実家PCにも地デジ環境

先日、30年近く使っていた実家のテレビアンテナを刷新して電波環境が向上したので、折角だからと実家の私室PCも地デジ環境を導入してみました。

詳細はアレなので割愛しますが、チューナーユニットはMonsterTV HDUSF、アレするためのカードリーダーを買っても1万円しませんでした。Friioの半額ですね。

ドライバをアレしたりとインストールは手間取りましたが、TVRock + TVTest/RecTestで動くようになりました。

基本、帰省中にもアニメを消化したいという観て消し用途で、別にムーブもしないし勿論P2Pに流したりもしないワケですが、それでもコピー制御処理で無駄に重たく、ユーザビリティもいまひとつな純正アプリよりは、軽くて使いやすく、日々進歩しているフリー環境を使えるメリットは大きいですね。

Athlon x2/4850eのオンボードグラフィックですが、視聴中のCPU使用率はトータルで20~43%ほど(TVTest単体で15~30%程度)。感度は30db弱というところですが、ごくたまにドロップが出てます。USBケーブルを長めでシールドされたものに交換してみようかな。まぁ、気にするほどでもないんですが。

二千円台で変える無線LAN PLANEX GW-MF54G2

実家の和室に30インチ液晶+Link Theaterで地デジ環境を構築したのはいいんですが、せっかくのLink Theater、単に地デジチューナーとして使うにはもったいない。とはいえ和室にはネットが届いていない。ここはひとつPLCにでもチャレンジしてみるかと思いつつ、ユニット2台で\7,980というのまでは見つけたんですが、同時に\2,980という破格のメディアコンバーター(としても使えるルーター)を見つけてそっちにちちゃいました。

見つけたのはPLANEXのGW-MF54G2[PLANEX]というポケットルーター。AirMac Expressのように、小型でルーター、アクセスポイント、メディアコンバーターとして使用可能な製品。AirMac Expressのように電源内蔵ではないもののフォネラ並の小ささで確かに出張とかに持って行ってもそれなりに便利そう。設定もWebブラウザから行えるので、AirMac Expressのように専用アプリをインストールする面倒くささは無し。ただ、携帯性の面でいえば電源もアンテナも内蔵しているAirMac Expressを持ってくかなぁ。まぁ、これから買うには圧倒的に安いこちらがオススメかも。

モード切替はハードスイッチで行う方式。ConverterモードにしてLANポートにつないだマシンから192.168.1.1を叩くと設定画面が開きます。つまり、DHCPサーバーが動いてPCに192.168.1.xなIPアドレスを振ってしまってるという気がするんですが、なぜか設定後にLinkTheaterをLANポートにつないでやると、ちゃんと無線LAN側のサブネットのIPアドレスで通信できてます(DHCPではIPもらえず固定IPを指定)。不思議だ。再設定したい場合はどうするんだ??

ともあれAmazonで\2,605で変えるメディアコンバーターというのは、「リビングのHDDレコーダーなんかをネットにつなぐと便利らしいんだけど、わざわざ数千円も出すほどかなぁ」とふんぎりがつかなかった人にはなかなかコストパフォーマンスの高い選択肢なのではないでしょうかね?ルーターとしてのスループットなどはわかりませんが、現状まったく無線LAN環境がないけど、とりあえずPSPやDS、Wiiといったゲーム用途に導入してみたいなぁ、って人にもオススメ。

Visual Studio 2008注文

最近、動画眼への要望やバグレポートをちょくちょくもらい更新することが多いので、そろそろちゃんとインストーラー形式で配布しないと、毎度ダウンロードしてもらう人に申し訳ないなと思って挑戦しようとしたら、なんと無料のVisual Studio 2008 Express EditionではMSIインストーラーパッケージを作ることができないと判明。

Visual Studio 2005はStandard Editionを買ってもってるんですが、2008からWindows Mobile向けの開発がProfessional Edition以上しかできなくなり、3.5万ほどの差額を払ってProfessionalにすべきか悩みつつ、無料版でしのいでたんですよね。Windows Mobileで作ってみたいアプリはあるものの、結局時間がとれなくて2005買ってからも着手できてないしと。

