Oculus Questがやっと来た!

Oculus Rift (CV1、以下Rift)、Oculus Touch、Oculus Goを公式サイトで買っていましたが、QuestはたまたまAmazonが先に受注を始めたこともあって、そちらで予約しました。そしたら直前になって「発送遅れるわメンゴメンゴ」というkonozama連絡。結局入手できたのは5/21の発売日から2週間以上も遅れた6/8となりました。新車の納車とイジリで楽しんでいたのでまぁさほどじれったい日々ではありませんでしたが、やはり5chスレなどをみていると悔しかったのも事実。

まぁでもやっと手元に届いたのでレビュー。例によって写真なくてすみません。RiftやPSVRも所持していますが最近はほとんど使っておらず、主にOculus Goとの比較。

■装着感

これはGoからかなり進化してると感じました。Goはぶっちゃけただのゴムバンドでしたし。QuestはRiftに近い調整機構がありよりフィットさせられる感じ。ただし重さとしてはGoより重たくなっているので、動き回っても位置をキープするにはガッチリ締め付ける必要があり、結果的にちょっと頬骨あたりが痛くなりがちな気もします。まだ付属のメガネパーツとかは試してないので、それでどうなるかというのはありますが。

アプリの説明図でもバンドを深くかぶるように留めるよう図示されるのでそれに従えばまずまずの装着感になると思います。なにも知らずに浅く留めるとダメです。

■表示品質

Go -> Questの進化で気になっていたこと、購入理由になったポイントとして、解像度よりも

  • 有機ELになった
  • IPD(虹彩間距離)調節がついた

というのがありました。RiftにあってGoではなかったIPD調節機構が実効性より精神的に(笑)気になっていました。なんかこの微妙にボケた感じがIPD調節できたら改善できたのではないか?とGoでは気にし続けていたのです。少なくともそこはビシっと合わせられた、という満足感が大きいです。有機ELの発色の良さもしっかり感じられてる気がします。(Goでプレイしてませんが)Beat Saberの赤と青の鮮やかさが良いカンジです。懸念されていた格子の見えや視野の狭さはいまんところ気になりません。

■VR品質

自宅内ではスペースが確保できなくて6DoFで動き回るコンテンツはほとんど試せてないですが、やはりOculus Touch(両手コントローラー)の存在は大きいと思います。両手である上に、握ったり指さしたりが可能になり、3DoF-> 6DoFの軸増加よりもこちらのコントローラーのリッチ化の方がVRコンテンツには重要な気がします。

追従性やグラフィック品質についてはさほど明確な差はない気がします。またインサイドアウト(カメラがゴーグル側にあって外部センサー不要)式になったことによるRiftと比較しての遜色もない気がします。

■その他使い勝手

USB(兼充電)ポートがmicroUSBからUSB-Cに代わったのも嬉しいです。PowerDelivery対応かどうかをググってもわからなかったんですが、ともあれもうPCもスマホもUSB-Cのものが増えているので、なんかって時にケーブルが共用できるのが有り難い。ただポートの向きが斜めになっていて、プラグを差した状態でテーブルの上などに(レンズを上に向けて)置く時に少し気を遣うなという感じ。Goはレンズの反対側がフラットで置きやすかったんですが、Questはそこまででもないので、普段から置く向きを変えてみようかな。

Oculus TouchコントローラーはRiftのものと近い作り。電池フタはマグネット式で、Goのハメ込み式よりも高級感あります(実用的にはGoのもまったく不便なかったですが)。

■ドヤリング用鉄板タイトル

個々のアプリが2~3千円とスマホなんかに比べるとやや高いので、何本も一度に買うのは勇気がいりますね。プレイ時間が一定以下なら返品も効くようですが。とりあえず今まで以上に人に体験させる機会もありそうなので、「VRスゲー!」ってなるアプリをいくつかチョイスしました。

Wander

Go時代にもあったGoogleストリートビューをVRで見るためのビューワーアプリ。地味ですがわかりやすい。真っ先に買いました。

チュートリアル

システムに内蔵された初期学習コンテンツです。Riftでもそうでしたがこれが実はすごくよく出来ていて、Oculus Touchの自由度を最大限に体験できる作りになっているので、たいていのドヤリングはこれで掴みオッケー、という感じではあります。基本自分は動かないので酔いにくいという点も入門コンテンツとしては良い。

