iPhoneが無線LAN AP設定を記憶してくれない時の覚え書き

iPhoneからPocket WiFi (D25HW)への設定が保存されず、毎回ESSIDと暗号化キーを入力しないとつながらない現象が発生。これはPocket Wi-Fiだけじゃなく自宅その他での何度か経験してました。で、その都度「ネットワーク設定をリセット」でAP設定を初期化してひとつずつ再設定していくと大丈夫だったり。

で、あらためてググってみるとこちらのエントリを発見。要約すると、「一度でもAP一覧から選択したことのあるアクセスポイントがステルス(Any接続拒否)になると設定が保存されなくなる」トラップがあるようです。ステルスである以上、基本的にはAP一覧には表示されないはずですが、例えば今回のσ(^^)のように、購入直後に非ステルスでiPhoneに設定をし、その後ステルス運用に変更、などとした場合には問題になるわけです。

そして一度こうなってしまうと「ネットワーク設定をリセット」で全AP設定をリセットしないとダメなようです。面倒ですねぇ。バグといってもいいんじゃないでしょうか。

とりあえず先々ステルス運用に切り替わることも見越して、iPhoneに無線LAN APを登録する時は基本的に「その他」から入ってESSIDを手打ちするクセをつけといた方が無難そうですね。

Pocket WiFi、あんま速くない?

先月買ったばかりのD31HWがVAIO type Zで使えなくなってしまいました。Windows 7にした直後は使えてたんですが、ビデオドライバ周りで不都合があってドライバを更新してた頃からいつのまにかという感じで。USBポートに挿しても反応せず、その後OSをシャットダウンできなくなります(「シャットダウンしています」を延々表示したままになる)。どうもUSB周りの何かがフリーズしている模様。

CMR-250経由だと問題なく使えるので、VAIO側の問題なのは間違いないのですが、リカバリーも面倒でSONYがWindows7ドライバを正式配布するまではと最近はもっぱらCM250経由で使っていました。

CMR-250はCMR-250でスイッチひとつですぐ使えて便利なのですが、多少不満もありました。WPAでiPhoneがつながらなかったり、逆にWEPだとT-01Aがダメだったりといまいち汎用性にかけるのと、予備電池が安いとはいえやはり駆動時間2時間は微妙に足りないという点です。

で、D31HW買った直後くらいに発表があったPocket WiFiがなかなかヨサゲだったので特攻してみたわけです。21Mbpsではなくなっちゃいますが、上りは5.8Mbpsタイプだしいいかなと。

■ハード面

やはり小さいです。写真は4時間稼働させたい時の携行品の比較です(CMR-250 + D31HW + 予備電池 + L字コネクタ)。D25HWがカタログ通り4時間稼働するかはまだわかりませんが、いざとなればUSB給電で稼働させられるので、まぁいいかなと。予備電池が発売されたら1つ位は買っておいてもいいかも知れません。

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ディスプレイで接続状況やバッテリーステイタスが確認できるのも良いです。WPA/2両面設定で、VAIO、iPhone、PSPgo、T-01Aとすべてあっさりつながりました。

またPocket Wi-Fiの大きな長所としては100時間と待機時間が長いことです。WAN側は無通信時に自動的に切断します。無線LAN側も時間でオフにできるみたいですが、試しにオンのままで使ってみようと思います(ちょっと説明書の記述ではいまいち動作条件が不明)。完全にオンデマンド動作でポケットにしのばせておくことができれば、まさに「オレがガンダムアクセスポイントだ!」状態ですね。

2009.11.19補足:

無線自動OFFオフで一晩放置したら普通に電池切れしてました。100時間ってのは起動はしてるが、3GもWi-Fiもオフの状態で、ってことですね(まぁ、Wi-Fiの消費電力考えたらそりゃそうでしょうが)。結局のところノータッチでオンデマンド接続できるという状態での運用は現実的ではないってことですね。シャットダウンしておくより起動時間の分だけは速くに再接続できまっせ、という程度。

■ソフト、設定面

初期SSIDとWEP & WPA暗号鍵はシールで添付されており、店員さんにマニュアルに貼り付けられました。つまり、個体毎に違った初期パスワードになってるってことですね。良いことです。

設定にはユーティリティが必要っぽかったのでインストールしてみたんですが、実体は192.168.1.1へのショートカットでしたorz。すべての設定はブラウザで行います。

ちなみにマニュアルにはPC、Macはもちろん、DS、PSP、Wii、PS3といったゲーム機の設定方法まで解説してあり親切です。WPSにも対応してます。

ルーターとしてはポート解放やUPnP、DMZなどわりといっぱしの機能を備えています。無線LAN関係ではMACアドレスフィルタリングもあります。

WAN側の自動切断タイマーは5,10,15,30分で、切断しない設定はないのでサーバー運用は厳しいですね。Messengerなどの待ち受けはどうだろ。なにかしら定期的にパケットを放つものなら大丈夫だと思いますが。

■ベンチマーク

さて、肝心の速度ですが全く奮いませんでしたorz。

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同じ場所で計ったD31HWやCMR-250のデータと比べてあり得ないくらい遅いです。2chに2Mbpsくらいは出たって書き込みがあるので、ハードの限界はそれ以上ってことなんでしょうけど。

売り場でもバカスカ売れてたっぽいですがみんな速度計りまくりで混んでるんですかね?というかそうだと思いたい。あきらかにWebサイトの表示の体感も遅いです。使い勝手がとても良いだけに、ここはなんとか改善してもらいたいです。後日また計ってみます。

同日補足:書いてるうちに少し改善してきました。やっぱ混んでるのかな?