で、ほとんどStandardでいっか、という気になってたんですが、改めて他の差異も比較してみたところ、「Officeアプリケーションの開発」[CodeZine]というのが目につきました。最近Excel VBAを使った仕事もちょくちょくあるので、なにかそれに役立つのであればいいなと詳細を調査。どうやら、VBAのようにドキュメントやテンプレートにマクロを埋め込むだけでなく、アプリケーション側にインストールするアドイン(2007のリボンUIなど)を作成できるようですね。コード的にもVBAで実装できなかったようなものが書けるようになるとか(使えるコントロールが増えたり?)。んー、それほど高度なVBA制作をするワケでもないのであまり役に立たないかも知れませんが、WM開発に加えてもう1つ使う「かも知れない」機能があるならいいか、とProfessional Editionを注文してみました。

とりあえず正月休み中に動画眼、動画眼Noteのインストーラー版の配布をしてみようかと。

ニチレイ レトルト糖尿病食セット

実は12月1日から24日まで入院してました。明け方急に今まで経験したことない腹痛に襲われ、救急車を呼んでそのまま入院。

胆石症による胆嚢炎で、結局胆嚢を切除しました。

当初予定では腹腔鏡下手術だったんですが癒着が激しく結局開腹手術となりました。現在は胆嚢ごと胆石は取り除いてしまったのでそちらの症状は出なくなったんですが、開腹手術の傷の痛みで姿勢や動きが制限されている状態です。

胆石症で一時的に尿検査の糖の値が高くなっていた(胆嚢摘出後は下がり、糖尿の疑いは晴れました)のと、ひとり暮らしなので買い物や炊事が大変だろうということで、親がニチレイのレトルト糖尿病食セットを買ってくれました。これはご飯を除く一食分のメニューがレトルトパウチに入っており、湯煎または電子レンジで簡単に低カロリー、低糖な食事が用意できるというものです。全部で28種類のメニューが用意されており、1日1食をこれにしても約一ヶ月はローテーションが組めるラインナップとなっています。

現在、退院4日目で何食か食べてみたのでレビューしてみます。

■調理

箱を開けると3つのレトルトパウチが出てきます。電子レンジの場合は耐熱容器に移さなければならないので、今のところ湯煎で調理しています。湯煎の場合5分という指定があります。ウチでは鍋に3つのパウチをまとめて放り込んで一度に加熱しています。メニューによっておかず3品のものと、おかず2品+ご飯と混ぜて使う混ぜご飯の素的なもの1品のものがありますが、基本は加熱してお皿にあけるだけで食べられるので、楽は楽です。混ぜご飯って最初から炊かなくてもちゃんと混ぜご飯の味になるんだとちょっと感心してみたり。

■味、ボリューム

糖尿病食だからといって味が薄すぎては続かないので、その辺りはかなり気を配っているようです。コンビニ弁当に比べれば肉肉しさは低いですが、味が薄すぎて味気ないという気はあまりしないです。むしろひとり暮らしの漢料理しかしないようなσ(^^)にとっては、家庭料理的な献立が揃っていて新鮮です。

ボリュームは正直微妙に物足りないことが多いです。ここでご飯をおかわりしては意義が薄れてしまうので、茹で野菜などを軽くつまむ程度に抑えています。

■総評

まだ数食分しか食べてない段階ですが、今のところ不満はありません。強いて言えば価格が1食約\1,000と外食並なところでしょうか。本当に糖尿病を患っていて食事制限待ったなしという人は別にして、普通に調理の手間やカロリーを抑えたいという人にとっては、例えば都心部の会社勤めならランチでそれくらいは行ってしまう値段なのでホントギリギリの許容ライン上という感じですね。ランチも外食で更に夜はコレ、というのは少々厳しいでしょう。逆にダイエット目的であれば、効果の妖しいヘタなダイエット食品に手を出すよりはコストパフォーマンスも良いかも知れません(ダイエット的にどれだけ効果があるかは1ヶ月後のお楽しみ)。

糖分を気にしないという人には、「気くばり御前」というラインナップもあり、こちらはレトルトではなく冷凍で、コンビニ弁当のような容器で加熱だけでそのまま食べられるっぽいです。糖尿病食よりも若干安いんですが、冷凍だとまとめ買いできないのが難点です。

