先日の2760pに続き、従姉妹に譲った2710pにもWIndows8Proを導入してみました。2710pはVista世代の機体で、Core2Duo/U1700(1.06GHz)/533GHz/GM965チップセットなモデル。メモリはDDR2で最大の4GBまで増設済み。HDDは当時としてはアホみたいに高かった1.8inch PATAタイプの64GB SSDにしてあります。5年前で14万円。今は数千円ェ…。2710p自体も30万近くしたから総額エラい金額ですな。あの頃の景気が懐かしい…
さて、そんな手塩にかけた2710pちゃんも3万円でドナドナされていった先でやたらと遅いと相談を受け、今なら3,300円でWindows8にするチャンスだよと提案し実行する運びに。海外でCP版を入れてそこそこ動いているというレビュー動画があったので、まぁ基本的なドライバは揃うだろうという目算。いちど環境を綺麗にする意味でクリーンインストールを実施(アップグレード版でもDVDに焼いてインストーラ-上で一度Windowsの存在を検知させれば、その後でフォーマットしてからのクリーンインストールは可能)。そしてメモリが4GBあるので今こそ64bitに移行するべしってことで。
ちなみに2760pの時にアップグレードアシスタントだとその時点のバージョンのOSイメージしかダウンロードできないという問題があったんですが、今回はその時に焼いておいて32bit版64bit版両方のDVD-Rがあったので楽勝の予定でした。が、うっかりそれらを焼いた時にどっちがどっちか書いて置くのを失念。Windowsでマウントして中身を覗いたり実際にそれでブートしてセットアップ手順を進めていっても、何bit版かどこにも表示されておらず。Microsoftはどんだけ32/64bitの際を隠蔽したいんだよと(怒)。結局いちかばちかでインストールを敢行したら見事に負け。32bit版が入ってしまったので、再度フォーマットして64bitを入れ直し。まだ二台しかWindows8インストールしてないのにもう4回もセットアップ経験しちまったよっ!
でまぁ、2710p使いで検索してきた人には、そんなことよりドライバーの揃い具合と動作の感触でしょう。まずインストールが終わり再起動がかかった時点で無線LAN、サウンドなどは一通り認識。さすがCentrino機。ただ、64bit版を入れたあとは画面がXGA相当までしか解像度が上げられない状態に。IntelのサイトでGM965用のドライバーを入れて再起動をかけたところ、同時にWindows Updateもどっさり実行され、どっちの効果かは不明ですが再起動後はちゃんと全画面表示されるようになりました。ペンはちゃんと一応使えるものの筆圧やお尻の消しゴム側は使えない(ペンとして動作)状態。WACOMのドライバを入れてみても良かったんですが、当人が筆圧ないほうがいいというので放置することに。あとはSDカードスロットが認識してなかったのでhp公式からWindows7/64bit用のドライバをインストールしたら使える用になりました。左側面の無線LANスイッチも動作。Quickボタンは「.NET Framework 2.0が必要です」というエラーが表示。これもとりあえず放置。無線LANは通信OK。イーサネットは通信まではテストしてないですが、デバイスマネージャー上ではOKっぽかったです。スリープも数回ためした範囲ではちゃんと起きてくる。後気になったのはタブレットモードにしても自動で画面回転しなかった辺りかな。このあたりもhpのWindows7用ドライバをちゃんと入れればなんとかなったかもですが、まぁほぼ普通のノートPCとしてしか使われてなかったっぽいので保留。
大変申し訳ないことに、エクスペリエンスインデックススコアを取り忘れて来てしまいました。もし入手できたらここに貼ります(そういや2760pのも貼ってないや)。でも体感的には上々。コールドブートは明らかに速くなった。
- Windows Vista → 8化
- 64bit化による実効メモリの増加
- SSDクリーンアップと残量大幅増加
などの複合要因が効いてるとは思いますが、ともあれ3,300円の効果としては非常にコスパの高い結果が得られたと思います。
さらに1台、Core2Duo機にWindows8アップグレードインストール
Microsoft Windows 8 Pro 発売記念優待版 (XP・Vista・7からのアップグレード専用: …