PlayStation VRが届いたのでOculus Rift CV1との比較など

PlayStation VR PlayStation Camera 同梱版

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PlayStation Move モーションコントローラー

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Oculus Rift

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予約解禁時刻にPCに張り付いてて、どうにか(カメラもってたけど)カメラ同梱版をAmazonで予約成功。その後、カメラ無しが別途予約できたら切り替えようと思いつつ、結局ビックの抽選も3回ハズれ、当初予約したカメラ同梱版が到着しました。

PlayStation Move モーションコントローラー

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PS Moveはどうせ買うなら2つかな?でも本当に必要なタイトルがどれだけあるかな?と悩んだあげく保留。キラーコンテンツが出たら考えようかなと。

てことでPlayStation VR(以下PSVR)を仮配線で起動できたので、いくつかデモコンテンツで試したファーストインプレ。

■ハード周り

ハードとしての作りは流石のソニーという感じで、フィッティング、外光侵入の少なさ、それでいて締め付け感の少なさ、などすべてOculus Riftの上をいってると感じました。

まずOculusは嘘か誠か、鼻の高い欧米人向けデザインで確かにσ(^^)なども鼻の部分に隙間があって外光が入りまくりです。「あれ?コントローラーどこ置いた?」とかってちょっと見るには便利だったりもするんですが、没入感という意味ではマイナスでした。レンズの曇りや酔い防止などの意味もあるかも知れませんが。それに比べると、PSVRは鼻の部分にシリコンゴム的なペラペラの板がついていて、どんな高さの鼻にもそっと当たるようにフィットし光を遮断してくれます。ほぼ外光の侵入はないと言えます。

逆に音に関してはOculusと違ってスピーカーが一体化してないので、いちいちヘッドフォンを別につなげるのが面倒。HMD自体をつけはずしする度にイヤホンも着脱しなければならないし、ケーブルも絡まって面倒くさいです。ただ付属の安いカナルイヤフォンは未開封で同じSONYの高級イヤホンEX1000で使ってるせいもあろうかと思います。付属イヤホンは長さが最適化されてるかも知れません。個人的にはOculusのようにオンイヤーなスピーカーが一体化している方がいいなと思いました。ここらは遮音性、没入感との兼ね合いもあるので一長一短でしょうけど。オンイヤーの方が径も大きくなるせいか、Oculusのスピーカーで特に不満は感じてなかったのでデメリットの方が目立ってしまった感じ。

ただのスポンジのOculusと比べるとHMDのフレームの顔辺りはPSVRの方が高級感あるし圧迫感も低い気がします。Oculusはブレがないようしっかりベルトを締めると顔の血流が堰き止められる感じで、これも気分を悪くするのに一役買ってる印象がありましたが、PSVRではいくぶん解消されてる気がします。またディスプレイ部分がスライドする仕組みで、ベルトで頭に固定し、ディスプレイ部分をガポっと近づけるようにかぶる、という2段階装着方式なのもいいかんじ。

カメラはPS4初期モデル購入んも段階で付属版をチョイスしていて不要かなと思い実際に旧カメラのままでセットアップをしましたが、より快適に使うにはカメラの角度調整が肝で、円筒形にして角度を自在にセットできるようにした新型はまさにその狙いがあったんだなという印象。そのうち気力が貯まったら交換しようと思います。ただスタンドの高さが少し高くて、今までの場所には少し収まりが悪い。サードパーティ品でもっと小型のスタンドが出ないかなと思ったり(3Dプリンターで作ろうかしら)。

総じてハードを長年やってきたSONYの技術、そしてコンシューマーゲーム機としての気配りが行き届いているという感想を持ちました。

■映像品質

解像度感は注意してみればさすがにOculusには劣る感じですが、試したコンテンツの範囲ではなぜだかあんまり気になりません。そこそこ綺麗なんじゃないかな。解像度以外のところでうまく品質を補完してる印象。少なくともVR映像ではあまり不満は感じないです。PS4ProになったらFPSも上がってさらに自然になるんですかね?ネットの評判をみてるとサマーレッスンはボケボケと叩かれてるし、そりゃもっと解像度が高ければ感動や没入感も高まるでしょうけど、コンシューマー製品としてはスマホVRとは明らかに違う完成度を感じます。

