iPhone5sゲト ファーストインプレ編

Pocket

前エントリの購入顛末に長々とお付き合いいたただいた方、お疲れ様でしたw。それでは本体のレビューに移ります。

■ハード周り

外観的には、ケースや保護フィルムがそのまま使えるレベルでiPhone5と同じ。違うのは色だけですね。正直事前にみていた写真では微妙だなと思っていました。下手にツートンにするよりシンプルに全部ブラックの方がいいやろ、と。ただ実物をみているとグレーといってもシルバーとかガンメタに近い感じで、少なくとも黒いフロントパネルの囲みとしてのサイドは割としっくり来る組み合わせです。バックパネルのツートン構成はやっぱり微妙。普通に全面このグレーで良かったんじゃねーの?!って感じ。まぁ、カバーしちゃえばあんまし関係ないんですが。

付属の充電器やケーブルなどは全く同一品のようです。

IMG_0006

このアングルが好き。外周のガンメタ感、エッジだけ鏡面仕上げ、そしてポート部分のメタリック感がガジェット魂をそそります。

(液晶面に0.4mmの保護ガラスが貼り付けてあるので、色味、厚みやエッジ形状が素の製品と異なります。ブルーライトカットガラスなせいか少し緑がかって見えますね) 

IMG_0011

背面。こっちは個人的にはちと微妙。おっさんぽいというか。iPhone4/4Sみたいに前後は真っ黒、外周がシルバーってのが好きだったな。シルバーやゴールドもどうも上下のホワイトラインがしっくりこないんですよね。

ただしさらさらした手触りは好きです。できれば裸で使いたいと思いつつ、やはりキズが恐いのでケースに入れてしまう…

スペースグレーだけアメリカ産であとは中国って書き込みを見かけましたが、この背面表記では組み立ては普通に中国になっています。

毎度新型が出る度に気になるのは液晶の色味ですが、今回はiPhone5から特に違いを感じないですね。

■Touch ID

インターフェイス面で大きな変更は、ホームボタンがTouch IDという指紋認証機能を備えたものに置き換わった点。伝統的な「□」アイコンのついた球状の凹みから、無地でフラットな形状になりました。普通にホームボタンとしての使用感は変わりありません。σ(^^)は厚めの保護ガラスをつけていて、ホームボタンがやや奥まった形になっていますが、クリック反応も指紋認証も問題なく行えています。

で、このTouch IDですがなかなか良いです。従来のケータイに搭載される指紋リーダーというとライン状で指を滑らすタイプのものが多かったんですが、それと違って見た目にはまったくそうだとわからないし、指を滑らさないということは垢等も溜まりにくいし、何よりすばらしいことに、全方向対応、つまりiPhoneを横にしてもってる時でも自然な向きで指を当てるだけでOKということです。指紋学習時にちゃんと指の腹真正面以外に少し横っつらを学習させる行程があります。

・ロック画面のアンロック

画面が消えている状態でただ指を当てただけでは反応しません。一度ホームボタンかロックボタンを押して画面を出しておく必要があります。時計の画面でも暗証番号を入れる数字キーの画面でもOKです。つまり、1度単押しした後、長押しって感じの2アクションですね。慣れるとクリックした後指の力を抜いてそのまま当てっぱなし、という感じでアンロックできるようになります。単に長押ししたままだとSiriが起動してしまいます。

一度クリックが必要なので、例の子供が寝ている親の指をこっそり当てて認証、というネタ写真のようなことは親が相当深い眠りに落ちていないと難しい気がしますw。

・AppStoreでの承認

これはとても楽チンです。これならセキュリティ強化の為にAppleIDのパスワードをもっと長くしてもいいと思います。ただまぁ、まだまだ他の端末(iPadやMac)で入力することも多いので、それらがまとめて対応してくれないとって感じです。iOSはiPhone5sしかもってないよ!って人は、是非安全のために長いパスワードに設定しなおすと良いと思います。

その話でいくと、TouchIDでの操作に慣れてしまうと、iPod touchやiPadでつい指を当ててしまって「ちぇっ」ってなる機会は増えそう。はやくそっちも対応機種が増えていって欲しいものです。

■LTE!LTE!

