ADV好きに福音となるか?PSP「アドベンチャープレイヤー」&「やるどら」シリーズ

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ITmedia Games:フロム・ソフトウェアが新機軸打ち出す「アドベンチャープレイヤー」を発表

 アドベンチャーツクールのPSP版とも言える「アドベンチャープレイヤー」というのが6月にリリースされるようです。PC用の制作ソフトを使って、アドベンチャーゲームなどのインタラクティブソフトを作り、ネット経由などで配布できるというものです。配布にライセンス料もいらないようで、優秀な同人作家さん達の作品や、既存ADVの移植などが期待されますね。発売元でも定期的に無料で作品を公開していくようなので、とりあえずこの値段なら買いですかね。
 また、1998年にPlayStationで展開していた「やるどら」シリーズも移植されたようですね。「ダブルキャスト」はじめ、「季節を抱きしめて」、「サンパギータ」、「雪割りの花」が5/26に一挙リリース。懐かしいなぁ。「季節を抱きしめて」は短いながら切ない系の話で好きだったな。今でもサントラがiPodに入ってるや。シリーズ中でも評判の高い「ダブルキャスト」くらい買ってみようかな。

PostfixでVirtual Domain

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 来月結婚する妹夫婦へのプレゼントとして、二人が経営する店の名前でドメイン名を取ってみました。汎用JPドメインを年額3,690円でDNSまでやってくれるレジストラを発見し、そこで申し込み。Webサーバーとメールサーバーはウチでバーチャル・ホスト。
 Webの方はApacheで何度もやってるので問題無し。今回、Postfixでメールのバーチャル・ホストに初挑戦。
 やってみると結構簡単でした。大規模な管理だとDBと連携して、とかあるみたいですが、当面二人+営業用アドレスだけなので、UNIXユーザに紐付けする方法を採りました。
まずmain.cfに

virtual_maps = hash:/etc/postfix/virtual

の1行を追加。
 続いて、virtualというファイルを作成して、

rolls.jp anything
user1@rolls.jp user1
user2@rolls.jp user2
shop@rolls.jp user1, user2
webmaster@rolls.jp furuta

などと記述。1行目はお約束。2行目以降はヴァーチャルなメールアドレスとUNIXユーザ名を対で書きます。
 できあがったらpostmap virtualすれば、ハッシュファイルvirtual.dbが作成されます。
 あとはuser1、user2といったUNIXユーザアカウントを作成し、postfixを再起動すればOK。mydestinationなどのリレー設定は自動でやってくれるみたいです。
 妹は色々アレなHotmail使いで今時どうよってカンジだから、これを機にウチでPOPなりIMAPな環境に移行させたいところ。THUNDERBIRDかリスメールでも覚えてもらおうか。Hotmailって外部アドレスへの転送機能ってないんだろうか?ないだろうなぁ…
 義弟の方はそもそもメールをあんまりしないみたいだけど使うだろうか?まぁ、今時、飲食業といえど仕事のやりとりにも必要ではないだろうか。最悪、ケータイに転送してでも。
 後はWebサイトだなぁ。

SEED Destiny: PHASE-27 「届かぬ想い」

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・エターナルも健在だったのカー
・DESTROYガンダム設計図キター
・ルナ久しぶりのセリフ
・連合はミネルバを討つという“汚名”をオーブに、ってことか…
・ミリー帰還。ディアッカ、フラレター
・ブリッジ遮蔽の甲斐あったね
・やっぱ各フライヤーに個別に推進システムが必要なインパルスってMSとしては効率が良いとは思えないなぁ…
 ・チェスト、レッグ、各フライヤーにもシルエットフライヤーみたいな牽引システムがあるならともかく。
・ミリー復隊。エラいぞ。

 ところでサントラIIが発売。勘違いでAmazonに2重発注してしまっていたようで、2枚届いてしまったorz。一枚返品。
 ミーアの“静かでない”「静かな夜に」は未収録。ちょっと残念。代わりにステラのボーカル曲が。インパルスのスクランブルの時の曲(予告の時の曲のロングVer.)も入ってて満足。全体にカッコ良い曲が多いです。