さすがにシアターモードで本来フルHDの映像を前方に仮想プロジェクタースクリーン的に映すとボケ/ジャギります。実際のフルHDプロジェクター持ちからすると、ちょっとこれは厳しい。じっくり試したわけじゃないけど、ホーム画面とかでみる限り、720pかそれ以下の画質に落ちてます。というかジャギや偽色が気になる。じっと2時間映画を見たいとは思わないです(HMDの重さも含め)。ただ、自宅に大型テレビがない人には代替品としては面白いモードなんじゃないかなと。これで従来の2Dゲーや動画コンテンツを楽しめるんだけど、じっくり映画を2時間見られるシロモノではないかなぁ。一時的に両眼レンズを取り外して、光学的に素直に正面のパネルを見られるようにとかできないもんなんすかね。

■コンテンツ別感想

もう少しユーザレビューが貯まってから考えようと思って、まだそんなに有料コンテンツには手を出していません。

PlayStation®VR WORLDS(体験版)

【PS4】PlayStation VR WORLDS(VR専用)

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ケージに入って深海に沈められるコンテンツ、事前にテレビなどでレビューされてたサメに襲われるバージョンは体験版では試せなあったんですが、ゆったりエイやクラゲに囲まれるVR映像を楽しめます。迫力はないけど酔いも弱め。良いVR体験コンテンツ。これと車道でリージュするヤツがやりたいだけで5,000円台はちょっと悩むけど、まぁ接待ソフトとしてはマストかなとか。実際に接待の機会があったら考えようかなw。

シン・ゴジラ

シン・ゴジラは1分程度の非インタラクティブコンテンツ。焦土化した東京駅(?)で立ち尽くしてると、ゴジラが近くを歩いていって、真上でしっぽがゆらいだり、攻撃ヘリの爆撃に巻き込まれて落石で死んだりする。映像としてもゴジラのモデリングとしてももうちょっと解像度があるといいなぁ。というか解像度の問題というより霞的なエフェクトが足りないのか遠近感が希薄でオモチャっぽい。あと音響もイマイチ。まぁ無料のプロモーションコンテンツだから仕方ないのかな。PSVRの実力としてはもうちょっと頑張れるやろ/頑張ってくれよ、と。

KITCHEN(バイオハザード7のプレビューというか技術デモ?)

以前公開された体験版は操作できる20分くらいのデモだったけど、同名でも今回のは別モノ。1,2分の非インタラクティブデモ。椅子に縛り付けられたままゾンビに襲われる。さすがわざわざ100円にしてクレカ決済しないと買えないようにしただけあって内容はグロい。モデルとしては同僚やゾンビのサイズ感がちょっとおかしいというか小さい。視野が限定されるから無理にそこに入れ込むためにこうなのかな?でもサイズ以前に細身すぎる気もする。ガチで気分悪くなったり気絶とかされないようにデフォルメの一環なのかな?

その他、DriveClub VRのデモは酔いが激しそうでまだ試してない。OculusのProject CARS VRは布団に倒れ込むほど気分が悪くなったのでちょっと不安。というか全体にデモディスク(DLコンテンツだけどディスクとはこれいかに)のロードが長くて萎える。SSD化してるのに…サクサクとあれこれ試せない。まぁレースものとしては本命のグランツーリスモ待ちですね。

 

本当にとりあえず触っただけ、という感じですが、Oculus Riftよりも解像度で劣るものの、手軽でダメージも少ないなという感じ。良くも悪くもコンシューマー製品だし、それとしての完成度は高いんじゃないでしょうか。もうちょっと部品点数、ケーブルが少なければ出張接待プレイもしやすいんですけどねぇ。理想はワイヤレスですが、フルHDや4K級の映像を遅延なく90/120fpsで伝送できる夢の無線通信規格なんてものはまだまだ先になりそうですね(VRでは頭の動きに対して遅延なく映像を更新できないとならないので、一般に4K解像度でストリーミングするのととは要求スペックが全然違う。NetflixやひかりTVでできてるじゃん、とか言っちゃダメなんです)。

