Starlink Miniと組み合わせるモバイルバッテリー検討

Starlink MiniはUSB PD 100W出力で動作できるので、モバイルバッテリーを組み合わせればケーブルレス動作もできそう。この動画によると20V出力ができれば65Wでも駆動できてるっぽい。

Starlink Mini – Power Options – 12 Volts, USB C and more RV Motorhome Campervan Car Camping

In this video we check out our experience of the Starlink Mini, looking at all the ways we power it. You can find our other videos on the Mini Here: -Starlink First Impressions https://youtu.be/-WuyZ1DGQVM -Starlink Mounting Options https://youtu.be/NZhCBUcfZXw -Starlink In Depth Review https://youtu.be/VNASFNlBqjU -Starlink Video Playlist https://www.youtube.com/playlist?list=PLHOEQx7dQbeU5JSoUNNTqmsSnzCHSTtKw Product Links – As an Associate, we earn from qualifying purchases.

前記事で紹介したこの動画のように3Dプリンターでケースを作れば一体感も出てヨサゲ。

DIY StarSled Go – Cheapest Smallest Starlink Battery Pack

The Cheapest, Smallest and Lightest DIY Battery Pack for the Starlink Mini Use this link to get 30 days free Starlink service: https://www.starlink.com/residential?referral=RC-DF-6132404-92473-43 This 3D Printed enclosure can be printed for about $2.00 worth of PETG and $3.50 in Electronic Parts. Add another $8.00 in batteries and you’ve got a compact solution to power your Starlink while On-the-Go!

18650リチウムイオン電池は3500~5800mAhのものが多いですが、容量詐欺も多いので、まぁ3500mAh前後出たとして20,000mAh程度でしょうか。パーツ代や予備電池を含めてもそれほどしないのでこれは選択肢として考えています。Ethernetポートが使えなくなるのは惜しい。

それはそれとして、せっかくStarlink Miniの3Dモデルデータが公開されているので、自分でも市販のPD 100Wモバイルバッテリーを固定するホルダーを3Dプリンターで自作すれば良くね?ということで検討。手持ちのバッテリーはかなり大きいのしかないので、改めて物色。PD 100W仕様でそれなりにコンパクトなものを諸元を元にモデルにして貼り付けてみました。

1. Baseus BladeHD (20,000mAh)

薄型で背面に突出しない形にできそう。モバイルバッテリーはあやしいものを買いたくないので、VGPを受賞しているのは安心材料かも。またバッテリー残量が数値で確認できるディスプレイがあるのも良き。

レンダリングイメージはこんな感じ。

下側ははみ出てしまうものの動画のStarSLed Goに近いフォルムを実現できそう。USBポート同士がかなり近いのでコネクター同士を干渉せずに配置できるかは要検討でしょう。バッテリーのType-Cポートは2つあり、右側を使えばN字配置でどうにか収まる?

2. INIU Power Bank P63-E1(25,000mAh)

次の候補はINIU P63-E1というモデル。

これも聞いたことがないブランドですが、1つ目に貼った動画の中で同じブランドの65Wタイプを使用しているので海外でも販売してるっぽい。こちらも残量表示付きで5色のカラバリがあるのも楽しげ。カタログ容量も少し大きい。

レンダリングはこちら。

厚みはあるので飛び出ますが、もともとStarlink Miniは傾斜スタンドが標準でついてくる位なので、斜めに設置する前提なので、むしろ良いかもとか。フットプリントが小さいので配置に自由度もあります。コネクタが干渉するようなら横配置でもいいかも(ディスプレイも横向いちゃいますが…)。LANケーブルも脇から取り出せそう。

どちらも捨てがたい。18650電池のSled Goは一見安そうですが、電池や充電器まで揃えると結局7千円くらいかかりそう。だったら信頼性も高く、手持ち充電器が使えて、普通に単体でモバイルバッテリーとして普段使いできた方がいいかなとか。まぁ今の生活でモバイルバッテリー自体ほぼ使う機会ないんだけども。

あと単純に一体化させるよりも、キャリングハンドル兼スタンドみたいなものをつけるのも便利かもなとか。夢は広がる。とりあえずブツが到着して傾斜スタンド(3Dモデルに含まれていない)の様子をみてまた検討かな。

