2023年買ってよかったもの(カテゴリ別)

前記事、ノンジャンル編からの続き…

クルマ部門

今年一番大きな買い物といえばクルマです。TOYOTAのクラウン・クロースオーバーに乗り換えました。契約は昨年10月だったんですが半年ほど待って4月に納車されました。

クルマとしてカローラスポーツは非常に満足度も高く、特にタイヤを替えてからは楽しく走れてたんですが、仕事柄トヨタの22年型の純正ナビを使っておきたくなり、同じカローラスポーツのマイナーチェンジモデルに乗り換えたいと提案したら同居人にダメ出しされ、クラウンなら許す、と言われたという経緯。

デカくて燃費や取り回しにはしんどさを感じつつも、パノラミックビューモニターなどに助けれてなんとか乗れています。また進化したADAS周りで高速巡航などはめっちゃ楽になりました。Xで他のオーナーさん達と交流してオフ会に参加して、といったSERAぶりのクル活も再開した年でもあります。

クラウンに絡むガジェットとして買って良かった製品としては、先のノンジャンル編であげたモバイルルーターFS050-Wの他には以下のようなものがあります。

■AIBox Ottcast Picasou 2 Pro

今クルマにダメージを与えるのかどうかと話題の製品ですw。

正直これを使ってるとナビが不安定になる(純正ナビ画面に戻れなくなる、メーター内地図が固まる等)の不具合は起きていて、全くの無害だとは思えませんが、ちょっと不便なバグ程度の認識で、恒久的なダメージを与えるかというと疑問、というスタンスです。そして切り分けのために別メーカーのAIBoxも買ってみましたが、同じ場所で同じ現象が起きたりもしていて、Picasou2 Proのせいというよりは、CarPlayのクローン端末+TOYOTAナビ全般で起きる不具合なのかなと思っています。近々TOYOTA側でパッチが出るという噂も聞いたのでそれを楽しみにしています。

本騒動で、なにかOttcastは本当に不具合がおきたら弁償したるわい!と抗弁しており、今後の展開を見守っていきたいと思います。

■スーパーキャパシター型スターター

時代の進歩を感じた製品はこちら。バッテリー上がりの時に使うスターターですが、従来の鉛蓄電池やリチウムイオン電池を使ったものではなく、スーパーキャパシターという短時間充電、短時間放電の特性をもつ電子部品を使ったもの。詳しい説明、メリットは記事をご覧ください。

クラウンにしてから既に3回ほど使っていますが、とても重宝しています(そんなにバッテリー上げるなよという話はさておき)。既に上がったバッテリーから更に搾り取るようにして充電をするので、車載バッテリー側の負担は気になりますが、「いざ使おうと思ったら充電できてなかった」ということがないのでとにかく年単位で保険として積んで置くには良いデバイスだと思います。

各種洗車グッズ

クラウンを屋根とボンネットが黒いバイトーンカラーにしたので、汚れがかなり目立つようになり手洗い洗車に目覚め、純水器、ケルヒャー他、各種洗車道具にかなり投資しました。クラウンを綺麗に保つのが目的で、洗車自体の手間は最低限に抑えたいので、拭き取りがいらない純水を高圧でぶっかけるスタイル。これを書いてる今は真冬でちょっとモチベーションが下がってご無沙汰気味ですが、まぁ30分くらいでそれなりに綺麗に仕上げられる体制になっています。ベースとしてEXキーパーがかけてあるのも効いていると思います。

カメラ部門

SIGMA 85mm F1.4 DGDN

今年買って大正解だったレンズはSIGMAの85mm F1.4 DGDNです。

SIGMA 望遠 単焦点 85mm F1.4 DGDN Art Eマウント用

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望遠でクルマを撮ると広角で気になりがちな歪みがなく綺麗なシェイプがとれ、背景もしっかりボケるので今年はこれでクラウン撮りまくり、SNSでもそこそこ評価してもらいました。個人的神レンズ認定。

去年買った135mmでも同じ傾向でしたが、さすがにクルマから距離を稼ぐのが大変すぎて、もう1歩焦点距離を短くと思って85mmにしたんですが、これが大当たり。重量も軽くなって現在最も好きな焦点距離です。

SONY FE 50mm F1.4 GM

その後で、さらに汎用性を高めようと50mmではSONY純正のGMレンズを買ってみました。こちらの方がお高いレンズになりますし、85mmよりもコンパクトなので普段はこのレンズをα7IVにつけていることが多いのですが、正直撮れ高としては85mmの方が「ウホッ!」ってなるのが多いですね。クルマという被写体にマッチしないということかも知れませんが。αにつけた時の佇まいが好きなのもあるw。

あとちゃんとマニュアル読んで調べてないだけで解決法がありそうなもんですが、何故か絞りが本体ダイヤルで調節できず、レンズ側のリングでしか変えられずにいます。これはこれで使いやすいんですが、他のレンズと操作方法が違うと咄嗟の時にワチャワチャしがち。設定が変えられたとしても今度は元々使えてたレンズで操作できなくなりゃしないかとか。

正直、この2つの使用感があらかじめわかっていたら、85mmのGMレンズを買ったらもっとスゴかったのかなぁーと思わなくはないです。

ちなみに今はオフ会とかでクルマを何台も並べて撮る時にもうちょっと画角が欲しいなということがあり、だいぶ前に買った35mm近辺のレンズをもう少しアップグレードしたいなとか思っています。

