実家に最適っぽいAMD780Gマザー GA-MA78GM-S2H

まだ仕事用マシンのパーツを組んでもない状況ですが、実家のAthron XP/2500+マシンを刷新したくなるマザーが登場したようです。

AMDのグラフィック統合型の新型チップセットAMD780Gを搭載したGIGABYTE GA-MA78GM-S2Hです。

AMD780Gの特長として、

  • 統合チップセットながらUVD(H.264 HDのHW再生支援)を搭載
  • Radeon HD 3450を増設することでCrossFire的に3Dパワーを強化できる

などがあります。HDハンディカムを導入して、AVCHDなHD動画を扱うことが増えそうな実家にはUVDは魅力的です。先日もAGPなRadeon HD 3×00を買おうか悩んでいたところです。

更に加えて、GA-MA78GM0S2Hの特長として、

  • オンボードでD-SubとDVIを備える(更にHDMIも!)
  • 1.3諭吉ほどで買える

があります。実家ではDVIなモニタとD-Subなモニタのデュアル構成なので、オンボードでそのまま使えてしまうのが素晴らしい。

実はML115のCPUをBE2400に換装して、Athron 64/3500+が余ってるんですよね。なので、このマザーと安いDDR2メモリを買えばアップグレードできることに。これくらいなら古いマシンを延命させるよりもコストパフォーマンス面で有利っぽいです。これは見つけ次第確保ですな。

ってことで型番メモがてらエントリ。

仕事用マシンのパーツ揃え

還付金きたら」とか言ってたくせに、我慢できなくて揃え始めてしまった(^^;)。まぁ、電子申告が完了したので、カードが落ちる頃には入ってるはず、という前提で…

ケース到着が週明けになるのでまだ組めないんですが、以下、将来のために購入メモ。

■マザー

ケースをMicroATX用の小型のものにしたかったので、GIGABYTEのGA-G33M-DS2Rをチョイス。ICH9RでオンボードRAIDできるのが意外に少ない。HDMI(=DVI-D)がオンボードなASUSのP5E-VM HDMIと悩んだんですが、いずれかのタイミングでオンボードグラフィックでは足りなくなりそうな気がしたので、既に\6,000切ってるRADEON HD3450当たりを投入する前提でG33Mにしました。

そう決心して店頭へ行くと、GA-73PVM-S2Hなんてのがほぼ\10,000で売っててグラついたんですが、NVIDIA GeForce7100+630iというチップセットに関する情報が少なく未知数だったので回避。HDCPやRAIDにも対応していてスペック的には良かったんですがあとこっちはメモリが最大4GBだったのも将来的にどうかなと。

Sofmapにて\14,800。CPUとセットで\1,000引き。

■CPU

当初の予定通りCore2Quad/Q6600をチョイス。とりあえずファンはリテールで。動画エンコ用途的にはSSE4.1も捨てがたかったんですが、現状では4コアの効果の方が大きそうなので。近い将来PenrynなQuadが手頃だったら乗り換えるかも。

■メモリ

これもとりあえずは定格で使おうと思ってますが、将来何かに使い回してもいいので、UMAX Pulser(DDR800)の2GBx2パッケージを。

■ケース

実はこれが一番悩んだ。というかいつもここが最大の難関。小さいのはもちろんだけど、やはり見た目もそれなりに安っぽくないものと、と思うと、やっぱ自作ケースってあんま良いのないんですよね。リビングマシンではCoolerMaster、寝室マシンの時はAbee。基本、アルミヘアラインなパネルが好きみたいですw。

今のTerminator T2Rの背丈が40cm切ってるので、できればあまり高くない方が違和感なくていいかなぁ、とか。

で、結局またCoolerMasterのCenturion 541。少し前の製品で既にディスコンっぽかったんですが、通販でなんとか発見。値段の割に、そこいらのBTOマシンくらいには見える気がするんですがどうでしょ(^^;)?

