LEVORG納車されました(レビュー編)

LEVORGの二日乗った時点のファーストインプレ。写真はこちら

■乗り味

SI-DRIVEというCVT制御モードがあって、Iモードが燃費重視、Sモードがパワー重視、S#モードがマニュアル的段付き変速モードなんですが、Iモードで充分すぎるw。どのみちまだ慣らしで回転あげる気にならないのもあるんですが都内で走るのにSやS#が必要な場面はそうそうないかと。Iモードのままでもパドルでシフトダウンして、一定時間でまたDに戻ってくるので、エンブレきかせたりはIモードのままできるし。ブースト計でみるとやっぱり正圧になるまで2,000rpmくらいは踏まないとなので、発進時にターボが聞き出すまでのところで2.0Lの価値はあると思いますが。

ちなみに燃費計は高速も含め10km/L切る位…(カタログ値は13.2km/L)。

ビルシュタインのダンパーは良い感じ。突き上げの多い首都高でも角がとれたカツンカツンって衝撃。固いんだけど不快ではない。そしてその分、減速やコーナーでカックンやロールが起きないので気持ち良く走れます。

■出足のバグ?

今週、ECUアップデートで話題になってる現象と同じかわからないですが、確かに交差点発進で一瞬トルクが出ないことが2,3回ありました。あと、下り坂状態で切り返そうとした時にバックに入れてブレーキを開放したら、ズルっと前に進んでビビったことがやはり2,3回。ようはバック方向にクリープが全くない感じ?車中もCOLTより大きいせいか本当にズルっと進んで恐かったです。

アップデートによる工場出荷遅延には巻き込まれなかったけど、そういえばアップデートされてるのかしら。もしかするとEyeSight Ver.3のAT誤後進抑制制御や後退速度リミッターが影響してるのかも。これはコンビニ突入とかを防止する為に、異常な後方加速を制限するものなんですが、坂道だから強めに後進踏んだ場合に異常加速と見なされてる??今度ディーラーに聞いてみよう。速度リミッターは解除もできるから同じような場面で比べてみようかとも思います。

■EyeSight Ver.3

横浜から東名のって首都高もしばらく走ってみました。レーンキープはさすがに首都高の曲率はフォローしきれず度キャンセルされるので油断はならないけど、確かにゆるいカーブは勝手に曲がる!未来だ!警告の縞々があるカーブ(よりコーナーと呼びたくなるようなとこ)は完全にアウト。それ以外でもたまに見失う。たぶん、普段の無意識のステアリング操作がアクティブにアシストされて長距離乗った時に肩が楽かも、って位の使い方が正しいんじゃないかと。
一方ACC(オートクルーズコントロール)は快調。もともと学生時代のフェアレディZ(Z31)からCCを愛用してた身からすると、速度自動調整と液晶に設定速度が可視化されてるのは待望のアップグレード。ただこれも完璧ではなく、あくまで先行車をカメラで認識して追従するだけなので、ETCゲートとか、先行車がいない急カーブとかではたぶん効かない(先に自分で減速したのでわからないけど)。

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早速渋滞にも遭遇。これは楽です!先行車を見失う可能性もほとんどないので、足はかなり楽できます。ただし完全停車からの再発信は手動でACCスイッチを操作してやるかアクセルちょい踏みが必要です。この辺は完全自動化させない為の自主規制でしょうね。

もともとは緊急ブレーキシステムだし、それの付加価値としてはおおいに有りだし実際楽だと思うけど、メーカーも重々言ってるように頼りすぎはアカン、てことですな。

ただトレードオフとして(カメラへの写り込みやノイズ防止の意味で)で禁止事項が地味に多いのが難点。フロントガラスにドライブレコーダーやステッカー貼っちゃダメ、ダッシュボードにレーダーとかのガジェットを設置するのダメ、フォグを白以外の色にしちゃダメ、フロントガラスを撥水コートしちゃダメ、タイヤ径変えちゃダメ、など。あくまで動作保証のための条件ということで、実際には少し位平気なんでしょうけど、違反していてもし緊急時にブレーキ効かなかったと思うとなかなか心理的抵抗が高い。SUBARU純正のEyeSight対応撥水コートなんてのまであるんですがお高いんですよねー。来年の梅雨になったら考えようかな…