au iPhone5ユーザにとって、昨年は辛い1年でした。auが強い800MHz帯のLTEに対応していなかった為、そこがエリアでも利用することができなかったのです。iPhone5が対応していた2GHz帯がもともと得意だったSoftbankに大きく負けていた部分です。σ(^^)はauの電波の良さを見込んでiPhone5からのMNP参入だったのでかなりの「ぐぬぬ」感でした。特に実家のある市は当初LTE対応市区町村のリストに上がっていたにも関わらずどこへいってもLTEはつながらず、ついに3月にリストからひっそり名前を消されるという詐欺同然の状態。2,3ヶ月に一度は帰省してましたが結局市内でLTEをつかむことはありませんでした…

そしてついに800MHzにも対応した5s/5cですよ!もともと800MHz、いわゆるプラチナバンドは建物の奥などにも届きやすく圏外になりにくい周波数帯です。端末さえ対応してくれればこっちのものです。3G時代のauの優位性が再び帰ってきたのです。Softbankは準プラチナの900MHz帯を獲得していますが基地局配備はまだまだこれから。docomoもLTEに関しては2GHz帯や1.5GHz帯がメインなのでLTEのプラチナバンドでの展開はauが一番進んでいます。単純に人口カバー率で比較できない部分です。

実際、青葉区の自宅から横浜ヨドバシまで巡航してみたところ、一度も3G以下に落ちることはなくずっとLTE表示のままでした(運転しながらなのでずっと目を離さずにいたわけじゃないですが)。そしてSafariなどでの体感もサクサクです。画像やアニメーションの多いブラウザゲームも自宅でプレイしてるのと大差ないレスポンス。これでこそLTEですよ!また、ヨドバシのある横浜駅地下駐車場は、車を降りて地下街に行くまで3Gすらつながらなくなる区間があったんですが、そこも途切れずLTEに。エリア自体が3Gより広い印象すら受けました。5ではLTE<->3Gの切換えでもたついたり復帰不能になったりすることが多かった印象が強く、それが不要になった結果なんでしょうかね。

正直、5ユーザへの詫びとしては10,000円分値引きでは不満で、できれば4Sユーザに配布したファストクーポン(端末在庫の優先確保)も提供してほしかったですが、まぁ、すぎた事は忘れ、今日からこの快適な環境を目一杯享受していきたい所存です。

とにかくはやく実家に帰省してみたい気持ちで一杯です。

■データ移行トラブル

Windows版iTunesでiPhone5のバックアップをとり、それをiPhone5sにリストアしたんですが、なんとホーム画面のアイコンがフォルダからほぼ全部出され、250近くのアイコンがフラットに10ページ以上にズラっと並んでしまう状態にorz。

これが噂のフラットUIかっ!、ってやかましいわ!(これが言いたかっただけ)

順番もバラバラで、1ページに置いてたアイコンがすごく後ろの方にいってたりして、1つ1つ移動して戻すだけでも大変な苦労。途中なぜか同期されてないアプリがあり、途中まで直した時点で再同期したらまた最初に戻ったり…結局1,2時間かけてせこせこホーム画面の整理をしてました。今まではこんなことにならなかった気がするんですがなんなんだろ?思い当たるのは、リストア中に本体をいじっていて、Facebookのサインインをしてくれって画面になって、その流れでアプリをインストールしてしまった(同期中のとかち合った?)位かなぁ。というか、また同期したら上書きされて戻りゃしないかとちょっと不安。

 

auの2GHz帯LTEが言ってるほどエリア広くなく、次期機種に買い換えるまでどうしようもない、というのはiPhone5購入直後からわかっていたことですが(auが公式に認めたのは半年もたった3月…)、ようやく解消される日がきて嬉しい限りです。このまま不具合もでず、auユーザにとっての神モデルになるといいなと思います。

iPhone5sゲト 購入顛末編

Pocket

無事iPhone5s 64GB スペースグレーを購入できました。来年以降の参考に記録を残しておきます。自分用なのであんまし情報性はないです。

今年の5sは3G以来久々に事前予約を受け付けない販売方式になり、かなりストレスでした。3GS以降の「予約開始日にヨドバシに並んで、当日は朝イチに受け取り」という定番コースが使えなかったので。3Gの時は午前3時に家を出て横浜ヨドバシ(のある地下街の入り口前)に朝まで並ぶということをし、開店前に整理券をもらい一旦解散しお昼に再度来店して結局受け取って帰宅したのが16時という半日コース。またあれをやるのかぁ…と思い折り畳み椅子まで購入しました。行列の短いauショップなどでも買えることは買えるんですが入荷台数がかなり少なく希望台数の入荷がゼロだったら…と思うとリスクは高い。当初は「やはり行列長くなってもヨドバシかなぁ」と思っていました。