ガーディアン設定

ガーディアンとはあらかじめ指定したプレイエリアから出ると警告する仕組みのことなんですが、その設定UIがまた秀逸です。Questはインサイドアウト式なので外部を見るカメラ(モノクロ)が搭載されています。これによる外部視界を使って、床に線を引いてエリアを指定します。

またプレイ中にこのエリアを出ると視界がカメラ映像(モノクロ)に切り替わる、という警告方法も面白い。まさに現実世界に帰って来ちゃうわけですね。とても直観的かつ未来的で初めてVRする人には一度体験しておいてもらうと良いでしょう。

Beat Saber

自分でも未プレイだし鉄板だろうと思いきや1ステージだけできる体験版がプリインストールされていました。とりあえずこれでいいやと思ったんですが、画面キャストができない。製品版では最新版にアップデートするとできるという書き込みをみたので結局購入することに。早くもカスタム曲データを入れられる方法も確立したようですがまだ試しておらず。

自分が動く要素は、たまに壁オブジェクトが迫った来た時に左右にかわしたりしゃがんだりする程度なので、これも酔う要素はあまりないと思います。

RACKET FURY

ロボ卓球。思ったよりラリーがリアルで楽しい(元卓球部)。グラフィック的にペンラケットも選べますが、Touchを物理的にペン持ちすることはできないので、結局シェイクでプレイするしかありません(今時はもうペン自体絶滅危惧種だそうですが)。オンライン対戦もできるようですが未プレイ。

Robo Recall: Unplugged

グラフィックとしてはこれが一番凝ってそげ。でもまだ未プレイ。

 

他にもやってみたいコンテンツはいくつかありますが、前述の通り、一度に買うには少しお高いので、また追々セールなども監視しつつ買っていきたいと思います。

メイン回線をdocomoにMNPしてギガホ予約

元号とともにメイン電話番号のキャリアを変更してみました。

来月の令和元年6月より分離プランがスタートします。私はここんとこSIMフリーiPhoneばかり買っており、利用料が安くなるのは歓迎です(auの登録機種はiPhone6だか6sでした。MNP予約番号発行時に「SIMロック解除できない機種ですけど大丈夫ですか?」って言われたw)。そして各社のプランの中で刺さったのはdocomoのデータプラスでした。データ専用のサブ回線が1000円で持てて、メイン回線の高速通信分(ギガホなら30GB)をシェアできるというもの。今までのプランではデータ回線の基本使用料が1700円くらいして、さらになにかしらのパケットパックにも加入しないとシェアもできないという感じでした。結局メイン回線は30GBとかでダダ余ってても、サブ端末にはMVNOのデータ回線を契約した方が安い、というモヤモヤする状態だったわけです。メイン端末の方が回線品質は良いのでそれをテザリングすれば良さそうなものですが、iPhoneのテザリング機能は色々な意味でダメダメでそれはそれでフラストレーションだったわけです。

それが今回、わずか1,000円でメイン回線と同等品質でメイン回線のギガを消費して利用できるとあればもう活用せざるを得ません。それでも2回線、3回線と増やしていくとMVNOのシェアパック系のプラン(SIMが3枚持てるなど)よりは高くなるわけですが、回線品質という付加価値がつくならば、、と思ってたんですが、よくよく調べるとどのみちdocomoのメイン回線1契約に対しデータプラス契約も1つしか持てないみたいで、さすがにガジェットオタク歓喜というところまではいきませんでした。

またPixel3XLにdocomo系MVNO SIMを入れて2台持ちを初めてから、auに対するdocomoの建物内や地下での電波のつながりの良さを体感することが増えてまして、仮にauとdocomoで料金面で差がなくともMNPする価値があるなとも思っていたのでちょうど良いきっかけでした。

さらにauはテザリングやIPv6が別料金だったり地味にしますし、最近またノマドが増える中でSSIDをよく見るdocomo Wi-Fiが無料になるのもメリット。

ということで、新プランは月明けからですが、明けてしまうとau側のパケット料金がまるひと月分発生してしまうので、下旬でありかつ本当に混む月末を避ける意味で本日MNP実行。解約月でもなかったけのキニシナイ!メイン回線をdocomoにするのは20年ぶりくらいかな?今の電話番号はau->Softbank->auでdocomoにもってくるのは初めてかも。