仮面ライダー響鬼

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 エクササイズ中に録り貯めたビデオを続々消化中。ERの第9シーズンに続き、1月の放映開始から1話も観てなかった「仮面ライダー響鬼(ひびき)」を視聴開始。
 毎回新作が発表になる度に「なんだよコレは。こんなの仮面ライダーじゃねぇよ」とうなだれつつも、見始めるとそれなりに面白くて見てしまう平成ライダー。今回のはその中でも異彩を放っていると思います。どうも平成6作目だけにアマゾン的なテイストを狙っているんだとか。

・仮面ライダーというより“鬼”

 山びこや一反木綿といった妖怪(劇中では魔化魍(まかもう)と呼称)を人知れず倒すための全国規模の組織“猛士”の中の戦士階級“角”(階級が将棋の駒メタファー)の人達が厳しい鍛錬を経て“鬼”に変身できるようになるらしい。
 昆虫モチーフではないので複眼デザインでもないし、変身ベルトもない。

・たくさんいる

 これは平成ライダーでは珍しくないですが、今回もたくさん出てきそうです。太鼓で戦う響鬼(近接戦闘型)、笛で戦う威吹鬼(いぶき)(遠距離攻撃型)など。空を飛ぶ一反木綿が出たら遠距離銃撃ができる威吹鬼を派遣するなどマッチングまで組織に管理されています。

・楽器で戦う

 “仮面ライダー”という呼称は今のところ劇中ではされておらず、公式サイトでは“音撃戦士”という言葉も。太鼓のバチで叩いたり、銃になるトランペットで撃ったりして魔化魍と戦います。変身ツールも音叉や笛など楽器系。それもあってかサントラもかなり異色。ガンダムSEED/DESTINYの佐橋さんの曲ですが、映像の合わせて効果音とも音楽ともつかない“音”が溢れています。仮面ライダーのノリとしてはビミョーですが、ちょっと面白いです。

・つーか、“ライダー”ちゃうし(^^;)

 威吹鬼はともかく、響鬼はバイクにすら乗りませんw。アシスタントのお姉ちゃんの車で移動します。自分ではマニュアル車もマトモに走らせられない様子。
 龍騎もバイクとは呼べないような乗り物に乗ったりしてましたが、自分で乗り物運転しないっつーのは斬新w。

・ディスクアニマル

 特徴的なガジェットとしては、各種の動物形態に変形する円盤状の小型装置です。鳥、狼、猿、蟹、蛇など。基本的に魔化魍出現ポイントの山奥にキャンプを張り、ディスクアニマルをばらまいて偵察させ、発見したら変身して倒す、というパターン。トランスフォーマーのカセットロボみたいなもんですね。ディスク状になった状態では記録メディアとして機能し、変身に使う音叉にセットすると偵察結果を伝達させることができるようです。ちょっとオモチャ欲しいかも…。
 とまぁ、「これはもう仮面ライダーじゃないよ」度がシリーズを重ねるごとに増してく平成ライダーですが、ストーリーや背景設定の緻密さは、「悪の組織が世界征服を狙っているので、毎週1体ずつ怪人を倒す」が基本の昭和ライダーに比べれば凝っていて見続けちゃいますね(途中を跳ばしにくい)。とりあえず3人目以降のライダーや新しいディスクアニマルが楽しみ。
 ちなみにEDが布施明ってのも異色。OPはインスト曲ってのもライダー初かな?
 あと、どうも威吹鬼の兄ちゃん、どっかで見たことあるなぁ、としばらく悩んでたんですが、実写版セーラームーンのマモちゃんですた(そういや実写版では「マモちゃん」、「うさコ」と呼び合ってなかったような)。

DVD-Audio再生に挑戦…そして敗北

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 RD-Z1とXR50のセッティングも一段落してちょっとヒマになってきたので、次世代オーディオディスクでも試してみるべと研究。SACDは現行CDとのハイブリッド型ディスクが密かに広まりつつあるものの、PCで読めないなどであんま先が見えなそうなのと、とりあえず欲しいタイトルがなかったので放置。DVD-Audioなら再生環境もあるので、逝ってみました。エヴァのサントラ・シリーズが発売されていたので、とりあえず1枚目をゲット。