Starlink Miniを買うたった(まだ来てない)

宇宙と交信。浪漫ですよね。

パネルアンテナを設置するだけで(空が見渡せる開けた場所なら)国内どこでも衛星インターネット接続ができるStarlinkは日本サービス開始当初から気にはなってました。ただ自宅では10Gbpsの光回線あるし、山奥などでキャンプすることもないし、固定住所でなくても使えるROAMプランはちょっと高いし、災害用でもっとくだけだとちょっともったいないかなぁと思っていました。

また米国では2023年秋に第三世代(以下Gen3)アンテナキットの販売が始まっており、電動方角調整機能を省いて小型化し、ルーター部分の性能(Wi-Fi6対応、有線LANポート)が進化しているので、「もし買うなら第三世代が日本で発売された時かなー」と思っていました。

が、2024年になっても発売される気配がなくいつしか頭の中から離れていきました(実際には2024年夏に国内販売がスタートしたらしい)。

で、さきごろ今度はStarlink Miniが日本でも発売になったという情報をキャッチ。こちらは、

  • さらに小型化し、ルーターも一体型になった(A3より少し大きく1kg台)
  • USB PD給電(100W)にも対応
  • Wi-Fiは5
  • 有線LANポートも引き続き搭載

なんと米国で$599なのに国内価格は34,800円と為替ガン無視で戦略的な価格設定になっています。ブロードバンド普及率が高い日本ではモバイル用途やホームWi-Fiユースも視野に入れて売り込んでいく狙いなんでしょうか。

これは本体価格だけでなく料金プランにも伺えます。いままでは固定住所のレジデンシャル(Regidential)プランとどこでも使えるローム(Roam)プランだったのですが、Roamに低容量版が追加。月単位の契約でいつでも休止可能。2025年2月現在、こんな感じ。

プランどこでも使用最大データ容量月額料金
Regidential不可無制限6,600円
Roam 50GB50GB6,500円
Roam無制限無制限11,500円

Roam 50GBがかなりお手頃です。しかもGB単位で追加購入も可能。

もちろんLTE/5GのデータSIMと比べたら高いですが、

  • 実効スピードが速い
  • 地上基地局が停電や破損で使えない時でもネットできる
  • 浪漫

などもメリットもあります。常時契約しておくかはさておき、3.5万円で備えておくには良いでしょう。ポータブル電源を買っておくのに似た感覚です。

今回、公式サイト以外にヤマダ電機の楽天、Yahoo!ショッピング店舗で販売しているのを見つけ、各種ポイントバックや蓄積ポイントを活用して2万円台で注文できました。「お取り寄せ」で「通常10~20日」表示でしたがまぁそれくらいなら災害も待ってくれるかなと。ちなみにStarlink公式はアメリカ発送らしいですが数日で届いていると報告を見かけます。

■気になるアクセサリ

StarlinkMiniは米国では少し前から販売されているので、既にサードパーティアクセサリも色々と販売されています。なんとSTEP形式の3Dモデルが公式サイトで公開されているので社外アクセサリも開発しやすいのでしょう。いずれ自分でも何か作ってみたいものです。

公式配布データをFusionで読み込んでみた

ともあれ既存アクセサリで気になるのもをいくつか物色。

USB電源アダプター

StarlinkMiniの電源端子は丸型プラグですが別売りのUSB Type-C変換ケーブルを使えばPD 100Wの充電器やモバイルバッテリーで充電できます。純正ケーブルは国内近日発売予定ですが5mしかなさげ。モバイルバッテリーでコンパクトに設営するにはちょっと嵩張るかなということで、こちらの変換コネクタを注文。

StarlinkMiniは防水仕様ですが電源とEthernetケーブルのプラグが防水キャップ仕様になっている必要があり、こちらもしっかり二重のリブがついて対応となっています。USBポート部分は無防備ですが、必要に応じて防水テープで巻くとかしてもいいかなと。というか本当に雨天の中で使うとなれば純正ケーブルを使えばいいので、こちらはあくまでもコンパクト設営用のイメージ。