■MNP予約番号は電話か店頭のみ

ガラケーの時はブラウザで取れたんですがスマフォ時代は退化して電話か店頭のみになったんですね。慰留工作のためでしょうか。そしてその電話がまたつながらないのなんの、、店頭でMNPしよ!って思い立って手続きを始めた人が「時間がないから今日はもういいや」って諦めるのを狙っているかのよう。実は先週も妹がauからワイモバイルにMNPしようとしたんですがまてどくらせどつながらない。週末でauショップも混んでるだろうしなぁと途方にくれていたところ、ショップのお姉さんが「隣のトヨタの中にあるPipitなら空いてるかも」と提案してくれて、待ち時間なしで手続きできた、ということがありました。今回もその辺どうかなぁと思いつつ電話。「5分ほどかかります」と言われたところを体感で10分くらい待たされた感ありましたがなんとか予約番号ゲット。慰留も最低限ですみました。「auが一番安いんですが本当によろしいですか?」くらいw。食いついたら詳細を説明するということなんですかね。条件次第だろうに。

■名字の読みを間違えて登録された…

これは私の確認不足でもあったんですが、古田の読みが「ヨシダ」になっていました。最終確認で「お名前」とかって見出しに黄色いマーカー入れられて確認するよう言われたんですが、ちっさい半角カナで書いてある読みまでは見落としてました。ショップを後にしてApple WatchのワンナンバーオプションをiPhoneから契約しようとしてフォームを記入してもエラーになるので発覚。My docomoからお客様情報編集画面にいっても名前と一緒に編集不可フィールドになってて直せそうにない。157に電話するも(これまた延々待たされて)「ショップでないと変更できない」と言われ、結局また店にもどるはめに。先ほどの店員さんは休憩に出て不在でしたが、事情を話したら数分で修正されました。身分証や暗証番号確認もなし。そんなに簡単にかえさせるなら電話やオンラインで変更させろよ!と思いつつ(まぁ契約書類見せたからってのもあるんでしょう)。

Apple Watchは無事登録できたものの、なんだかまだMy docomoとかでヨシダ表記になってるところがある、、数日たって更新されてないようならまた問い合わせようかと思います。

■dカードGOLDは得か?

dカードGOLDはdocomoの利用料が10%オフになる特典があります。しかし年会費が10,800円。初年度はポイントバックがそれなりにあるので損はしないですが、長期的に見て元がとれるかは、メイン音声回線ギガホ+データプラスだとビミョーという計算。たぶん7,8千円くらいは取り戻せるんですが、それ以上はクレカとしてそれなりに使って1%還元で取り返すしかなさげ。ただカローラスポーツ買った時にTS CUBICカードを作っていて、こいつはトヨタ車の支払に使用するとどこで買い物したポイントでも1.5%換算になるので、そんじょそこらのカードよりお得なんで、今後はそっちをメインに使ってこうとしてたところ。ただdカードはスタバカードのチャージが4%だったりマクドナルドも還元率良かったり、ENEOSで2円引きだったり、割と生活パターンにマッチはしてそうなんですよね。悩む。GOLDにしないでスタバ&マック専用カードにするのが無難かな?

■docomo Wi-Fiをルーターで使う

データプラス回線は車載ルーターに入れてたっぷり動画ストリーミングに使う予定なので、ノマド用ルーターをどうするか?車載ルーターに使っているMVNO SIMをそのままスライドして眠っているMR04LNに入れて使おうと思いますが、よく考えるとコイツは公衆Wi-Fiをブリッジすることもできるぞ!ということで、docomo Wi-FiにMR04LNでつないで、それ以外の端末をMRにぶら下げてみることに。

docomo Wi-Fiは契約端末用の1接続は永年無料となってますが、PCやタブレットをオプションで使うには更に300円/月のオプションプランをつける必要があると思っていました。しかし調べてみると、契約端末はSIM認証による接続が基本であるものの、古い端末(SIM)のためにSSID+暗号キーによる接続も用意されています。つまり契約端末からSIM認証用のSSID「0001docomo」への自動接続を抑止して、手動で「0000docomo」に他の端末からつなげられてしまうわけです。もちろんMR04LNからもつながりました。規約的にOKなのかは不明ですが、、、。ちなみにMR04LNに設定できるのはSSIDと暗号キーのみで、その後のブラウザ上でログインする為のID/PWをセットして、自動ログインさせることはできない模様。Wi300やモバイルポイントの設定テンプレートにはID/PW欄もあるんですが残念。なので、ルーターにぶら下がった機器でブラウザを開くとdocomo Wi-Fiのログイン画面が出てくるので、これに手動でログインする必要はあります。

