぱなしなのも毎度イラついた。

■もう買えないと思っていた憧れのBDZ-AX1000が…

国産でHDMI出力が2系統あるBDプレーヤーとしては、BDT900の他にSONYのレコーダーAX1000/2000があったんですが当時はまた10万以上してました(ちなみに2010年10月の発売当時は20万した)。こちらもアニメに関しては、CREAS Proという高画質機能が搭載されており、

  • マッハバンドを軽減
  • モスキートノイズを軽減(下サンプル画参照)

というアニメ好きには垂涎モノの機種でした。

ただ、レコーダーをX90と合わせて2台体制にするのは無駄が大きいが、さりとてAX1000一台で運用するには、ちょっと問題がありました。高画質プレーヤーとしてBlu-rayソフトを入れるとAACS鍵がドライブに感染してPT1体制のバックアップという用途を満たせなくなるんです(^^;)。

そうこうしているウチに、AX1000/2000は店頭から消え、後継の2700Tは2TBモデルのみでかなり割高になってしまい、更に遠のいていきました。

と、思っていたら!先日店頭でAX2000の展示処分品を100,000円で発見。もしやと思って価格.comを見てみると、まだAX1000も2000も売ってる。しかもAX1000は8万前半とBDT900購入価格並になってる!これはチャンスなのでは??

あんまり仕事もお金もない昨今ですが、とりあえずBDT900とX90を両方処分すればなんとか買えないこともなさげ、ってことで気絶してみました。

容量的には500GBでも足りていたのでAX2000(2TB)は不要だろうとAX1000(1TB)をチョイス。ちなみにHDD容量以外に、付属する電源ケーブルがAX2000の方がお高いもののようです。

■BDZ-X90から引き継いだ機能、新たに加わった機能、最新のAX2700Tに負けるところ

画質面のレビューはもう少し使ってみて、ということで機能面の比較をば。

  • DLNAサーバー機能は健在
  • ガラケーアプリ、スマートフォン、PC向けWebアプリからの遠隔予約(CHAN-TORU)も健在
  • レコxトルネに対応
  • 3Dに対応し
  • HDMI出力が2系統に
  • HDMI-CECに対応
  • 録画予約時に、チューナー1、チューナー2を意識しなくてよくなった
  • レスポンスは劣化無し
  • スカパー!HD連携予約に対応した
  • リモコンがコンパクトになった!

ちなみに最新のAX2700Tのアドバンテージとしては、

  • 3チューナー
  • Xperia端末の音声予約アプリに対応
  • CREAS Pro周りの更なる進化(色純度改善など)
  • AVCエンコーダー周りの進化

などで、個人的にはスルーでいいかなという感じ。Xperia持ってないし、AVCエンコードは基本的にしないし。まぁ、将来のバージョンアップで、AX1000/2000が先に切られたときににどんな差が出るかはわかりませんが。

レコxトルネはPS3+torneからBDレコーダーを外部チューナーのように利用できる機能(有料追加アプリ)です。今のところPS3とAX1000は同じ部屋に置いてあるのであまりメリットはないんですが、torneのレスポンス、操作感は好きなのでちょっと楽しみ(レコーダーの放送波バージョンアップが来ないのでまだ試せてない。

ガラケー予約にかわってCHAN-TORUが使えるのは便利ですね。ちなみにガラケーを使ったリモート予約は2009年に入院した時に重宝しました。予約はもちろん録画済み番組の削除もできるので、HDDが溢れないように管理もできたんですよね。CHAN-TORUは同じプロトコルをWebアプリで実装したもので、iPhoneやiPad、PCのSafariなどWebkit系ブラウザから快適に利用できます。また「S-Entrance」というアプリがAppStoreで配布されています。内部にWebブラウザをもってるだけの簡単なアプリですが、ログイン周りが若干楽になります。

この2つのネットワーク機能(とDLNAサーバー)は、今の実家にかなりマッチしそう。おいおいスカパー!HDチューナー内蔵のSKP75あたりを導入したいと思いました。DLNAサーバー機能って視聴はできるものの削除ができないので、完全に家族が触らずに済むまでにはできないんですよね。

IMG_20120117_210339右はリモコン比較写真です。左がX90、右がAX1000付属のもの。ボタン数はほぼ同じですが、AX1000の方が短くなって扱いやすくなりました。重量バランスもいいです。ボタンが詰まって使いづらいということもなく、むしろ個々のボタンは大きくて押しやすい印象。「地アナ」ボタンがついにいなくなったのも気分が良いです。