PS4用AVリモコン2種比較

「うたわれるもの 二人の白皇」が佳境に来ております。前作「偽りの仮面」のラストで衝撃の展開となった続編としても、旧作「うたわれるもの」の事後談が気になって仕方なかった人にも色々美味しい展開でオススメです。アニメ化してくれよ、、、

うたわれるもの 二人の白皇

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さて、PS4版でプレイしてますが寝転がってADVパートを読み進めるのにDual Shock4が辛いってことで、AVリモコンの導入を考えました。去年、海外品(写真左)を購入してたんですが、

  1. △○×□ボタンの位置が横並びで脳内にあるDS4での並びからマッピングするのが辛い
  2. いちいち「TV」モードにしないと音量ボタンが効かない(もちろんTVモードだと他のPS4向けの操作が一切効かない…)

という二重苦があって不満だったので、ようやく今夏国内流通品として初登場のHORI版(写真右)BD/TV マルチリモコン for PlayStation4を追加購入。

 

やや大きいものの、△○×□ボタンの配置も十字ボタンを取り囲むような配置になっており、45°回転してるとはいえ、DS4の並びに近いので素直に指がいきます。PS3の時にSONYが純正で出していたものと同じじゃないですかね。

そして2の問題も改善されています。ちょっと音量調整したいなって時に、いちいちモードを切り替える必要がありません。PS4操作に音量ボタンは不要なのだからこうなっていて当たり前でしょう。厳密にはAMPモードとかもあるのでどっちの信号を出すべきか決めなければならないわけですが、北米製品だとそこを決めきれず「どっちの信号も出さない」というロジカルだが最悪な選択をしたものと思われます。

HORI版の惜しいところは再生操作系が一番下に配置されていて、持ち替えないと指が届きにくい点。DVD/BDプレーヤーとして使う場合、音量ボタン、CHボタンよりも使用頻度は高いのでここら辺のレイアウトは北米版の方が好みです。

で、これで「うたわれ」のプレイが楽になったか、、って話ですが、残念ながら箱の裏に書いてある通り「ゲームを操作することはできません」でした…そういえばHORI版は発表直後に予約いれたものの、その後キャンセルしたんだった。これが理由だったか…

初代PSやスーパーファミコンの頃はグリップコントローラーと言う片手コントローラーがよく出てたんですが、最近ちっとも出ませんね。アスキーさん、どうか復活よろしくお願いいたします。

遠隔操作/監視対応自動給餌装置カリカリマシーンSP

クラウドファンディングMakuakeで先行注文を募っていたインターネット対応自動給餌装置カリカリマシーンSPが届きました。

特徴としては、

  • iOS/Androidアプリから遠隔操作で指定量(10g単位)のドライフードを給餌
  • その様子をカメラとマイクで中継
  • スマホマイクを通して話しかける事も可能
  • 複数のタイマーで予約
  • タイマー動作時に通知が来るので、カメラ映像を開いて待ってることも可能
  • 万一電源が落ちた場合でも、乾電池(単1×3)駆動で定期給餌動作は継続

といったところ。泊まりの外出の時などに、多めにご飯を出していくのですが、無計画に目に入ったご飯を食べ尽くしてしまうので導入してみました。こないだなんて我々が出発する前に既に食べ過ぎて吐いてたり(^^;)。あと一週間早く届いていれば、、

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投入口と操作パネルはフタで覆われ、ボタンを押しながら出ないと開かないようになってるので、勝手にあけて中身をつまみぐいされることはなさそうです。逆に普段の開け閉めは片手でやりづらくちょっと不便。タンクの内側と排出トレイは外して洗うことができます。

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初期設定は、本体の発する仮SSIDに接続すると、アプリが自宅のWi-Fi設定を書き込んでくれる方式。まぁ最近では割とよくあるヤツ。5Ghzに対応していないので必ず2.4GHzのSSIDを指定する必要があるんですが、その辺りもマニュアルに触れられていて好感度高し。ただし何故か一回目は失敗。具体的なエラーが出ず困りましたが、iPhone自体に普段設定してなかった2.4GHzネットワークの設定を追加してからやり直したら成功しました。