Ethernetケーブル

こちらも社外品になりますが、いちおう防水リブはついている模様。純正品と違って長さも選べるようです。

Starlink Miniの内蔵Wi-FiアクセスポイントはWi-Fi5なのでやや古い規格です。実際には100Mbps前後しか出ないのでインターネット通信をする分には申し分ないんでしょうが、例えばその配下のネットワークで端末間の高速通信が必要(例: PCとMeta Questで仮想デスクトップするとか)だったり、空いてる6GHz帯を使いたい時等はやはり別体アクセスポイントを使いたくなるかも。そんな時にはこういうのが必要になるでしょう。これも本当に雨天で使わない限り通常のLANケーブルでいいし、なんなら後付けの防水リブを3Dプリンターで作れないかなとも思っているので、まだ購入は保留。

ちなみにEthernetケーブル使用時はStarLink Mini内のルーターはバイパスさせられるっぽいです。「わかってる」仕様ですね。

キャリングケース

ケーブルまで一式収納できて、Starlinkのロゴまで入っているこのケースが候補にはなっています。

ただ公式サイトで買えるバックパックも気になってるので、それの情報をみて検討かな(本体が届いてアカウント作らないとショップを閲覧すらできない)。

Starlink純正バックパック

あとは屋根や車にマウントする各種マウンターなども純正、社外ともにいくつか出ている模様。

クラウンクロスオーバーのムーンルームだとちょっとサイズオーバーかなとも思って保留。買わなくても3Dモデルも色々ありますし。

そもそも日本では走行中の使用は法令違反っぽいし、仮に将来規制緩和されても、トンネルや降下が多い日本だとどうなんですかね。実効速度が5Gルーターやテザリングよりも速ければ、飲食店ノマドの時に駐車中の車内外に設置してWi-Fi経由で店内から使うのも楽しそう。

ケーブルリール(3Dプリントデータ)

有志による公開データですが、10mものケーブルをまとめておくのにこれが良さそうです。正円のモデルもありますが、こちらだと純正箱にもそのまま収まるっぽい。

一体型バッテリーケース

電動工具用のバッテリーを使うアダプタや、18650バッテリーセルx6本で使うアダプタもDIY工作含めて楽しそう。

DIY StarSled Go – Cheapest Smallest Starlink Battery Pack

The Cheapest, Smallest and Lightest DIY Battery Pack for the Starlink Mini Use this link to get 30 days free Starlink service: https://www.starlink.com/residential?referral=RC-DF-6132404-92473-43 This 3D Printed enclosure can be printed for about $2.00 worth of PETG and $3.50 in Electronic Parts. Add another $8.00 in batteries and you’ve got a compact solution to power your Starlink while On-the-Go!

完全ケーブルレスで運用できるのは浪漫ですが、そこまで稼働時間があるわけではないので使いどころは微妙かも?それぞれの製作者のコメントによると、Dewaltのバッテリーだとサイズによって2~4時間、動画の18650×6本だと2~2.5時間だそうです。18650リチウムイオン電池自体はそこまで高くないので、スペアを大量に用意する手はあるかな(容量詐欺の粗悪品には注意が必要)。

■到着後レビュー予定地

長くなったので別記事にしました。

Starlink Miniを買うたった(届いた)

[3Dプリント] セットドライバーのグリップアダプターを紛失したので自作

普段使い用のこのドライバーキットのグリップアダプタ(黒いの)を紛失してしまったのでFusionでモデリングして3Dプリンターで造形しました。

実は完成してこの記事を書く時にはじめてAmazonで検索してもとのグリップアダプタの形状を確認したので、モデリング時点ではノーヒントで想像で作ってます。なので元の三角形のグリップとは似ても似付かないものに。

要求仕様として意識したのは、

  1. ケースの専用スペースに収まる
  2. ピッチリはまってガタつかない
  3. グリップに垂直に挿してL字使用ができる(使うかわからんけど)
  4. ヒートン回し