HDMIが2系統になった半面、D端子への同時出力はできなくなったようで、今まで、テレビにはD端子、AVアンプにHDMIというつなぎ方をしていたんですが、今回からはHDMI1を3Dプロジェクター、HDMI2をセレクタにつなぎ、セレクタからAVアンプとTVへ渡せるように配線しました。で、本体パネル内にHDMI出力先の切り替えボタンがあり、これでサクっと接続先を選べます。便利なんですがリモコンにもこのボタンが欲しいところです。おそらくHDMIが1系統の下位機種と同じリモコンを使う都合じゃないかと。

レスポンスはV9->X90の時に指摘されたような劣化は感じられません。もはやX90が基準になってるので不満はなし。番組表も見やすいです。

気になったのは録画につけられるマークが、X90ではバラエティとか映画、ドラマといったジャンルを示すものだったのが、AX1000では家族アイコンや♠、♦、♣、♥など汎用的なものになってしまってちと使いづらい点。名前は好きに変えられますが、できればアイコンのパっと見で視認したいところ。これからまたアサイン&覚え直しです。

■AnyDVD HDとかがあればもうAACSとか気にする時代じゃなさげ

これをずっと気にしてBDレコーダーを買い換えられずにいたんですが、もはやAnyDVD HD等の有料ツールがあれば問題ないみたいですね。情弱乙。>自分

ともあれ先代ではあるものの元々20万していたフラッグシップ機がこの値段で入手できたので満足度は高いです。

ワイパーゴム交換

最近、ワイパーのビビリが発生してたんですが、前回ブレードごと交換したBOSCHのエアロツインマルチの替えゴムがカー用品店で在庫してる店がなくズルズルと来てました。が、ついに一念発起してネットで検索。あっさり見つかりましたとさ。COLTは650mmと340mmで、この組み合わせのセットはないので単品で別個に注文。

ブログの記載分以外に交換してなければ(よく覚えてない)、3年近くも替えてなかったことになる訳です。前の記事によくもまぁ「もともと、ビビリが出て拭き残しが目立つようになるまでゴム交換を延ばさない主義なので」とか書いたもんですw。でも実際そんなに最近までビビリもひどくはなかったので、商品説明の「拭きムラやビビリを低減し、ラバー部の耐摩耗性もアップ。」というのもまんざらではないのかも知れません(普通、ワイパーゴムの寿命は半年から1年と言われます)。ちなみにゴムが劣化しやすいという青空駐車です。

で、交換作業ですが驚くほど簡単でした。ブレードの先端のキャップ状の部品を外すと、ゴムがスーっと抜けるので、差し替えてまたフタをするだけ。一般的な替えゴムは金属の棒で両側から挟むような形になっていて、これを三位一体でブレードの留め具に通していくのが地味に面倒くさい。それに比べるとエアロツインマルチは純粋にゴムパーツ単体を通すだけだし、レール状になっているので途中で曲がったりズレたりも皆無。素晴らしい。

そしてコーティングもはげかかっているだろうにも関わらず、交換後は驚くほど滑らかにワイピングしてくれました。偉いぞ!>このブレードに交換した3年前の自分

P.S.

ちなみにこのブレード、前々回の車検の予備検査でNG出され、一時的に純正ブレードに戻して車検通しました。なので純正ブレード捨てずに2年間温存しておいたんですが、去年の車検の時は(同じディーラーで)何も言われず。(元メカニックの)営業さんに聞いても「ワイパーでNGが出る理由が思い浮かばない。」と。いやあんたんとこのメカニックがそう言ったんだってばよ。まぁNGが出ない分にはウェルカムなのでそのまま車検通した訳ですが。なんだったんだろ?

エンジン始動時にカーナビを再起動させなくする

最近はオートアイドリングストップ機能のついた車が増えてきていますが、残念ながらウチのCOLTちゃんは非対応。手動でやろうにもセルを回す瞬間にカーナビの電源が落ちて再起動してしまうので鬱陶しくてやる気になりませんでした。

年末にFacebookでそんな雑談ついでにググったら「ナビ改革」という商品を発見。カーナビのACC、BAT線にかませてセル始動時の瞬電を回避する模様。キャパシターが入ってるみたいですね。まさに「あったらいいな」と思っていた製品そのもの。ナビばらし作業は実家の駐車場の方がやりやすいので年末ギリギリでしたがなんとか手配(最初、配送予定日が年明け表示だったので自宅配送にしたんですがいきなり即日発送メールが来たので、慌てて販売元に電話したら快く配送先を変更してくれました)。