アプリのホーム画面はこんな感じ↓。

img_8554

青丸の部分を右にスワイプすると手動で給餌するボタンになります。プラスボタンでタイマー設定を量と共にプリセットでき、標準時計アプリのアラームのように個別にON/OFFできます。

「ビデオ」タブに移動するとこんな感じで内蔵カメラの映像がリアルタイムで見られます。

img_8563

microSDを刺しておくと自動録画もできるようですが、現在到着待ちでまだ試していません。マニュアルにも公式サイトにも、何GBあれば何分録画できるといった情報がのってなく、対応規格すら不明ですが、まぁ無難なところでSDHCの32GBを注文してみました。この手のIoT製品に使われるコンポーネントは世代的には古かったりするので、64GB以上(SDXC)だと冒険になるかなと(スマホの中なんかには刺さってるので刺し替えて試せばいいんですが面倒で、、)。この辺り、メーカーさんにはもう少し情報を出して欲しいものです。注文したのはこちら↓。

あとアプリでクラウドサービスのためのアカウントを作成する画面があるんですが、当初パスワードに14文字設定したみたところ「12文字以上にしてください」とエラーになって進めず。何度数えても打ち直しても12文字以上になるのに、、と思ったらこれ「12文字以下」の誤訳だったようです。試しに短くしてみたらあっさり通りました。確認もなしで…12文字以下なら以下で別のパスワードをつけるので確認してほしかった。他にもところどころ意味不明な表記があったりで、ちょっと翻訳の品質は改善の余地がありそうです。

ただ全体としての完成度は高く先行予約で安く入手できたことはとても満足しています。ドライフード専用なので、普段ウェットフードをあげている我が家では旅行時専用かなとも思ってましたが、公式サイトにある通り、早朝からお腹空かせて騒ぎ立てられた時に、スマホからちょこっとだけ給餌しておとなしくさせられるなら常設もアリかなとか。

本人(本猫)も毎度ニンゲンに媚び売らなくてもご飯が出てくる夢のエサ場を発見したがごとく張り付いています(笑)。

img_8557

以下に別のカメラで外出中の遠隔給餌した様子をば。

Braava Jetのパッド認識センサーハック

床拭きに熱心な同居人がいる我が家では、無印ブラーバに続き、新型のブラーバジェットを導入しました

iRobot 床拭きロボット ブラーバ ジェット240 ホワイト B240060

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そして同居人が3タイプの吹き方と使い捨て/ウォッシャブルのパットを試した結果、使い捨てではないウォッシャブル(水色)を常用したいという結論に至ったようです。水の少ないオレンジでは吹き方に不満があるんだそうで。しかしウォッシャブルは国内では3色セットでしか販売されておらず、水色だけ欲しい人にはかなり割高。

iRobot クリーニングパッド(洗濯可能) 3枚セット 4503471

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海外で売ってるものをひっぱってきて売ってるらしきものもありますが、これはこれでお高い…

iRobotさんにおかれましては、是非種類別のパッケージを拡充していただきたく。

さて、とりあえずeBayでパチモンの格安パッドを注文しつつ、到着まで半月ほどかかりそうなので、余ってるダンプスィープ用のオレンジ(ドライ用の白は薄くて水を含まなそう)を、ウェットとして使えないかと試行。

ブラーバジェットのパッドは本体にセットするプレートに穴があいていて、本体はこの形でをカメラか光センサ的なもので読み取って判別しています。つまりここを騙してやればOK。最初はプレート側に細工をすることを考えたんですが、洗ってもはがれない貼りものを考えると結構大変そうなので、もういっそ一種類のパッドしか使わないなら本体側に細工してやれ、って方針に。

img_8501

こちらがブラーバジェットの底面にあるセンサー部分。2列x3段の読み取りセンサーがついています。真ん中の白いのは多分LEDライト的なものでしょう。つまり理論上6bit=64種類のパッドを見分けることができるんですかね。将来種類が増えたりするのかな?で、ウォッシャブルなウェットパットは外側3つを黒(反射無し)にすることで識別していますので、適当な紙片を白黒半々に塗ってセロテープで貼り付けてみました。結果、オレンジをさしても白を差してもスマホアプリ上ではウェットと表示され、騙し成功!