■ところでHW-01Lの売ってなさよ

ところで、ノマド用にギガ超えで話題のHW-01Lを一括で買ってみてもいいかなと思ったんですが、近隣のdocomoショップやオンラインショップは在庫切れ。どうもHUAWEI騒動で予約もできない模様。量販店では見つけたもののどうしようか思案中。そもそもレビューや実測記事がほとんどなく、Youtubeですら発表会で触ってみた動画が1本ある程度、という状態。3chにも専用スレなさげ。本当に発売されてんのかと。

車載にモバイルルーターを使うと、エンジン始動で電源が入ってくれないことが多く、ピクセラのPX-MT100を導入したわけですが、もしHW-01Lが外部給電とともにスリープから復帰する仕様なら車載とノマド用を兼用してデータプラスSIM入れてもいいかなとか。しかし情報がなさすぎ。説明書読んでもそこらへんわからないし。どこかに実機展示してないかなぁ…

ANIME LOCKERのドロップ回避メモ

先日ANIME LOCKER機のチューナーカードを替え、システムを4系から6系にしたところ、なぜか地デジ録画のMP4ファイルが音ズレやブロックノイズでまくりに。BSは問題なし。以前は逆にBSの感度が低くてMP4変換が詰まることが多かったんですが、それは収まった模様(更新後一度も発生していない)。

MPEG2ファイルをのドロップ状況を調べて発生が確認できたので、受信環境の問題化と思いケーブルかえたりブースターを入れてみたものの改善せず。そもそも以前は同じケーブルまでの環境で問題なかったのでチューナー特性か個体差?と思って諦めてたんですが、ふとこちらの記事でエンコード負荷が高いとドロップするという指摘を拝見。

Pz-LinkCard
- URLの記述に誤りがあります。
- URL=
Pz-LinkCard
- URLの記述に誤りがあります。
- URL=

曰く、

  • エンコード(ffmpeg)の同時実行スレッド数を抑える
  • エンコードが実行される時間を録画が集中する時間からズラす

というアプローチ。とりあえず簡単に試せるのでトライ。たぶんシステムアップデートで上書きされて戻ってしまうのでとりあえずメモ。ちなみに本稿時点のシステムは6.1.4。

■エンコードのスレッド数を減らす

sshでログインして/home/foltia/perl/ipodtranscode.plを覗くと、確かに-threads 0というオプション指定をしてる箇所が多数見つかる。ffmpegの仕様を調べると0は自動でCPUのスレッド数の1.5倍で実行するらしい(どういう理屈??)。ということで、ウチはi5/4570Tで2コア4スレッドなので、とりあえず-threads 4にしてみる(上記記事と同じ)。場合によってはもっと減らしてみてもいいかも知れない。

■エンコード実行時間を制限する

ユーザfortiaがcronで定期実行しているのはこれだけ。

50 * * * * /home/foltia/perl/schedulecheck.pl >/dev/null 2>&1
25 5 * * * /home/foltia/perl/cron_foltia_dayly.sh >/dev/null 2>&1
25 4 * * 1 /home/foltia/perl/syobocalxml.pl 28 >/dev/null 2>&1
25 3 21 * * /home/foltia/perl/syobocalxml.pl 42 >/dev/null 2>&1
27 */5 * * * /home/foltia/perl/maintenancedb.pl LIGHT >/dev/null 2>&1

このうち、ipodtranscode.plを叩いているのはschedulecheck.plだけっぽい。ただし2番目の記事にあるrecwrap.plも録画実行スクリプトであるものの中でupodtranscode.plを呼んでるぽい。これがいつ呼ばれるかまでは追えていないですが、たぶん録画終了直後にこのブロックが実行されるんじゃないかと。ipodtranscode.pl自体は多重起動チェックをしているので、適当に呼んでも問題なさそう。なるほど、確かにschedulecheck.plとrecwrap.plからipodtranscode.pl呼び出しを押さえて、cronで任意のタイミングで実行するのは理に適ってそう。ウチの使い方ではそんなに即時エンコードは求めておらず、品質優先なので。
ということで有り難くパクらせていただき、schedulecheck.plとrecwrap.plの該当行(一箇所ずつ)をコメントアウト。

続いて、ユーザfoltiaのcrontabに

15 5 * * * /home/foltia/perl/ipodtranscode.pl >/dev/null 2>&1

などとして朝5時過ぎにトランスコード処理が走るようにしてみた。

しばらくこれで様子見。ダメそうならスレッド数を更に減らす。またバージョンアップがあった時はこれを見て変更が戻されてないかチェックすること。

2019.06.22追記:あんまし効果なかったぽくて結局チューナーを増設しました..