■電源

とりあえずエコっぽいActivePFC搭載と、ケースからはみ出ない14cmサイズであること、ファンコン付き、できればケーブルが取り外し可能で\1万以下、などを考えた結果、玄人志向のKRPW-V500Wをチョイス(ケーブル脱着は諦めました)。

■グラボ

マザーと電源に悩みすぎて、決めてたのにレジに一緒に持ってくのを忘れてたことに、後から気付いたorz。Radeon HD 3450で\5,980位だったような。当面はH.264再生支援であるUVDが使えれば、3Dパフォーマンスは二の次ってことで。

どうせケース待ちだし、明日あたりもう一度買いに行くか…

2008.03.09追記

買ってきました。上に書いた\5,980のものはHDMIがついてナサゲだったので、1つ上の\7980で売ってたHD345EX-P256D2LPをチョイス。256MB DDR2(64bit)、ファンレス、ほぼ1スロット(ヒートシンクが微妙にはみでる)、DVI + HDMI + D-subの3ポート装備(ただし同時使用は2つまで)、LowProfile仕様も可(DVI + HDMI)、HDCP、というスペック。LowProfile時に使えなくなるのがD-sub、DVI->D-Subアダプタも付属しない、などD-Subを後回しにする仕様が好印象。当面HDMIを使う予定はないですが、モニタはそのうちHDCP対応のものにしたいなぁ、と思ってます。

上記リンク先によると「Catalyst 8.3 以前のドライバでは、HDMI接続時のスリープからの復帰はできません。」とのこと。インストール時は注意っとφ(..)。

■OS

店頭で散々悩んだ挙げ句、Vista Business 64bitに特攻。なぜかヨドバシで32bitと64bitが違う値段で、64bitは\17,800表示。これはHome Premiumと同額。表示の間違いかなぁ、と思いつつも、レジで32bitと同価だったらゴネてやろうかとか企みGo。そしたらさらに安く\16,600でした。なんで??おもわずレジ出た後で物陰で商品間違えてないかチェックしてみたり(^^;)。

ちなみに32bitと64bitで価格差がついてたの自体BUSINESSのみ。まぁ、得したんだから良し。

といっても、そもそも32bit -> 64bitでライセンス買い直しになる時点で納得いってないですけども。余った32bitライセンス、もったいないなぁ。

ざっと調べた限り、当面困りそうなのはWindows Home Serverのクライアントかな。RAID-0だと故障率高まるので、はやくPower Pack 1がリリースされて欲しいッス。

動画エンコも現状ではTMPGEncなど「とりあえず使えてる」レベルで、最適化どころか動作保証もない状態なので、あまりアドバンテージはナサゲ。でもまぁ、システムを1からクリーンインストールするの大変なので、思い切って今のうちに64bitに特攻してみることに。メモリも4GB買ってしまいましたし。いずれ恩恵を感じられるといいなぁ。

ちょっとイイThunderbird Add-in "Search for Sender"

Thunderbirdでちょっと便利なAdd-inを見つけました。Search for Senderというものです。

Thunderbirdの画面右上にある検索ボックスは素早いインクリメンタルサーチが可能で非常に有用なのですが、こういう場合に少し手間がかかります。

  1. 前にAさんに教えたURLを探したい
  2. サーチ欄にAさんの名前やアドレスを入力
  3. Aさんが送信してくれたメールの一覧が表示され、目的のメールに対する返信を発見
  4. それが「Re: おすすめページ」という題名なので、再度「おすすめページ」というタイトルを検索欄にコピペ
  5. 同タイトルで自分がAさんに送ったメールを発見

σ(^^)的にはこういうことが結構あり、いまひとつ洗練されていないと感じていました。

そこで、Search for Senderなのです。同Add-inはインストールするとSearch for Subjectという機能も併せて提供してくれます。インストール後、タイトル一覧ペインで目的のメールを選んで右クリックすると、

  • Search for this Sender
  • Search for this Subject

というメニュー項目が追加されています。例えば、後者を指定すると、選択したメールの題名をコピーして、検索欄にペーストしてくれる訳で、上記の4.のステップを一発で実行してくれるという訳です。4.は実際にやろうとすると、リスト部分からはコピーできず、メール内容を表示してそちらから選択し直すなどの手間があって結構面倒なので、これが自動化できるのはかなり楽ですね。

これは是非標準搭載して欲しい機能です。

デスクトップ機でExpressCardを利用するECHB

2710pの1.8’HDDの遅さをカバーする為に購入したExpressCard型フラッシュメモリのHEX-S8GJですが、SSD換装後はその意義が薄れていました(スピードでもSSDの方が上でしたし)。