■取り回し

やはりデカいw。立体駐車場なのでドキドキ。コーナーセンサーつけてマジよかった。世田谷とか杉並はしばらく行きたくない…

■その他ユーティリティ

本革シートとセットのメモリ付きパワーシートはいいです。二人で交互に乗るので、各自のキーレスでドアあけると自動でプリセット状態になるのは神。ただ解錠操作ではなくドアをあけた瞬間から動き出すのでちょっと遅い。また二人ともがスマートキーを携帯していて、先にもう一人が助手席側を解錠すると、後から運転席側ドアをあけた時に、助手席の人のプリセットが実行される。スマートキーのボタンでやった場合は見分けが難しいんでしょうけど、ドアハンドル使って開けてもなるんですよね。若干詰めが甘い。ソフトアップデートされないかな…

ちょっと腰が痛くなったのでランバーサポートを調整してみて様子見。冬場のシートヒーターも楽しみ。

メーターは格好いいけど、FUELと速度、水温とタコが一体化されたようなデザインになっててちょっと見辛いです。速度はデジタルで液晶に出しておくのがよさそう。

スマートキーレスの鍵がちとデカい。当面はキズも気になるんですが、従来のSUBARU車のものと形状が違うのでまだピッタリのケースがない…ちょっと形があってないですが従来のSUBARU車用のシリコンケースを無理矢理かぶせて時間稼ぎをしています。はやく純正でもサードパーティでもいいから対応品が出ないですかね。

■オーディオ

彩速Z701を取り付け。あえて差分を体感するため、SonicPlusはまだつけてないし、大音量も試してないんですが、純正スピーカーでも絶望するほど悪くないかもという感じ。同乗者がいて控えめの音量で聴く分には。ただまぁ彩速自体、CyberNaviに比べると感激するほど音がよくないので、ボトルネックとまでは言わないけど、COLTの数万のスピーカーで聴いてた時と差が出にくいのかな、とか。やはり追々外部アンプはつけたいなぁ。まずはバッ直ですな。

LEVORG納車されました(フォトギャラリー編)

2014年8月8日、約5ヶ月の納車待ちを経てようやくLEVORGが納車されました。

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仲良く2ショット。すごく駐車が下手に見えるのは、ディーラーの人が荷物の積み替えがしやすいように間隔をあけてくれたせいで、σ(^^)がやったんじゃないんだからねっw。いやぁ赤いわー。さすがに次は年齢を鑑みてオトナカッコいい白とか思ってたんですが、共同購入者の意見に押され、、まぁ交換条件としてSTIエアロ(アンダースポイラー3点セット)をつけることで合意したし、今はこれはこれでと気に入ってるんですけどね。

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フロント。ガンダムぽい。オプションの5連LEDアクセサリライナーもギラギラしててイイ。


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サイド。スポイラーに小さくSTIロゴが入ってるところが細かい。


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リア。このエアロはあまり目にしないし正直なきゃなくてもいいかと思ってたけど、やっぱりあった方が締まるかな。


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純正アルミ。風車っぽい造形なんだけど、これ左右で同じ意匠な(対称になってない)んだぜ…。

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給油口が運転席側にある車初めてなのでしばらく慣れない予感。移動距離としては短くていいはずなんだけど。あとキャップは紐付きでリッドの裏側にホルダーがあるタイプ。忘れなくていい。

COLT Ver.R売却

2014年8月8日、二代目の自分専用車であり、初めて自分で新車として購入したCOLT Ver.Rを売却しました。LEVORG納車と同日に入れ替えで。当初、車検も翌年まであるしSERAの時のようにしばらく実家に温存ということも考えたんですが、SUBARUで9万、三菱で20万そこそことディーラーでの査定があまり芳しくなく、高速代やガス代使って愛知まで移動(最終的にまた処分する時にまた関東に移動することも含め)したりするコストや保険料がバカにならない気がしてきて。納車三日前位に方針変更して急遽買い取り店をハシゴ。(多分)比較的小さい店が27万でといってくれて、そのあとアップルなど大手をまわるももっと低く。最後にいったガリバーが対抗で27万+QUOカード1,000円という微妙な条件を提示(笑)。最初もっと低かったのを担当が4回くらい上にかけあってその条件(しかもやたら芝居クサイ)。正直それなら最初に27万サクっと出してくれたとこに、、と思ったんですが、偶然にもガリバーがSUBARUの真正面で、COLT渡して陸橋渡るだけでSUBARUに着く、という好立地で決めましたw。

ちなみに、バイナルグラフィ(ステッカー)の評価は、貼った本人である三菱はマイナス査定、他は差別化として売りやすいからむしろアリというところが多かったです。三菱よ…