これでパチモンが届くまで洗い替えを確保できました。

iPhone7Plusファーストインプレ&RAW撮影テスト

ハンディさを優先してiPhone 6、6sとPlusを見送って来ましたが、今年はデュアルカメラへの期待で初Plusにしてみました。その他、液晶の色再現性向上やステレオスピーカー搭載で、モバイル動画プレーヤーとしての価値向上も見込んで。色は(ジェットじゃない)ブラック。やはり3G/3Gsの頃のような指紋が懸念で。そして今年もSIMフリーです。最後にauで機種変更したのが6の時なので、2年目の1万円引きクーポンが来てたんですが、やはりキャリアの調達力の低さでやきもきするのがイヤで。そして案の定、キャリアの入荷数の少なさ、特にPlusはヒドいらしく、阿鼻叫喚ですね。今は後日SIMフリー化もできるのでリセールバリューはあまり違いがないのかも知れませんが、Apple公式通販の楽勝さを憶えるとなかなか戻りがたいものがあります。

さて、昨日無事受け取りまして、さっそく使っていますが、やはりデカいです。ケースや車載ホルダー、自転車ホルダーなど全て見直し。

まずケースはこちら。もともと発売日にいいのが出揃うと思ってないので、適当な安いTPUクリアのケースを買ってあったんですが、そいつのLightningポートの口が狭くで刺さらないケーブルがあったので、ヨドバシで物色してチョイス。背面にバンド(ハンドストラップ)がついていて寝転がって使うのにヨサゲだったので。せっかくの新色が速攻で隠れてしまいますが、その代わり(?)としてブラックデニム調をチョイス。

先行して買ってあったのはこちら。値段の割にピッタリしていて、TPUの割に薄めで悪くないですが、エッジに指があたると多少ペラペラめくれて気になるのと(離せば戻りますが)、上述の通りLightning端子がギリギリで太いコネクタが使えなかったので。とりあえずの間に合わせとしてはコスパは高いと思います。

ベルトケースはこちら。さすがに存在感ありまくりですが、いまさらベルトケース以外の持ち歩きに移行できる気もしないし、、、ポケットにはSO-02G、反対側にはDMC-CM10が吊られているのでズボンの下がること下がること…

上記NUNOケースは背面バンドの厚みの分、ややフラップの締まりが悪かったですが、折れ曲がり位置を手で強引に変えてやったら一応閉まるようになりました。ちなみに360度回転します。あんま意味ないけど。

自転車用ホルダーはこれ。というか現状維持。アームパーツにiPhone6Plus対応のロングアームが付属していて交換で対応できます。最近マイナーチェンジして、シリコンバンドが追加され、より外れて落ちるリスクが低減したようです(使ってないけど)。ハンドルの太さ(径)でパッケージが違うので購入の際はご注意ください。

そんなこんなでアクセサリ買い換え費用が増し気味。フィルム/ガラスもまだです。

■ハード周り

防水はまだ試してません。というか日常の最大の利用シーンであるお風呂(お湯)は保証外だし、基本的に普段はXperia Z3 Tablet Compactを愛用しているので、なんかリスクを負ってまでお風呂に持ち込む気があまり起きず。ウチはさらに入浴剤入れまくりだし。実家帰省中でXperiaタブがない時なら、入浴剤も入ってないし、試してみようかなくらい。でも上記のような布系のケースだといちいち外さないといけないのでこれまた微妙ですね。基本は保険的な意味の防水かなと。

おサイフケータイの為にSo-02Gを持ち歩いてる身としては、Felica対応は嬉しいです。ただ今SO-02Gで使っているサービスが全て代替可能になるわけでは現状ないので、結局二台持ちは当分卒業できないかなと思っています。電子マネーだけでなく、ヨドバシなどのポイントカードやマックのかざすクーポンとかまで含めて全部集約できる日は来るんでしょうかね。そして二台持ちする以上、PlusにしてしまったiPhoneよりSO-02Gの方がレジで出し入れしやすいので、結局SuicaもS0-02Gのままだったりして、、、

