LUMIX DMC-GF1を実家で購入(2) ストロボDi466到着

実家のGF1用に注文したクリップオンストロボ、ニッシン Di466が届いたので、試し撮りしてみました。DP2s + EF-530 DG SUPERとの比較で。

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↑DMC-GF1 + 20mm/F1.7 + Nissin Di466

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↑DP2s + SIGMA EF-530 DG SUPER

どちらも手持ち、RAW、しぼり優先、開放で撮ってLightroomで現像。ホワイトバランスのみざっくり揃えてます(あんま揃ってないけどw)。たまたまボケ具合がDP2sの方がいいですね。さすがにF1.7だとリップクリームにしか合焦してない。同じF2.8で撮るべきだったかも。

ちょいとピントが来てる場所が違ったんで比較になりにくいですが、いちばんクッキリしてるところの1:1書き出し(クリック後の原寸が1:1)も。左がGF1、右がDP2sです。

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うーん、偽色や滲みのなさでDP2sを買ったワケですが、GF1+20mmも充分綺麗じゃないですかね。とりあえず帰省の度にDP2sとデッカいEF-530DGひっさげて来なくてもブログ更新できそうです。

惜しむらくはやはりDi466もホワイトバランス取り込みの時に発光してくれない点でしょうか。やはりこういうのは純正対応が必要っぽいです。

■取り回し

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2台並べて撮ってみました(iPhone4ェ…)。DP2sはクローズアップレンズまで必要になるのでトータルでみるとかなり取り回し悪いです。そもそもEF-530は明らかにDP2sで使うこと想定してないですからねw。油断すると自重でシューの部分がポッキリ折れるんじゃないかとすら思います。撮影時はストロボ側に左手を添えてます。

一方、GF1 + Di466はかなりしっくり来ます。どこもっても不安ない感じ。

右はDi466の操作部。マニュアルなのでとてもシンプルで妹でも使いこなせそうです。On/Offスイッチと+/-ボタンのみ。

ちなみにDP2s + Di466でもやはりホワイトバランスの撮り込み時に発光してくれませんでした。

LUMIX DMC-GF1を実家で購入

DP2sで妹夫婦のクレープ店用メニュー写真や姪の写真を撮ってみせたところ、妹がデジタル一眼の世界に俄然興味をもったご様子。まぁ、“女子カメラ”的ブームに乗っかってってのもあるらしい。でまぁ、さすがに普通のデジイチはデカいってことで、ミラーレス、マイクロフォーサーズ系に狙いを絞りました。

最初、PENのP1がWレンズキットでもかなりお買い得な感じだったんですが、店のクレープ写真をイイカンジにボカして撮りたいというので、これまたとても値頃感が出てきているLUMIXのGF1+純正20mm/F1.7のパンケーキレンズキットをチョイス。F1.7とクラスでは飛び抜けて明るいレンズ、しかも単品で3万するものが、GF1ついて4万切ってるワケです。将来的にボディ買い換えてもこのレンズは財産になるだろうと。PENに比べて動画もAVCHD Liteで撮れる点も重視してみました。

フルHDが撮れて3Dにも対応するGF2が海外では発表になりましたが、登場は年明けみたいですし、GH2もグリップの安定感は気に入ったみたいなんですが、やはりまだ高いということで。

また、初めてのデジイチであれこれ設定パラメーターが多くてこんがらがることが予想されるので、いっそ最初はズーム無しで修行したらいいんじゃないかと。んで、慣れた頃に14-45mmでも買おうということで、まずは付属のパンケーキだけでいってみることに。

20mm/F1.7のフィルター系は46mmらしいのであわせてプロテクターも発注。たぶんレンズカバーとかいちいちしないだろうし、子供がベタベタ指紋つけまくるので、適当に拭き取れる方がいいかと。純正はの半額くらいで買える右のものをチョイス。

そしてクレープ撮りにかかせないバウンス撮影用のストロボ(スピードライト)。光量的にやや不安でしたが予算との兼ね合いでNissinのDi466。GNは33です。ちなみにNEXは妹的にデザインが却下であった点、クリップオンストロボがつけられない点で候補から外れました。個人的にセンサが大きい点は魅力だったんですけどねー。そのうちNEX-3でもいいので安くなったらボディ買ってGF1付属のF1.7借りてなんか撮ってみたいかも。