そして前日の情報で各社ゴールド、シルバーの入荷は少なくヨドバシでも一部店舗でしか販売せず、キャリアショップは全滅、という事態に。そしてヨドバシ横浜はそのレアな店舗に。つまりゴールド、シルバー組が殺到することが予想されました。スペースグレーなら在庫が確保できるかも知れないですが、カウンターなどは混雑するだろうと。で、ヨドバシの町田や上大岡に行くことも考えたんですが、各auショップにも数台ずつくらいは入りそうだという雰囲気だったので、「とにかく近場のauショップで1位につける」という方針にしました。幸い車で数分の距離に複数店舗あったので、日付がかわる頃から何度か偵察に。0時過ぎ、3時過ぎ、4時半の三回とも0人だったたまプラーザ店に並ぶことに。「始発を過ぎると人が増えるのでその30分前」という読みです。ちなみに近所のあざみ野auには3時時点で一人、同docomoには4時半時点で一人が並んでいました。どこも行列用にスペースは夜のウチに設置してくれていってありました。最終的にヨドバシでなくauショップでいいやと判断したシグニファイアはそれです(全く入荷見込みがなけりゃそんな準備しないだろうと)。

たまプラ店は徒歩圏ですが、なにかあって急な移動が必要になるかもとわざわざ近くのコインパークまで車でw。寒いという書き込みが目立ったので長袖シャツと、携帯マグにカルピス(←好物)、Nexus7 2013に自炊小説を詰め込み、例の椅子をひっさげて4:40分位にはお店の前に。もちろん無人。他の2店と違い照明をついておらず暗め。結局次の人が来たのはやはり始発が走り出す30分後位でした。

最終的に8時の開店頃には30人近くはいたでしょうか。なんと、地元ケーブルテレビのiTSCOMが取材に来ていて当日のニュース番組に思い切り映ってしまいました…撮影クルーに何時から並んでたか聞かれて4:30だって答えたのに、番組では6:30と紹介されるという捏造ェ…

itscom

入店後にモデルや連絡先などを答えるアンケートに記入し、数分でカウンターへ。結局20分程度で受け取り店を出ることができました。店内処理としては過去最速だった気がします。ただしヨドバシと違って、その場で開封してアクティベートまで行い、電話の発信確認までする辺りがいかにもキャリアショップですね。「一番は自分の手で!」って人には向かないかも知れません。あと、事前にMNP予約番号を取ると引き留め工作でauポイントが10,000~15,000ptもらえるということだったのでチャレンジしてみたんですがもらえずMNP番号だけ発行された状態だったんですが、それがちょっとひっかかって、店員さんがセンターに電話をしてキャンセル手続きをしていました。そのお陰で全国受け取り順が500位くらい下がったかも知れませんw。MNP予約番号っで取っただけではなにも効力を発揮せず、2週間たてば自然消滅すると思ってたんですが、MNPする気がなくなった時点できちんとキャンセルしといた方がいいみたいですね。まぁ、ほんの1,2分のことですが。

あと、その場でSIM差し替えまでしてしまうので、新規メール等が新端末の方まで来てしまいます。新端末にしかないデータがある状態で旧端末のバックアップをリストアするとデータ欠損が生じてしまいます。具体的には機種変更完了直後のauからのSMSとか(初期設定のURLとか書いてある)。これを防ぐには新端末の電源を一旦切っておくなり、SIMを旧端末に戻すなりしておくのが吉ですね。そのまま仕事に行かないといけないって人はもういっそアクチとかいらないから未開封でくれと頼んでみるのもいいかも。

 

なんやかんやで不安な日々を過ごしましたが、ふたをあけてみればスペースグレーの在庫はどこも余裕だったようですね。ただまぁ夜にヨドバシにいったら手続き待ちの行列もすごかったので、受付開始30分後にはもう帰宅していたというスピーディさを考えると正解だったかなと思っています。3,4時間の行列なんて事前予約の時にでもしてますしね。キャリアの管理システムが負荷で落ちるのも恒例行事なので、開始30分以内に滑り込むのも大事だったりw。そういえば今年からオンライン予約受付をはじめたヨドバシもやっぱり落ちたとか。

