実家用超手抜きMBP/MBA/iPad2スタンド完成w

実家滞在中にMBP、MBA、iPad2といったデバイスの置き場に困り、さりとていちいちBookArcなどをそれぞれに買いそろえてはいられないってことで、100円ショップアイテムで自作しました。

■材料

IMG_0892-2
  • ブックエンド2点
  • B5サイズのドキュメントスタンド(?)1点
  • 両面テープ

両面テープはありものなので、総予算315円也。

色を揃えられたのは幸いでした。

■作り方

IMG_0898-2
  1. スタンドを横に寝かせる
  2. ブックエンドを両面テープで固定する

完成w。

作業時間数分。一番時間かかったのはブックエンドの底に貼ってあったシールをはがすところ(^^;)。

■外観写真

IMG_0894-2

MacBook Pro、MacBook Air、iPad2を並べて立てておけます。

仕切りであるブックエンドは金属製ですが、面であたる分にはキズつけたりはしなさそう。

写真奥のモニタとプリンタの間に入れてしまうので転倒の心配もなし。

IMG_0896-2

背面側で充電もできます。ただMBAはこの向きにするには薄い方を下にすることになってちょっと座りが悪いです。MagSafeコネクタのLEDみて充電完了してたらもう一方につなぎかえたりとかもするので、端子類が手前にくるような置き方でいい気がしてきました。

iPad2ゲット!

えー、iPad2を入手しました(^^;)。もちろん並行輸入品です。eBayです。Wi-Fi 32GB 黒で、$768 + 送料$45 = $831。少し円安進んじゃってますが、ざっくり$1=85円で決済されたとしてギリギリ7万切るかなって思ったんですが、受け取り時に関税1,900円とられてオーバーしました。去年も+1万払って周りより一ヶ月ほど早く(ちょうど予約受付開始だか価格発表だからの前日だったかな)入手してるので、まぁ許容範囲かなと。しかも今年は国内販売いつになるかすらわかってないですし、震災による調達難の部品の海外品へのリプレイスの噂も出ていて、やっぱり日本人としては国産パーツの方がいいじゃないですか。もともと理由があって日本の部品が選ばれてたはずですし。

ということで注文(落札)したのが現地時間の4月2日。以下に追跡情報を画像で貼っておきます。同じような買い方を考えてる方の参考に。

iPad2_delivery

ちなみにお風呂カバーは買ってません。家で使うことがほとんどなのでさっと使えるように背面カバーのみで運用してきてて、たぶんiPad2でもそれは同じだろうと。せっかくのアイデアものなので試してはみたいですが、まぁ余分に払ってまですぐに欲しいというほどでもないかなと。あと色味や素材の違いも現物みてから決めたいなとか。と思いつつ、本体が手元にくるとやっぱり欲しくなってきてたりしますw。色はやっぱり(PRODUCT) REDかなぁとか。

■比較写真

SDIM0056

左がiPad2。背面がフラットなのがわかりますでしょうか?(クリックで拡大)

iPhone3Gx->iPhone4と同じで、置いて使う時の座りの良さなど、薄いこと自体よりもフラットなところが嬉しかったりします。一方でこれもiPhone3Gx vs iPhone4と同じで、手に持ったしっくり感は初代の方が上という印象。iPad2は薄すぎてホールドしづらい感じ。まぁその分軽いので相殺してるかもです。あと初代は普段ポリカ製の背面カバーをつけてたので、それによる違和感もあるかも。パワーサポートがiPhone4用に出してるAirジャケットのラバーコーティングタイプが気に入ってるんですが、アレのiPad2用に期待。

SDIM0053

トップとサイドのボタン部分。下がiPad2。iPad2の方は背面に対して傾斜面に配置されていて若干指を添えやすくなった気がします。回転ロック/マナー・スイッチも微妙に大きくなってる?