 DVD-AudioはメディアはDVD-Videoと同じものを使いますが、Dolby DigitalやDTSといった圧縮コーデックは使わず、Packed PCM(PPCM)という可逆圧縮(=ロスレス)コーデックを使います。音をデジタル化する時の強さ方向の精度である量子化ビット数は、現行CDが16bitなのに対して最高24bit(ちなみに24bitは16bitの256倍細かい)。時間方向の精度であるサンプリング周波数は現行CDの44.1kHz(1秒を44,100に分解してデジタル化)に対し最高192kHzというスペックとなっています。またステレオ2chの現行CDと違い、5.1chのようなマルチチャンネルでの収録も可能です(その場合最高サンプリング周波数は96kHzまで)。これだけのレートの音声データを、MP3のように高音域をカットすることなく収録できるんだから、スゲーな、オイ、ってカンジです。AAC/128kbpsとAppleロスレスもたいして違いを感じられないσ(^^)のヘボ耳にはオーバースペックですが、スペック的にそそられるワケですよ。まぁ、5.1chなだけでもいいじゃないかと。
 ちなみに多くのDVD-Audioソフトには、通常のDVD(-Video)プレーヤーでも再生できるよう、同じ楽曲を映画などで使うPCMやDolbyDigital 5.1形式でも収録していることが多いようです(当然音質は落ちる)。
 さて、我が家のDVD-Audio環境はPCとDVD-Audio対応のDVDプレーヤーDVD-S75(Panasonic製)です。PCで聴くにはマルチチャンネルに対応したサウンドカードと対応再生ソフトが必要です。サウンドカードは値段の割に端子が充実しているCreative Sound Blaster Audigy2 Value Digital Audio、ソフトはPowerDVD 6 DeluxeWinDVD 6 PlatinumとAudugy2付属のプレーヤーが手元にありました。DVD-S75は当時対応をあまり意識せずに買った普及価格帯のDVDプレーヤーです。

■PCで鳴らす

 我が家ではAV用PCはプロジェクタ台の下に設置されており、スクリーン下のアンプからは距離が離れています。なのでアナログ接続は不向き(ケーブルを伸ばすとノイズがのりやすいし、マルチチャンネルの場合、本数も増やさなければならない)。光デジタルも長距離には向きません(というか5mなんてケーブルは売ってないと思われ)。というワケで同軸デジタル接続が唯一の選択肢。ところが残念なことにAudigyシリーズは現行の最高級モデルも含めデジタル出力は96kHzまで。せっかくアンプは対応してるのに、2ch@192kHzを体験できません。では5.1ch@96kHzを試そうということになるワケですが、どこをどう設定してもPowerDVDがエラーを出して自動的に2ch@96kHzにフォールバックしてしまいますorz。逆にWinDVDとAudigy付属の再生ソフトはそもそもデジタル出力不可…。敗北orz。

■DVD-S75で鳴らす

 最近使ってなかったS75なら192kHzの出力にも対応してるので、早速アンプの隣に設置して同軸デジタルで接続。あれ?どうやっても48kHzしか出ない?しばし格闘…
 結論から言うと、著作権情報を管理するプロトコルがないS/PDIF経由では著作権保護されたソフト(ほとんどでしょうね)を再生した場合強制的に48kHzに落とされるんだそうで….

なんてこった。また著作権保護絡みかよっ

 地デジ/BSデジのコピワンと同じく、善良な消費者を無視した仕様ですね。現状では192kHz/24bitのDVD-Audio最高音質をデジタル伝送するには、IEEE1394かHDMI端子がついたアンプとプレーヤーを揃えるしかないようです。なんじゃそりゃ。超敗北感orz。一応、アナログで5.1ch接続してみたものの、せっかくのフルデジタルアンプなのに納得いかないカンジ。どうせS75程度のアナログ出力やXR50のアナログ入力なんてそう品質が良いワケないし。
 とりあえず、2ch@96kHzが出るだけPowerDVDが一番マシか(なにやらネットで通信して著作権処理をするっぽい)。192kHzデジタル出力対応のサウンドカードと組み合わせたら192kHz出るのかな?ただどのみちS/PDIFはマルチチャンネルのPCMは伝送できないみたいで、結局DVD-Audioをデジタルでフル伝送しようと思うと、 HDMI付きのサウンドカードの登場を待って(そんなの出るのか?)、更にアンプを上位のXR70などに買い換えないとダメちゅうことだ。あるいはAudigy4のようなIEEE1394出力付きサウンドカード+対応アンプの組み合わせ。アホくさっ。まだ規格自体どう転ぶかわからないし、魅力的なソフトもないし、やめやめっ。当分様子見だ。>次世代オーディオ
 だれか著作権保護されてない192kHzなDVD-Audioをご存じでしたら教えてください。