マグネティックフィルター

クルマの撮影ではガラスの反射光を抑えるのにC-PLフィルターなどを多用したりします。最近はブラックミストフィルターも試したり。一方であまりじっくり時間をかけて撮ってられないこともしばしば。そんな時、ネジ式のフィルターの脱着時間がもどかしいので、マグネットでパチっと脱着できるフィルターを導入してみました。これはもうネジ式に戻れないくらい快適です。一般的にネジ式よりも厚みも薄くて携帯性も優れている点も〇。使用後のキャップも含めてサクサクと扱えます。選択肢が狭まるのが悩みですが、今後国産メーカーも含めて参入してきてくれるといいなと思います。

PC&ネットワーク部門

Ryzen 5900X + RTX4090

元から使っていたRyzen 3900X + RTX3070のメインデスクトップPCを順次アップグレードしました。5900Xはともかく、RTX4090はその後の品薄、値上がり傾向などをみて買っておいて良かったなと思います。思えば3070も「高っけぇな」と思いながら86,444円で買ってたので、つくづく半導体不足騒動はどう転ぶかわからないなと思います。「待ってれば下がる」という時代ではなくなってますね。2024年はどうなるんでしょう。AM4環境ではもはや打ち止めで、次はAM5マザーやDDR5メモリに大幅刷新するしか手がありません。あんまりAM5末期に刷新してもまた先が短くなるし、AM6?やDDR7?最初期もたぶん高いので、本当は今がAM5+DDR5が美味しい時期なんでしょうけど、まぁ現時点ではさほど困ってないからいっかな。RTXがPCIe Gen5対応してきたらちょっと悩ましいです。

YAMAHA RTX1300 + 10Gbps光回線

年初に買うだけ買っていたRTX1300で、春頃に10Gbps化しました。仕事で動画ファイルのやりとりをするのが爆速になりましたし、同居人もネトゲにハマったりしていて変えて良かったなと思っています。光ファイバーが来ている2Fの自室と、1Fリビング間、同居人ゲーム部屋などもきっちり有線化、10Gbpsハブ化をできて満足。来年ネットワーク周りでいうとこれを書いている今日国内認可のニュースが出ているWi-Fi7でしょうか。まぁでも6E化までは果たしているし、対応端末もどうせiPhoneは来年でものるか微妙なとこでしょうからまだいいかな?

業務機材部門

続いてお仕事でUT中継などに使う機材。これらは表ブログの方にレビューしてたりするので、こちらのブログを読んでくださってる方には初お目見えかも知れません。

OBSBot Tail Air/Tiny2

小型のPTZカメラを精力的にリリースしているOBSBot製のカメラを2台導入。どちらもクラファンでちょっとお得に先行購入しました。PTZ(パン-チルト-ズームをリモート操作できる)カメラはUTやインタビュー中にささっと画角調整ができて重宝するのですが、業務用は何十万円もするので、このメーカーの製品はとても有り難い立ち位置で応援しています。

Tiny2はUSB Webカメラタイプの最新型で高画質化、USB3.0非圧縮転送などに進化し、ちょびっと小型化しました。

そして11月末に届いたばかりのがTail Air。こちらはスタンドアローン型というか、HDMI出力、NDI出力、USB出力ができる汎用製の高いモデルで、HDMIでATEM Miniに送ることもできるし、ネットワークケーブルやWi-Fi経由でNDIでOBS Studioに直接映像を入れられたりします。

ちょっと惜しいのは画角が広角すぎる点。UTなどで手元にズームして操作内容を見るという用途だとデジタルズームx4は画質的にも画角的にも物足りなかったです。市販の後付けテレスコープレンズをとりつけできるようレンズアダプタとカウンターバランスアダプタを3Dプリンターで試作してみたりしてるんですが、やはり総重量増加に駆動モーターが耐えられなそうで芳しくありません。

Wireless Pro/Lark Max

UT/インタビュー会場でマスクは必須でなくなってきている感はありますが、やはりワイヤレスマイクを使える現場では使うに越したことはないかなと思っています。

Wireless Go/Go2、DJI Micと来て今年新たに買ったのはHollyland Lark MaxとRODE Wireless Proです。Go2は充電ケースがなく充電管理が面倒な点、DJI Micはそのケースにいれていても充電できてないケースがありちょっと信頼性に難を感じた点で買い換え。

Hollyland Lark Maxはこれらの機能を受け継ぎつつ、ノイズキャンセル機能が内蔵されており周りの騒音を抑えてクリアな音声が送れるのがポイント。親機でのゲイン調整などがちょっと独特なダイヤル形式で慣れるのに多少かかりますが、動作に不安定なところもなくコスパも考えると現在イチオシのワイヤレスマイクです。

RODE Wireless Proは名前通りかなり業務レベルの利用を意識した仕様で32bit float録音やタイムコード同期などが搭載されています。後で動画と音声をマッチングさせてマスタリングして動画を仕上げる、なんて時にはめちゃくちゃ重宝しますが、単にリアルタイムで手軽にマシな音声を中継し、後編集もしない、とかならLark Maxでいいかなと。来年はeラーニングコンテンツとかも作る可能性があり、Wireless Proはそういう動画素材の収録とかで活躍してくれるんじゃないかと期待しています。