取り付けは、ナビとACC線、ナビとBAT線の間に割り込ませて、アースをつなぐだけなので、ナビやETCの取り付け経験があればそう難しくはないでしょう。ただ各配線の先端には何も端子がついていないのでギボシ等を用途に応じてとりつける必要があります。

■COLTにはサブバッテリーも必須だった

本製品は単体でも使用できますが、別売り(セットもある)のサブバッテリーを追加すると、カーナビ/ステがそちらから電源をとるようになり、車両からの電源に比べノイズが少なく、画音質向上が見込める、というもの。とりあえずの目的は再起動防止だけだったので、本体だけを注文。しかし残念ながらCOLTの場合(あるいはサイバーナビの場合?)、再起動を防ぐには至りませんでした。エンジンを切ってキーを抜いた後も数秒は稼働してから電源が落ちるようになったので、なにかしら機能はしてるっぽいんですが、やっぱりセル始動時は再起動。どうもCOLTはACCだけでなくBAT系統への電流も完全に遮断されるっぽい。

でそうなると追加バッテリーが必要になってきますが、これどう見てもただのバイク用の12Vシールドバッテリーじゃね?ってことで、適当にAmazonで買えて安かったST4B-5を調達。純正サブバッテリーが7,800円。こちらは1,480円です。純正の方には+線の方にヒューズがついてるようなので、それに倣って10Aの平型ヒューズボックスを取り付けて+数百円。ちなみにナビ改革から出ているサブバッテリー接続ケーブルは見慣れない細型ギボシで、スーパーオートバックスでも売っていなかったので諦めて切断しちゃいました。ST4B-5側は平型ギボシです。ちゃんと充電ができて継続的に使えるかどうかが問題ですが、いまんところ数日経ちましたが使えています。

パチモンを使うかどうかはさておき、セットにしてもあまり値段がオトクにならないので、自分の車にサブバッテリーが必要かどうか不明な場合は、まず本体だけ買って見るのも良いと思います。一応公式サイトの説明書を見れば、事前に配線を少しかえて(ACC線をBATにつなぎかえてるだけ?)サブバッテリーが必要かチェックする方法も書かれていますが。

あとサイバーナビの場合、オプションの通信系ユニットもこれ経由で電源を取るようにしないと、いちいち「○○ユニットが取り外されました」的なメッセージが出て鬱陶しいです。Bluetoothユニットで通話中だったりしても切れてしまう場合があるので、再度バラして配線をつなぎなおすハメになりました。

 

結局年明けになっちゃいましたが、サブバッテリーもつけて無事目的を達成することができました。ただいくつかの問題があります。

  1. バッテリーへの負担が心配
  2. 毎度シフトをPに入れるのが面倒 (そういえばNでもいいんでした)
  3. 燃費への影響は?
  4. 路上で手動ストップすることは非推奨

健康なバッテリーなら数百mも走行すればセル始動分くらいの電力は取り返せると以前何かで読みましたが、バッテリーがヘタってきた場合は影響が心配です。

2.に関してはなんか電気的にゴマかす装置が作れそうな気もしますがフェールセーフとしてはちょっと微妙ですね。

4.のこともあるし、あまり頻繁にやるというよりは、例えば出発前のナビのルート設定作業をACC ONの状態でやっていて、そこから再起動無しでエンジンかけて走り出す、みたいな場面用かも知れません。

あと、ナビの画質、音質に関しての違いは微妙w。σ(^^)の耳では判別不能でした。

2012.06.23 追記

取り付けをして半年ほど経って、サブバッテリーがダメになりました。バイクバッテリー用充電器を買って自宅で充電してみてもすぐにダメになる、テスターで測ると12V以上出てるんだけど、ナビの再起動を防ぐことができない、という状態。電圧は同じで、蓄電容量は純正のNR-15より大きいんだけど、逆
に大きいとちゃんと充電できなくてダメとかあるんですかねぇ?

