Google Homeでは「○○をショッピングリストに追加」と言うと、https://shoppinglist.google.com/というサービスの存在すら知らなかったリストに追加してくれます。おそらくGoogleサービスの中でも1,2を争うシンプルなサービスなんじゃないかとw。とはいえこういう買い物メモって料理中とか手が塞がってる時に気付くことが多くて、音声でメモできるのはなかなかに重宝します。
感動したのはマイクの感度。リビングと寝室が隣り合った我が家で、リビングに設置して寝室ベッドに寝たまま問いかけてみたところ普通に認識しました。Future Home Controllerではマイクの感度がダメダメで実用性が大きく損ないましたが、これはバッチリです。「良かったら寝室にminiを追加」とか思ってましたが当面不要っぽいです。
この辺りも経験則です。「オフィスに(曲名)を再生」の方が成功率が高い気がします。英語ではデバイスがon 〜、サービスがfrom 〜とわかりやすいんですが(例:Play Startrek from Netflix on TV)、日本語ヘルプではその辺の項目がごっそり抜けています。実はまだ実装されてないのかも知れません。
参考に実際の設定画面を貼っておきます。IFTTTはif this then thatの頭文字で、もしこうなったら(if this)と、あれしろ(that)のように条件と操作に色々なWebサービスを組み合わせて、自動的になにかを成すための条件として「Google Homeに特定の言葉で話しかけたら」を設定し、操作として「Nature Remoから指定の信号を発する」を設定するわけですね。写真はステップ毎の手順ではなく、設定完成後の画面を1枚で載せてます。
まずIFTTTの条件側アプレットにGoogle Assistantを選びます(初回にGoogleアカウントでログインして連動許可はしてあるものとします)。いくつかパターンがありますが「Say a simple phrase」を選びます。他に台詞中の数字やキーワードを操作側に渡せるパターンもあるみたいですが、たぶんNature Remoアプレット側が対応してないんじゃないかと思って試してません。「Say a simple phrase」は文字通り単純な固定フレーズを指定するだけのものです。ただし言い換えを2パターン含められます。つまり1つのやりたいことに対して3つの言い方を指定することができます。例えば「照明を消して」「電気を消して」「灯りを消して」など言い違いを登録しておけば、正確に登録した言葉を思い出せなくてもなんとかなるわけです。関係ないですが現在のiOS版のIFTTTアプリは日本語入力にひどいバグがあります。心が折れそうになりますが頑張って入力するか、メモかなにかで書いてコピペするといいでしょう。
「What do you want the Assistant to say in response?」欄は聞き取ったGoogle Homeになんと返事させたいかです。そしてLanguageでは当然Japaneseを選んでおきます。
次に操作側のアプレットにNature Remoを登録します。こちらも初期使用時にログインして許可を出すなど手続きが必要です。最初に「Turn off air conditioner」、「Turn on air conditioner」、「Control home appliances」という選択肢がでます。エアコンのオンオフ以外は3つ目を選ぶと、学習させた信号の一覧が出ますので、写真のように目的のものを選びます。
発売発表時点では「いまさらかー」と萎え気味だったGoogle Homeですが、たまたま利用していたGoogle Play Music、Nature Remo、IFTTTといったサービス/デバイスとの相性の良さを発見し、かなり評価が上がってきました。現在ビックカメラグループなどで2台2万円で買って複数台で使うもよし、友達と割り勘で得するも良し、ちょっと高いなぁという人は下旬に出るGoogle Home miniを待つも良し。ともあれこれから来るといわれるポストスマホ時代、No UI時代の先行体験として一度触ってみるのをオススメします。
仕事に持ち出すことを考えわざわざCellularモデルに買い換えたiPad Pro 12.7 2017モデル(SIMフリー版)ですが、初回にチャージした後しばらく家で使って追加チャージはせず、期限が切れて半月くらいしてから再チャージしようとしたら最後の段階で写真のようなエラーが出てチャージを完了できません。時間を置けというので一ヶ月くらいに渡ってちょいちょいやってみてもダメ。支払い方法や暗証番号など操作可能な要素を色々変えてみてもダメ。