ラッピングクロス

ドリキン氏の動画で知った、カメラ等の機材を包んで運搬するための布シートです。リンクは一例で似たような商品はいくつかの会社から色々なデザインやサイズで売られています。

ベルクロ(マジックテープ)ともちょっと違うんですが、とにかく全面で裏面と表面がペタっとくっつく仕組みで、カメラのような立体物でも、ノートPCのような平たいものでも保護できます。衝撃吸収性はそこそこですが、機材同士がガチャガチャぶつかって傷付け合ったりするのを防げるのが精神衛生上とてもGood。4枚くらい買ってますし、まだ増やしたいくらい。機材を持ち運んだり宅急便などで送る機会がある人にはオススメしたいです。

■まとめ

ノンジャンル編、カテゴリ別編と2記事に渡ってしまいました。今年も買ったなぁ。ちっともお金が貯まらないよ…

それでもQOLや業務クオリティには貢献していると思うので満足ではあります。

来年は3Dプリンターにしろドローンにしろ扱う自分のスキルも向上させていきたいなと思います。

2023年買ってよかったものふり返り(ノンジャンル編)

ガジェット系ブロガー/Youtuberは定期的に買って良かったものをまとめる習性がありますw。もう一度掘り起こしてPV上がったり、あわよくばアフェリエイトリンクから売れれば儲けもの、というところでしょうか。

私はせいぜい年単位くらいのマメさしか持ち合わせておりませんし、調べると去年はサボっていたようですが、今年は頑張ってまとめてみます。特に優劣をつける気はないのでランキング形式ではないです。

現況を簡単に書きつつ、当時書いた記事があるものはリンクしておきます。

数が多くなったのでノンジャンルとジャンル別の2記事にわけます。本記事はノンジャンル編です。ジャンル別(カメラ/PC/クルマ/業務機材)はこちら。

■3Dプリンター Mingda Magician X

2022年末滑り込みで届きましたが、実質使い始めたのが2023年。人生初3Dプリンターです。それまではDMM.Makeにプリント依頼して数日待ちだったものが、自宅で即日プリントできるようになり、製作アイテムの数も格段に増えました。大きく生活が変わったアイテムだと思います。

3万円台の入門機を購入しましたが、これだけ活用できているのでそろそろ上級機が欲しくなってきています。より高速、高精度な機種、サポート材を別素材で作れるデュアルエクストルーダー機なんかがいいなーと考えています。あとSDカードで印刷データいれるのが地味に面倒なので次はネットワーク対応機にするぞーとか。

2024.1.1追記:3Dマウス 3DConnexion SpaceMouse Pro Wireless

Blenderをかじっていた2022年に便利そうだと購入してたんですが当時なぜか上手く動かず放置、昨年3Dプリンターを使い出しFusion360再入門して、有用性が爆上がりした、という3Dマウスをここでも挙げておきたいと思います(当時も記事にしてなかったぽいので)。3Dオブジェクトを2Dスクリーンに投影してモデリング作業をする時、その視点を三次元的に直観的に行えるデバイスです。動きとしては3次元どころか、手前↔奥、右↔左、上↔下(ひっぱりあげる/押し下げる)、前後左右の傾き、左右回転、と多次元的に操作できます。マルチすぎて慣れるまではちょっとかかります、というかまだ結構間違えますが、それでもマウスよりは遙かに直観的に視点操作できます。作っているオブジェクトを直接操作するというより、見ている視点を操作する感じ。裏側を反対側から覗き込む、みたいな。Blenderで使えるのか未だによく分かってませんが、少なくともFusion360をお使いなら検討の価値はあると思います。

発売時期的なものか充電ポートがmicroUSBなのが残念。あと引っ張り上げる動作でまるごと持ち上がってしまわないようになんでしょうが、ベース部分は結構ずっしり重たいです。

■NRCレンズの作業用(近用)眼鏡

東海光学株式会社のノンリフレクションコート(NRC)というレンズで眼鏡を作りました。リモート会議などでディスプレイの光が青くメガネに反射しているところをよく見かけると思います。ちょっとブキミですよね。コロナ禍でオンラインインタビューの仕事が増えて、Webカメラ映りを改善したくてこのレンズを使ってWeb会議専用眼鏡を作りました。PC作業用ということで度も近距離に最適化したところ、思いのほかPC作業時には手放せなくなり、めっちゃ使用時間が長くなりました。この後、普段使いの眼鏡もレンズを度の強いものにしたせいで余計にPC作業がしんどくなり、仕事する時は必ずかけかえるように。また出先でノマドする時や仕事でUTする時なども持ち歩くように。

NRCレンズというより近用眼鏡が手放せないって話かもですが、もう眼鏡も単一ではおぼつかないお年頃になってきたなという実感です。普段眼鏡は累進(遠近両用)レンズなんですが、それでもやっぱりPCやスマホ、読書は近専用眼鏡の楽さには適わないなというところです。来年はどうやってサブメガネを忘れずに持ち歩くか、持ち歩き用とデスク置き専用で更に眼鏡を増やすかなどがテーマになっていく予感がしています。

■SONY DualSense Edge

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PS5用コントローラーDualSenseの純正プレミアムモデル。予約解禁日に仕事していてレースに負けたものの、なんとか発売日に店頭在庫をゲットできました。