やっぱ純正バッテリーにしないとダメかな?と思いつつ仕様でググってみると、右のバッテリーを発見。公式サイトにあるオプションバッテリーNR-15の写真と見比べてみるとどう見ても同一品。仕様も12V、1.5Ahと全く同一。NR-15は8,900円。こちらは1,700円+送料700円。NR-15付属のケーブル同等品あを自作できる人にはお得じゃないでしょうか。まぁ、利用は自己責任になる訳ですが。ちなみにLONGの方には平型コネクタが2つ付属してます。

で、まぁLONGの方を買ってつけてみました。ナビ再起動防止については無事復活。まぁ、これも半年以上持つか使ってみないとなんともですが、とりあえず最初に買ったSUPER NATTOより安いので、これから買うならこっちでいいんじゃないかと。

iOSアプリの外部ディスプレイで全画面表示できない時の覚え書き

おやゆびでおをApple Digital AVアダプターなどを使ってテレビに映せるようにしたいと年末年始に取り組んでました。iPad2やiPhone4Sのようにミラーリング対応機種なら一応映すことは可能でしたが、再生画面がフルスクリーンにならなかったりしましたし、それ以外の機種のことも考えるとアプリ側できっちり対応する必要がありました。

■アプリをサブディスプレイに対応させる

本体デバイス用のベースUIViewとしてViewForMain、外部ディスプレイ用としてViewForSubというインスタンスがあるとします。

if ([[UIScreen screens] count] >1) {
        //スクリーンが2つ以上存在する=外部ディスプレイ有り
       UIScreen *secondScreen = [[UIScreen screens] objectAtIndex:1];       
       UIWindow *secondWindow = [[UIWindow alloc] initWithFrame:[secondScreen bounds]];       
       secondWindow.screen = secondScreen;
       ViewForSub = [[UIView alloc] initWithFrame:[secondScreen bounds]];
       ViewForSub.backgroundColor = [UIColor blackColor];

       //以下、ViewForSubに必要なUI部品をaddSubviewしていく
       //必要に応じて、ViewForMainにUILabel等を置いて「テレビ画面出力中」などと表示する
   } else {   
       //外部ディスプレイ無し
       (以下、ViewForMainに必要なUI部品をaddSubviewしていく)

   }

[UIScreen screens] cound]でOSが認識しているモニタの数がわかるので、それが1より多い場合はサブモニタがあるということで、UIScreenクラスのsecondScreenオブジェクトに2番目(objectAtIndex:1)を入れ、更にUIWindowsを入れ、UIViewを入れてやります。サイズは全てsecondScreenのものを引き継いでおきます。これで後は普通にUI部品を配置して利用できます(もちろんUIButton等を置いても押せませんが)。

とりあえずこんな感じで外部ディスプレイ側に表示できました。実際には、アプリ起動中にアダプターが挿抜されたのを検知して切換処理をする等の仕組みが必要になりますがここでは割愛。というかまだ未着手…

■全画面で表示されない?

さてそこまではAppleのドキュメントやブログ記事などを参考に辿り着いたのですが、なぜかフルHDモニタに接続した時に全画面表示されずに4辺に黒縁が出てしまう現象が発生。iOSシミュレーター上で仮想1280×720ディスプレイを使っても発生しません。

SDIM0068

MPMoviePlayerはもとより、UIWindowsやUISreenインスタンスのbound.sizeを取ってみてもちゃんと1920×1080になっているにも関わらず、です。写真の様にポーズアイコンを座標0,0で置いてみると、動画部分の左上隅に来ます。アプリ的には1920×1080で動画を表示しているつもりっぽい。モニタ側で入力信号情報を表示するとこれまた1920×1080。試しに手動でboundを2000×1200とかにすると黒縁部分が減ります。この数字をつきつめればピッタリ全画面にはできるでしょうがどう考えても拡大->縮小とリサイズが2回起きて無駄だし画質も損なわれるでしょう。MPMoviePlayerの全画面表示系のプロパティをあれこれいじっても解決せず。UIScreenより上の階層で何かが画面を1割くらいスケーリングしてそれを1080pでアダプターに送出しています。

でまぁ足かけ二日ほど悩んだ挙げ句、

secondScreen.overscanCompensation = UIScreenOverscanCompensationInsetApplicationFrame;

で解決できました。オーバースキャンという言葉にもっと早く思い至っていれば検索もヒットさせられたかも知れません。もうアナログ時代の言葉だと思って記憶の底に沈んでましたw。overscanCompensationプロパティには3つの定数があるんですが、なんだか一番全画面っぽくないコイツが勝利の鍵でした。公式ドキュメントはこちら。iOS5からの対応みたいですが、とりあえずiOS4.3シミュレーターではクラッシュなどはしないようですが、iOS4.3の実機だともしかすると全画面化されないままかも知れません。

SDIM0067

見事、フルHD画面いっぱいに動画を再生できるようになりました。

 