という感じ。正直3.と4.は他社のグリップでみていいなと思ったんですが、よくよくみるとED-275付属のグリップアダプタも普通に対応してましたね。

以下がL字使用パターン。

てこの原理でしっかり回せてよさそう。単純に6角穴を貫通させたので、突き抜けちゃうかと思ったんですが、ドライバーが一応太くなっている箇所があって留まるので、写真位置よりは深く刺さらない感じです。

ヒートン回しは規格幅がわからなかったので4mm幅で凹みをつけてみました。

というかお尻側はケースの突起にあわせて差し込む穴がいると思ったんですが、純正グリップアダプターをみるとドライバーを挿す六角穴の側を挿すんですね。だったらヒートン回しの凹みはお尻側にした方がスマートだったかも。

ともあれ、単体では売ってないパーツなので、わざわざそのためにドライバーセットごと買い直すのを回避できて良かったです。

[3Dプリント] OBSBot Tiny2のスライドレールハンガーを製作

我が家の現在の主力WebカメラはOBSBot Tiny2です。

最近YUV(非圧縮出力)などを省いた廉価モデルのTiny2 Liteも出ましたね。

これの良いところ画質もさることながら、PTZ機能を活かして手元撮影にも使える点。我が家では写真のようにデスクの上の棚板に3Dプリントで逆さ吊りホルダーを作ってぶら下げていました。

ウチはモニター上は棚板のせいで狭い上に、バーライトがいるので、モニター上部に直接付属ホルダーで引っ掛けて置くことができないので苦肉の策です。

ただ、会議などで顔を映す時と、天吊りで真下の手元作業を映したい時とで、最適な左右位置が異なることに気付いて、今回スライドレール式で左右に動かせるように改良しました。

またホルダーのプレートとカメラは従来両面テープで貼り付けてあったんですが、今回のアップデート作業中にカメラ底面にマグネットが入っていることに気付き、急遽プレート側にも百均のマグネットを埋め込んで、簡単に脱着できるようにしました。Tiny2はとても性能が良いのでWeb会議に使うだけでなく、業務で現場に持ち込んだりもしたいので、その度にベリベリと両面テープを剥がしていかなくて済むようになったのもナイス。三脚穴もついてはいるんですが、デザイン的にどうしても上側にネジ(ローレット)をつけたり、カメラ自体を回転させる余白をもたせたりが必要になるので、マグネットの方がシンプルで小型化できるという判断です。

あと写真でもよく見るとわかるのですがカメラの重みでプレートが僅かにたわんでいることに気付いているので、プレートの厚みも増しておきました(材質はPLA)。

完成品がこちら。

写真ではわかりづらいので3Dモデル図も載せます。レールパーツをデスク天面に両面テープ止めして、サイドからホルダーの嵌合部分を差し込む形です。これでモニター中央から少し横にオフセットした位置まで自在に位置決めができるようになり、かつ無駄にズレたりはしなくなりました。

本当は顔を映す時はもっと下げたいので、上下スライド機構も持たせたかったんですが、カメラ背面からUSBケーブルのコネクタが突き出るので、カメラだけをこれ以上下げる事は出来ない、というかそれをするにはカメラを手前に突き出す必要があるので断念。むしろレール分だけ高くせざるを得なかったのですが、なんとかギリギリに抑えて数mmアップに留めました。

カメラは真横を向けることもできるので、台座を90度回転させてケーブルを横出しにすれば解決なんですが、ケーブルが丸見えなのもイヤだなと。USB Type-CのL字アダプタですごく小さいものがあればまた検討してみるかも知れません。

車内ルーターを改めて有線LAN化したら快適になった話

現在、クラウンの車内ネットは標準装備の車内Wi-Fi(最近値上げして月額1,650円)を使わず、自前のモバイルルーターを設置しています。機種は富士ソフトのFS050W。5GだしWi-Fiも5GHz(屋外でも使えるW56モード)に対応。

富士ソフト(Fujisoft) 5G対応Wi-Fiモバイルルーター +F FS050W

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スマホのdocomo回線を親回線とするデータシェアSIMなので30GBで月額1,100円です。