背面のパドルスイッチが最強すぎてノーマル版には戻れないし、これのかわりにできるサードパーティ品にも出会えておらず、PS5に限らずPCゲームも含め全部これで賄いたい。ペアリングが面倒なのでもう一台くらい欲しいレベル。

■5G対応SIMフリーモバイルルーターFS050-W

クラウン乗り換えを機に車載用モバイルルーターを5G化したくて購入。毎日のように使っているという意味では活用度は高いです。

普段はdocomoのデータプラスSIMを入れて車載用にし、UT実査の時は上りが比較的速い楽天モバイルSIMに入れ替えてZoomなどで中継送り出しに使っています。当初有線アダプターの挙動があやしかったですが、最近は問題なく使えています。

GUIがタッチパネルではなく2つのボタン(選択と決定)だけで扱うので(液晶モニターのOSDのように)ちょっと扱いづらいのが難点。

SIM交換にSIMピンがひらないのはGood。

カーモードのバッテリーレス運用ができず、結局バッテリー入れたまま使っているので、どこかで予備バッテリーは入手しておきたいところ。

■スマートロックSesame5+Sesame Touch

玄関のスマートロックをSesame3からSesame5に交換しました。

外観、操作感はほとんどかわっていませんが、我が家の360°以上まわる特殊なサムターンへの対応度が上がったのか、(3Dプリンターで自作した治具は併用しているものの)バグって動かなくなってしまう頻度は極端に減った気がします。

また追加オプションの指紋センサーユニットSesame Proでスマホを取り出す手間もなくなってめちゃくちゃ楽になりました。同社製品にしては珍しい設計ミスとも言える仕様として、「電池交換に両面テープを剥がす必要がある」仕様にイラっとしてましたが、最近マグネットパーツが追加で発売されたようです。電池切れだけでなくフリーズしてリセットが必要な場合にもいちいち両面テープを剥がさなければならなかったのがこれで改善されそうです。

■スマート炊飯器 Panasonic SR-AX1

クラウンドファウンディングの抽選に漏れたのち、一般販売で予約買いしました。Wi-FiでインターネットにつながらうIoT炊飯器です。アプリから指示すればお米とお水を自動的に計量してご飯を炊いてくれます。

保温機能がないので基本炊きたてで食べる前提な分、味は充分美味しいです。ただIH炊飯器の方がやはり美味しい気がしてメインで使ってはないです。朝起きて「炊飯タイマーセットしてなかったー」って時に布団の中から炊飯セットしてもう40分くらい微睡む、ということが可能になりました。同居人は風呂上がりにご飯食べたいなって時に風呂の中から炊飯指示を出しているようです。0.5合から炊けるので1人だけ、お茶碗一杯分だけ欲しい、って時にも便利。ただ何日か使わずに水を入れ替え忘れてると微妙に使うのを躊躇いがち。

■洗濯乾燥機VX9600ヒートポンプ交換

買い物かというと微妙ですが、8年ほど使っている洗濯乾燥機の乾燥性能が落ち巻くっていたので、ヒートポンプユニットを買ってきて自分で交換しました。同居人的なベストはこれだったようなので挙げておきます。新品当時の性能が戻って洗濯効率爆上がりとのことです。

取り外したユニットを返送すると割安になる仕組みなので、DIYに自身がある人は是非利用すると良いと思います。

まだ活用しきれてないもの

購入はしたものの、あまり活用機会がなかったり時期が短くて評価が定まりきっていないものも挙げておきます。

空撮ドローン Mavic Air 3

待望の買い換えはできたものの、まだ2回位しか飛ばせてません。ちょうどドローンスクールのお仕事もあった縁で、その仕事の報酬でスクールに通って資格も取ろうと思ってたんですが、その後もなかなか時間ができず保留中。来年こそどうにかしたいです。

ARグラス XREAL Air

Vision Proまでのつなぎにいいかなと衝動買い。可能性は感じるものの、Mac/Windows向けのアプリが未完成でなかなか実用性が期待に追いつかない感じ。β版ユーティリティの更新がある度にひっぱりだしてテストするけど、まだダメかーと仕舞い込むの繰り返し。macOS Sonomaになってまた後戻りした気も…

調光システムがついたAir 2 Proが出て悔しい…

VRヘッドセット Meta Quest 3

Rift、Go、Quest、2、Pro、3と気付けばかなりの信者です。Proからかなり画質が良くなり、3で2並のポータビリティが両立したという流れ。今はほぼ3しか使ってないですが、一方で環境移行が面倒でBeatSaberのMODとかも当てておらず、Proの時ほどは活用しまくってはいない感じ。

それでも出張にもってく時の嵩ばらなさは良き。XREAL Airの計測値を使ってインナーレンズも作りました。眼鏡の脱着は面倒になりましたが、見え方は更によくなった気がしています。メガネ系デバイスを買う度にレンズ作るこれからの人生が辛い…

Proを処分したい気もしつつ、なんかそのうちフェイストラッキングの便利な用途が出てこないかとふんぎりがつかずにいます。

Meta Quest 3 512GB

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キーボード HHKB Studio

初HHKBが脱静電容量式無接点スイッチ版という皮肉。記事タイトルで語り尽くしていますが、タッチがとても気に入った一方で、墨字が見辛くて未だメインキーボードに成り代わっていません。来年公開予定のキートップモデルデータを使ってサードパーティから互換キートップが増えてきてくれるのを切に願っています。