今のところ日本語でoverscanCompensationに関して触れている記事はヒットしなそげので、参考に紹介しておきます。

今年最後のPC機器購入は実家、年賀状専用プリンタでした

σ(^^)自身は年賀状を出さない主義になって10年以上経ちますが、やはり家族は紙のハガキで年賀状を出すことをやめられない様子。そのくせ大晦日になってまだ準備ができてないと。結局、年賀状出さない派のσ(^^)もあれこれ面倒に巻き込まれ中。

んで、実家にはFAX付きのモノクロレーザー複合機の他に、こんな時位しか使われないカラーインクジェットプリンタとしてhpのPSC-1610があります。オトンがテレビショッピングに騙されて買ったもので、ご存じの通りhp製プリンタなのでハードは安いけどインクカートリッジが割高。ヘッドを含むのは仕方ないにしても、色別独立タンクじゃない点も割高感を醸しています。もっと前もって言ってくれれば安いネット通販で手配できたのに…仕方なく近所の量販店へ。2つ必要なうち1つは新品カートリッジがあったので足りない方(3,300円程)を買いに出かけ、その場の勢いでEPSONのローエンド機PX-404Aを7,980円で購入。複合機(FAX含まず)なのにホント安いですね。EPSON機はPM-760C辺り以来十数年ぶりな気がしますw。

インクは4色タイプでPSC-1610に劣りますが、出力解像度は上がってるし、家族もCP重視なのでキニシナイ。また1.4型とは言え液晶モニタを内蔵していて、本体だけでメモリカードの写真も印刷できます。以前買ったAQUOS Photo Playerは結局家族は使いこなせず終い(σ(^^)がいつも印刷操作をさせられる)なので、替わりにこれで自力印刷できるようになるならそれも償却理由になるだろうと。

■ハード

とてもコンパクトで良いです。背面もほぼ一杯まで壁面に寄せられます。カタログ写真で巧妙に隠してある突起とかはなく、ほぼイメージ通りのフットプリントです。

コスト環境に配慮して本体塗装を止めた、とありますが、さほど安っぽさはない良いシボだと思います。操作パネル分だけはツルツルでちと安っぽいですが。上部に1つネジが丸見えなのもご愛敬。

スキャナ部のカバーはあまり持ち上がらないので、辞書的な分厚いものの取り込みではとじられない感じ。

給紙は背面トレイのみですが、ホコリが入らないようにカバーがついているのがGood。

IMG_1713

液晶部の画質もなかなか。ただ微妙な表情のバリエーション違いとかになると見分けできるか不明。多分ここで選別するのはあまり現実的ではないので、デジカメ液晶上で選別してからこっちで選び直しやすいように、ファイル名を表示して欲しかった気がします。

IMG_1712

操作自体は、左右で選択、上下で枚数増減と至極シンプル。設定はデフォルトでL版、フチ無しになってました。実際には写真にある「OK」ボタンではなく、更に右にあるスタートボタンを押して印刷開始ですが。ウチのオカンとかだとOK押しそうだなぁ…まぁ、実際にやるとしても妹くらいかな。とりあえずL版用紙を買い置きしておこう。

■ソフト面

IEとFireFox向けの「E-Web Print」ツールバーがなかなかよさげです。Webページを印刷するのに、1枚に収まるようリサイズしたり、必要部分だけ矩形で指定したりしてダイレクトに出力できます。基本的にプリンタ付属ソフトはゴテゴテ常駐が増えて嫌いなのでドライバだけインストールする派ですが、珍しく入れといてみようかと。

好感度Upだったのは、インストールROMのインストーラーを起動したところ、「インターネットに接続して、最新版をインストールする」というチェックボックスがあった点。ドライバは添付CD/DVDを信用せず、公式サイトから最新版を落としてくる派である一方、付属CD/DVDからしかインストールできないソフトやフォントなどもあったりしてその選別が難しい。結局、CD/DVDから一通り入れつつ、ドライバと使うソフトは公式サイトにとりにいく、という二度手間になりがち(これも「もうドライバだけでいいや」と感じる一因)。しかしこのチェックを入れておけば、最新版があるものは最新版を使って一発インストールしてくれる(はず)!ベリーナイス。この辺りはローエンドモデルといえどEPSONのノウハウがつまってる感じ。

 

インクジェットプリンタは長く使わないでおくとインクが固まってカートリッジやヘッドがダメになりがち。そういう場合はhpのようなヘッド一体型の方が話が簡単だったりしますが、最近のCanon/EPSON勢はそこら辺どうなのか。真価がわかるのは来年の年末になるかも知れません。