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2009.11.20補足:

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今日の夜、品川某所で試したところ、だいぶ改善してました。常時これくら出でてくれれば文句ないかなぁ。

MP4ファイルにタグをつける

最近、テレビ録画ファイルの保存形式をDivXからH.264/MP4に移行中なのですが、iTunesやiPhoneで見るのに、いくつかのメタデータを付与しておいた方が便利だということがわかりました。

例えば、iTunesで動画ファイルのプロパティを表示した際の、

  • 「オプション」タブの「メディアの種類」を「テレビ番組」に
  • 「情報」タブの「名前」フィールドにサブタイトル
  • 「情報」タブの「トラック番号」フィールドに話数
  • 「ビデオ」タブの「番組」フィールドに番組名

などを入れておくと、プレイリストを作らなくても番組毎にまとめて表示されたりして見た目ナイスです。iPhone/iPod touch上での見え方はこちらが参考になります。

ただちまちまiTunes上でファイル毎に設定するのは億劫なので、ツールを自作してみました。

といっても、AtomicParsleyというコマンドラインツールのフロントエンドを作っただけなんですが。

dgMP4Tagger

上記公式ページに既にいくつかのGUIフロントエンドがリンクされてたんですが、Java実装だったり一括処理できなそうだったりリンク切れだったり散々だったので。

また、我が家のライブラリでは

01「ユウシャ世界に起つ!」.mp4

のように話数とサブタイトルを含んだファイル名書式に統一してあるので、ここからデータを拾って半自動でメタデータを生成してくれると便利だろうと。

そういう意味ではまり汎用性はないので、公開は要望があればって感じで。(→公開しました

以下、覚え書き。

  • iPhone上ではエピソード番号ではなくトラック番号が表示される(エピソード番号だけだと「不明」となる)。
  • AtomicParsley 0.9.0で上書きオプションを使うとファイルが壊れる。バージョンアップ経過を見守る。

PSP-N270がいいかもって話

PSPgo用周辺機器として12月に発売予定のBluetoothレシーバーPSP-N270を予約してみました。出た時はわざわざ(高そうなイメージの)純正オプションなんて、と思って目もくれてなかったんですが、よくよく調べてみると、

  • 15gとなかなか軽い
  • miniUSB充電ができる
  • 8デバイスとペアリングできる!
  • それでいて4,000円台前半とお値打ち

といった特徴を持っています。うっかり充電切らしがちなレシーバーなので、特殊なケーブルやACアダプタを使わずに充電できるのは大きい。また8デバイスとペアリングできれば、iPhone、VAIO、PSPgoあたりで使ってもまだ十分余裕がある感じ。個々の特徴を備えた選択肢は探せば割とあるんですが、全部入りでそこそこデザインも良いというのは美味しいです。胸ポケット派のσ(^^)的には、背面にクリップがつくのかどうかが気になる点ではありますが、ググっても判明せず。まぁ、この値段なんで最悪両面テープ的な何かで乱暴に後付けしちゃうのもありかな。

最大の欠点は発売日まで二ヶ月近くもあること!

それはそうと、iPhoneでのiPod操作に対応したレシーバーが出ませんねぇ。せめてApple自身で出さないものかと。MagicMouseみたいにつるすべな感じで。

キャンセルしたはずのPSP goが届く

だいぶ前にAmazonで予約しつつも、やっぱUMD変換サービスもポシャったし、WALKMAN買うし、とキャンセルしたんですけどね。でも届いちゃったんですよ。ヨドバシから(笑)。

どうも予約受付が早かったヨドバシに脊髄反射的に予約してたらしいのをコロっと忘れてました(^^;)。まぁ、届いちゃったものはいいかってことで使ってみることにしてみました。

「PSP-3000なら16,800だぜ?」とか「3,000円足したらPS3買えるよ?」とかいうのは、既にどっちも持ってるからどうでも良くて、もともと買おうと思った動機は、

  • Bluetoothヘッドフォンが使える動画プレーヤー
  • PSP-3000の縞液晶から改善されてる期待
  • PSPはなるべく初期バージョンを押さえておくのが基本w

といった辺りでした。最近、SD画質のものはiPhone/PSPでも見られる720×480のAVCエンコに切り替えたので、電車などで消費するのにあってもいいかなと。ファームウェアについてはPSP-3000以降あまり期待はできない現状ですし、いきなりPlaystaion Storeが使えなくて最新ファームいれちゃってますが…

