Visa Touch デビュー

 いつも行くシェルのセルフスタンドがVisa Touchに対応してました。

 おサイフケータイ版の申し込み、設定は済ませてあったので早速利用。

 パスコード有りにしてあるので、一度Visa Touchアプリを起動して、4ケタの数字を入力してからタッチしないとならず、これがちと面倒。操作がというよりアプリの起動時間がもどかしい。

 元々このセルフ給油機はクレジットカードでも無人決済ができるので、正直普通にカードを使う方が楽かも(^^;)。

 もちろん、パスコード無し設定にすればEdyなどと同様タッチだけで使えるんですが、クレカ決済だけに紛失、盗難時のリスクが高い罠。悩みます。一応、メールや電話で遠隔ロックはできるんですが、例えば悪意のある人が拾った直後にセルフモードにしたらアウトですしねぇ。まぁ、カード会社に届け出さえすればたいした被害にはならないんでしょうけど…

 こういう認証操作って決済機側のインターフェイスを使ってやるべきなんじゃないでしょうかね?現に、ICチップ搭載のクレカの場合、レジ側のテンキーで暗証番号入力しますよね。あれと同じで、タッチはカードNo.の伝達だけにして、認証操作はレジ側でってのがやりやすい気がします。件の給油機もタッチパネル液晶デバイス持ってるし。そういう意味では、この給油機、プラスチックカードも暗証番号無しで使えるんだよなぁ。

 まぁ、ともあれ電子マネー普及のため、多少不便でも頑張って使いますよ、ハイ。

E61用NAVITIME登場

ナビタイム、「Nokia E61」向けにナビサービスを提供

 ナントE61用にNAVITIMEアプリが登場しました。Std版向けの有料サービス自体が珍しいですね。 E61はGPSを内蔵しているワケではないので、現在位置が出るワケではないので、あんまりナビとして実用性は高くないですが、乗り換え検索などもできるので便利は便利でしょうね。まぁ、σ(^^)に限っていえば別途911T回線でNAVITIMEは契約済みなので、E61でする意味は全くないんですが、正式サービス時のお値段次第では契約するかも知れません(キャリア向けは\210/月なのでそれくらいなら)。スマートフォン向けサービスには成功してほしいですしね。

 早速お試し版をインストール。自宅の無線LAN環境でつないでるせいかもしれませんが、なかなか地図表示はサクサクしてます。UIはキャリア版とほぼ同じで違和感なく使えます。衛星写真も表示できるのはキャリア向けにはない機能ですね。これで、Bluetooth GPSとのリンクができれば結構使えそうなんですけどね。

 911T向けのユーザIDを使って、911T<->PC<->E61で地点登録などが同期できると素敵なんですが、無理だろうなぁ。

 ちょうど、Mobile Gmapも最新版にしたらかなり安定した印象だったので、いつぞやの比較表を更新してみましょう。

Google Maps MobileGmaps NAVITIME
実装 ネイティブ Java MIDP ネイティブ
動作 そこそこ速い、安定 遅い、ほぼ安定 そこそこ速い、安定
地図 地図、サテライト 地図、サテライト 地図、サテライト
検索 日本語で住所OK
ローカル検索も
日本語で検索NG 日本語で住所OK
ローカル、郵便番号、Telなど
GPS 非連動 連動 非連動
利用料 無料 無料 有料

 やはりNAVITIMEにはBT GPSとの連動を是非実現していただきたく。

GPSガジェット持って散策

 ここんとこプログラミング仕事で引き籠もりなので、週末くらいは少し外出したくなり、さりとてヨドバシとか言っちゃうといらん金使うので困る。

 そんな折り、Nokia Sports Trackerなるツールを発見(以下NST)。Nokia端末+GPSでランニングやサイクリングのログを記録してくれるというもの。ログはGoogle EarthのKML形式で書き出すことも可能。