なんか急展開で別れを惜しむ間もなかったですが、走行距離8.7万km。最近バッテリー交換したりアンダーカバーが破れて交換したりでディーラーでのメンテナンスも惜しまずやってきたのでまだまだ良コンディション。バイナルをはがした上で売られるかどうかは未定ということだったけど、またどこかで良いオーナーさんに乗ってもらえるといいな。

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ようやくレヴォーグ2.0GT-S乗れた。バッチリだった。

発売を6月20日に控え、ようやく各ディーラー店舗に1.6GT以外の試乗車が配備されだした模様。予約した店舗からの連絡はなかったけれど、2ch情報を元に東京スバルのサイトで確認したら本郷店に2.0GT-S、つまり予約したのと同じグレードが配備されていることが判明。早速言って来ました。朝から試乗客が多かったそうだけど、ちょうど夕方行った時にはそれも途切れてアポ無しでも待ち時間ゼロで乗れました。

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2台並んで見るのも初めて。写真でもグリル部分の違いはわかりにくいですが、中の三本の横棒が左の1.6GTはグレー、右の2.0GT-Sは真っ黒という違いがあります。これまた写真で見切れてて失敗ですが、ヘッドライトの奥側の部分がメッキと黒という違いはあります。全体に1.6GTの方がおとなしめ、2.0GT-Sの方がワルイ感じです。

そして試乗。1.6GTの時に「出だしはターボラグ&CVTという二重苦のせいかコンマ何秒もたつく気もしたけど、一瞬のラグの後モリっと加速する。」と書きましたが、ラグ自体は同じ。ただしその前の段階の素のトルクがやはり1.6->2.0で違うらしく、「もたつく」という印象は無し。最初からパワフルで、その後で上乗せでドカンと来るという感じ。街乗りならIモードで充分。まぁ燃費無視したらSモードの方が楽しいんだろうけど。都心の夕方だったのでS#が試せるほどの道路状況ではなかったのでほとんど触らず。ただパドルでのエンブレ原則は充分に効きを感じられたので良かった(オーバードライブをカチカチON/OFFする派)。ちなみに燃費表示は5km/L…

もうひとつ前回の1.6GTからの大きな違いはビルシュタイン。動き出してすぐ、担当氏が「そこの敷地から出る段差でわかりますよ」と言いましたが、確かに。ショックがマイルドになってる。それでいてふにゃってはない。路上のマンホール踏んだ時にもコツンという湿った感じの短いショックを感じるのみ。1.6GTはもう少し乾いたカツン(ガツンほどまでは言わない)だったのに比べ高級感があり違和感が少ない。そしてカーブのところで「少し出してみても大丈夫ですよ」というので少し速めに進入してみると、イイカンジのロールしなさ。まぁこれは1.6GTでも同じだったんだけどホントかなり良い。

ステアリングホイールも本革巻きになり質感が向上。径が小さめながら適度な重さがあり、また太さがやや太めでしかも10時10分の位置にコブがついているのでとにかく扱い易い。σ(^^)にとってのベスト革巻きステアリングホイールは実家のVWパサートなんですがそれと並ぶかも。COLT Ver.Rのも滑らずに扱い易く好きなんですが、パサートやレヴォーグのは表面がほんの少しだけふかっとしてて手触りがいいんですよね。青ステッチもシャレオツ。

ナビは今回も非装着で純正スピーカーも試せず。担当氏曰くデッドニングはした方がいいかも、とのこと。

また街中だけだったのでEyeSight Ver.3もまたも試せず。「するなら私が運転して同乗してもらう形に」とのこと。二人でいって2周させてもらった上に悪いなと思ったのと、同乗体験だけじゃな、と思ってお願いはせず。これはやはり納車後のお楽しみかな?