■ボディ

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G2なんかのグリップがしっかり突き出た機種に比べちゃうと負けるかも知れませんが、ボディの軽さもあって不安はまったくない感じです。DP2sばかり使ってた身には何もかもがクイックレスポンスに思えるw。マクロで多少AFが迷うことがありますが、それ以外の場面ではまり困ることはない気がします。パシャパシャとる楽しみをスポイルしません。シャッター音もなかなか小気味いいです。

操作系も30分触ったらだいたいわかりました。十字キーへのショートカットのアサインも、最近流行のQ.MENUもあって、だいたいやりたいことがパパっとできるかな。カスタマイズできるのは下方向(Fn)だけみたいですが。

ホワイトバランスはプリセット、取り込みx2に加え、自分で直接色温度や微妙なカラーバランスを指定できるモードがあるのは初めて見ました。地味に便利かも。まぁ、RAWで撮る時はあまり気にしなくなりましたが。

RAW+JPEGも当たり前にあります。SIGMAはこれがないのが結構痛いんですよね。

個人的にナイスなのは下の写真にあるモードダイヤルの前にあるドライブモードの切換スイッチ。ブツ撮りにセルフタイマーを使ったと結構切り替えるので、スイッチ一発で切り替えられるのは重宝しそう。「あー、こりゃブレそう!」って動く被写体狙う時もサクっと連射にできるし。

あと撮影後のプレビューの時間設定の中に、ボタン押すまでホールドって選択肢があってこれまたナイス。その場でチェックして失敗してたら捨て。シャッターボタン半押しすればすぐに撮影スタンバイ、って感じで使えます。

モードダイヤルのC1、C2は好きな設定セットを割り当てておけば、ダイヤルをあわせるだけでまとめて切り替わってくれるので、クレープ専用設定を作って登録しておこうと思います。

また右に見えるのは動画撮影ボタン。モードを切り替えなくてもいつでも録画スタート/ストップができます。

液晶画面は今時の大手メーカーらしく精細で見やすいです。やっぱここが綺麗だと店頭でのひきが強いですよね。SIGMAも液晶もっと頑張ればいいのに(^^;)。

いまのところ総じて操作系は満足度が高いですが、唯一気になるのは手前のダイヤルがいまいち回しづらいというか感触が安っぽい点くらいですかね。

■接写画質

個人的に一番重要なブツ撮りの第一印象。画素数が高いだけあって等倍近くまで拡大しても結構綺麗です。偽色もほとんどないといって良いんじゃないかと。ズームアップレンズをつけはずししなくてもサクっとこれが撮れてしまうならちょっと悔しい。んー、でもなにかが微妙に足りない、、、と言っておこう。悔しいからw。

近く、なにか同じものを撮り比べしてみます。

■HDMI連携

PanasonicだけにVIERAリンクに対応してるワケですが、普通にBRAVIA相手でも連動しましたっ!

  • mini HDMIケーブルをつないでGF1の電源を入れるとBRAVIAも起動して外部入力に
  • 以降、BRAVIAのリモコンでGUIを操作可能

< p>これは便利っす。

■ストロボ

Di466到着待ちの間にEF-530 DG SUPERのSIGMA用をつけてみましたが、マニュアルモードなら一応光りました。ただし残念ながらホワイトバランスの取り込み時にフラッシュが光ってくれないので、フラッシュが光った状態での調整ができません。Di466は動作してくれることを期待。

てことでDi466込みでのレビューはまた別エントリにて。

PMSでMediainfoがエラー吐いて再生できない時の覚え書き

実家リビングに導入したBRAVIAで、別室のPCで録り貯めた動画をフリーのDLNAサーバーソフトPS3 Media Server (以下PMS)経由で動画を視聴していたんですが、PC再起動後に再生できなくなりました。PMSのログによると、Mediainfo.dllが読み込みエラーを吐いていたり、Java VMがExpectionで落ちたりしまくっています。再起動直前にPMS周りはいじってないし、Java(JRE)の更新などもなかったはず。BRAVIAだけでなくPS3からも再生できなくなってます。