 面白そうなので、これを試しつつ、近所をぶらついてみようと。

 装備は、

  • E61 + BT336(Bluetooth GPS)
  • GPS-CS1K
  • VAIO UX + 911T

 ミリタリーベストのポケットに色々つっこんだ重武装w。

 目的は、

  • Nokia Sports Trackerのテスト
  • Mobile Gmaps新バージョンのテスト
  • BT336 vs GPS-CS1Kの精度比較
  • Place Engineへの投稿
  • 近所のFON_APを使ってみる

などとし、自転車で出動。NSTのログによると、4.84kmほど廻った模様。

■BT336 vs GPS-CS1K

 以下の図は、双方のログをGoogle Earthにインポートしたものの一部です。赤がBT336(NST)、青がGPS-CS1Kです。

ge_070415.JPG

 BT336はおおむね道路に沿っているし、道路の反対側へ移動したなんてのもなんとなくわかるレベルなのに対し、青はかなり道を外れてますね。点として時々おおはズレなログを残すようで、経路としては変な突起が出来てしまっています。元々の製品コンセプトとして、こういった連続的なルート記録を目的としてないとは言え、ちょっと残念ですね。

 ちなみにベストの両肩のポケットにそれぞれ収納した状態でテストしました。

■Place Engineへの近隣AP登録

 Place Engineとは、無線LANアクセスポイントのMACアドレス情報を使って位置情報を推定しようというプロジェクトで、近日発売のPSP用地図ソフト『みんなの地図2』でも対応が予定されています。 同ソフトはGPSユニット付属版と単体版がありますが、単体版でもPSP内蔵の無線LANデバイスを使ってある程度の位置取得ができるワケです。

 このサービスは無線LANアクセスポイントの電波を緯度経度に紐づけた情報の蓄積量がキモになるわけで、公式サイトではWindowsやW-ZERO3用のソフトを配布し、ユーザの協力を募っています。

 σ(^^)も時々VAIO UXで登録してまわっていますが、自宅周辺は思いの他情報が登録済みのようです。大雑把にはすでに位置取得可能な状態でした。都市部であればGPS無しでも結構実用になるかも知れません。

 それでも無線LANアクセスポイントの数は予想外に膨大で、交差点毎に止まって電波を拾ってみると新規のAPが結構見つかります。また位置も大雑把なものが多いので、正確な情報を送信することで、サーバー側がどんどん補正していってくれるようです。いかんせん、公式サイトのログイン機能が正常に機能しない(TypeKeyのみテスト)ので、登録ランキングには参加できず、匿名投稿ばかりで統計値がわかりませんが…

 ちなみに、PlaceEngineツールはGPSユニットとも連携できますが、ポートが若い番号までしか指定できず、BT338のようにポート40とかやたら大きな番号に割り振られるデバイスは認識できません。多分、Bluetoothデバイスはこういう大きなポート番号になりがちなので改善してほしいですね。

 σ(^^)の修論テーマであるPlace Oriented Reminderのようなツールを実装するにも、GPSより現実的な気がします(GPSだと見通しの良い場所にデバイスを保持しなければならず、PIMとしては非現実的)。W-ZERO3を手放してしまったのが悔やまれます。次にWM端末を入手したら是非試作してみたいと思います。

■思ったより使えないFON

 FONには利用したアクセスポイントの履歴をGoogeMapsで参照できる「旅日記」という機能があります。楽しげなので、近所のFON_APにログインしてみようと思って、FONマップに掲載されている近所のAPまで行ってみたのですが結局3箇所トライして1軒も見つかりませんでした。考えられる理由としては、

  • マンションの高層階などに設置してあり、路上まで電波が届かない
  • プライバシーのため、わざと不正確な位置でマップ登録してある
  • Linus権取得のために公開はしてあるが、実際には他人に使われないよう細工してある

などがあります。どんな理由にせよ、FONマップはあまりアテにならない、ひいてはFONというサービス自体が考えていたより頼りにならない、という気がしてちょっとガッカリです。