タッチセンサー式にかわったホームボタンは違和感あるっちゃあるんだけど、まぁほぼ慣れた感じです。MacBookやMagicTrackpad2でも使ってますし。ただクリック感はボタンからではなくiPhoneの背面下部全体から感じるのでMacBookとかよりも違和感は大きいと思います。バイブレーションの大きさは1〜3のどれでもいいかなという感じ。冬場は手袋してると押せないらしいので、不便になりますね。

地味に困るのはシャッター音がやたら大きくなってる点。ステレオスピーカー化で上下2箇所から鳴るせい?と思ったんですが、iPhone6をiOS10化した人も大きくなったと感じているようなので、iOSの仕様変更なのかも知れません。ボリュームに応じて変化しないで常に固定になった感じ?意図してやってるとすると今後のファームで戻る可能性も低いんですかね、、、久しぶりに脱獄したくなりました。従来の指でスピーカー口を押さえるテクニックをする場合、今度はLightning端子に向かって右側の全穴と受話スピーカーを抑えないとならないので大変。片手では無理です。

■カメラ画質比較

開梱レビューなど本体を舐め回すだけの写真はゴロゴロしてるので割愛。iPhoneで撮れる写真の方を吟味していきたいと思います。現在σ(^^)はPanasonicの1インチセンサーAndroidカメラDMC-CM10(以下CM10)を併用していて、メモ的なもの以外はそちらを使うことが多くなっています。JPEGとRAWの同時保存をして、JPEGが気に入らない時(おもにホワイトバランス)はLightroomで読み込んで少しいじってシェアするという使い方が多いです。iPhone7Plusはその代替になるか、あるいは同等のことがよりスムーズに行えるかという点が個人的な焦点になります。残念ながらデュアルカメラを活用した被写界深度合成は未実装なので、先の楽しみとなりますが、今回は早速対応したiOS版LightroomのRAW(DNG)撮影機能を含め、iPhone7Plus vs CM10で比較してみます。

対象として静物はこちら。デカールすら不要なレベルで細かいマーキングなども塗装済み。接着組立だけで驚愕の出来映えでした。

基本的には「スマフォ単体での日常シェア」がテーマなので、逆に言えばスマフォでできる加工はアリとしました。なのでせっかくLightroomに持ってったからには結構色味とかいじっちゃってます。純粋な比較にならないという指摘はご勘弁を。個人的にはそもそも色味が気に入らなければ加工してからシェアするのです。まぁだったら「写真」アプリレベルでの加工はしてもよかったんですが。ブログ用に横1600にリサイズしたものを掲載しています(クリックで表示)。生JPEGはNikon Image Spaceにアルバム付くってアップしておきました。13MBのファイルもあるのでモバイル回線で見る時はご注意ください。見出しの()内は生JPEGのファイルサイズ(Nikon Image Space側でのサイズ)です。この記事上の直リン写真はそこまで大きくはないです。

1) iPhone7Plus 標準カメラアプリ 1x (1.96MB)

ip7p

パっと見それなりにシャープ感あって、黒の締まりも良いです。しかし等倍でみるとかなり”絵の具”調の滲みまくりなのがわかります。発売前のレビュー記事も気になってて、これなら7Plusいらないわとも思いました。かなり残念。まぁスマフォの写真なんて等倍で見る機会ないんだからいいんだろと思いますし、4枚の中でダントツでファイルサイズが小さいので実用的には正しい仕様なんだと思います。あとは被写界深度合成アップデートでもう少しボケるようになれば、普段使いにはかなりイケてるカメラになりそうな予感。