さて、これは困ったということで2時間ほど格闘したんですが、結果はあっけなく、「PMS.exeを管理者権限で起動しないとダメ」というこのでした。PMSの起動は、

  • .exeを起動
  • .jarを起動
  • .batを起動

と3つあり、ウチ(Windows7/32bit)では普通に.exeを起動しただけではダメで、.exeを管理者権限で起動するとOKってのはかなり前に気付いていました。ただこれだと起動時にUACが動作してしまいます。例えばPCがフリーズして家族の手で電源ボタン操作で再起動してもらった際に、すべてが動作しないと困るので、かわりに.jarをスタートアップに入れていたのです。これでも普通にタスクトレイにアイコンは出現して起動したように見えているので安心していたのですが、実際には上記のエラーが起きて動作しなかったというワケです。

で、結局PMSのインストールフォルダをProgram Filesから出し、.exeファイルのプロパティから管理者権限チェックをON、そのショートカットをスタートアップに登録、という形をとりました。これでUAC無しで起動できそうです。基本的にσ(^^)しか直接操作することはないので大丈夫でしょう。

ただこれはWindows7特有かも知れません。逆にVistaだとProgram Files外に置いた方が面倒なことになるかも(前にtvrockだかtvtestだかでそんなことがあったような)。

Twelve South BookArc for iPadは新Airには使えず

当初から新Airはベッドサイドに立てて起きたいという目論見があったので、本体が届く前にスタンドを物色して、Twelve South BookArcのiPad用を買ってありました。MacBook用はMacBookですら傾くとレビューにあったので、Airじゃスカスカだろうと。

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が、さすがにiPad用ではきつすぎました。Airの厚い側だとしっかり刺さらないのでかなり不安定。薄い側だとかなり傾く上に、薄い部分にヘンに力がかかるのでよろしくなさそう。横にすると一番しっかり刺さりますが、重心も高くなるのでそれはそれで不安定。

iPadを裸で使う様とシェルを使う様に2種類のゴムパーツがついてるんですが、どちらもダメです。諦めてiPad用に使うことにします。

質感的にもMacBookと相性良いですし、是非このシリーズでAir用モデルを発売してほしいですね。

MacBook Air 11’ !!

10月29日には届いていたんですが、仕事が立て込んでいたり、他にレビューするネタが溜まっていたりで遅くなってしまいました。MacBook Air 11.6’のファーストインプレをお届けします。

一言で言ってかなりイイカンジです。1.4GHzでもネットブック+α的に使うのであればまったく問題ない体感速度です。

■外観

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MacBook、特にAirはうっすら色がついてシルバーというより薄いシャンパンゴールドのイメージがあったんですが、(少なくとも新モデルは?)手元でじっくり見てみるとほぼ無彩色のシルバーでした。まぁ、これはこれでいい色です。

(写真では左側にある24インチモニタの光が映り込んでしまって完全に再現しきれてない感じですが。2枚目は画面を写すためにHDRしたので更に色はアテになりません。)

質感はとてもいいです。とてもいいだけに、キズひとつつかないようおっかなびっくり扱わざるを得ないのもApple製品のお約束です。でもジャケットや保護シール貼りたくないしなぁ…。はやく専用ケースが出そろってきて欲しいものです。

ちょうど実家にいたので家族に見せてみたんですが、思ったほど驚かれませんでした。まぁ、性能比を考えなければVAIO Pとか見せてるし、1kg切ったLet’s Noteを使ってたこともありましたしね。CULV並性能で、液晶が1366×768でフルサイズキーボードで1kgちょいってバランスは知識ないとわかんないですもんね。

同じ軽量ノートで一定の強度を出すためのアプローチが各社違っていて面白いですね。VAIOはカーボン素材で薄さを実現。でもコストが高くなってしまった。Let’s Noteはボンネット構造という成型デザインでプラスチックながら強度を出した。でも厚みが出てしまった。そしてMacBookはアルミというコストの割に強度があり薄さを保てる金属素材をチョイスした。でも重量面で引けをとった。みんな一長一短なんですねぇ。

さすがにアルミなので使い始めはヒンヤリしてます。短パン状態で腿に載せたりすると「ひゃぁっ!」とか声が出そうになるw。パームレストも真冬なんかは辛そう。でも比熱も高いので使っているとすぐに体温が移ってなにも感じなくなりますね。