 それでも\1,980で無線LANアクセスポイントを販売しているという意味で優良な企業ではあるのでw文句は言いませんが、結局データ上の登録AP数だけは増えてもサービスとしての実用性があがらないと、経営は成り立たなくなって消えていくんじゃないかという心配はありますね。

 また探索範囲を広めてテストをしてみたいと思います。

追記:

 その後、2カ所でAP受信。一カ所は接続できず、もう一カ所でようやくWindows接続!Skype電話は接続できず。

 

 


U3用Operaハッケソ

 USBフラッシュメモリ内にアプリケーションをインストールし、他人や公共のマシンを一時的に借りて実行するU3という規格をご存じでしょうか?モバイラなσ(^^)は先日USBフラッシュメモリを買い換える時にコレに対応したモデルを購入したんですが、まぁどこに行くにもMyPCを持ち歩いてるので、いまんとこ出番に恵まれていません(^^;)。

 さて、日本語環境のU3にインストールできるアプリはいまんとここんな感じ。FireFoxとThunderbirdはありますが、残念ながらOperaはない。また人のマシンを借りてまで緊急に利用したくなるアプリとしてはSSHクライアントであるputtyやWinSCPあたりがあるのですが、このどちらも揃っていませんでした。

 ところが、ふと昨日久しぶりに使っていて、右上の言語切替メニューに気付きました。これを英語に切り替えてみると、かなりソフトの数が増えることがわかりました。しかもOpera、putty、WinSCPと全部揃ってます。英語でもいいやと早速インストール。

 Operaは起動してみるとブックマーク内に言語設定の方法があり、その通りにしたら日本語メニューで起動するではありませんか!なんで最初から日本語ラインナップにも加えないかな。

 puttyは日本語化されておらず、フォンとをTerminalにしても漢字が出ない。MSゴシックにすれば大丈夫なんですが、ちと横長になって見づらいです。まぁ緊急用としては良いでしょう。というか、まぁフォルダ単体で通常ディスク領域に日本語化済みバージョンを置いておけば済むんですけどね。

 USBフラッシュメモリは容量単価が落ち続けていて、こういう付加価値合戦が激化してくると色々楽しゲですよね。

 

\1万で買える7インチ液晶デジタルフォトフレーム EXEMODE DPS700

 ITmediaのデジモノ特価で偶然見つけたデジタルフォトフレームDPS700を衝動買いしてみました。税込みで\10,480と手頃な値段だったので。

■オレとデジタルフォトフレーム

 σ(^^)は普段、あまり写真を撮らないし、ましてやそれをアルバムに整理したりフォトスタンドで飾ったりする習慣は持っていません。ただ、デジタルフォトフレームとか動く写真立てとか言われると、アニメ野郎、SF野郎としてはそそらざるを得ません。現在の人類の技術では「パパ、今度の誕生日には帰ってきて。うふふ」とか立体で飛び出て手を振ったりはしないわけですが(笑)、ちょっと試してみたくてずっと憧れは持っていました。

 さりとて日本の量販店で手軽に買えるものは\1万数千円で液晶はQVGAの5インチ程度でとても食指が伸びるシロモノではありませんでした。外観的にもあまり部屋に置きたいと思わないようなものだったり。逆に海外では無線LANなどでFlickrやRSSで写真を取り込んで自動更新する高級機なども存在しますが、販路的にも価格的にも手軽に手が出せずにいました。

 そんな折り、\10,480で7インチ(480×234)で、デザインもまぁまぁ許せるかなというDPS700を見つけたワケです。

■写真立てとして

dps700a.jpg

 正直、QVGAよりはマシとは言え480×234では写真の鑑賞には堪えません。ちなみにほぼPSPと同じピクセル数なので、アレを7インチに引き延ばしたとイメージしても良いでしょう。引き延ばした分、ドットの荒も目立ちます。また液晶としての性能もPSPには及ばず、黒がつぶれ気味です。部屋の片隅で延々スライドショーを動かしておく位ならともかく、デスクに飾って時折手にとって眺める、という類の用途には無理でしょう(ここで何故肝心の写真が映った状態の写真を載せないかは後述…)。