ゲーミングUMPC Legion Go

ほんの数日前に購入。デカくて重いものの、これまでに使って来たUMPCやSurface Go/2などのPentium GoldクラスのポータブルPCに比べて快適度はかなり上をいってます。

AYANEO AirのRyzen 58xx系から、このLegion GoのRyzen Extremeの直前、Ryzen 78xx系でかなりブレイクスルーがあったっぽいですね。こうなるとAYANEO Airの軽さでLegion Goに近い快適度ならばAYANEO Air 1Sが猛烈に気になってきたりしちゃったりなんかして。

とはいえやはりマウス操作にはトラックパッドが快適な気も。ReWASDでジョイスティックでマウス操作できるようにしてるんですがイマイチなんですよねー。

(ジャンル別編に続く…)

コンパクトで強力なドライヤー、SHARP IB-WX901導入 Dyson Supersonicとも比較

我が家では何年もDysonのヘアドライヤーSupersonicを愛用しています。以前の記事をみると発売日に買っていた模様。

メッチャ強力で時短なのがよいです。一度本機種あるあるの電源ケーブルの根元の接触不良が起きてDIY修理しましたが8年が経とうとしている今も毎日めっちゃ重宝しています。

これに慣れてしまうと、たまに出張や旅行でホテルに泊まった時にに備え付けのショボいドライヤーが我慢ならなくなるのが難点。でも自宅で同居人が留守番してる時は持ち出すわけにもいかないし、もう一台買うにはお高い。また特殊形状ながらちょっと嵩張るのでクルマ移動でない時にはちょっと持っていきたくはないなという感じ。「Supersonicと同等とまではいわないのでわりかし強力で、かつコンパクトで、お手頃価格のドライヤー出さないかなー」と何年も思っていました。そして昨今、月に数泊はホテルに泊まる仕事が定期的に続いていたので、その気持ちは強まっていました。

そしてふとヨドバシをブラついていてみつけたのがSHARPのIB-WX901。

店頭でデモ機を試した限り、かなりSupersonicに近い風量をもっている感触。そしてヘッド部分がかなり小型化している。これならスーツケースにギリ入れていけるかも!と。でも店頭売価が4.4万円くらい。ポイント還元でも実質4万くらいで衝動買いには至りませんでした。

後日なんとなく価格.comを眺めていたらなんと2.8万円くらいで売ってたので気絶。気付いたら手元にありました。

■使用感

改めて自宅でDysonと比べてみると、ぶっちゃけ風量と熱量では負けてる感じ。体感で7,8割くらい?Dysonは風量をカタログスペックとして公開していないので正確なところはわかりませんが。それでも一般的な機種よりは強く感じます。熱さもDysonのMaxよりは温い(ぬるい)感じですが、これは髪のことを思えばこれぐらいでいいのかなという感触。じんわり遠赤外線的な心地良い温かさです(別に遠赤外線ヒーターがついてるわけではないので注意)。

結果的にDysonよりは少し長く時間がかかる気がしていますが、最近はリビングのAppleTVにAirPods Proをリンクさせてノイキャン効かせてドライヤーする習慣になったので、多少の時間は許容範囲かなと思っています。それまではドライヤーしてると音が聞こえないので動画も止めて、はやく続き見たい~と思いながら乾かしていましたが、動画を観ながらできるのであれば髪や頭皮に優しい温度でまったり乾かせます。AirPods Proは簡単にiPhone、iPad、AppleTV、Macと接続先を切り替えられるのでマジオススメ。ヘッドフォンと違って髪を乾かす邪魔にもならないですしね。

その他、本機の特徴別に感想を書いてみます。

4隅の吹き出し口で髪がバラつきにくい

これは正直ショートのオッサンなので有り難みは感じにくいです。でも分散するので風辺りはマイルドな印象。

プラズマクラスター

プラズマクラスターの殺菌能力などの真偽はさておき、昔からマイナスイオン系は髪がうるおう実感はもっています。これも自分ではわかりにくいですがロングの同居人がこれを数日使っていて心持ちしっとりしてパサつきにくくなってる気はします(本人も傍目にも)。

ちなみに空気清浄機などに入っているプラズマクラスターの電極パーツは消耗品で5年くらいで交換するのが一般的ですが、本機では交換の仕組みがありません。とはいえ使い捨てということではなく、付属のブラシで定期的(二ヶ月毎)に掃除してやってね、という感じ。それでいいんだ!?という感じもしますが、それでいいんでしょうか。いいんでしょうね?まだなんとも言えず。そのための付属ツールは本体に内蔵はできず、さらにマイナスドライバーまで別途必要になるのが難点。付属ツールで完結できて、なおかつグリップ内とかに収納できるようにしてほしかったです。

距離センサーによる温度自動調節

頭との距離を測るセンサーがついていて、髪や頭皮に熱ダメージを与えないよう自動制御してくれるモードがあります。きっとこれを活用すると良いんでしょうけど、ぶっちゃけかなり低い温度に調整されてしまうので時短目的で買ってる自分としてはちょっとなぁというところです。一番強い状態に固定のHOTモードでもDysonより少し劣るレベルなのでじれったくはあります。かなり離してもHOTの温度と風量にはならない印象。全体にもうちょっと強めだと使いやすいかな。
でもまぁ上記のAirPods Proもあるし、気持ちに余裕がある時には使うようにしています。