■キーボード&パッド

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普段愛用してるVAIO type Zに比べるとややストロークが浅くて底打ち感がありますが、基本的には今時のアイソレーションキーボードという感じで標準的な印象。大きな不満はありません。ファンクションキーが少し小さい(縦方向に狭い)のが気になりますが、そもそもMacだと文字変換にファンクションキー使わないし、影響は小さいかなと。

(ちなみにσ(^^)が買ったのはJISです。)

パッドオペレーションは快適ですねー。写真のようにiPhone4並の面積。MacBookシリーズの中では狭いんですが、個人的には不満なし。特にスクロールと進む/戻るは慣れると病みつきになります。Windowsに戻れるか心配。クリックは物理的にカチっと動くタイプで、静電容量でポンと軽く触れるだけの方式に慣れた身にはやや違和感がありましたが、すぐに慣れました。一度指を持ち上げなくてそもまま押し込むだけで済むのが楽なのかも知れません。これまたVAIOに戻った時に混乱しそうです。

■パフォーマンス

冒頭にも書いたとおり、ネットするだけなら全く不自由を感じません。画面も縦768あればネットサーフィンにはギリギリ足りる感じ。冷却ファンが回るのを感じたことは今のところないです。HDなDivXあたりなら楽勝で回るらしいですが。

動画でいえば、生tsを再生する場合、VLCでインターレース解除をしながらだとたまにひっかかる感じ。軽いプレーヤーを探すかちょっとチューニングすればイケそうな気配ですが、まだあまり突き詰めてません。720pのMP4は余裕。でもQuickTime Playerを使わないとGPU再生は効かないのかな?

Office 2011も買って入れてみましたが、起動はめっちゃ速いです。WindowsのOffice 2010も64bit版は速いと評判ですが、ほぼ遜色ないんじゃないでしょうか。

スリープからの復帰は短時間ならほぼ一瞬。1時間以上立つとWindowsで言う休止状態に相当するステートになるらしく、この状態からだと数秒かかります。この時、電源ランプというものがないAirはまったくフィードバックがないので、一瞬復帰にコケて固まったかな?と不安になります。

■ACアダプタ

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ACアダプタはかなり小型でケーブルも細いので携帯性は高いです。σ(^^)はたいてい自宅と実家用に1つずつ常備するんですが、今回は毎回持ち歩いてもいいかなという気になりつつあります。ただ、ケーブルが細い分、巻き付け時に根本に負荷がかかるとすぐに断線しそうでちょっと不安です。

初MagSafeですが、やっぱいいですねコレ。ウチのtype Zなんて、社外ACアダプタでコネクタが長いせいもありますが、こんなになってますw。>写真下 いつか引っかけてへし折ってしまいそう。というか絶対メインボードに負荷かかってるよなぁ…

ただ、このMagSafeという規格はAppleが他社にライセンスをしていないので、サードパーティ品がほとんどないのが難点です。ACアダプタは純正で不満なにですが、外部バッテリーとかカーチャージャーとか。

■総評

同じように購入を悩んでる人にiPadはいらなくなったか?と聞かれましたが、そういうことはないですね。やっぱり文字入力がいらない作業(動画視聴、Webサーフィン)をベッドで寝っ転がってするならiPadに手が伸びます。

今は物珍しさで色々触ってますが、最終的にはカフェ用に落ち着く気がします。それもCD/DVDドライブが不要な場合。一応、VAIO P用に買ったUSB DVD-ROMドライブは普通に使えてますが、最初からいるとわかってるならtype Z持って来ますね。Officeは当初いれないでOffice Web Appでしのぐ予定でしたが、思ったより安かったので買ってしまいました。やはりメール添付で送られてきたのをサっと開きたいわけで、いちいちSkyDriveにあげるのもなぁ、と。

またAirはすぐに使えるのが長所なので、充電場所をベッドサイドにして、「あ、ちょっと1本メールださなきゃ」って時用に待機させとくにもいいかな。

まぁ、こんな色々取りそろえてる人はあまりいないと思うので、参考にならない話でスミマセン。

ともあれ、Apple製品にしては今のところ、ヒビ割れだの変色だのアンテナ感度が悪いだのいうクレームが出てきてないことからも、かなり完成度の高いモデルなんじゃないでしょうか。