 

ともあれ前回1.6GTに不満タラタラだった共同購入者が「全然違う!」と満足気だったのが何より安堵しましたw。お盆に間に合うか微妙ですが納車が楽しみでなりません。

レヴォーグようやく試乗、ただし1.6GT

ようやくレヴォーグを試乗できました。ただしアイサイトの生産遅れの関係で1.6GTのみ。予約した2.0GT-Sとは排気量やダンパー、SIドライブのS#がないなど足回りはかなり別仕様。それでも乗れるならとディーラーに配備初日に特攻。色はホワイトパールでした。

もういきなりディーラー敷地から道路に出る段差でボディ剛性がガチガチに固いのは感じました。昔試乗したシロッコを彷彿とさせる戦車感。段差超えても交差点曲がっても大きな鉄の箱に囲まれてる安心感。好みです!あの試乗した時のガッチリ感が忘れられないシロッコと同等でかつ適度に扱い易い車幅。これは理想のボディかも(全長長いけど…)。遮音性も上々で個室感があります。

出だしはターボラグ&CVTという二重苦のせいかコンマ何秒もたつく気もしたけど、一瞬のラグの後モリっと加速する。CVTでよく言われるラバーバンドというほどの遅れはない印象。気にしてると気付くかなという程度。ラグの後の加速は街乗りには充分なトルク。むしろ慣れないとビビる。ただまぁ道路の前が詰まっててあまり踏めず、パドルもほとんど試せず。それでも感触としては高速の追い抜きとかでももっさり感は感じないんじゃないかなと。1.5ターボのCOLT Ver.Rと比較しても車重が増えたことを感じさせない上になお速いと断言できます。2.0とS#使ったらどうなるんだ。っていうか使う場面あるか?

参考として、同行したマークIIクオリス2.5L乗りのからすると少し物足りない様子。そこはNAのレスポンスの良さの違いですかね。でもσ(^^)もちょくちょく乗るけど、あれ決してトルクがある車ではないからなぁ。踏んだら踏んだだけ加速はするけど、発進とか高速合流とかでは数千回転位まで甲高く回してやっとという感じ。レヴォーグは1.6でもそこまで踏まなくてもモリモリグイグイ来る。ただNA+ATに比べちゃう兎とさすがにほんのちょっとラグがあるかなという。

試乗車だし踏んでみたくなる車なので仕方ないのだけど、燃費計は平均8km/L台と振るってなかったのが気になりました。カタログ燃費17km/Lから半分かよ、と…

1.6なので2.0GT-Sと違ってアイドリングストップ対応。特に再始動とかで違和感は無し。軽く踏んで止まるだけだとアイドリングは続いてて、少し強く踏むと止まる。すぐに青になりそうって時はあえて止めないという制御もできるのはいいかもなぁ。ま、2.0GT-Sだと関係ないんすけどね…

足は固めで路面の凹凸が素直にカツンカツン来る。気にはなるけどすぐ収束するから不快ではないかな。マークIIクオリス乗りはかなり気になった様子。σ(^^)は逆にあのぐんにゃり感が苦手なのでレヴォーグの固めの足の方が好み。ここはビルシュタインのGT-Sではどう変わるか楽しみな部分でもあります。

メーターは常時照明で見やすい。青と白のLED照明ぽいけど適度な輝度があってクッキリ。ただFUELがタコの続きみたいな並び(同じ円周上に0rpmの下にFがくる)になってて慣れないとちょっと違和感。マルチファンクションディスプレイの視認性も上々。予想航続距離が出るのは便利かも。

微妙かもと思ったD型ステアリングは思ったほど違和感なく、小さめ(?)な直径もしっくり。これでGT-Sの本革巻きになればかなりヨサゲ。重さも申し分無し。1.5tの車重があるとは感じさせない軽さであありつつ、安っぽい遊びもなし。多くのレビューで「しっとり」と書かれてますが、まさにそんな感じ。ウインカーレバーの太さや感触も高級感を感じ無駄にウインカー出したくなるw。

新デザインのスマートキーがやや大きいなぁという印象。絶対的なサイズはそうでもないんだろうけど、涙滴型というか砲弾型というか太い部分とくびれ部分があるのでそう感じるのかも。

一周した後ドライバー交代して敢えての後席乗車。さすがにコンパクトカー乗りからするとゆったり。むしろ4人ドライブの時に会話に困るかも。足元は電動シートではないので広々。これは電動シート車だともう少し(シート下の空間が)狭くなるはず。

助手席のグローブボックス部分の加飾は2.0GT-Sのシルバーカーボン調よりもこの1.6GTのマットなシルバーの方が正直好み。カーボン柄ってあんま好みじゃないんだよなぁ。

 

ともあれ乗ってみて落胆する部分はなく、むしろ納車が余計に楽しみになりました。(排気量だけで言えば)個人的には1.6で充分という感じ。

以下は今回は試せなかった部分。6/20の発売日以降、別グレードでの試乗を楽しみにします。

  • アイサイトVer.3
  • 電動パーキングブレーキ+オートヒルホールド
  • 純正ナビ
  • 車庫入れ