Microsoft Teamsとカレンダーを個人カレンダー(Apple/Google)と一緒に扱う方法

最近のテレワーク気運でMicrosoft Teamsのオンライン会議を設定する/される機会が増えてきました。呼ばれて参加する分にはほぼゲスト参加なのでメールでURLだけもらってブラウザ上で参加するか、MSアカウントでサインインしていないTeamsアプリを使えばOKです。が、自分で会議を設定するとなるとTeamsアプリまたはOutlook.com(Web/アプリ)のカレンダー画面からスケジュールを入力し、「Teams会議」スイッチをONにする必要があります。こうなると、もともとAppleやGoogleのカレンダーでPC/スマホで同期管理していたメインのスケジュールと、Teams上にしかないスケジュールが存在することになり大変管理しづらく、またダブルブッキングのリスクが高まります。ファイルやWiki、チャットなどでTeamsアプリを常時開いているような人はいっそTeamsですべての予定を管理したらと思うんですが、プライベートな予定は非表示にできないぽいんですよね(Outlookからならできる)。また家族との共有スケジュールも入れられません。

どうにか一元管理ができないかとGWのヒマにまかせていじってみました。

理想としては、

  • 現在の主なカレンダー情報はGoogleカレンダー。家族との共有カレンダーも含め5,6個のカレンダーがある。
  • Teams会議をTeams上からしか設定できないのはまだ良い
  • しかしそれを他のカレンダーと重ねて一覧で見たい
  • 予定画面から直接Teams会議ボタンないしURLで参加したい
  • Windows/Mac/iPhone/Androidでシームレスに管理したい
  • できればWebブラウザよりはアプリが好み

くらいできればいいなと。

■Teamsの予定をCalDAVやiCalなどで外部同期することはできないっぽい

はい積んだ…

調べた限り方法はなさそうでした。これができれば使い慣れたiPhone/Androidのデフォルトカレンダーなどが使えて話は簡単だったんですが。

■Outlookアプリ

Teamsを含むMSサービスのメール、カレンダー、TodoなどのフロントエンドアプリとなるのがOutlookです(またはWeb版のOutlook.com)。Teamsを使っているMSアカウントでサインインすれば普通にカレンダー画面からTeamsの予定が参照、作成できます。Teams会議へのリンクボタンも表示されます。またWindows/Mac/iOS/Androidそれぞれにアプリがあり、Office利用者(サブスク/買い切り)ならパッケージに含まれているはずです。

私はもともとiOSとAndroidではメーラーとしても気に入ってこれを使っています。一方、Windows/Macではいまいちい好きになれずThunderbirdをまだ使っています。ちょっとした便利機能拡張みたいなところがOutlookは全然足りないのですよね。

またWindows10環境でOffice365アカウントを追加できない問題に遭遇しました。Outlookのサインインシステムが二段階認証に対応してない、とかまさかの説を見かけましたが定かではありません。ワークアラウンドとしては、Windows10のコントロールパネルの「メールとアカウント」で「メール、カレンダー、連絡先で使用するアカウント」から追加すればOKとのこと。私はOneDrive for Businessで365のアカウントを追加済みなので、この画面の下側の「他のアプリで使われるアカウント」の方にはすでに登録済みでした。なるほど、それとは別に重複して上下に登録するというのは盲点でした。実際ここから追加するとSurface Pro XではOutlook上にアカウントが出現してTeams予定も表示できました。ところが別のデスクトップPCでは同じようにしてもダメ。Outlookのプロファイルを一旦削除してやり直してもダメ(コンパネで登録したアカウントがOutlook上からは見えない)。

Macやスマホでは問題なし。ただ、アプリを起動したらもうひと手間、「メール」タブから「カレンダー」タブに移動しないといけないのは微妙。

 