外見はCool、だが… ユピテルSuperCat FM412si

久しぶりにレーダー探知機を物色していて、かなりそそる製品を発見しました。夏に発売されたユピテルのSuperCarシリーズの「フルマップレーダー」シリーズです。

地図データをもっており、レータ―や取り締まり地点の具体的な位置をグラフィカルに表示できます(GPSデータのみ。ナビ機能も無し)。こちらでムービーが見られますが、グラフィックもSFアニメちっくでかなりナウい!画面右側に表示される警報グラフィックもワイヤーフレームを回転アニメーションさせたりしてて、かなり凝っています。この手のSFチックなグラフィックに心血を注いでくれてる製品って、(ゲームを別格とすれば)このジャンルの商品だけじゃないですかね。おおいに応援したいところです。

てことで、速攻気絶してみました。

■クールだが、視認性は最悪…

使ってみての印象ですが、3型液晶画面にしてはやや情報を詰め込み過ぎという感じです。3型といえばiPod touch(3.5型)よりさらに小さく、しかも運転中に視認しなければならないデバイスなんですが、情報量と文字サイズが狂気の沙汰です。写真のようにメーターフードの上という割と見やすい位置に取り付け(左側)、走り出して最初の大きな道に出た瞬間に「これはヤバい!」と直感しました。普段からカーナビやらHUDやら燃費メーターやら運転席周りで使いまくりのσ(^^)がそう思うんですから、その手のものに不慣れた人はやめといた方が無難かも知れません。

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消防無線をキャッチした時のカットイン表示です。デザインは最高にCoolですが、水色地に白でやや視認性に欠けます。その上、一番重要な「消防無線」という文字が以上に小さい。目視で2mm以下です。>文字高

仕事柄、自動車メーカーのナビデザイン等に携わることがありますが、彼らの設定する安全基準に照らしたら絶対NGになるレベルです。

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車内にあったチューイングガムと比較。運転中の振動の中では目を細めて凝視しないと読めないサイズです。

 

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こちらは夜画面。基本的に取り締まりポイントやオービスって主要道に多いと思うので、細街路はここまで目立って表示される必要はない気がします。輝度を最低に落としてもこの蜘蛛の巣のような表示は夜間かなり邪魔です。

想像なんですが、この画面デザインをした人は、開発室の大きな画面付きPCのエミュレーター上で制作し、実際の運転席に取り付けて自分で走ってチェックしなかったんじゃないか?って印象を受けました。この手のデバイスの画面デザインでは、限られた解像度に見やすい文字やドット絵を書き込むのは非常に大変な作業で、職人技の域です。ただその芸に没頭しすぎて、このように必要以上に小さいサイズに押し込められてしまう例もまたありがち。実際、じっくり見ればよくこのドット数に詰め込んだ!って感じのフォントではあります。デザイナーさんもPC画面上ではさぞ満足のいった仕上がりだったことでしょう。

デザインはサイバーでカッコイイだけに残念です。次世代製品ではこのテイストを諦めずに、視認性の担保を図っていただきたいものです。ちゃんとしたユーザビリティ屋さんに評価依頼してみても良いでしょう(^^)/。σ(^^)でよければ、いつもお世話になってるので、安くしときますよw。>ユピテルさん

■その他

ただ実際地図表示は便利です。前に使っていたのが、ASSURAのAR-50FEという機種で、GPS搭載ながらあくまで「近くに警報ポイントがある」ということしかわかりませんでした。例えば前方がT字路の突き当たりだったとしても、その向こうにある実際にはつながっていない道の警報ポイントとかも知らせてくれるいわゆるFalse Alarmが多発してましたし、それが無関係かどうかを判断することはでいませんでした。しかし地図にプロットしてくれれば、「あぁこれは方向が違うから気にしなくていいや」となるワケです。実際、いつも近所で鳴っていた取り締まり重点ポイントというのが、実は全く別の道の上にあることが判明したりしました。

まだそれほど使い込んだワケではないので真価は不明ですが、興味深いのは、普段遣いのエリアを5カ所(中心点+任意半径で指定)までセットしておくことができ、その中にいる場合(ローカルモード)とそれ以外を走行中(ドライブモード)とで、警報設定を切り替えることができます。地元の知り尽くした道なら警報少なめでいいや、といったことができるワケです。設定はややわかりづらいです。

セパレートタイプで大きめのスピーカーをもっているせいか、音質も良い気がします。ただ一部のアナウンスは何言ってるのか聞き取りづらいものもあり、結局画面を凝視することになりますが…

てことで、万人に勧められるモノではありませんが、このテイストは大好きなので、今後も改良を続けていってもらいたいと思います。