SDIM0050

スピーカー&Dockコネクタ部。下がiPad2。なにげにここが一番気に入らない点です。ボツボツ嫌い。あとDockコネクタもナナメの面についてるので、iPad touch 4thと同じでいまいち挿しづらいです。


■ファーストインプレ

まぁ、基本的には母艦につなげば初代iPadのデータをさっくり移してくれちゃうので、一から設定して環境を整える手間や楽しみはないですね。液晶解像度もかわらないので、ソフト面ではあまり感動がないですw。

速度面に関して一番体感できるのはカメラ起動ですね。そもそも初代にはカメラがないので比較はできないですが、iPhone4みたいに数秒待たされるということはないです。「カメラ」アプリだとシャッターのグラフィックが出ると同時にすぐ開く感じ。FaceTimeだとほぼ瞬時にスルー画が出てきます。iPhone5では是非改善してもらいたいと思ってた点だけに期待が膨らみます。

一方でカメラの画質はかなりノイジー。もっともまだ室内撮りしかしてませんが。FaceTimeでのフロントカメラのプレビューもかなりジャギーが目立ちます。VGA位のをXGAに(比較的ショボいアルゴリズムで)引き延ばしてるんでしょうかね。HDではないので仕方ないのかも。

液晶のインプレについては初代にアンチグレアを貼ってしまってて厳密な比較ができないので詳しくは触れないでおきますが、今のところ指滑りも映り込みも許容レベル。でもまぁ結局指紋が気になってフィルム貼ってしまいそうな予感。

あと、付属のACアダプタですが、初代と同様ちゃんと日本のPSEマークもついてました。Wi-Fiの技適の件も含め、US版を並行輸入して使うことに法的な問題はなさそうですね。出力は初代のものが2.1Aに対し、2.3Aと微妙に出力アップしてるみたいです。外形は同じっぽいですが。

iOS開発修行中に参考になった本を紹介

■木下誠 「たのしいCocoaプログラミング」

iPhoneのSDKが一般公開された頃から、自分でアプリ作ってみたいと思ってMac miniまで買いそろえたりしていたものの、昔から「C」と名のつく言語(というかポインタ?)が苦手だし、オブジェクト指向も概念はわかるもののいまいちとっつきにくくて、長らく放置していました。

が、MacBook Airを買ったり、ちょっと仕事絡みで相談を受けたりを機にようやく重い腰をあげてみたのがこの年末年始。でもやっぱりObjective-CもXcodeも敷居が高くてTwitterでプログラマの友人達に助言を請うたりしつつ、1月は本当に頭を悩ませていました。本を何冊も買っては、説明がスッキリしなかったりサンプルのビルドが通らなかったりで投げ出したりの繰り返し。

そんな中で急速にObjective-CやXcodeに関する理解が進んだ感があったのが、木下誠氏の「たのしいCocoaプログラミング」でした。この本は正確にはiOS開発について触れた書籍ではなく、MacOSXに関するものです。ただObjective-CやXcodeに関しては共通事項もおおいということで、随分前にTiger版を買ってあったのを手にとってパラパラと読み返してみたところ、その前に何冊か読んでいてイマイチすっきりしてなかったところが急激に納得いくようになりました。Xcode 2.xと現行の3.xでは随分作法もかわっているということなので改訂されたLeopard版を速攻で注文。

以前友人向けにVB.NETで作った簡単なWindowsアプリをOSXにさっくり移植できてしまいました。最初からこれ一冊で足りたかどうかは定かではありませんが、断片的だった知識をこの本が再構成してくれた感は高いです。特に他の書籍ではXcodeやInterface Builder上での操作が手順でしか示されていなかったのに対し、この本ではその意味についても触れてくれていたのが大きいような気がします。.hファイルと.mファイルがペアで1つのクラスを表している、といった極基本的な事も、この本でようやく気付いたというレベル(他の本は.hにこう書け、.mにこう書け、ほら動いたでしょ、というノリ)。Objective-Cについても、例えばimport文で宣言ファイルを指定するのに、<>で括るのと””で括る意味の違いまで触れていたのはこの本が初めてでした。そういうレベルの入門者には、(iOS開発を目的とした場合やや遠回りに思えるかも知れませんが)一読の価値があると思います。