■Windows10標準のカレンダ-

Windows10に最初から入っているヤツ。ストアだと「メール/カレンダー」でセットになってインストール/アップデートできるヤツです。最近デザインがリニューアルされて随分見やすくなり、Windows上でのカレンダーとして使っていました。こちらも先ほどのコンパネで設定したアカウントのカレンダーを一元で扱えます。Googleカレンダーももちろん対応。「オンラインで参加」というボタンをクリックすればTemas会議として登録される模様。詳細欄に会議参加リンクも表示されます。また難点としては「チャンネル」の指定ができないという点。Teams上で複数のチャンネル(プロジェクト)を作成して使い分けている場合、これから作成した予定はどのチャンネルに属する会議なのかを指定できません。これは惜しい。会議への参加はCtrl+クリックをしないといけない分ちと面倒。

あとこちらはMac版がありません。

■現状まとめ

  • Teamsの予定はMS製カレンダーアプリでないと同期できない
  • iOS/Androidは元から使っていたOutlookをカレンダー用にも使う
  • Windowsでは「カレンダー」を使用(メーラーはThunderbird)
  • MacではOutlookをカレンダーとして使うものの、メーラーとしてはまだ微妙(Thunderbirdと使い分け?)
  • いずれにせよTeams会議の作成はTeamsから(でないとチャンネル指定ができない)

かなというところです。メーラーがOutlookで気にならない人かつ問題なくアカウント追加できてる人はメールとまとめてOutlookで使ってもいいかも知れません。またWebアプリが気にならない人はOutlook.comが一番クロスプラットフォームで共通の操作感が実現できていいのでしょう。

ToDoみたいにカレンダーもMac版を出してくれたらいいなぁと思います。

6歳からもてて、オンライン入金もできる三井住友カード「かぞくのおさいふ」が便利

離れた実家にいる姪二人に、時たま進学祝いとか夏休みの自由研究費とかを送金したいことがあります。最初は現金より図書カードの方が読書の励行になっていいかなと、わざわざ書店までいって図書カードを買って郵送で送っていました。しかしまぁ結局総合書店なんかで文房具とか買ってると聞いたし、やっぱり使い道も本人の意志で決めさせればいいかと思い直し(というかぶっちゃけ面倒…)、母親である妹のLINE Payに送金するようにしたりしたこともありました。これはこれで電子マネーやクレジットカードをあまり使い慣れない妹なので毎回説明が面倒だということに。

姪達に直接、オンラインで、手数料を掛けずに送金できる手段があればなぁとずっと思っていたのですが、

  • Suicaはオンラインチャージできない(カードが手元にあればPasoriでチャージできたけど、それも2020年5月に廃止)
  • 他のプリペイドカードや電子マネーは小中学生は規約上利用できないものばかり

という状況でした。

そんな中、私の全ての要求仕様をみたすプリペイドサービスが登場したのです。それは三井住友カードのVisaプリペを使った「かぞくのおさいふ」というマネーサービスです。特徴は、

  • Visa加盟店で使えるプリペイドカード
  • 6歳から使える
  • オンラインでブラウザからクレジットカードチャージできる(三井住友カードからなら手数料無料)
  • オートチャージ対応
  • 毎月定額の自動送金対応
  • Visaタッチ決済対応
  • ApplePay&GooglePay対応(iD)
  • ネット決済と海外利用の可否を独立でWebからON/OFF可
  • カード情報裏面表記&エンボスレスデザイン

と全方位的に理想的なサービスです。自動定額送金ができるので、毎月お小遣いをあげるみたいなことも全自動でできます。またネット通販利用をまだ早いかなと思ったら設定で禁止できるので子供用として安心感があります。Visa加盟店で使えるので、いままで図書カードを使えていたような書店ならまず利用可能なので、図書カードと比べて利用可能場面が増えこそすれ絞られることもありません。ちょいとカードが厚くなるくらいが当人達のデメリットでしょうか(でもエンボスレスなので財布でもそんなにかさばらないんじゃないかと)。ちょうど二人にiPhoneSEを買い与えたところなので、Apple Payに登録すればカードを持ち歩く必要すら減ります(ただしApple Pay側が13歳未満利用不可だったので妹の方は当面使えないことが判明)。