 デジカメ写真のビューワなのに、画面がワイドなのも意味不明ですね。実際、デフォルトでは写真が横長に引き伸ばされて表示されます(^^;)。当然4:3設定にすると左右に無駄な黒縁が発生します。

 メディアがSD/MMC、MS、CF、xDなどに対応しているので、デジカメ写真をすぐ映せる手軽さは良いと思います。テッキーな人以外にはこっちの方が大切なのかも知れません。USB端子もついており、USB端子もついておりフラッスメモリなども使えるようです。スロット&操作部はこんな感じ。

dps700b.jpg

 バッテリ駆動には対応しておらず、ACアダプタのみです。しかも12V。画面が大きいのはありますが、普通の5Vアダプタで駆動できると汎用性が高かったのにという気はします。

 動作は全体にもっさりですが、まぁスライドショーが始まってしまえばそう触るものでもないし、許せる範囲でしょう。

 画面上部にある黒いものは赤外線受光部で、リモコンが付属しています。このリモコン、久しぶりに某日記に書きたくなるほどに呆れたのは、画質や音量設定の水平バーを操作する+/?ボタンが画面の動きと左右逆な点です。左側にある+ボタンを押していくと、バーは右に伸びていくんですil||li _|‾|● il||li。心底凹みました。おそらく何年使っても慣れることはないでしょう…

 ちなみAV入出力がついています。外部大型テレビに映すのはもちろん、ビデオカメラなどをつないでちょっとしたモニタ代わりにもなります。てことでユーザテスト機材として経費計上ケテーイw。

■動画プレイヤーとして

 480×234程度ではフォトビューワーとしての用途に堪えるワケがないのは最初からわかっていました。ではなぜ手を出したからというと、この手の製品には珍しいある機能が気になったからです。それはDivXを含めた動画再生機能です。MPEG1/2/4/DivX5.0に対応(あとMP3/WMA)。

 まともに使えるならキッチンあたりに置いて、炊事中にDivX鑑賞するのもいいなぁ、と思ったワケです。

 結果から言うとこれは当たりでした。当初、この手の製品だとスペック的にあまり解像度の高い動画ファイルは再生が追いつかないんじゃないかなと思ったんですが、ウチで16:9動画に使っている640×384のDivX+MP3動画はなんなく再生できました。驚くような画質ではもちろんないですが、炊事中のながらには充分です。当分はKanon(京アニ版)のリピート再生をしてそう。

 残念ながらレジュームには非対応。また、ファイル名の感じは不完全対応です。中国語化けというか、中国でも使う一部の漢字だけマトモに表示されるイメージです。アジア製品にいかにもありがちな感じ、と書けばわかる人にはわかっていただけるかと。もちろんフォントは明朝ですw。

 さて、続けて640×480の動画も試さなくては、と思った矢先に…

■いきなり昇天…orz

 初回起動から10分も使ってなかったと思います。いきなり「ブツっ」と音がして電源が切れたかと思うと、それきり二度と起動しなくなってしまいました(^^;)。

 販売店に電話して初期不良として交換してもらうことに。なんだかなぁ。

 まぁ、本日すぐに代替品を発送してくれて、引き渡し時に不良品と交換、という最短時間で良品を入手できる方式で対応してくれたので良しとします。これが、センターに不良品が届き、検査後に代替品を送付、とかだったブチ切れですよね。2台目でも同様の症状が発生しないことを願いましょう。

2007.4.14追記

 代替品が届きました。今とところ動いてますが、一度ブチっと電源切れました。再生しながら液晶保護フィルムをはがそうとしたら。どうも接触があやしいところがあるみたいですね。なるべくリモコンで操作した方がよさそうです。

 Kanonでランニングテストをしてますが普通に観られます。早送りもスムーズ。ファイル名がちゃんと出ないことを除けば、DivX再生機としてはお手頃なんじゃないでしょうか。