■所友太「iPhoneプログラミング UIKit詳細リファレンス」

続けて重宝したのがこちら。「たのしい~」でObjective-CとXcodeの雰囲気がつかめたので、あとはiOS特有の部分を差分的に読めればいいやってことで。iOS 3.x世代の解説本ですが、入門レベルの要素は網羅されているので支障はない気がします。まぁ、もしかするとiOS4.xなら同じことをより簡単にできるようになったりはしてるかも知れませんが。

この本を参考にして、相談を受けた極簡単なアプリのデモ版を完成させることができました。データ保存もネット通信もしないごくごくプリミティブなアプリですが、何冊も投げてきたσ(^^)としては、格段の進歩という気がしています。詳しい人にソースを見せると、とてもオブジェクト指向的とは言えないような作りかも知れませんが、それは今までのVB.NETで作ってきたツールも同じだしw。

「あとは本でもネットでも公式リファレンスでも見ながら猿真似していけば(σ(^^)個人が作る規模のアプリなら)なんとかなるんじゃないか?」という気がVB並にしてきたのは(錯覚だったとしても)大きい。あとはそのドキュメントがVBに比べるとやはり少ないのが難点ですね。

■てことで逆引き本2冊

というワケで、やりたいことがサクっと調べられるよう、いわゆる逆引き本をObjective-CとiOSで1冊ずつ買って見ました。これらはまだ活用には至ってないので、(「原則として自分で使ってみたものをレビューする」という本ブログの主旨には反しますが)紹介まで。

1冊目はObjective-Cという言語に関するもの。「文字列を文字列で分割する」とかそういうレベルの調べもの用。おそらく現時点で日本語で読める逆引き本としては唯一なんじゃないかと。先日立ち寄った書店でも2010年のプログラミング関連書籍ランキングで3位になってました。

もう1冊はiOS特化の方で、「アプリ内から写真撮影をするには」とかいったAPIレベルのノウハウが数多く収録されているようです。世代的にもiOS4.x対応なので心強いです。

 

当面この後マスターしたいのはテーブルビュー(リスト画面)とCoreData(データの保存関係)ですね(フルグラフィックなアプリを作ることはないだろうし)。それを習得できれば簡単な実用アプリは書けるようになる気がします。なんか手頃なお題を物色中。

iPad用スタンド付き防水ケース

SDIM0970

MacBook Airが快適ですっかりお風呂専用と化しているVAIO Pの処分を検討してまして、ならばと代わりにiPadをお風呂で使えるようにしようじゃないかということで防水ケースを物色。当初VAIO PやPSPで利用実績のあるアクアトークのiPad用にしようと思ったんですが、レビューによるとかなりピッチリなサイズでハードケースをつけた状態では入らないらしいことと、やはりお風呂で使うならハンズフリーでしょってことで却下。

ググっていたらちょうどタイムリーに(国内)発売したばかりのDRiPRO製のものを発見。輸入代理店であるフォーカルポイントの公式楽天ショップで速攻注文しました。

ウチのiPadはSoftbankブランドのAirジャケット(パワサポのOEMと思われる)を装着してますが、そのままでも無事入りました。ただつけてようがいまいが、HOMEボタン以外のハードキー(スリープ、音量、回転ロック)は基本操作不能と思っておいた方がよいです。その分、液晶面はかなりピッチリと貼り付くのでヨレて映り込みが酷いとか以前買ったKindleDX用のケースみたいなことにはなりません(このブランドのiPad用もありましたが当然スルー)。ただ湯気による曇りが結構気になります。しかも画面にタッチするものなので、タッチした部分だけ濡れて湯気が晴れてしばらく使うとまだら状態に。まぁ、乾いたタオルでマメに拭けばいいんですが。試しに水中眼鏡用の曇り止めを塗布してみたところだいぶマシになりましたが、今度は若干指滑りが悪くなった気がします(^^;)。