発行も無料ですし、不満といえば、

  • 専用アプリがない
  • デザインが絶望的にダサい

という2点くらいでしょうか。デザインが2種類、カラーがなんと7色も選べますが、正直デザインも色も安っぽくて「これにしたい」というのはなくマシなのを選ぶという感じです…

残額確認はWebでID/パスワードでログインするか、カード裏面のQRコードをスマホで読み込んでリンクを開くことで確認できます(QRコードの場合ログイン不要)。ちょっと子供には手順が多いかなという印象。ちなみにIDとパスワードは親会員のものと独立にカード毎に作成できます。でもまぁ残額確認以外にほぼ使い道がないと思い、本人達には知らせていません(オンライン決済の有効化もできないので安心)。QRコード方式は手軽ですが、Apple Payで使っている長女の方もわざわざカードを手元に用意しなければならないのが微妙。ただ今思いついたけどQRコードはブックマークでもいけますね。「ホーム画面に追加」しておけば1タップで残高確認できました。せめてかっこいいfaviconを設定してくれないかなぁ。>三井住友カードさん

あとWeb設定ページもかなりシンプルというかフォーム部品はド標準なデザインで90年代感あります。

まぁだからどうということもないですが、サービス内容はとても先進的なのに、ここだけすごくやっつけ感あります。きっと時が解決していくと期待しておきます。メニューも「チャージ」「ご利用コントロール」「利用明細照会」といった項目が、トップナビゲーション(=自分用)と「家族管理」メニューの下に同じものが繰り返し並んでいるあたり、やっつけ&建て増し設計が否めません。同じ操作をするのに自分のカードと家族のカードで導線が違ったりとイマイチです。

管理ページ

ただ親会員については、クレジットカードのV-passアプリの方に紐付けると、そちらで残高確認とチャージが可能ですので、そちらの利用をお勧めします。

V-Passアプリから残高確認、チャージが可能

ちなみに自分用は不要だったんですが登録上、必須のようでした。

■メールアドレス、身分証提示は親会員のみでOK

最初、6歳以上が申し込めるものの、「メールアドレスと受け取り時の身分証の提示が必要」となっているので、ちょっと面倒だなと思いました。実家の妹に「本人確認郵便で届くから身分証を出せるようにしといて」とか連絡したりしないととか思ったんですが、フタをあけてみると、代表会員の情報だけでよく、送付も3枚まとめてこっちに届きました。親会員の身分証だけあれば受け取れます。

 

せっかくのカードが子供達の元に届いても、今外出が規制されているのでまだ試しにいけてないらしく「はやくピッってしてみたい」と言っています。スマホともども親よりもITリテラシー、電子マネーリテラシーをもって育つきっかけになればと思います。

持ってて良かった。今大注目の次亜塩素酸水発生機ジアイーノの再レビュー

新型コロナウィルスの殺菌、除菌に躍起になる中、次亜塩素酸生成器であるPanasonicのジアイーノがとても売れているようです。メーカーが受注を停止しており、家電店でも品切れ、Amazonに至っては定価の倍ほどで売っているマケプレ業者までいるようです(できればこういうところからは買いたくないものですが、在庫が復活した時のためにリンクを貼っておきます)。

現行モデルのは18、12、9畳モデルがあり、2020年4月現在の家電量販店での売価は15万円、9万6千円、8万2千円くらいです。これを大きく上回るような業者は気をつけましょう。



私が買った初期モデルのレビューはこちら。

■ジアイーノとは?

Panasonicのジアイーノは次亜塩素酸水を発生させて部屋の脱臭やウィルス除菌を行う空間除菌脱臭機とされています。塩と水道水から次亜塩素酸水を生成し、吹き出し口から散布することで空間を除菌、脱臭します。空気清浄機が部屋の空気をファンで吸い込んで浮遊物をフィルターで濾過したり電気的な刺激で無効化するのに比べると、既に物体の表面に落ちて付着してしまったウィルスまで除菌できるところが優位性なんだと理解しています。新型コロナウィルスもプラスチックやステンレスの表面では2,3日は一部生き延びるようです(ただ全く同数がそこまで生き残るわけではなく、数はそれなりに減っていき、感染力も落ちてはいきます。いるかいないかでいえば72時間くらいはゼロにはならない、くらいの意味合いのようです)。ドアノブなど金属、プラスチック部分を定期的に70%濃度のアルコールで拭き取るのがベストとされていますが、なかなか手が回らなかったりアルコールが手に入りづらかったりします。それを次亜塩素酸水の散布で自動化、定期化してくれるというわけですね。

■次亜塩素酸水とは?