AppleTV車載チャレンジ再び

今度来るカローラスポーツのナビNSZT-Y68TにはHDMI入力があります。その活用法を考えていて、今のiPhone直結ではなく、AppeTVを介するようにすれば見た目もスッキリするし配信サービスの動画は単体で再生できていいんじゃないかと考えました。FireTV StickでもAirPlayレシーバーアプリを入れればいいかと思いましたが、AppleTVのP2P AirPlayならiPhoneを車内Wi-Fiにつながなくてもキャストできて便利なんじゃないかと。車内Wi-Fiは格安SIMで通信速度もギガも制限があり、au契約で毎月ギガだだ余りのiPhone回線の方を優先して使える方がいいので。ただNetflixは最近AirPlayサポートを外してしまったのでAppleTV再生しかなさげ。事前ダウンロードも使えないし。まぁNetflixはもともと外部出力厳しめで最近はAmazon Primeビデオメインなんですが。Chromecastはあくまでレシーバーで単体で再生はできないので除外。ということで余ってるAppleTV 4thを使う予定。

実は7年ほど前、前車のCOLT時代にもAppeTVの車載にチャレンジしたことがありましたが、エンジン始動の度に画面がブラックアウトする現象に悩まされ常用には至りませんでした。HDMIをアナログRGBに変換して出していたのも影響するかも知れませんし、その後のファーム更新や世代進化で解消しているかも知れないですが、どのみち毎回動画を選び直して再生というのも面倒なので、常時通電を目指してみようと思います。エンジン(ハイブリッドシステム)をOFFにしてもポーズ状態が保たれるようにしようというわけです。家庭用電源で使用することを前提に設計されたAppleTVの振る舞いを車載でも再現しようというわけです。もちろん一定時間たったり車両バッテリーの電圧低下を監視して電源を切るという仕掛けはいれます。幸い最近ではドライブレコーダーを駐車場監視に使うためにその手のデバイスは普通に売っています。とりあえずこれを発注。

これを車両の常時給電(バッテリー)端子につないで給電しておけば、ACCがOFFになってから一定時間(例えば24時間)経つか、指定電圧を下回った時に給電をカットしてくれます。まぁ予想ですがハイブリッド車なので電源的にも余裕はあるんじゃないかと。

さて、あとはAppleTV自体を12V電源で駆動します。もちろんメーカーオプションのAC 100V電源は装着してますが、それではエンジン停止で普通に切れてしまい意味がありません。では市販のDC-ACインバーターはどうでしょう。AppleTVの消費電力はたいしたことないのでスマホが充電できるくらいの安物でも充分利用可能でしょう。ただそれではちょっと箱やケーブルが増えてゴチャゴチャしそうなのと、DC 12V -> AC 100V -> DCと無駄に変換を繰り返しロスが増えます。上記のように常時給電運用を目指すなら少しでも消費電力は抑えたいところ。

で、調べてみるとAppleTV 第4世代はなんと内部的には12Vで駆動しているとのこと。先代は3.4Vだったので12Vや5Vからインバーターで変換してたらしんですが、クルマと同じ12VならAppleTV内部のAC->DC変換回路をすっとばして文字通りバッ直してやれば動くということです。

その改造手順を示した動画がこちら。

How to Convert your Apple 4Gen TV to 12Volts

No Description

簡単そうですね。半田ゴテすらいりません。

なんて考えてたんですが、こんな記事を見つけました。なんとAC100Vの両極にDC 12Vを直結で動かしてます。え、そんなんでいいのw?電源回路はACをDCにし、無駄に高い電圧を下げるフィルターと考えると、最初からDCで電圧も高くなければ別に問題無い、ということなんですかねぇ。これなら無改造で済むので技適とかも問題無し?