2) iPhone7Plus Lightroom撮影+WB/露出補正>カメラロールに書き出し (4.64MB)

ip7p_raw

正直かなり盛ってます。床の色は1)の方がリアルです。WBをいじって、自動露出補正をONにした感じです。拡大してみると偽色こそ出てないもののかなりノイジー。ただしその分シャープネスも維持されてる感じ。直線のマーキングが直線のままという感じ。標準カメラの方は拡大するとインクジェットプリンターで普通紙に印刷したような滲みが出てて細い線が潰れがちになってたりしますが、こっちはそれが低減されてます。まぁ、ファイルサイズも倍なので至極当たり前かも知れませんが、正直安心しました。現像次第ではありますがカメラのRAW的な実力としてはそれなりに解像度出せるんだな、と。Lightroomであんまり露出を盛らないようにすれば、あるいは優秀なノイズ除去フィルターが出てくればかなり使える撮影方法かなと。あとでPCでじっくり現像したいような用途にもそれなりに使えるかも知れません。

またLightroomアプリ自体の軽さもAndroid版よりかなり快適。Lightroomって基本的にクラウドサービスなので、一旦サーバーにアップロードしないと調整項目がグレーアウトしていていじれない感じなんですが、iOS版はほぼ即座に編集にとりかかれる。もしかするとローカルで直接RAW(DNG)をいじれる??CM10での現像は「一応可能」というレベルでレスポンスはかなりストレスなので、これも嬉しい。

3) CM10 標準カメラアプリ 絞り優先 (8.11MB)

cm10

まずファイルサイズの違いにドン引きです。解像度はこちらが5472 x 3648(2000万画素)、iPhone7Plusが4032 x 3024(1200万画素)なので倍は違わないわけですが、圧縮率設定がかなり違うんでしょうか。正直あまり今まで気にしてませんでしたが、そりゃDNGでLightroomサーバーにアップするのにあれだけ待たされるわけだ、という感じ。このJPEGをそのままFacebookなどにアップするのも結構通信量食いますね。アプリの場合、画質落としてから送ってるんでしょうか?

気を取り直して画質。iPhone7Plusは1xで撮ったので広角側レンズ/センサーを使ったとしてF1.8。CM10はF2.8なわけですが、こちらの方が背景が綺麗にボケてます。食事カメラとしては大事。等倍まで拡大した時のシャープネスもやはりこちらの方が上。まぁファイルサイズ4倍だしね…

4) CM10 標準カメラアプリ RAW保存 LightroomでWB/露出補正>ギャラリーに書き出し (13.20MB)

cm10_raw

これまたデカい。13MBて、、

でもやっぱ綺麗。WBの出し方はLightroom共通って感じですかね。

 

等倍拡大の比較も貼っておきます。まずiPhone7Plus標準↓。

tm_ip7p

ノイズは抑えてますが輪郭が絵の具ですね。ザラザラしてない分、JPEGデータとしては縮むわけです。繰り返しますが通常ここまで拡大して見ないので実用性優先の設計としてはアリでしょう。しかしFoveon信者、等倍厨としてはちょっと残念な画質です。コントラストも高めで、キャノピー周りの黒いパーツは「Δ05」の黒さが際立ちます。こういうメカものの時は良いですが、自然や食べ物だとどうなんでしょうね。

そしてiPhone7Plus(RAW) + Lightroom。

tm_ip7p_raw

ノイジーですが白と青ラインの境界がクッキリしてます。たぶんここまで露出を持ち上げてなければもう少しノイズも抑えられたんじゃないかと思います。

で、CM10標準。

tm_cm10

同じ500×500に切り抜いてても、元のサイズが違う分、やや画角が狭くなっています。ノイズと精細感のバランスはまずまずじゃないでしょうか。

最後にCM10 RAW + Lihtroom。

tm_cm10_raw

こちらは偽色ノイズが出てますね。

 

てことで、被写界深度合成という真の力を封印された状態のiPhone7Plusでは、(食事/ブツ撮りやポートレートのようなボカした写真を撮るには)まだCM10を超えられてないという印象。特に標準カメラアプリのJPEGは容量こそお手軽ながらちょっと滲みとコントラスト強調が気になる。ただLightroomの操作レスポンスも含めRAW撮影周りは上々なので、ひと手間かければCM10に肉薄できるなという感じ(そもそもCM10でもひと手間かけてることがほとんどだし)。被写界深度合成に不自然さがなければ、トータルで考えてCM10は退役できるかも知れません。ガチの時はRX100M2持ち出すし…