まず注意したいのは、次亜塩素酸”ナトリウム”溶液と次亜塩素酸水は違うものだという点です。次亜塩素酸ナトリウムはハイターとかブリーチとかいわゆる漂白剤のことで、これを0.05%に薄めた次亜塩素酸ナトリウム液も消毒剤として有効と言われています(厚生労働省の配布資料)。漂白剤は現在でも比較的入手が容易なので、これを買ってきて既定の水で薄めれば次亜塩素酸ナトリウム”液”となり、消毒に使えます。「酸」の文字がついていますがアルカリ性です。ハイターなどの原液は毒性、刺激臭があり扱う時はゴム手袋やマスクが必要です。また例え0.05%に希釈したものでもスプレーなどで噴霧するのはNGのようです。基本は拭き取り用という感じですね。

これに対して、次亜塩素酸”水”の方はより中性または弱酸性で食品に使っても安全と言われています。ペットやお子さんがいても安心。でも除菌効果は強い。ただしすぐに効果が弱まってしまい保存が利かない性質があります。ホームセンター、ドラッグストアなどでボトルで売ってますが消費期限が短め。買ってきても開封するとどんどん効果が薄れてしまうため、使い切りに近い感覚になります。そこでこのジアイーノなら自宅で食塩水を電気分解してこの次亜塩素酸水をバンバン生成でき、それをファンで室内に放出してくれる機器、ということなわけです。

■ジアイーノ使用感

空気清浄機と違ってコンセントにつないでおくだけでは稼働できません。次亜塩素酸水の原料となる水と塩(塩化ナトリウム)を随時補給する必要があります。これが手間っちゃ手間です。我が家では現在24時間稼働させており、水のタンクはだいたい1,2日で空になる感触です。空になるとピピピとか音が鳴ります。夜中でも否応なく鳴るのでベッドの中で「ちぇー」とか思うこともあります。塩は2回に1回くらいタブレットを補充します。また何回かに1回はトレイに貯まった排水を捨てる必要もあります。そして月に1回だったかはトレイなどを取り出して洗ったりする必要があります。並べると、

  • タンクに水を補充する(1,2日ごと)
  • 水補充時に塩タブレットを投入する(水補充2,3回に1回)
  • 水補充時に排水を捨てる(水補充数回に1回)
  • 各パーツを取り外して洗浄する(月に1回)
  • 各種消耗パーツを交換する(12時間稼働なら5年ごと、24時間稼働なら2.5年に1回)

というお世話レイヤーがあります。5つ目はまだ来てないですがいくつかのパーツを一度に変えるのでそれなりに費用がかかりそうです。それ以外の普段のメンテナンスとしては、ピピピっと水切れ音がなってサイドパネルをあけると、LEDで「塩投入」「排水」「メンテナンス」など必要な作業がわかるようになっています。家族2人で適当に気付いた者が処理しますが「ラッキー、水入れだけだ」とか「ちっ、排水もしないとかよ」とか当たり外れがある感じ(笑)。メンテナンスは私しかやってない気がします。空気清浄機に比べると水を使う分、汚れも加湿機並と言えるでしょう。業務用モデルでは水道管直結で水は常時補給されるタイプもあった気がしますが、家庭用ではこれらの手間は致し方なしです。

不満点としては、ファーストインプレにも書きましたが、「赤外線リモコンやIoT制御に非対応なこと」です。それなりにお高いデバイスな割に、リモコンのひとつもついていません。直接的にリモコンが欲しいというよりは、赤外線制御ができるならNature Remoのデバイス、ひいてはスマートスピーカーなどで制御できるのです。基本は入れっぱなしの家電かもは知れないですが、それでも風量を調整したりなんかが機器の前までいかずにできるのはメリットだと思います。

