手のひらジンバル DJI Osmo Pocket ファーストインプレ

DJI Osmo Pocket買いました。結構悩んでたけどPayPayで20%還元あるならいいやってことでBICCAMERAで店頭予約。「発売日以降お渡し」だったけど前日に電話してみたら入荷済みということだったので早速引き取ってきました。

【国内正規品】 DJI OSMO POCKET (3軸ジンバル, 4Kカメラ)

【国内正規品】 DJI OSMO POCKET (3軸ジンバル, 4Kカメラ)

45,800円(12/23 03:51時点)
Amazonの情報を掲載しています

少し前に同社のDJI Osmo Mobike 2は買ってましたが、結局毎回スマホを取り付けてバランス調整して、という手間が億劫であまり活用できていませんでした。特に複数のスマホを使い分けるには面倒です。またホルダーや駆動力がPlus/Max系のスマホだとギリギリでケースを外さないと取り付けできなかったりするのもさらに面倒(購入当時はiPhoneXだったのが、割と直後にXS Maxが出て買い換えてしまったので)。あとiPhoneだと光学手ぶれ補正をOFFにできないのでジンバル補正とコンフリクトしてしまって真にヌルヌルに撮れないとか言われたり、静止画はRX100M6で撮ろうと思って2台持ちなんてことになると更にカオス。

そんな中で発表されたこのOsmo Pocket。

  • カメラ一体型でさっと撮れる
  • 4K/60P
  • 別売りアダプタでWi-Fi経由の操作/モニタができる(ちょっと仕事で使えるかもと期待)
  • 3.5mmオーディオジャックも発売予定

といった感じ。光学ズームがないしセンサーも小さいですが、このサイズ、形状は魅力でした。スマホよりも「撮ってます」感がしないのも良い。よくGoPro Hero7などと比較されますが、個人的には歪みのある広角は好きではなく、アクションカムとはちょっとカテゴリが違うんじゃないかなと端から比較対象にはなりませんでした。

■ハード周り

サイズ、重さ、手に持った感じは上々。ボディ部はほぼ手のひらで隠れ、ジンバルから上のレンズ部分がぴょこっと飛び出す感じ。歩き撮りなんかはいい感じ。液晶はさすがに小さいですがタッチ操作で一通りのことはできます。起動も含めレスポンスは良いのでサッと出して設定切り替えて録画スタートできます。

惜しい点はタイムラプスなどを固定で撮る時の使い勝手。底面が一応フラットで自立はするものの風が吹いたら倒れそうなレベル。底にはUSB-Cポートがついており三脚穴もありません。せっかくのフットワークの軽さが、置いて撮ろうと思った時に弱点になってしまいます。せめて三脚穴->USB-Cプラグの変換コネクタみたいなものを添付してほしかった。別に充電できなくていいので。充電もできるようなサードパーティでも出たら即買いですね。

スマホアダプタつけたまま使えなくはない…

同様にスマホコネクタもちょっと残念。USB-CとLightningそれぞれアダプタが付属しており、左に飛び出す形でとりつけます。そこにスマホを横向きにドッキングさせてモニタにするという発想自体はナイス。ただ使ってない時には邪魔だし、かといって外して持ち歩くのもなくしそうで不安。しかもσ(^^)のようにiPhoneとAndroidを併用する場合にはアダプタもふたつ持ち歩かなければなりません。付け外しなのは致し方ないにしろ、せめて本体や付属ケースのどこかには一緒に持ち歩ける仕掛けが欲しかった。一応付属のキャリングケースにはアダプタつけたままでもストラップが閉じられるよう穴が空いてるのは救いです。飛び出てるのさえ気にしなければ、一応どちらかのアダプタをつけたままの運用可能です。

2018.12.20追記:海外の動画で見たんですが、なんとこのアダプタ、反対向きにしてもつくようです。なので端子を右向きにしてつけておけば、フタに比べて多少膨らみはしますが左側は出っ張らせないで運用できるぽいです。ケースの留め具に穴まで空いてるのでてっきりこの向きでしか使えないものと思ってました。また、下部の充電などに使うUSB-CジャックにLightningケーブルやUSB-C – USB-Cケーブル(OTGでないとダメ?)を使ってスマホと接続することができるぽいです。なので、ファインダーとして操作に使うのではなく単に撮影データをスマホにコピーしたいだけなら充電用に持ち歩くケーブルで吸い出すことも可能ぽいです。

ケースにもコネクタを飛び出させる穴が

それでもやっぱり出し入れが面倒くさそうなのでこのジンバル部分のみのカバーを取り付け、液晶に保護フィルムを貼って運用しようかと考えています。


■ソフト周り

DJI伝統の電源ON/OFFルール(短押し+長押し)ではなく単純な長押しなのはコンシューマー機であることの現れなんでしょう。DJI製品に慣れてるとちょっと違和感。長押しにもっとなにかショートカットをアサインできたんじゃないかという気もしますが致し方ないところでしょう。

小さいタッチパネルUIで、色々詰め込んだため、iOSやAndroidの通知/コントロールパネルみたいな画面端からのスワイプがなんと4方向から引き出す設計になっています。

  • 上から基本設定
  • 左からカメラロール
  • 右から撮影モード設定
  • 下からジンバルモード設定

という感じ。その上画面の右端を縦スクロールすると仰角操作とか、色々無理に詰め込んでる感ありますが、まぁコンパクトとの妥協点としてはそこそこかなと。レスポンスも悪くないです。

残念なのはドローン(Mavic Air)とmicroSDを共用してたんですが、ドローンで撮ったファイルが再生できず、破損ファイル的なアイコンで表示されたので、うっかり削除してしまいました。

タイムラプスは間隔が最低3秒からなのがちょっと長いなと。30秒のショットを撮ろうと思ったら結構長いこと回さなければなりません。この辺りは処理パワーとの兼ね合いなんでしょうか。スマホ側での後処理前提でもいいので1秒とか0.5秒とか選びたかった。

「手のひらジンバル DJI Osmo Pocket ファーストインプレ」への2件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)