組み合わせBletoothヘッドフォンは物色中。てか、手持ちの再利用しろよ。>自分

■ハード面

まず液晶は良好です。メディアのレビュー記事にも書かれてましたが、白がものすごくニュートラルで綺麗な“白!”って感じで気持ちがよいです。縞も見えません。ただ、PSPより小さくなって解像度が高まった分、さぞ精細感があるだろうと期待してましたが、そこはイマイチかな。文字なんかがDot-by-Dotで出てないような微妙なボケを感じます。さすがに発色の綺麗さと解像度感で言えば先日買った有機ELのWALKMAN A840には負けますが、動画を楽しむにはある程度大きさも必要ですし、使い分けることになりそうです。あっちは再生条件厳しい感じですし。

従来のPSPと比べて不便になったのは、接続端子が独自コネクタになったこと。USB、AV出力、電源とを兼ねたもので、WALKMANのものより一回り大きいです。最近、WALKMANのUSBケーブルも増えただけにダブルでウザいです。前のようにUSB miniBでつなげられれば、出先や実家でちょっとコンテンツ追加したいなんて時にも便利だったのに。せめてWALKMANと共通だったら良かったんですけどね。WALKMANの方はサードパーティの巻き取り式ケーブルを買い足しましたが、コレ用も発売待ちですね。バッグに巻き取りUSBケーブルがガチャガチャ増えていく…

またACアダプタも5V/1.5Aのやや大ぶりなものが付属しているんですが、困ったことにUSBケーブルを挿して使うタイプのクセに、付属ケーブル以外が使えないよう突起でブロックしてあります。つまり、この充電器にiPodやWALKMANなどのUSBケーブルをつないで充電に利用することができません。ちょっと感じ悪いですね。逆に、iPhone付属のものや市販のものは良いものでも1.0A程度なのでちょっと不安です。使いながら充電とかしなければ平気かなぁ。ともあれ、USBケーブルばかりか充電器まで専用品になってしまっていて、我が家のシンク&充電コーナーのカオスっぷりに拍車がかかります。

ボタン類の操作感は上々だと思います。格闘モノなどものすごくハードにボタンを使うゲーム以外ではさほどやりづらさを感じないんじゃないでしょうか。ただ、両サイドが(従来機に比べて相対的に)やや鋭利な形状をしているので長時間プレイしていると手のひらに食い込んで痛みを感じることがあります。特に寝転がって体重がかかるような姿勢で使ってる場合などは。まぁ、これは従来機でも皆無だった訳ではないので、そこまで長時間連続して遊ぶなってことでしょう。痛み感じたら素直に休憩しろとw。

あと音量ボタンがスライド部分の裏っかわにあるのはゲーム時には使いづらいですね。かといってスライド閉じた状態で使える位置に出てないと動画&音楽プレーヤーとして使うには困るでしょうしから、まぁ仕方ないのかな。

■ソフト&サービス面

基本的なUIは従来PSPと同じ。違うのはXMB状態でスライドを閉じるとアナログ時計が表示される点、スリープ状態からスライドを開けるとレジュームする点くらいでしょうか。

ゲームのダウンロードに関しては結構時間がかかるので、PCに専用ソフトMediaGoをインストールしてそちらで落とした方が安定しそうな気がしますが、残念ながらダウンロード時にPSPをつないで直接保存しかできないっぽいです。だったらPSPに充電器つないでDLさせた方が無駄がないのかも知れません。

ちなみに、購入したソフトは5台のハードに入れて使えるっぽいです。肝心のラインナップはまだまだ少ないですが、目的のタイトルが提供されてるならUMD版を買う理由はないかなという印象。もともとCFWにこだわる理由は(自分が買ったタイトルの)ISO化だけだったので、最初からフラッシュメモリでプレイできるならいいかと。欲を言えば、PC上のMediaGoにバックアップできて、消したタイトルを再導入する時はサーバーから再ダウンロードしないで済めばいいかなと。←できるっぽい。でもまぁ、16GBあってさらにメモステも使えるのであればそもそも全部入れっぱなしで困ることはナサゲ(メモステにゲームタイトルを保存できるか不明ですが、動画をそっちに追い出せば本体だけでも相当数のタイトルが入るでしょう)。

嬉しかったのはPrototypeから「Planetarian」が配信されていた点(もちろん買いました)。まぁ、これはもともと市販されてなかったタイトルだからってのもありますが、他のKey移植作品の販売も期待できるかなぁとか。買ったまま放置してある「智代アフター」とかも配信はじまったら買ってしまいそうw。少なくとも今後のタイトルに関しては両面販売を期待したいですね。

■BDZ-X90だとおでかけ転送で内蔵フラッシュメモリが使えないorz

いま気付いたんですが、我が家のBDレコーダー、X90からのおでかけ転送はファームアップデートで対応予定ってことになってるんですが、そうなったとしてもせっかく16GBもある内蔵メモリは使えず、メモステ専用になるとのことorz。やっぱ買わないとダメかぁ。