Bluetoothで専用アプリから制御

スマホアプリからプログラムできるAPPモードなんてのもあります。プログラムというのは例えば、「強で15秒、冷を10秒」みたいなパターンを作って繰り返すみたいなものです。温度の段階も細かく制御できるんですが、ぶっちゃけあまり必要性やメリットを感じません。確かに髪・頭皮を温めすぎて傷めたり汗をかいたりしないよう、定期的に冷風に切り替えるということはします。Dysonにも本機にも「押してる間だけ冷風」ボタンがついています。頭の一部がちょっと熱くなって来たなーと思ったらそれで冷やしたりはします。でもそれがあらかじめ決めた時間で自動制御になってもなー、という感じ。ちょっとまだ使いどころを探っているところですが、このまま使わなそうな気配も…

というか冷温風の交互切り替えだけならBEAUTYモードというのもあるので、ますますAPPモードで細かく制御したいまでの場面はないかなーと。

■まとめ

まだ実際に泊まり出張に持ち出してはないんですが、ギリ持って行けるサイズでこの風量があるのはずと待ち望んでいたので楽しみです。今は2人とも毎日自宅でもこちらを使っていますが、特にDysonに戻りたい、までは感じてないです。むしろプラズマクラスターの効果を観察中という感じ。

ちなみにどちらも消費電力は1,200Wくらい

2023.12.28追記:

しばらく使った後、改めてDysonに戻してみたりして改めての感想を追記します。

比べてみると、Dysonは穴の大きさの棒状の風が1本ズドンと来る感じ。それに対し、SHARPの方は4隅の吹き出し口からまるで4本の指で梳(す)くような感触の風が出ていて心地よさでは上だなと思いました。細かく髪を持ち上げて頭皮にしっかり風を当ててくれるという印象。

ロングの同居人もやはりDysonだと「速いけど髪がボサボサする」気がすると。この風の形のせいかプラズマクラスターのせいかはわかりませんが、まとまりはよいっぽいです。

出張に持ち出す用で買いましたが、日常使いもSHARPでいいかなという気がしています。

LEGION GOのコントローラーをプロコン風に合体させるアダプタを印刷→失敗

一昨日購入したLEGION GOの話。

本機はNintendo Switchのように左右のコントローラーモジュールを分離して使用することができます。そして当のSwitchには左右のJoy-Conを左右分離したままではなく、1つのゲームパッドとして合体させて使うパーツが存在します。

【任天堂純正品】Joy-Con充電グリップ

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LEGION GOでもできたらいいなーと思って探したところ、こちらの商品が見付かりました。

早速注文しようと思ったんですが、ふと思い立ってググってみたところ、案の定3Dプリンターで自作している海外ニキが既に複数人存在しました

Amazonで買えるものは付属キャリングケースの右コンドック収納スペースに収まるのがメリットですが、まずは使い心地を試してからにしようと、3Dプリンターで印刷してみたのがこちら。

なかなかいい感じに合体できました。

コントローラーのジョイント部分が入る溝の部分は結構入り組んでいて、Curaで標準サポートをつけたら除去がめっちゃ大変で廃棄。続けてブリッジサポートに変更したところ割と綺麗に除去できました。

アングルがついているのも手首は楽そうだけど方向に矛盾が出ないか不安でしたが、まぁ大丈夫そう。

しかし実際にゲームをプレイするには至りませんでした。この写真を撮ったあと、強度を確認しようと少し力をいれたら「メキッ」と異音が…

こちらの赤丸の部分がもげていましたorz。ちなみに素材はPLAです。

出力効率を考えて平置きでプリントしたんですが、そうなると積層方向的に剥がれやすくなってしまうのです。強度を出したければ写真のように縦向きに出来上がるようプリントしないとダメっぽいです。しかしそれはそれでサポート材の付き方も複雑になって除去が大変だったり除去面が綺麗にならなかったりといった問題も出そう。うーむ。

まぁもう1回だけやってみるべかと、こんな向きにして再挑戦。

そしたらこんどはこっち向きに割れましたorz

うーん、これは別の人のモデルを使っても同じことになりそう。素材とPETGとかカーボン入りにしたら多少はマシになるかなぁ。

まぁ、キャリングケースに入れて持ち運べることを考えると、素直にAmazonのを買った方がいいかもですね。あれも明らかに3Dプリント品で、材質は書いてないので強度は不明ですが…更に中国発送ぽいので日数かかりますが、やっぱニコイチグリップほしいなと思ったら注文してしまうかも知れません。

Lenovo LEGION GO衝動買い

横浜西口にEDIONの大型店舗ができたというので行って来ました。「一部製品を除きEDIONポイント15%+d/R/Tポイント5%」で特に上限もなさそうで、なにか年末のやんちゃ買いでもするかと。でもまぁAppleとかMicrosoft、DJI、ゲーム関連商品などヨドバシとかで普段から1%しかつかないようなものは当然の如く対象外。特になんもないかなぁと思いつつ、ちょうど販売が始まって、かつこの店舗がまだ少ない実機展示対象店舗だったSteamDeskのOLED版なんかも座ってじっくり試せる試遊台になってて、しばらくいじくり倒す。OLEDで90Hzになったりして気にはなってたんですよね。Windows 11化すれば色々使い道も広がりそうだし。あと、この手の小型Windows機はOneMix3 ProとかAyaneo Airをもっていますが、やはりWindowsとして使うならポインティングデバイスが重要で、このトラックパッドが結構便利なんじゃないかなとか。とはいえ性能的には決して高い方ではないので、Windows機として快適に使えるのか一抹の不安も。とはいえROG Allyはいまいち魅力を感じないなとか。