てことで、事前だろうが当日だろうが、受け付け開始が夕方よりは朝イチの方が始発という壁がある分、(徒歩や車でいける勝ち組にとっては)有利な展開となりました。終わってみればこれはこれでアリな販売方法なのかなとも思ったり。もちろん普通に受け付け1時間以内にまったり申し込めば当日受け取れる、って位になるのが理想ですけどね。まぁ、品薄演出をしたいAppleとしてはそれが可能だとしてもやりたがらないだろうなぁ。

ファーストインプレは次エントリで。ちとカメラ(DP2s)が壊れてしまって修理に出したので写真どうしようかな…

10分で学ぶiOS7 ~旧バージョンから操作方法が変わった点~

Pocket

iOS7では画面デザインだけでなく、操作方法が大きく変わっています。新しい操作が加わっただけならいいんですが、今までの操作方法が通用しなくなった部分が少なくありません。そして、ジェスチャーベースのiOSの操作は、見た目に手がかりがないことも多いので、知らないとなかなか気付けないでしょう。

てことで、iOS6以前を使っていた人が戸惑いそうな点を動画にまとめてみました。もともと身内向けに考えていたので、自分のiPhoneで普通に撮って、後からやっぱり一般公開しようとボカシをいれまくってますw。色々見辛かったらごめんなさい。

参考になれば幸いです。

iPhone5s行列用の折りたたみチェアを調達

Pocket

ここに来てまたiPhone 3Gの行列の悪夢再来とは、、、>iPhone 5sは事前予約無し

年々予約システムが改善されて、予約受付日に早めヨドバシに行けばほぼ確実に入手できるようになっていたのい、また逆戻りですね(嘆息)。

まぁ、当時と違って電子書籍とかテザリングとか暇つぶしガジェットは充実しているのは幸い。3Gの時はE-MONSTERで某hkondo氏にチャットつきあってもらって有り難かったなぁ。

さて、まぁそれでも多少なりともより快適に行列する為、今年は折りたたみできるミニチェアを調達してみました。

右にあるような選択肢の中で、折りたたみ時のコンパクトさと使用時の快適さの間で揺れ動きましたが、結局背もたれがあって一番楽そうなC1-72にしました。そう滅多に使うものでもないので、1,500円程度で買える下2つに比べやや高いのが気になりましたが、まぁ来年以降もどうなるかわからないので投資。

IMG_3588

MacBook Air 11”との比較。

思い切りもたれるとフレームがたわむ感じがするし、思い切り体重をかけるのはさすがに不安ですが、まぁ地べたに座るよりははるかに快適そうです。

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3586

収納状態(ケース付き)。他の2候補よりは大きいですが、これくらいなら普段MacBook Proを入れているバッグに入るかなと。


あとはこれに、Nexus7やiPad mini、PSVitaあたりを詰め込んで参戦しようと思います。

Nexus7 (2013)買いました

Pocket

Kindle Fire HD 7”からの乗り換えとしてNexus 7 2013年モデルを買いました。もともと汎用タブレットとしてはiPad、iPad miniがあるのでAndroidタブレットはあまり必要と思っておらず、基本的に電子書籍読むのに手頃な7インチクラス端末が欲しくてKindle Fire HDだったわけですが、やはりKindle(端末ではなくコンテンツ)はコミックの画質が最低レベルで我慢ならなくなったのと、なんとなくタイミングとして新Fireを待ちきれなくてw。まぁ、iPad mini Retinaは9/10には発表されないだろうという賭けに出て。というか、やはり片手でもつのにiPad miniのフォームファクタはやはり無理があるんですよね。

基本、iPadやKindle Fireの新型を待つつもりでギリギリまで悩んだので予約はしてなかったんですが、ヨドバシで発売日夕方に行って普通に買えました。16GBモデルです。最近、タブレットは複数使い分けているので、あまり個々の容量はいらないですね。iPadも次は32GB位にするかも。

■ハード面

軽くて薄くて縦持ちで幅が狭いので片手でも取り回しは良いです。ただやはりiPad mini同様左右の縁が狭いので縦持ちの時の指の置き場には気を遣います。そこはFire HDの方が良かった点。Nexus7で片手の場合はガッとつかんで、音量ボタンでページめくりする使い方一択って感じ。裸だとWebなどの用途にはイマイチ。背面はラバーっぽいコートになっているので、例の吸盤リングは吸い付かず。iPad mini同様、ツルツルのケースが出たら買ってつけようかなと。