あと最近、仔猫が上にのってタッチパネルが誤反応してしまうのも気になっています。ロックボタンを3秒長押しでチャイルドロック状態にはなりますが、正直面倒です。チャイルドロック状態でも赤外線で操作できたらな、、と改めて思いました。

肝心の効果ですがなんとも言えません、少なくとも導入後に新コロナはもちろんですが、インフルには誰もかかっていません。寝込むような風邪もしてない気がします。同居人が聞いてきた話ではペットショップでこれを使ってる店主が小動物の赤ちゃんの死亡率が下がったとも言ってました。ただ目に見えるものではないので、実感としては効果を感じられるのはプール臭のはずなんですが、買った初日以降自分としては全くプール臭を感じていません。プール臭は原因菌を消毒した時に発生するものらしく、良く解釈すれば稼働後は臭いがするほどの原因菌がいない状態が続いている、となります。最悪、二日目にして生成システムが故障して、ただの加湿器になっている、という可能性も否定できません(笑)。この記事を書くにあたって「汗臭と反応してもプール臭になる」らしいと読んだので、こんど汗かいたTシャツとかを吹き出し口にかざしてみようかと思います。

また有効な次亜塩素酸水を生成して噴霧してくれるとして、それがどれだけ部屋中に行き渡るか、です。各モデル毎に適用畳数が決まっているので、仕様的にはその限りにおいては効果をもつと考えられます。吹き出し口は上部についていてルーバーで多少の風向きがかわる程度です。左右には振られません。はたしてこれでそう室内のあらゆる場所まで次亜塩素酸水が降り注ぐのかは、これまたユーザからすると確かめる術はありません。また風量を強にすると結構音がするのでテレビなどを観るにはしんどいです。だからといって弱にしたら適用畳数一杯までの部屋に風がまわるのかな?とか。

 

ともあれ、購入当時は確か13万くらいしたので、安い買い物ではなかったですが、こんな風にウィルスに怯える日々となった今では買っておいて良かったと思っています。はやくPanasonicが生産体制を整えて在庫が復活するといいなと思います。

仕事用デスクトップメモリ増設メモ

Adobe Premiere Proの4K編集する際の推奨メモリ要求が32GBになっていました(2019辺りから?)。16GBでとりたてて不足は感じてなかったけど、更に快適になるならと思い増設。

マザーはASUSのH97M-E、チップセットはH97 Express。DIMMスロットが4つで最大32GBまでというのが公式仕様。デュアルチャンネルなのでもともと8GBx2枚が刺さっていました。ので残りにペアでこちらのメモリをチョイス。

2015年発売となっていますが、CPU-Zによる製造週は2020年の第7週と出ました。2月頃?普通にロットは入れ替わってるようですね。他のクロックなどの仕様も既存メモリとそっくり同じぽく、今のところ問題なさげ。

もともとPremiere起動しても半分くらいしか使ってなかったのでそんなに不足はしてなかったのかな?そもそもせいぜい数分のクリップしか扱わないし。まぁでもそこから音声編集でAudition起動したり、Photoshopで挿入画像作ったりしがちなのでこの値段なら安心料として入れておいてもいいだろうと。

■あとはUSB 3.2 gen2だが道は、、

システムもSSD化してるし、エンコード時間はそりゃスペックに比例して速くはなるんでしょうけどどうせ放置だしあんまり体感には効かない。唯一気になってるのはUSBが3.0止まりなこと。3.2 gen2のポートがつけられればSDカードなどからの読み込みも速くなって4K動画やRAW写真の取り込みが効率化できるんだろうなぁと思うんですが、このマザーはPCIeスロットが

  • 1 x PCIe 3.0/2.0 x16 (x16 mode, gray)
  • 3 x PCIe 2.0 x1

という構成で、x4スロットがないんですよね。x16スロットにはGTX1080が刺さってるので、あとは最低速のx1しかなく、x4を要求するUSB3.x増設カードが使えない、、