そんな時に展示が目に付いたのが出たばかりのLenovo LEGION GOです。何日か前にYoutubeで試用している動画をみてちょっと気にはなっていました。

主な仕様は、

  • iPad miniより大きい8.8inch液晶、WQXGA(2560×1600の16:10)液晶で最大144Hz対応
  • Gorilla ガラス5
  • AMD Ryzen™ Z1 Extreme プロセッサー
  • Windows 11 Home 64bit
  • 16GBメモリ
  • 512GB SSD(NVMe)
  • AMD Radeon™ グラフィックス
  • 左右のゲームコントローラーは脱着可能で、右側は底面に光学センサがあり卓上でマウス的に使用可能
  • 背面にキックスタンド搭載でNintendo Switchのように卓上に立てて置ける
  • 右側のみトラックパッド搭載
  • 側面、背面にカスタムボタン多め
  • 総重量854g、タブレット部のみなら639g(参考:iPad mini 5thが約300g)
  • 付属充電器はUSB-C 65W
  • キャリングケース付属

といった感じ。

Nintendo Switchスタイルのハンドヘルド機としてはやや大きめで、寝モバするには厳しめですが、ミニWindows機としてWQXGAで16:10ってのは貴重で、ゲーム以外の実用度も高そう。Parsecなどで自宅デスクトップをリモート操作したり、ImmersedやXREAL Airの母艦にしたり。

AMD Ryzen™ Z1 ExtremeはROG Allyの上位モデルのものと同じだとすると、8C16T。ストレージもSSDなので、通常Windows利用もかなり快適なんじゃないかと期待できます。仕事で配信する時のOBS Studioマシンとしても使えるんじゃないかとの目論み。OBS StudioやATEM Mini Extremeで画面を作ってZoom配信とかする時に、いつもはメインPCにモバイルディスプレイをつけてモニターしたりしてますが、こっちに分離して、モニター&配信をまかせられればスッキリしそうとか。

あとここのところ買ったOneMix 3 ProにせよAYANEO Airにしろ、若干挙動があやしいというか、充電しても電源がなかなか入らなかったりして「壊れたか?修理か?」みたいなドキドキを抱えながら触ってる気がして、実際OneMix 3 Proは一度修理に出したりもしているわけですが、もうちょっと信頼性が欲しいなと思っていました。しかも中華系PCだと修理とかなって本国送りで何ヶ月、みたいなこともあり得るし。その意味でも、Lenovoだったらもうちょっとマシなサポート体制とか、そもそもの作りもしっかりしてそう、という期待。

そんなこんなで店頭で割と衝動買いに近い形で特攻してしまいました。ちなみにその時点でヨドバシは全店在庫無し、ビックでは検索してもヒットしないという状態で、EDION開店初日に在庫があったのも縁だったのかなと。残念ながら15%還元は対象外でdポイント5%だけつきました。ヨドバシでも1%還元商品だったのでまぁお得だったかなと。

余談ですがLegionってアクセルワールドみてると「レギオン」って読みがちですが、海外動画みてると「リージョン」みたいですね。そもそもAWのレギオンがLegion(軍団)なのかRegion(地域)なのか微妙ですが。

■ハード周り

画面は精細感あって綺麗です。試遊台でいじってきたSteamDeck OLEDも720pながらそれなりに綺麗だと感じましたが、やはり二回りくらい大きいので解像度もWQXGAくらいある方がドットも見えずにいいかなと。静音性やバッテリー優先でゲームする時は結局解像度を落とすのかも知れませんが…

左右のジョイスティックのキノコは凹型で一般的なコントローラーと比べると小さめ。がちめにFPSとかやろうとすると気になりそう。ボタンは右肩のRBとM1がつながってて実質1つのボタンっぽい。カスタマイズがセットでしかできない。右サイド上寄りのM1ボタンが本体両手で保持してる時に意図せず押してしまい結果としてRB入力が発生してしまいストレス。これハード的に独立でアサインかえたり無効化したりできないなら結構な悲劇。

右側のタッチパッドは良いです。画面上の絶対位置をポイントするトラックパッドというより方向入力に使うスライドパッドと呼ぶのが正しいかもですが、それでもReWASDとか使って無理矢理ジョイスティックでマウスカーソルを動かすよりはずっと快適です。

右コントローラーを使ったマウス動作(FPSモード)はほぼほぼ意図通りにカーソルを操れるかなという気がしますが、これもガチのFPSにはどうかなーというところ。合体時はサイド側にくる上下のボタンが左右クリックボタンになります。上(人差し指)が右クリックでした(中指)が左クリック。底面をピッタリ卓上に当てるのが難しいと思ってましたが、そこで登場するのが付属の樹脂製の円盤状のパーツです。これがドックになってて右コンを挿して使えば良いということっぽいです。逆に使わないと右コン底面がすり減ってしまうかも知れません。一応ソールみたいなのは貼ってあるっぽいですが。