液晶の表示(色温度)は良好です。青すぎず、尿すぎず。Kindle Fire HDはやや色温度低めで動画には良かったんですが電子書籍読むにはちょっと黄色すぎたんですよね。

またスピーカーが上下についていて、横持ちした時はステレオになるのもGood。ただし側面部分についているので、手で覆ってしまうんですよね。スピーカーに関してもKindle Fire HDの方が一枚上手な印象。

カメラは使ってないしあまり使う予定もないのでスルーします。

初の非接触充電対応機ですがまだ充電器買ってません(忘れてた)。定番はPanasonicのヤツみたいですね。あと、docomoのワイヤレスチャージャー03が最安だし置き場所もとらず、シリコンカバーまでついててコスパ高い。このどっちかを買おうと思ってます。

■ソフト面

バージョンが4.3とはいえ、使ってみればおおむねフツーのAndroidで特筆すべきところはあまりないです。不満なくサクサク動くと思います。細かいUI上の不満点はありますが、それはNexus7固有の問題でもない気がするので、別途使いやすさ日記やFacebook辺りでツッコむとします。

■動画プレーヤーとして

1920×1200ともなればフルHDをドットバイドットで表示できてしまうわけですが、プレーヤーとしての操作性はフツーなのであんまり使わないかなという感じ。おやゆびでおみたいな片手でさくさく視聴できるプレーヤーがあれば別なんですが(ステマ)。ソニレコやnasneの録画コンテンツを再生できるレコプラも動きますが、TwonkeyBeamのDTCP-IPプラグインを買ってまでは必要ないかなぁという感じ。手持ちのmp4を入れてみましたが、このppiだとあんまフルHDスゲー!って感じはないかなぁ。綺麗は綺麗ですが感動はフツー。16GBしかないので、3,4本入れたら容量足りなくなったしw。

あと先に書いたように片手で左右端をもつとスピーカーを覆ってしまうので、真ん中ら辺を持つか、テーブルなどにおいて使う用ですね(置いて使うとますますフルHDの意味はなくなりますが…)。

■電子書籍端末として

メインの使途である電子書籍端末としては、一言で言うと、縦持ち単ページ読みなら最高。横持ち見開きだと(小さすぎて)ビミョー。自炊の講談社BOX(物語シリーズとか)みたいな縦二段組みの小説がオリジナルレイアウトのままかなり綺麗に読めます。久しぶりにPerfectViewerを使って設定を煮詰めてみたんですが、音量ボタンでページめくりでき、白黒反転やガンマ調整もできてかなり良いカンジになりました。若干ページ送りのタイムラグや、回転時の表示崩れ(一拍して直るけど)が気になるかなという程度。

山口さんのレビューで画質の評価が高かった紀伊國屋書店Kinoppyでも早速一冊コミックを買ってみましたが、確かにKindleとは比べものにならない画質で、これなら不満なく電子版買えるって感じ。まぁ、出版社次第なところもあるので全てのコミックがこうだという保証はないですが、当面コミックはKinoppyを基本に考えておきたいと思います。こちらのアプリもちゃんと音量ボタンでページめくりできるし、画面端タップは左右とも順送りにアサインできるなど、ツボを押さえた出来です(Kindleアプリは未だにこれができない)。またKinoppyアプリはページめくった後に一瞬送れて画質がキリッと締まるのが見えるので、アプリ側でもなんらかのシャープネスフィルタを都度かけてるみたいですね。

■リモートデスクトップ端末として

WUXGAの解像度を持つとなれば、同解像度(24インチモニタ相当)のPCの画面を映してみたくなるのが人情というものです(ですよねっ?)。早速iTap mobile RDPで試してみましたが、残念ながらAndroidのツールバー領域の分があるので、高さ1200はフルに使うことはできないようです。レスポンスは上々。

 

ということで、ファーストインプレですが、電子書籍端末としては確実にKindle Fire HDを凌駕していると感じました。特にKindle以外のストアも使いたい人には現状最強じゃないでしょうか。スピーカーや色温度の面などで動画に関してはKindle Fire HDの方が上をいく部分もあります。Kindleの新型が気になるところですね。