唯一残された手段はGTX20x0系カードでUSB-Cポートがついたものに換装だけっぽい。うーむ、最近ゲームはあんまりしないからUSB高速化のために10万近い2080買ったり、格落ち感のある2070に7万とか出すのもなぁ(1080より2070上位の方が性能上なんだろうけど)。

今更LGA1150のマザーも買えないでしょうしね。やぱりPCごと買い換える踏ん切りつくまで妥協かなぁ。

 

iPhone SE (2020年モデル)を2台購入(白/黒)

だいぶ前から待ち続けていたiPhone SE(2020年モデル。当初9と噂されていたもの)がついに発売。なんとホワイトとブラックの2台を速攻予約ゲットしました。

iPhone SE (2020)の白と黒

といっても実家の姪っ子(中2、小6)達用です。コロナ不況で金欠だし、親である妹も「まだいいんじゃない?」と言ってたんですが、

  • 姉が使っている親のお古のiPhone6はOSサポートが切れててセキュリティ的に不安があった
  • 姉(というか厳密には共用で)にiPhone5cを与えたのが小5だった(すぐに事実条、姉専有機になってしまった)

というわけで、妹がその年を過ぎているのにスマホをもらえず、なおかつ姉だけ最新モデルにアップデートはさすがに不公平だろうと。そしてこの学校も休みでロクに外出もできないコロナ禍の元で、何か楽しいことのひとつも与えてやりたいし、これを窓口に、Switchでゲームする以外のなにかに興味でもをもってくれればいいかなと(妹は親のスマホで写真を撮るのが好きらしい)。

金欠だけどな!

■モデルとオプション

4万円台半ばで買えるiPhone SEですが、

  • 64GBと128GBで5,000円しか違わないなら128GBにしといてやるか
  • 落っことしたりしそうだしAppleCareの盗難・紛失オプション付きもつけといてやろう
  • あー、消費税が10%もかー…

ってことで気付いたら2台で13万くらいになってました…。まぁそれでも11 Pro Maxより安いんだからコスパ高いことは確か。一応、より画面が大きくて高性能なiPhone XとXS Maxのお古を流用することも考えたんですが、まぁ女の子にスペースグレーはどうかなとか、性能より2人お揃いで新型の方がいいよなと思い、少し前に処分しておきました。フタを開けてみると、SE 2020はなんとベンチマーク的に11に肉薄する高性能だし良かったかなと。しかも希望の色を聞いたら妹はブラックをチョイス。シブいな…

このマスク必須のご時世、TouchID(指紋認証)はむしろ使いやすいかも(マスクしたままFaceIDする非公式テクニックも発見されたようですが)。

現時点で母親はiPhone7、祖父も7、祖母は7Plusなので、私についでの最新高性能機へと躍り出ましたw。

ちなみにケースも買ってやるかだ好きなの選びねぇ、といってチョイスされたのはこれのブルー(姉)とレッド(妹)。ボディカラー関係ねー!なんかもうちょいとキャラクターものとか選んでくるかと思ったけど意外だ。オシャレ系にしたいお年頃だろうか。

■SIMはLinksMate

今姉の方はUQ mobileのデータ専用プラン(高速3GB/月)を使わせていますが、これを回収して解約、現在サブ回線用に契約しているLinks MateのグループSIMの2枚を割り当てることに。自分のサブ用としては楽天モバイルが1年無料なのでそれを使えばいいし。グループで5GB契約なので、(そんなに使ってない自分と)2人で共有ということにすれば、互いにパケット節約意識も芽生えていいかなと。まぁ姉にしてみれば実質減なのでどうしても毎月足りないようならプラン変更も検討。まぁ今あんまり外出できないだろうし。LinksMateのプランは1GB刻みでギガ量を選べるのも良い。SMSが使えるのでLINEアカウントも作れます。

手元から差し引き1枚減りますがどう補充するかは追って検討。LinksMateはSIMの追加に加えて減らす時も3,000円かかるので慎重に。(2021年2月の改訂でSIM削除手数料は無料かされました。)