わざわざマウスを持ち歩かなくても使えるのは有り難いですが、別パーツを持ち歩くことまで考えると、普通にモバイルマウスを持ち歩けばいいかな、という気がしてしまいます。操作性でも快適だし。また普通にコントローラーとして左右ペアで使う場合、Nintendo SwitchのJoy-Con充電グリップみたいに合体して1つのコントローラーになるようなアタッチメントが欲しいかも。そのうち誰か3Dプリンターでモデル作ってくれるかもですね。

と思ったら既にいくつかありましたw。

https://www.yeggi.com/q/lenovo+legion+go/

Amazonでも売ってますね。

2023.12.18追記:作ってみましたが失敗しました…

ちなみにキー入力が多いセットアップ作業にはHHKB StudioをUSB-Cでつないで行いめっちゃ捗りました。とはいえいらない時はいらないので、タブレット型として使えるのは良いです。

USBポートはCポートが上下に2つ。キックスタンドで卓上に置くことも考慮すると両方上でも良かった気がしますが、色々なスタイルで使えるからいいのかな。

上面に排気口があるので、縦持ちして電子書籍閲覧とかって場合には持ち方には注意が必要そう(電子書籍読むくらいでファンは回らないかもですが)。

液晶パネルのネイティブオリエンテーションが横向きではなく縦向きで、ソフト的に回転させているので、Windowsの古いAPIを使ったゲームを全画面にすると表示が崩れたりする問題が指摘されてます。これたしかAYANEO Airもそうだったと思うんですが、いまんとこそこまで古いタイトルを使う予定がないので、現時点ではあまり気になっていません。でも確かにWindowsの起動中画面が縦長モードになったりちょいちょいおかしいなと感じる場面はあります。

ゴリラガラス使用でキャリングケースも付属しているので、液晶保護フィルムは貼らなくてもいいかも。たぶん抜き身で持ち歩くことはなさそう。

日本向けには512GBモデルのみとなったSSDは割と簡単に換装できるっぽいですね。困ったら挑戦するかも。

■ソフト周り

デフォルトではハンドヘルドゲームPCでありがちなランチャーというかシェルアプリが全画面起動します。正直あんまり必要性、利便性を感じないので速攻でオフ。ただ動作ワット数の切り替えだけは右コンのLegion Rボタンでサクっと呼びだせるので、常駐は必須です。その他、画面の解像度やフレームレートなども変更できて便利そう。

■ベンチマーク

いつもの3DMarkでTimeSpy実行。「パフォーマンス」モード、ファン最大で画面はWQXGA/144Hzのまま、USB-Cポートで給電中の状態で計測。

こちらはバッテリー動作時。

思ったより振るわないですね。フレームレートがGraphics test 1で18.57fps、test 2で16.24fpsしか出てないです。Estimage game performanceで1080pにしても60+~65+くらいの診断結果にしかなりません。GTA Vの1080pだと150+だそうです。カスタム設定で最高の30Wプロファイルを作ればもうちょっとだけ伸びるかもですが、WQXGAでは144Hzは宝の持ち腐れになりそうですね。

ストレージはCrystalDisk Markで。

シーケンシャルは読み書きとも充分速いですね。Gen4レベル。アプリ起動やローディングなどはサクサク感が期待できます。換装するにも2242でGen4って現状見当たらないのでもうちょっと待ちかな。動画の人のは明らかにベンチ落ちてたし。

■ゲームプレイ

CPU/GPU性能はそこそこですがディスプレイが優秀ということでRTX4090のデスクトップ機からストリーミングプレイをしてみましたが結構綺麗で快適に遊べました。ようはPlayStation Portalのような使い方にはヨサゲです。実際、せっかくハイパワー機があるのでなんでもそっちにインストールしてストリーイングするのがセーブ同期とかも考えずに済んで楽そう。自宅ではそういう使い方が増えそうな予感。ただちょっとジョイスティックの感度がクイック過ぎるのでカスタマイズは詰める必要がありそう。

またローカルでThe Division2をプレイしてみましたが、普通に遊べますね。グラフィックを高にしても特にラグは感じません。ただAfterburnerでみてみるとフレームレートはそんなに出てない感じ。WQXGAだと40fpsとか。FHDで50fps、720pまで落としても60fpsって感じ。個人的には40fpsくらいでも画面が小さいせいかガタガタ感はそこまで気にならないので画質(解像度感)優先でWQXGAかFHDかな。8.8インチで720pは明らかに劣化が気になります。Radeonの補完機能であるRSRはあんまり差を感じない。ゲームが最適化されてない?

■まとめ

日本向けにストレージ容量の選択肢が減ってるとか色がブラックだけどか値段が高いとかで評価を落としているLegion Goですが、とりあえず買ってしまったら割とアリかなと思っています。ALLYやSteamDeckもってないから比較もできないですが、Ayaneo Airよりは明らかにサクサクだし画面も大きくて快適。あちらはFHDながらOLEDで軽いので、やるゲームの種類によって棲み分けかなと。一方画面サイズが近いOneMix 3 Proは手放しでもいいかなという気になっています。キーボードがついてるとはいえ、配列が変則的で気持ち良く文章を殴り書きできるものではないし。

ただ売り物の144Hzのリフレッシュレートは解像度やCPU/GPUパワーが追いついていないのか、現状活躍する気配がないのが残念。デスクトップのマウスの動きが滑らかになるくらい?だったら省電力優先で60Hzで割りきって使うのもアリかも。