てことで試してみました。こちらのメガネコネクタにシガープラグをつけてみました。

マル信無線電機 めがねプラグ MI-767D

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が、残念ながら起動せず。4thも3rdも白色LEDの店頭すらしません。うーむ。

ということで当初予定通り、上記動画に倣ってDC12V直結策。サクっと30分もかからず干渉しました。

動画ではAC100Vコネクタを併存する場合はケースにドリルで追加ケーブルを通す穴をあけることになってましたが、とりあえず不可逆加工に留めるためにACコネクタを外してその穴から基板直結のケーブルを出しギボシ加工。ちょっと固定を考えないとテンションかかった時に不安です。

が、今回はバッチリ起動。テストなのでまだ常時電源接続はせずシガープラグでの検証のみですが。

モニタは既設のものへHDMIで直接。音声は内蔵モノラルスピーカーですが、とりあえずアナログRGBや音声分岐アダプタを通さずHDMIで素直につないだ時の動作検証になるかなと。車内Wi-Fiは以前とりつけたPIXELAのルーターにDMMの格安SIM。このルーターはバッテリーがなくUSB電源で駆動するので、車両のUSB充電ポートにさしておけばエンジン始動に連動して電源が入ります。

当たり前ながらNetflixもAmazon PrimeビデオもAppleTV上で操作すると普通に再生できました。iPhoneからの再生は、Netflixは最近AirPlayサポートを廃止してしまったのでNG。Amazon Primeはいけましたが、残念ながらiPhone上にダウンロードしてあってもAppleTV側でストリーミング再生に切り替わってしまうようです。自宅Wi-FiでiPhoneに事前ダウンロードしておくという運用はできません。「おやゆびでお」などのアプリでローカル保存したものをAirPlayで映すことはOK。

このモニタは10.1インチの1336×768で、今度のナビは9インチ1280×720にダウングレードとなってしまうので(しかもナビと併用不可)なので少し画質は落ちてしまいますが、まぁ配線まわりはスッキリさせられそうです。配信で使用する解像度も720p固定ができるといいんですが、tvOS全体で4Kを使わない設定はあるけど、個々のアプリにどう反映されるかは不明。もう少し実験が必要そうです。ともあれAppleTV 4Kが出た時にHDモデルを売らないでとっておいて良かった(面倒で出品してなかっただけだけどw)。

XLRマイクをMacやWindowsで使うマイクアンプ兼USBオーディオ UMC202HD

UTやインタビュー収録でせっかくのバウンダリーマイク(XLR端子)をPC/Macでも活用できるようにしておこうと思い、サウンドインターフェイスを物色。

XLRでファンタム電源が必要なマイクをPC/Macで使うには

  • 電源供給できるマイクアンプ
  • USBオーディオインターフェイス

の2つの機能が必要で、TASCAMやZOOMなど各種機材メーカーから色々出ています。基本は客先での収録用なのでバスパワーで動いてなるべくコンパクトなものがいいかなと。当面はXLR入力が1系統あれば足りるんだけど、こないだとあるイベントを配信した時に、演台のマイクとは別に質疑時間にフロアの声を録りたいなと思ったことがあって、次は2マイク体制をとるかも知れないなと思って2系統のものをチョイス。あとはMIDIとかは絶対いらないと思ったんだけどあってもなくてもあまりサイズや値段は違わないっぽかった。

最終的にはハイレゾでコスパもヨサゲなベリンガーのこちらを選択。

最小サイズではなかったけど入力が大きすぎる時に抑えられるPADスイッチもあるしつぶしが効くかなと。

サイズはこんな感じ。ジャンプコミックくらい。イメージよりちょっと大きかったけど、重さは見た目なりかな。ズッシリってほどではない。

USBケーブルは別売りだったので、どうせならとUSB B-Cというレアでかつ短めのものを探して注文。MacBook ProやDELL XPSに直結できるようにしました。

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ざっとMacBook Pro + OBS Studioで試し録り。少しゲインが小さい気がしたけどまぁコンデンサマイクなのでそんなもんかなと。クリップ時にLEDが赤チカするのも地味に便利かな。たいていは画面にレベルメーターを出してはあるんだけど、「一瞬光る」というのがやはり見分け易い。

2chで1つのステレオソースとして認識されるので、1マイクで左右両チャンネルに音を入れたい場合はOBS側で設定をしてやる必要がありました。SONYのビデオカメラみたいにハード側で指定できると設定忘れとかが防げていいかなとも。

でもまぁ2chで1万円しないのでコスパは高いかなと。1ch、4chモデルやハイレゾ有無などラインナップも豊富なのでニーズにあわせて選べるのも良し。Amazonで見つからない時はサウンドハウスとかにいってみるといいかも。