あと対象ゲームが多いならカウントフリーのオプションをつけるのもいいかも。でもまぁやっぱり外出しないだろうしな。

いずれにせよLinksMateはプランの自由度が高くて良いです。SIM増減が高いせいかあんまり人で溢れてなくて極端な速度落ちがないのも良い。設備増強も定期的にやってるみたいです(違いの実感はないけど)。

■開封の儀

オッサン、いくつになっても新型iPhoneを開封するのワクワクしちゃうな。まぁ見た目や付属品は色以外なにも新しいことないですが。ホワイトは「白!」、ブラックは「黒!」って感じのスタンダードな色味。ここまで真っ白、真っ黒なのはiPhone3Gs以来かも?(iPhone5cはホワイトあったけど)。レビューをみるとPRODUCT REDもiPhone8のシブめの赤と比べると「赤!」って感じみたいですね。ベーシックモデルということをアピールする意味で純色寄りにしたんですかね(もちろんコスト面もあるんでしょうが)。

付属充電器は残念ながら非PDの従来品。本体はPD 18Wの高速充電に対応しているのでデュアルUSB-Cポートの充電器を同梱してやろうと思ったんですが、まぁ同じ場所で充電したいかどうかもわからないし、もう少しユースケースを聞き取りしてからにしようかなと。Qi充電器のがいいかもだし。

マルチポートUSB-Cで一番コスパいいのはこれかな。計36Wなので2台同時に18W充電できるはず。

もしくはもう1,000円だけ出してこっちにすれば60Wなので使い道が広がるかな?

Max 60Wとかでいいので3,4ポートあるとSwitchとかプロコンも充電できていいんですが。あとUSB-C – Lightningケーブルが地味に高い。買うなら2本セットのこれかな。

 

初期設定していくつかのアプリ入れたくらいですが、iPhone 11 Pro Maxに慣れてる身からしてもなんの遜色も感じないレスポンスです。カメラのシャッターを始めて切る栄誉は本人達に与えてやろうと試していませんが、これもかなり良いみたいですね。Wi-Fi6もウチには環境がないので11acですが普通に速いです。

■年齢制限設定など

姉機で一度やってるので手慣れたものです。ファミリーアカウントとして子アカウントを追加し、スクリーンタイムで色々制限設定。ポイントは連絡先の編集権限を無しにして、予め入れておいた家族としか通話できなくします(データSIMなのでFaceTime専用ですが)。アプリのインストールは都度こちらに承認要求がとんできて許可したものしかインストールできないようにできます。アプリやコンテンツの購入代金もこちらもち。残念というかやりづらいのは、承認や位置確認の機能を使うために母親である妹もファミリーに入れざるをえず、その課金までこちらに請求がくる点(笑)。まぁ、たまにゲームの課金が100円とかとんでくる程度なので目をつぶっています。大きいのがきたらLINE Payなどの送金/請求機能で回収しよう。

あとはFind Myアプリで自分と妹(母親)が位置情報を見られるように設定。

LINEは年齢確認を未実施にしておけば各種あぶなそげな機能は自ずと制限されます。

予想外だったのはApple Payが13歳未満は使えなかった点。せっかくこれに備えて三井住友カードの「かぞくのおさいふ」プリペイドカード(6歳から持てて、親アカウントからリモートチャージできる)を作っておいたのに。これで毎月定額でお小遣い補助や、お年玉などの送金をクラウドで済ませる算段だったのに、、まぁ妹にはしばらくカードで使ってもらうしかなさげ。このカードについてはまた別記事で触れたいと思います。

 

おそらく戦略的なモデルなのでOSサポートも長いと予想され、上手くすれば5年くらいはサポート対象リストに残ってくれるんじゃないでしょうか。まぁできたら3年くらいは大事に使ってもらいたい。初めての新品スマホ(姉)、初めてのマイスマホを買ってもらった事が、しんどいコロナ禍の経験の中でちょっとだけ良い思い出として残ってくれるといいな、と。