割と高かったのでヤフオクに出すかとも思ったんですが、せっかくなのでもう少し活用してみることにしました。

とりあえず、我が家ではExpressCardスロット付きマシンは2710pしかないので、ダイヤテック製のカードリーダーであるECHBを購入。デスクトップ機でもマウントできるようにしてみました。値段も\2,000前後と手頃なので、最悪でもHEX-S8GJのオマケとして一緒に売却してもいいかと。

安さの秘密は、ExpressCardといっても内部インターフェイスがUSBのデバイスにしか対応していない点にありそうです(内部PCI Expressなデバイスは利用不可)。なので、おそらくほとんど端子形状の変換だけで済むんじゃないでしょうかね?HEX-S8GJはUSB接続なので問題なくマウントできました。ストレージカードだけでなくWILLCOMなどの通信カードにも対応している模様。

フラッシュストレージとしてはBUFFALOの16GBなUSBメモリを所持していますが、こちらは互換性重視でFAT32で使っているのと、挿入状態での取り回しがよくなく、データ交換用という感じです。

なので、HEX-S8GJの方は、NTFSフォーマットで仮想マシンのイメージファイルなど4GB超ファイルのやりとりに使おうと思います。入れっぱなしでも横にはみ出ないので、そのまま仮想マシンを使うにも向いてますしね。

4GB超ファイルやドライブ丸ごと暗号化ができるTrueCrypt

二重の手段を用いてデータの漏洩を防げる仮想ドライブ作成ソフト「TrueCrypt」 [窓の杜(日本語)]

TrueCrypt – Wikipedia [Wikipedia(日本語)]

TrueCrypt – Free Open-Source On-The-Fly Disk Encryption Software [公式(英語)]

 

先日VMWare上に構築した評価用仮想マシン(4GB超)をDVD-Rに焼いて送る必要ができたんですが、郵便事故に備えて暗号化しようとしたところ、通常のパスワード付きzip等はエラーが出てダメでした。その他フリーの暗号化ツールもNG。4GB超えるといろいろと面倒なようです。VMWareの仮想マシン作成時に2GB毎の分割するオプションもあったようですが後の祭り。

そこで、物知りhkondo先生に相談したところ、上記ツールを紹介されました。

このツールは、MacOSXの.imgファイルのように、仮想ドライブとしてマウントできるイメージファイルを作る方式で、暗号化にはパスワードはもちろん鍵暗号も使えます。またイメージファイルだけでなく、ドライブ自体を暗号化することもできるし、インストールすればシステムドライブ自体を暗号化することもできちゃうようです。最近のUSBメモリにはそれぞれ独自の暗号化ツールが付属してますが、そういう機能がついていないものでも、このツールを使えば同等のことができちゃうわけですね。また、Windows、OSX、Linuxとマルチプラットフォーム対応なのも市販ツールにはないポイントだと言えます。(ただしマウント後のファイルシステムの互換性は問題になるでしょう。NTFSのイメージの場合、OSXではリードオンリーになる、など)。

マウントとしたボリュームはOSからは通常のドライブに見えるので、NTFSでフォーマットしてあれば4GB超のファイルも問題なく扱えます。ただしイメージファイル自体を4GB超で扱えるファイルシステム上に置く必要があります。例えばイメージをDVD-Rに焼くにはISO9660ではダメで、UDF2.0を使う必要がありました。

システムドライブの暗号化をしない場合は、インストールが必要なく、解凍フォルダから直接起動する「トラベルモード」というので使用できるので、USBメモリにツールと仮想イメージを入れておけば出先で借りたマシンでも気軽に使えることになります。ただ、ウチのVista環境ではトラベルモードでは使えませんでした。管理者権限で動かしたんですが、それでも仮想ボリュームのデバイスドライバがブロックされたのか、正しくマウントできませんでした。hkondo氏の環境では問題なく動いているそうなので、ウチの環境下での問題か、なにか手順が間違っているかでしょう。

いくつか持っているUSBメモリは各製品独自の暗号化ツールを使っていたりしますが、今後はTrueCryptで統一してしまう方が何かと都合が良い気がしてきました。