SDIM0963

右の写真は口の部分。3列のビニールファスナーで念入りに止めた上で、さらにそれを折り込んでベルクロのフラップで止めるという厳重仕様。ぶっちゃけ出し入れが面倒です。多分水が入るとしたら劣化して角に空くとかの方が心配で、口はここまで厳重じゃなくてもいい気がします。お風呂で使うだけなのでIPX8等級(10m防水)とかオーバースペックじゃなかろうかと。さすが訴訟大国。IPX4(防沫)程度でいいのでもう少しシンプルな出し入れができた方が嬉しかったです。


SDIM0962

お次の写真は背面のスタンド部分。折り返したフラップが引っかけられる部分が2重になっていて、スタンドとした時の傾きが2段階から選べます。本当に上からひっかけるだけなので、例えば少し位置を変えようとかって持ち上げたりするとすぐに外れてまた両手でひっかけなおさなければならなかったりします。ハードボタンも操作できないし充電もできないこのケースで常時使う訳はないので、もう完全にお風呂スタンドとして割り切ってもう少ししっかりした固定方法を採用して欲しかった気がします。どちらかの高さを諦めて固定してしまおうかとも思ってます。

 

あと見ればわかることですが、横向き専用形状なので、例えば電子書籍アプリで読書するには向かない点も惜しいですね。一番向いてるのは動画系だと思います。触らなければ画面も濡れないし。そういう意味ではVAIO Pよりも画面も大きく(対応形式は絞られるものの)再生もスムーズなので快適です。

iOS4.2.x 動画周り検証メモ

iPadユーザー待望のiOS 4.2.x(以下iOS4.2)がリリースされましたね。早速iPad、iPhone4ともに更新し、動画周りをチェックしてみました。なお、AppleTVは2台も買ったものの両方とも実家なので、AirPlay周りはAirMac Expressでしか検証できてません。

■iPad

チャプタースキップには対応。ただしチャプターリストを表示することはできない模様。

またHTTPストリーミング時はやはりチャプターには非対応の様子。ただ、SafariでBASIC認証がかかっている場合でも正常に再生できます。

AirPlayはAMEなので音声のみしか試せてないですが、音ズレがヒドく実用には今一歩という印象です。特にシークするとボロボロです。

■iPhone4

まず困ったことにiPodアプリで「テレビ番組」の番組名別表示ができなくなりました。分類表示が廃止されたという見方もできなくもないですが、トップ階層でAという番組名が出ているのにもかかわらず掘り下げるとA,B,Cのファイルがごっちゃになって表示されるので、やはりバグではないかと。早々に治るといいなぁ。

同日補足:

2chにて以下の書き込み発見。

697 :iPhone774G :sage :2010/11/23(火) 17:22:12 ID:JT5kbgv/0

>>599
今まではビデオタグの番組でグループ分けされていたのが、4.2だと情報タグのアーティストで
グループ分けされてる(ただし、グループ名はビデオタグの番組名)。
今まで通りのグループにするにはアーティスト名編集するしかない・・・。
ただ、バグがあるみたいでアーティスト名を日本語にするとiPhone上でグループ名が出ない場合
があった(アーティスト名を英語にすれば解決した)。

 

んー、これがバグで一時的なものなのか、将来的に確定した仕様変更なのかで対応が違ってきますねぇ。

というか、iPhone4もiPadのように「ビデオ」アプリを独立させて欲しいものです。

UTF-8だとAppleTVやiTunes 10.1上で文字化けしていたチャプター名ですが、iPhone4では引き続き正しく表示されます。仕様変更ではないようでホっとしました。AppleTV、QuickTimeの更新で治るといいなぁ(AppleTVも更新あったみたいなんだけどどうなんでしょうね)。

HTTPストリーミングに関しては、SafariでもiCabでも再生できなくてエラーになる確率が高くなった気がします。最近iPhoneではあまり使ってなかったので詳細な比較はできませんが。感覚的にはマルチトラック音声のファイルがダメな気がします。総ビットレートやファイルサイズのせいである可能性もありますが、試した範囲ではマルチトラック音声のファイルが100%ダメなようです。

 

まとめると、更新してよかったiPad、ちょっと待てばよかったiPhone4、って感じですかね。