2.4GHzしか使えない車内Wi-Fiよりは概ね快適なのですが、W56を使うカーモードにしていてもDFS(航空無線が近くに飛んでいないか1分間電波監視してからでないと5GHzを飛ばせない法的ルールに基づいた制限)が走ってしまうので、走り始めてからWi-Fiが使えるようになるまで少し待たされます。またDFSは起動時だけなく定期的に実施しないといけないはずなので、走行中でもいきなり切れる可能性もあります。

そこでFS050は充電ポートであるUSB CポートにEthernetアダプタを使うことができるので、車内でも有線化していました。

ちなみに相手はFireTV Stick 4K Maxで、こちらも別売りのEthernetアダプタをつけてハブを介さず直結しています(どちらのアダプタにもUSBポートがあり給電しながら使用可能)。

Amazon イーサネットアダプタ

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しかしこれがいつからかつながらなくなってしまい、面倒で5GHz Wi-Fiで画面して使っていました。最近愛用しているDMM TVがネットワーク不達でログインエラーになるとセッションキーを無効化してしまうらしく、再度ネットワークに接続後にあらためてログインからやり直しという極悪ユーザー体験で重い腰を上げてチェック。

チェックというほど面倒なことでもなかったんですがLANケーブルを交換したらあっさりつながりました。これわざわざ少し前に車内配線を綺麗にまとめるので買った新品ケーブルじゃなかったかなぁ…

購入履歴をみるとこれの模様。1mでスリムなものが良くて選んだはず。

家にあった適当なケーブルで試したら普通につながる。ほな断線かぁと思って別途1m+スリムのカテゴリ6Aケーブル(7以上は信用してないので)を探して注文。結局またELECOMで一抹の不安がありましたが今度は爪が折れにくいタイプのものにしました。

が、到着を待つあいだにLANケーブルテスターが見付かったのでダメだった最初のケーブルをテストしたところ(少なくとも結線レベルでは)問題なし。ショートも断線も見付かりません。んご、もしかしてケーブルの問題ではない!?と不安になりましたが、結果的には新しく届いたケーブルなら問題なし。なんだったんだろう。まぁ安いテスターは電気的な通電をチェックしてるだけなので、品質的に劣化があったのかも知れません。

ともあれ有線接続が復活したことで車両の起動(給電開始)とともにルーターの起動時間だけでFireTVのインターネット接続が確立するようになったので非常に快適になりました。またDMM TVは視聴中に映像が止まる(音は流れつづけるが絵が静止画状態になる)ことがNetfixやPrimeビデオに比べて多かったんですが、今のところ止まる気配がなくなった気がしています。DMM TVはホーム画面ですぐに前みていた動画が並んでてすぐに視聴再開できる、いらん広告やゲームを出さない、OP/EDスキップを手動で無効化できる(選択できる)などアプリの使い勝手としては頭1つ抜けていただけに、またNetflixやPrimeビデオに戻りたくないなぁと思っていたので、非常に有り難い。このまま快調に使えるといいなと。

■せっかくなので速度比較

FireTVのSilkブラウザからfast.comにアクセスして比較してみました。

まず5GHz Wi-Fiで接続した状態。下り30Mbps、レイテンシが45msです。一般的な動画視聴には問題ないはずですが、実際問題DMM TVで映像が止まる(切れはしない)問題が頻出していました。

Wi-Fi接続

続いて有線LAN。下り43Mbpsと1.5倍近く高速化しました。pingとアップロードはほぼ同等。

有線LAN接続

参考に自宅Wi-Fi(上位回線は10Gbps光)が届くところでそちらを使って計測すると、全然速いので、FireTV StickのWi-Fiがボトルネックということではないはず。

■まとめ

FireTVとFS050Wが有線LANでつながらない問題は単にケーブル不良だったようです。面倒くさがらずにもっと早く対応しておけば良かった…

とりあえずまた知らない間にWi-FiにフォールバックしないようFireTV StickのWi-Fiはオフにしておきました。

ちなみにクラウンのT-Connect 22ナビとFireTVの接続はCarMate TVを使用しています。個人的にはTVキャンセラーやPICASOU2/P3といったAIBoxよりもオススメです。よろしければ参考記事をどうぞ。

PICASOU2 ProからCarMate TV + FireTV Stickに乗り換え